名乗るほどの者ではございませんが、チャーシューは大盛りです
コールはしがないラーメン屋の息子である。
たとえ父が異世界から転生し、母が魔王の娘であっても、コール自身は何の取り柄もない、普通の少年だ。
それでもこの世界に『ラーメン』という概念を持ち込み、客を笑顔にさせられる両親を尊敬していたし、自分もまた店を立派に引き継いで、可愛い嫁をもらうのが夢だったのだ。
そんなある日、いつものように出前から帰ろうとすると、どこからかラーメンの匂いが漂ってきた。注文を受けた家とは逆方向から、『かわいいオーガスティン』のメロディーと共に。
※第2回次世代ファンタジーカップ参加作品。「豚飼い王子」をテーマに書きました。
※「小説家になろう」にも掲載。
たとえ父が異世界から転生し、母が魔王の娘であっても、コール自身は何の取り柄もない、普通の少年だ。
それでもこの世界に『ラーメン』という概念を持ち込み、客を笑顔にさせられる両親を尊敬していたし、自分もまた店を立派に引き継いで、可愛い嫁をもらうのが夢だったのだ。
そんなある日、いつものように出前から帰ろうとすると、どこからかラーメンの匂いが漂ってきた。注文を受けた家とは逆方向から、『かわいいオーガスティン』のメロディーと共に。
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ご感想ありがとうございます。
説明不足でしたが、王国がカトリシアの行方を追っているのは同時に王子の身柄を確保するためでもあり、ロジエルはその都度連れ戻されています。あとあれからマクルが対処して、王国関係者が辿り着けない魔法をかけていますが、その辺の描写がすっかり抜けていました。改訂版では入れていこうと思います。
(※豚飼い王子は原作があり、執念深さと行動力がまんまアレなので私のイメージだと幽閉してもすぐ脱獄しそうなんですよねw気の済むまで放浪させた方がガス抜きになるかなと……ストーカーをやめるのはカトリシアへの執着がなくなる時ですので、そういう意味で諦められないのが彼にとっての地獄だと考えています)
ご感想ありがとうございます。
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うむ。(*-ω-)
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『見せられた』のだ。
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