「君を愛せない」と言った旦那様の様子がおかしい
「すまない、僕はもう君の事を愛してあげられないんだ」
初夜にそう言われた私はカッとなって旦那様を部屋から叩き出した。
そっちがその気なら、私だって嫌いになってやるわ! 家の事情で二年は離婚できないけれど、後からどれだけ謝って優しくしてくれたって許してあげないんだから!
そうして二年後に白い結婚が認められ、以前からアプローチしてくれた王子様と再婚した私だったが、まさかその後、旦那様と二度と会えなくなるなんて――
※「君を愛せない」系のアンチテーゼ。バッドエンドですがこういうケースもあり得るかなと。
初夜にそう言われた私はカッとなって旦那様を部屋から叩き出した。
そっちがその気なら、私だって嫌いになってやるわ! 家の事情で二年は離婚できないけれど、後からどれだけ謝って優しくしてくれたって許してあげないんだから!
そうして二年後に白い結婚が認められ、以前からアプローチしてくれた王子様と再婚した私だったが、まさかその後、旦那様と二度と会えなくなるなんて――
※「君を愛せない」系のアンチテーゼ。バッドエンドですがこういうケースもあり得るかなと。
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これを下地にした長編でハッピーエンド終わりが読みたいかな~
なんかだれも救われない話はあんまり好きじゃないので💦
短編を読んでいただきありがとうございます。
この話は「君を愛さない」系主人公が相手が反省しても意固地になってるパターンが多くて、「もし相手側に事情があったら?」という実験で書いたものです。
私自身、誰も救われない話は好きじゃなくて、本当はざまぁ対象も(反省すれば)含めて皆ハッピーエンドがいいんですよね。
短編自体は読み切りのつもりで書いておりますが、ご好評いただけるなら長編に練り直そうかなと思っています。
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『人の話は最後まできちんと聞きましょう』
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