157 / 189
未来視編
157 緊急救助隊出動!
しおりを挟む
アトラ大陸が沈んだ海をアトラ海というが、今回ここで災害が発生した。
これを受けて大陸連絡評議会は救助隊を組織し支援物資を積み込んで現地に急行することになった。
俺は高速移動が可能なマッハ神魔動飛行船を持っているので、もちろんこれを提供する。救助隊員は各国から警備隊や衛兵を出してもらうことになった。
飛行船で現地に向かいながら各地で支援物資と共に乗り込む手筈だ。時間との勝負なので、すぐに提供できるもののみとした。
メンバーは新しく大陸連絡評議会の代表になったナエル・シュゼール王が隊長となって組織した。
緊急救助隊のメンバー
隊長 ナエル・シュゼール王 大陸連絡評議会代表
副隊長 ヒスビス・パルス王 大陸連絡評議会副代表
副隊長 リュウジ・アリステリアス王 大陸連絡評議会アドバイザー
リュウジの補佐 女神アリス 担当神
地震調査分析担当 女神カリス
リュウジの補佐 女神ケリス ストーン神国復興担当
リュウジの補佐 女神コリス ストーン神国復興担当
リュウジの従者 ミリィ王女
神聖アリス教国 警備 椎名美鈴と七人の侍女隊、三従者隊
聖アリステリアス王国 近衛神魔動車隊
シュゼール王国 警備隊
パルス王国 警備隊
最近はアリスたちが女神だとバレているので普通にメンバーになっている。
近衛神魔動車隊については王様が居ないが参加するとのこと。
最近、長距離飛行が可能になっているそうで「神魔動車隊」から逸脱しつつあるようだ。何になろうとしているのかは不明。
* * *
緊急救助隊は神聖アリス教国を立つと、まず聖アリステリアス王国とシュゼール王国に立ち寄って救助隊員と支援物資を乗せた。
その後は南北大陸のパルス王国まで直行した。
南北大陸のパルス王国は被災地の近隣ではあるが、あまり被害がなかったので支援国として動いてもらう。ここでも救助隊員と支援物資を乗せた。
* * *
比較的被害の少ないステル王国とモニ王国はパルス王国からの近くにいた定期飛行船と別動隊に任せて、俺達は直ぐにナステル王国を目指して南大陸東岸を南下した。
ここは海の近くまで山がせまる地域だ。海岸に沿って山脈が続いていて、人は住んでいない。
「あれは?」
展望窓から岸を眺めていたナエル王が異常に気が付いた。海岸沿いに深い亀裂が走っている。
「地震の跡でしょうね。ここは、地震の影響が大きかったのかも」
「ここに人が住んでいたら、大変な事態になっていましたな」
一部木々も倒れているし崖崩れも見える。この様子を見たナエル王が厳しい顔つきで言った。
「そうですね。考えただけで恐ろしい」
ヒスビス王はいつになく渋い顔だ。
ここが自分の国ならコーヒー農園を作っていただろう。そんな事を想像したのかも知れない。
* * *
ナステル王国に到着すると救助活動を展開した。
とり残された人の救助もさることながら、多くは海に流されているとのことで海上の捜索が出来るメンバーを総動員することにした。
神魔動飛行艇、七人の侍女隊、三従者隊に加え神魔動車隊が海へ飛び出した。
海上を千里眼や神眼で探しつつ、指示した場所へピンポイントで直行出来るのが大きい。神魔動車がホバリングできるのにも驚いた。救助者を乗せられるので大活躍である。
魔力波レーダーを積んだ神魔動飛行艇も威力を発揮した。
神魔動飛行艇はレーダーで遭難者を見つけられる上に、海面に着水して救助活動ができる。さらに、水中へ探しに行くことも可能だ。
その威力は絶大である。いや、作った自分でもびっくりだが、救助隊のために作られたような機体だった。
さらに、治癒能力のあるメンバーが多数いたのも幸いして多くの遭難者を助けられた。
もっとも、こんなメンバーがいつでも集められるわけではない。あとで魔法学院に治癒師の養成を依頼しようと思う。
今後のことはともかく到着一日にしてかなりの成果が出せた。
緊急救助隊だから数日が勝負なのだが、陸上海上ともに取り残された被災者は、この一日で見当たらなくなった。
* * *
「本当に、ありがとうございました。これほどの支援をいただけるとは思いませんでした」
ナステル王国のホバンズ・ナステル国王が両手を握って感謝の気持ちを伝えてきた。
「早く来れたのが何より良かった。時間との勝負ですからな」成果を出せたナエル王が誇らしい表情で言った。
「我らにはアリス様がついてますからね」ヒスビス王も明るい表情だ。
「それでも出来ることと言うのは限られますが」
俺が言うと、びっくりしたような表情で言った。
「これ以上の援助など思い付きませんぞ。この度のこと、大変驚いております」
まぁ、そうか。これ以上なんて想像できないか。
「リュウジ王は遥か上を目指してますからな」とナエル王。
いえ、目指してません。遥か上はブラックなんで。むしろ人間を目指してます。
それはともかく、予定していた救助活動は終了した。あとは失った物資などの支援になるだろう。これも大陸連絡評議会で検討する予定だ。
ただ、帰る前に原因調査はしておこうと思った。
「カリスさん、どう思いますか?」
神魔科学の神カリスの意見を聞いてみた。
「そうですね。地上の状況は見ましたが、震源を探すには海域も見る必要があると思います」
「なるほど。では、明日から海底調査に付き合ってもらえませんか?」
俺は、隊長のナエル王に言った。
「わかりました」
ナエル王は、あっさりと承諾した。もう慣れた感じだ。
「か、海底調査と言いますと?」
ヒスビス王が驚いて聞いた。海底に潜った経験がないからな。
「マッハ神魔動飛行船は飛行艇だけでなく本体も海に潜れんですよ」
ナエル王が物知り顔で言う。
「ああ、そうでしたね。忘れていました。あの驚異の映像を直接見れるわけですか」
嬉しいような怖いような複雑な心境といった顔のヒスビス王。こういうのは、時間を置かずにとっとと経験してしまうのがいいだろう。
* * *
ヒスビス王の気持ちをよそに、俺たちは翌朝早くに震源の調査を開始した。
沿岸付近の海底を見たいという女神カリスの要請でナステル王国の首都ミゼルを出てすぐに潜航した。
海岸付近の海は本来は南国の魚の楽園なのだが砂が巻き上がっていて何も見えなかった。それでも、旧アトラ大陸の方向に少し進むと、海底に亀裂が見えた。
南北大陸の岸に沿って亀裂が走っていたのだ。
「震源はこのあたりでしょうか」
しばらく進んだ後、深い亀裂を発見して、女神カリスが言った。
「これは、断層ですか?」
「そうですね。それも、かなり規模の大きなものです」
つまり、ここは今後も大きな地震が発生するということだ。
これを防ごうとするのは無理だ。出来るとすれば地震予知だが、さすがに今のこの世界では望むべくもない。
そう考えると、未来視がどれだけ凄い技術なのか改めて思いあたった。
なにしろ、実際に起こる災害を事前に知ることが出来るのだから。
それは予想ではない。予知でもない。検知なのだ。
あの技術、なんとか復活したいものだ。
これを受けて大陸連絡評議会は救助隊を組織し支援物資を積み込んで現地に急行することになった。
俺は高速移動が可能なマッハ神魔動飛行船を持っているので、もちろんこれを提供する。救助隊員は各国から警備隊や衛兵を出してもらうことになった。
飛行船で現地に向かいながら各地で支援物資と共に乗り込む手筈だ。時間との勝負なので、すぐに提供できるもののみとした。
メンバーは新しく大陸連絡評議会の代表になったナエル・シュゼール王が隊長となって組織した。
緊急救助隊のメンバー
隊長 ナエル・シュゼール王 大陸連絡評議会代表
副隊長 ヒスビス・パルス王 大陸連絡評議会副代表
副隊長 リュウジ・アリステリアス王 大陸連絡評議会アドバイザー
リュウジの補佐 女神アリス 担当神
地震調査分析担当 女神カリス
リュウジの補佐 女神ケリス ストーン神国復興担当
リュウジの補佐 女神コリス ストーン神国復興担当
リュウジの従者 ミリィ王女
神聖アリス教国 警備 椎名美鈴と七人の侍女隊、三従者隊
聖アリステリアス王国 近衛神魔動車隊
シュゼール王国 警備隊
パルス王国 警備隊
最近はアリスたちが女神だとバレているので普通にメンバーになっている。
近衛神魔動車隊については王様が居ないが参加するとのこと。
最近、長距離飛行が可能になっているそうで「神魔動車隊」から逸脱しつつあるようだ。何になろうとしているのかは不明。
* * *
緊急救助隊は神聖アリス教国を立つと、まず聖アリステリアス王国とシュゼール王国に立ち寄って救助隊員と支援物資を乗せた。
その後は南北大陸のパルス王国まで直行した。
南北大陸のパルス王国は被災地の近隣ではあるが、あまり被害がなかったので支援国として動いてもらう。ここでも救助隊員と支援物資を乗せた。
* * *
比較的被害の少ないステル王国とモニ王国はパルス王国からの近くにいた定期飛行船と別動隊に任せて、俺達は直ぐにナステル王国を目指して南大陸東岸を南下した。
ここは海の近くまで山がせまる地域だ。海岸に沿って山脈が続いていて、人は住んでいない。
「あれは?」
展望窓から岸を眺めていたナエル王が異常に気が付いた。海岸沿いに深い亀裂が走っている。
「地震の跡でしょうね。ここは、地震の影響が大きかったのかも」
「ここに人が住んでいたら、大変な事態になっていましたな」
一部木々も倒れているし崖崩れも見える。この様子を見たナエル王が厳しい顔つきで言った。
「そうですね。考えただけで恐ろしい」
ヒスビス王はいつになく渋い顔だ。
ここが自分の国ならコーヒー農園を作っていただろう。そんな事を想像したのかも知れない。
* * *
ナステル王国に到着すると救助活動を展開した。
とり残された人の救助もさることながら、多くは海に流されているとのことで海上の捜索が出来るメンバーを総動員することにした。
神魔動飛行艇、七人の侍女隊、三従者隊に加え神魔動車隊が海へ飛び出した。
海上を千里眼や神眼で探しつつ、指示した場所へピンポイントで直行出来るのが大きい。神魔動車がホバリングできるのにも驚いた。救助者を乗せられるので大活躍である。
魔力波レーダーを積んだ神魔動飛行艇も威力を発揮した。
神魔動飛行艇はレーダーで遭難者を見つけられる上に、海面に着水して救助活動ができる。さらに、水中へ探しに行くことも可能だ。
その威力は絶大である。いや、作った自分でもびっくりだが、救助隊のために作られたような機体だった。
さらに、治癒能力のあるメンバーが多数いたのも幸いして多くの遭難者を助けられた。
もっとも、こんなメンバーがいつでも集められるわけではない。あとで魔法学院に治癒師の養成を依頼しようと思う。
今後のことはともかく到着一日にしてかなりの成果が出せた。
緊急救助隊だから数日が勝負なのだが、陸上海上ともに取り残された被災者は、この一日で見当たらなくなった。
* * *
「本当に、ありがとうございました。これほどの支援をいただけるとは思いませんでした」
ナステル王国のホバンズ・ナステル国王が両手を握って感謝の気持ちを伝えてきた。
「早く来れたのが何より良かった。時間との勝負ですからな」成果を出せたナエル王が誇らしい表情で言った。
「我らにはアリス様がついてますからね」ヒスビス王も明るい表情だ。
「それでも出来ることと言うのは限られますが」
俺が言うと、びっくりしたような表情で言った。
「これ以上の援助など思い付きませんぞ。この度のこと、大変驚いております」
まぁ、そうか。これ以上なんて想像できないか。
「リュウジ王は遥か上を目指してますからな」とナエル王。
いえ、目指してません。遥か上はブラックなんで。むしろ人間を目指してます。
それはともかく、予定していた救助活動は終了した。あとは失った物資などの支援になるだろう。これも大陸連絡評議会で検討する予定だ。
ただ、帰る前に原因調査はしておこうと思った。
「カリスさん、どう思いますか?」
神魔科学の神カリスの意見を聞いてみた。
「そうですね。地上の状況は見ましたが、震源を探すには海域も見る必要があると思います」
「なるほど。では、明日から海底調査に付き合ってもらえませんか?」
俺は、隊長のナエル王に言った。
「わかりました」
ナエル王は、あっさりと承諾した。もう慣れた感じだ。
「か、海底調査と言いますと?」
ヒスビス王が驚いて聞いた。海底に潜った経験がないからな。
「マッハ神魔動飛行船は飛行艇だけでなく本体も海に潜れんですよ」
ナエル王が物知り顔で言う。
「ああ、そうでしたね。忘れていました。あの驚異の映像を直接見れるわけですか」
嬉しいような怖いような複雑な心境といった顔のヒスビス王。こういうのは、時間を置かずにとっとと経験してしまうのがいいだろう。
* * *
ヒスビス王の気持ちをよそに、俺たちは翌朝早くに震源の調査を開始した。
沿岸付近の海底を見たいという女神カリスの要請でナステル王国の首都ミゼルを出てすぐに潜航した。
海岸付近の海は本来は南国の魚の楽園なのだが砂が巻き上がっていて何も見えなかった。それでも、旧アトラ大陸の方向に少し進むと、海底に亀裂が見えた。
南北大陸の岸に沿って亀裂が走っていたのだ。
「震源はこのあたりでしょうか」
しばらく進んだ後、深い亀裂を発見して、女神カリスが言った。
「これは、断層ですか?」
「そうですね。それも、かなり規模の大きなものです」
つまり、ここは今後も大きな地震が発生するということだ。
これを防ごうとするのは無理だ。出来るとすれば地震予知だが、さすがに今のこの世界では望むべくもない。
そう考えると、未来視がどれだけ凄い技術なのか改めて思いあたった。
なにしろ、実際に起こる災害を事前に知ることが出来るのだから。
それは予想ではない。予知でもない。検知なのだ。
あの技術、なんとか復活したいものだ。
23
お気に入りに追加
582
あなたにおすすめの小説

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる