40 / 189
神聖アリス教国建国編
40 神バッテリー出来ました
しおりを挟む
嫁が次々と懐妊して何かとバタついていたが、なんとか落ち着いてきた。
あちこちに連絡入れたりしなくちゃならなくて大変なのだ。こういう時に役に立つのが通信機器、つまり電話なんだが、その後どうなってるか気になってミルルの研究室を覗いてみた。
「ミルル、調子はどうだ?」
「あっ、リュウジ~。むつかし~っ。もう、なきそ~っ」
ミルルが珍しく弱音を吐いていた。
「どの辺が?」
「会話は出来るようになったんだけど。相手とつなぐのが出来ないんだ~」
「えっ? もう会話が出来るようになったのか?」俺は驚いた。
「うん、使うバンド固定なら会話できるよ」
ミルルは、事も無げに言う。おいおい、本当かよ。
「マジかよ。すげーな、ミルルやっぱり天才だよ、お前」
「えっ? そんなことないよ。実際繋ぐのは出来てないし」ちょっと照れつつも、納得はしていないようだ。
「いやいや、会話出来てるだけですげ~んだって」
電話としては未完成でも、通信機としては出来てるからな。これだけで十分実用になる。
「ほーらね。リュウジさん、分かってますね~」
横からポセリナが言った。それを言えるポセリナも、たぶん凄い。ミルルを助けてくれてるようだ。
「あ~もしかして、スマホ見せたから、あれと同じに作ろうとしてる?」
「ううん、あれは流石に出来ないよ」と素直に言うミルル。
「うん。あれは小さいけど、物凄く多くの天才達の長年の成果だから、普通いきなりは出来ない」
「よく分かんないけど、凄いのは分かる」
「そういや、いきなり無線電話ってのは無謀だったよなぁ」と今更言う俺。
「相手を選ぶのが難しいんだ~っ」とミルル。
「相手を選ぶ? それ、数字でやってる? 電話番号って言ってたから」
「うん、そう」
「魔力とか神力って、数字よりパターンが得意だったよな~。パターンにしてみたらマッチング出来ないか?」
「パターンにするの?」
「うん、絵を登録しておいてそれを選ぶ感じ」
「ああ、なるほど。その絵を相手に教えておいて、この絵の人は、このバンドで繋ぐよって、伝えればいいのか!」とミルル。すぐに理解するところが凄い。
「うん、相手の絵と自分の絵と、繋ぐバンドが分かればいいだろ?」
「そっか~、それならできるかも~っ」とミルルは元気よく言った。
「いや、それ言っただけで、出来るって言うお前が凄いよミルル」ほんとだよ。
「えへへっ。そうかな~っ」
見通しが立ったせいか、今度は明るく笑った。うん、この子は笑顔が似合う。
「あ、お茶淹れるね~っ」
もちろん俺は、ミルルのお茶を堪能した。
「よかったねミルルちゃん。ボク、魔力の専門だけど魔道具は全然分からなくて。助けられなくてごめんね」とポセリナ。
「そんなことないよ~。ポセリナさんが、いたから通話が出来たんだよ」
「神魔の研究があるのに、違うことお願いしちゃってすみません」
「いえいえ、これが完成したら、とっても便利になると思います。ボクもう、待ち遠しくて」
「そうですね。世界がガラッと変わると思います」
「はい。特に神界が!」と言って、面白そうな顔をするポセリナ。
確かに、この世界でも十分便利になるけど、神界は縦割りの系統があるだけに衝撃も大きいかもなと思う。
* * *
お茶の後、帰ろうと思ったが、一つ気になることを思い出した。
「そう言えば、基地局の中継はどうしましょう。大変そうだけど」
「最初は中継無しの基地局1か所だけで開始してみてはいかがでしょう」とポセリナ。
「そうですね。あ、でも神界との接続だけはやりたいんですが。出来そうですか?」
「ああ、そうですねぇ。とりあえず、神力波はここから神界まで届くようなので、神力フォン同士なら神界と会話出来ると思います。魔力フォンとの接続は、後からでいいでしょう」
「そうなんですか! そうしたら、神力フォンの基地局もここでいいのかな?」
「とりあえずは大丈夫だと思います。神界と地上界は距離はなくて次元が違うだけなので、基地局をここに置いても使えると思います。将来的には、神界に置く必要があると思いますが」
神界と地上界って距離はないんだ。高次元なのか? 将来、別の世界にも通信するなら、確かに基地局を神界に置かないとダメだろうな。
「そうか、神力フォンだけなら地上と神界は直接繋がるんだ! 露天風呂から神様呼び出したら神罰下りそうだけど」
意外と神力フォンがすぐに実現しそうなので、リアリティが出て来てわくわくする。
「ああ、でも女神湯なら、一緒に入って来そうですね」ポセリナが面白い事を言う。
「それ、絶対あるね」
「楽しみですね」楽しみなんだ。
「それ、違う楽しみ発見してるでしょ?」
ポセリナ、笑ってるだけだし。女神湯に呼び出す気なんだろうか?
「もうちょっと待ってて! リュウジ」とミルル。
「ミルル、あんま根詰めるなよ。お前も身重なんだからな。もう産休入っていいんだぞ」
「うん。じゃ、今日はこの後、付き合って」
「いいよ」
* * *
それから数日して、プロトタイプの神魔フォンが完成した。
基地局のアンテナは高台にある俺の館の屋根に建てた。プロトと言っても、登録できるパターンが六十四個に限られているだけだ。
そうなると、あと問題は魔石だ。
女神様から依頼の神力フォンには使わないのでいいのだが、地上で使う魔力フォンには魔石が必要だ。現状は掘り出された魔石を使うしかない。これを、いかに効率よく使うかだ。
それで、いろいろ試しながら魔力の消費量を調べていたら、変なことに気が付いた。
普通に魔力を消費する時と、極端に消費しない時があるのだ。どちらの場合も機能はちゃんと動いて会話が出来る。おかしい。特に、俺が持ってるとき全然魔力を消費しない。
まさか、また魔法共生菌に感染したのかと焦ったが神力は正常だった。
それで注意深く見ていたら微妙に神力が引かれるときがあるった。プロトの魔力フォンなので魔動回路むき出しで使ってるんだが、魔法共生菌の時のように食われているわけじゃない。
もしかして、あれって魔法共生菌が食ってたんじゃなくて、魔力と神力の相互作用だったのか?
早速、ポセリナに話してみた。
「面白い現象ですね。吸われるというほど流れてはいませんが、確かにリュウジさんの言うように、魔動回路を直接握ると魔石の消費が極端に無くなりますね。」
「ほんとだね~っ。魔力の流れが一桁小さくなってる感じだね~っ」ミルルも確認して、驚いている。
「これ、エネルギーどっから持って来てるんだ? ありえないよな」
「わかりませんが、エコなのは確かですね。これなら小さい魔石でも一年くらい交換の必要がないでしょう」とポセリナ。
地球のスマホから考えたら、とんでもなく長持ちなバッテリーだ。
「マジか。これ、俺が持たないで、代わりに小さい神石を置いたらどうなんだろ?」
「ちょっと、やってみるね~」とミルル。話が早くて助かる。
「うん。平行パターンでいんじゃないか?」
「オッケー」
* * *
結論から言うと、全然魔力を消費しなくなった。
もちろん神力はほとんど使わない。なんだか良く分からない現象を発見してしまった。超長持ちバッテリーだ。
神バッテリー出来ちゃったよ。
「これって、魔力と神力が接近すると活性化するとか言うことなのかな?」
「これは、さらに研究のし甲斐がありますね!」
ポセリナも新しいテーマを見つけて、やる気が出たようで、声に力が入っている。
「いずれにしても、この現象を使わない手はないよね。神魔フォンに、その名の通り神石と魔石を載せる。そうすると、とんでもなく長持ちすると。あ、でも神界で使うには魔石がないほうがいいか?」
「どうでしょうね。神力の消費も減らしたいので、両方入れておいたほうがいいでしょうね」とポセリナ。
「それはそうだな。エネルギーを無駄にする必要はないからな」
完成した神魔フォン・プロトタイプは、まず嫁全員に渡した。
それから研究所に来た使徒と希望のあった神様たちにも渡した。呼び出しパターンの一覧を作る必要があるので、まだ使用者限定である。改良のために、使用感などを詳しく聞ける方のみに限定して配った訳だ。
あちこちに連絡入れたりしなくちゃならなくて大変なのだ。こういう時に役に立つのが通信機器、つまり電話なんだが、その後どうなってるか気になってミルルの研究室を覗いてみた。
「ミルル、調子はどうだ?」
「あっ、リュウジ~。むつかし~っ。もう、なきそ~っ」
ミルルが珍しく弱音を吐いていた。
「どの辺が?」
「会話は出来るようになったんだけど。相手とつなぐのが出来ないんだ~」
「えっ? もう会話が出来るようになったのか?」俺は驚いた。
「うん、使うバンド固定なら会話できるよ」
ミルルは、事も無げに言う。おいおい、本当かよ。
「マジかよ。すげーな、ミルルやっぱり天才だよ、お前」
「えっ? そんなことないよ。実際繋ぐのは出来てないし」ちょっと照れつつも、納得はしていないようだ。
「いやいや、会話出来てるだけですげ~んだって」
電話としては未完成でも、通信機としては出来てるからな。これだけで十分実用になる。
「ほーらね。リュウジさん、分かってますね~」
横からポセリナが言った。それを言えるポセリナも、たぶん凄い。ミルルを助けてくれてるようだ。
「あ~もしかして、スマホ見せたから、あれと同じに作ろうとしてる?」
「ううん、あれは流石に出来ないよ」と素直に言うミルル。
「うん。あれは小さいけど、物凄く多くの天才達の長年の成果だから、普通いきなりは出来ない」
「よく分かんないけど、凄いのは分かる」
「そういや、いきなり無線電話ってのは無謀だったよなぁ」と今更言う俺。
「相手を選ぶのが難しいんだ~っ」とミルル。
「相手を選ぶ? それ、数字でやってる? 電話番号って言ってたから」
「うん、そう」
「魔力とか神力って、数字よりパターンが得意だったよな~。パターンにしてみたらマッチング出来ないか?」
「パターンにするの?」
「うん、絵を登録しておいてそれを選ぶ感じ」
「ああ、なるほど。その絵を相手に教えておいて、この絵の人は、このバンドで繋ぐよって、伝えればいいのか!」とミルル。すぐに理解するところが凄い。
「うん、相手の絵と自分の絵と、繋ぐバンドが分かればいいだろ?」
「そっか~、それならできるかも~っ」とミルルは元気よく言った。
「いや、それ言っただけで、出来るって言うお前が凄いよミルル」ほんとだよ。
「えへへっ。そうかな~っ」
見通しが立ったせいか、今度は明るく笑った。うん、この子は笑顔が似合う。
「あ、お茶淹れるね~っ」
もちろん俺は、ミルルのお茶を堪能した。
「よかったねミルルちゃん。ボク、魔力の専門だけど魔道具は全然分からなくて。助けられなくてごめんね」とポセリナ。
「そんなことないよ~。ポセリナさんが、いたから通話が出来たんだよ」
「神魔の研究があるのに、違うことお願いしちゃってすみません」
「いえいえ、これが完成したら、とっても便利になると思います。ボクもう、待ち遠しくて」
「そうですね。世界がガラッと変わると思います」
「はい。特に神界が!」と言って、面白そうな顔をするポセリナ。
確かに、この世界でも十分便利になるけど、神界は縦割りの系統があるだけに衝撃も大きいかもなと思う。
* * *
お茶の後、帰ろうと思ったが、一つ気になることを思い出した。
「そう言えば、基地局の中継はどうしましょう。大変そうだけど」
「最初は中継無しの基地局1か所だけで開始してみてはいかがでしょう」とポセリナ。
「そうですね。あ、でも神界との接続だけはやりたいんですが。出来そうですか?」
「ああ、そうですねぇ。とりあえず、神力波はここから神界まで届くようなので、神力フォン同士なら神界と会話出来ると思います。魔力フォンとの接続は、後からでいいでしょう」
「そうなんですか! そうしたら、神力フォンの基地局もここでいいのかな?」
「とりあえずは大丈夫だと思います。神界と地上界は距離はなくて次元が違うだけなので、基地局をここに置いても使えると思います。将来的には、神界に置く必要があると思いますが」
神界と地上界って距離はないんだ。高次元なのか? 将来、別の世界にも通信するなら、確かに基地局を神界に置かないとダメだろうな。
「そうか、神力フォンだけなら地上と神界は直接繋がるんだ! 露天風呂から神様呼び出したら神罰下りそうだけど」
意外と神力フォンがすぐに実現しそうなので、リアリティが出て来てわくわくする。
「ああ、でも女神湯なら、一緒に入って来そうですね」ポセリナが面白い事を言う。
「それ、絶対あるね」
「楽しみですね」楽しみなんだ。
「それ、違う楽しみ発見してるでしょ?」
ポセリナ、笑ってるだけだし。女神湯に呼び出す気なんだろうか?
「もうちょっと待ってて! リュウジ」とミルル。
「ミルル、あんま根詰めるなよ。お前も身重なんだからな。もう産休入っていいんだぞ」
「うん。じゃ、今日はこの後、付き合って」
「いいよ」
* * *
それから数日して、プロトタイプの神魔フォンが完成した。
基地局のアンテナは高台にある俺の館の屋根に建てた。プロトと言っても、登録できるパターンが六十四個に限られているだけだ。
そうなると、あと問題は魔石だ。
女神様から依頼の神力フォンには使わないのでいいのだが、地上で使う魔力フォンには魔石が必要だ。現状は掘り出された魔石を使うしかない。これを、いかに効率よく使うかだ。
それで、いろいろ試しながら魔力の消費量を調べていたら、変なことに気が付いた。
普通に魔力を消費する時と、極端に消費しない時があるのだ。どちらの場合も機能はちゃんと動いて会話が出来る。おかしい。特に、俺が持ってるとき全然魔力を消費しない。
まさか、また魔法共生菌に感染したのかと焦ったが神力は正常だった。
それで注意深く見ていたら微妙に神力が引かれるときがあるった。プロトの魔力フォンなので魔動回路むき出しで使ってるんだが、魔法共生菌の時のように食われているわけじゃない。
もしかして、あれって魔法共生菌が食ってたんじゃなくて、魔力と神力の相互作用だったのか?
早速、ポセリナに話してみた。
「面白い現象ですね。吸われるというほど流れてはいませんが、確かにリュウジさんの言うように、魔動回路を直接握ると魔石の消費が極端に無くなりますね。」
「ほんとだね~っ。魔力の流れが一桁小さくなってる感じだね~っ」ミルルも確認して、驚いている。
「これ、エネルギーどっから持って来てるんだ? ありえないよな」
「わかりませんが、エコなのは確かですね。これなら小さい魔石でも一年くらい交換の必要がないでしょう」とポセリナ。
地球のスマホから考えたら、とんでもなく長持ちなバッテリーだ。
「マジか。これ、俺が持たないで、代わりに小さい神石を置いたらどうなんだろ?」
「ちょっと、やってみるね~」とミルル。話が早くて助かる。
「うん。平行パターンでいんじゃないか?」
「オッケー」
* * *
結論から言うと、全然魔力を消費しなくなった。
もちろん神力はほとんど使わない。なんだか良く分からない現象を発見してしまった。超長持ちバッテリーだ。
神バッテリー出来ちゃったよ。
「これって、魔力と神力が接近すると活性化するとか言うことなのかな?」
「これは、さらに研究のし甲斐がありますね!」
ポセリナも新しいテーマを見つけて、やる気が出たようで、声に力が入っている。
「いずれにしても、この現象を使わない手はないよね。神魔フォンに、その名の通り神石と魔石を載せる。そうすると、とんでもなく長持ちすると。あ、でも神界で使うには魔石がないほうがいいか?」
「どうでしょうね。神力の消費も減らしたいので、両方入れておいたほうがいいでしょうね」とポセリナ。
「それはそうだな。エネルギーを無駄にする必要はないからな」
完成した神魔フォン・プロトタイプは、まず嫁全員に渡した。
それから研究所に来た使徒と希望のあった神様たちにも渡した。呼び出しパターンの一覧を作る必要があるので、まだ使用者限定である。改良のために、使用感などを詳しく聞ける方のみに限定して配った訳だ。
70
あなたにおすすめの小説
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる