6 / 189
黎明編
6 お姉様のお迎え
しおりを挟む
俺とアリスは宿の食堂に降りて遅い朝食を取ることにした。
「それで……魔力が使えるようになった訳だが、その使い方が神力と同じってどういうことだ?」
ニーナが作ってくれた旨い朝食を平らげて人心地ついた俺は、真っ先に一番気になることを聞いた。場所が場所なので、ちょっと小声だ。
「そうなの?」
アリスは全く予想外な顔で言った。
「いや、俺が魔力をいきなり使えるなんてオカシイだろ? 神力の使い方を埋め込まれてるからこそだと思う」
「確かに、そうね」
「もしかして、この魔力であっちと連絡できないかな?」
とりあえず神界と連絡さえ取れれば問題は解決するからな。
「それは無理よ。私に魔力は流せないと思う」
「あ~っ、そう言えば、脳内表示はないな。この辺は違うんだ。でも魔力は使えるんだな」
「ああ、脳内表示は初心者向けだから。慣れれば無くてもいいのよ」
「そうなのか。この魔力って神力と違うのか? 同じように使えるみたいなんだけど」
「それが不思議なのよね。でも神力じゃないわよ。わたしに感知できない神力なんてないもの」神力については自信があるという顔だ。
「そうか残念……うん? どうした?」
いきなり、アリスは目を見開いて椅子から立ち上がった。
「お、お姉さま」
見ると、女神アリスとは違うが、それでいてアリスと同じかそれ以上の美しさと気品を合わせ持つ女性がそこに居た。
「ごきげんよう。こんなところにいたのね」
「ど、どうして」
「あなたが、召……ええっと、人を呼ぶって言ってたから気になって覗いてみたのよ。そしたら、こんなことになってるし。それで、迎えに来たのよ」
どうも女神様らしい。食堂に他の客はいないが一応宿屋の中なので気を使って話しているようだ。
「ああ、お姉さま。ありがとう。ううぅぅ」とアリス。
「まぁ、泣かなくてもいいのに。いつまでも子供ね」子供ですよねぇ。よく言ってやってください。
「うぅぅぅぅぅぅ。だってお姉えさま」
「お姉さん?」
「あら、始めまして。私、この娘の先輩の;あlsdfです。あなたが招かれた方ね?」
「あ、どうも。リュウジです。あ、名前発音できないので仮に「イリス様」って言っていいですか?」
「よろしくね。ぁskdjfは何て呼んでるの?」
「アリスです」
横でアリスが「あいうえお順か」っと小さくつぶやいているが無視。なんで、「あいうえお順」知ってるんだ? よく考えると、この世界でも神界でも、なんで言葉が通じてるんだろう? 話がややこしくなるので、今はパスすることにした。
「そう。じゃ、それでいいわ」
そう言って、ふんわりと笑った。成熟した女性の微笑みだ。
「それで、なぜこんなことになってるのかは後でゆっくり聞くとして……アリス、一緒に帰りましょう」
「ええ、お姉さま。……あ、でも」
そう言ってアリスは俺を見た。
「別に、いいぞ。戻れるってことは、正常になるんだろ? 後はこの世界が安定したのを確認して俺の仕事も終わりだよな?」
「そうね。問題なければミッションコンプリートね」
「もしかすると、魔法使いになって地球に帰ることになるかもな。それはそれでちょっと面白い」
地球で魔法が使えたら、ちょっと凄いことになるからな。『異世界で修行してきました』的な展開だ。
「それは、謎のままだけど。それでいいの?」
「原因くらいは確認しとくほうがいいか」
「それはそうよ」
「魔法ですって?」思わずイリス様は怪訝な顔で聞いてきた。
「ああ、お姉さまには言っておかないとね」
俺達はざっと魔法覚醒の話をした。
「そういう話は初めて聞いたわね。この世界特有なのかしら? 前の……係りは何か言ってなかったの?」
「いいえ全く。もしかすると神力の影響かも」
「あら? どうして、そう思うの?」
「あ、それ俺の受け売りです。魔法覚醒は普通、魔法使いが近くにいないと起こらないみたいなんで、俺の場合は魔法では無くて……」
「そう。そうかも知れませんね。いづれにしても、これは帰って報告する必要があるでしょう。急いで帰りましょ」
「はい、お姉さま」
そこへ給仕のニーナが水を持ってきた。
「いらっしゃい。ご注文は?」
「あぁ、結構よ。もう、帰りますから」
「あ、はい」
「じゃ、私帰るから。あ、そうそう、これ。石工の……」
「オットーか?」
「そう。オットーさんがお礼だって置いてったわよ」
見ると、礼金の入った革袋があった。
宿賃から考えるとかなり多めのようだ。あれくらいのことで悪いが、ありがたい。
「じゃ、戻ったら、また連絡するわね」
「了解、元気でな」
「あら、アリスさん帰られるんですか?」
「ええ、短い間だったけど、お世話になりました」
「いえ、どういたしまして」
そう言って、二人はあっさりと帰って行った。たぶん近くの路地かどっかで人知れず転移してる。
「お見送りは、いいんですか?」
「あ? ああ、いいんだ。俺が送ってもらったようなもんだから」
「そうなんですか?」
ニーナはイリス様に持ってきた水を俺の前に置いた。
「そういえば、奥さんじゃなかったんですね」
「え、ああ、そう思った? まぁ、親族と言うか家族みたいなもんだけど」
「家族? 親戚の方なんですね」
「まぁ、そうだな」
「そうですか!」
なんだか、嬉しそうにしているニーナ。
「うん?」
「あの、もしかしてお暇になりました? もしよかったら、わたしがこの街を案内しましょうか?」
「うん? いきなりどうしたんだ?」
「実はわたし、魔法を使ってみたいんです」
「いや、魔法をって……魔法覚醒しないと使えないんだろ?」
「だから、リュウジさんと一緒にいたら覚醒するんじゃないかと思って。あ、不純な動機でごめんなさい」
なるほど。出来るのか?
「ああ、そういうことか。俺ももう魔法使いか。他人を覚醒できるか分かんないけど」
それで街を案内してくれるんなら助かる。
「けど、宿の仕事はいいのか?」
「もう少ししたら、お昼休みだし、今日はお客さんあまりいないから大丈夫です」
「そうか、じゃ~頼む」
そんなことでアリスも帰っちゃったし、午後は魔法の調査は止めてニーナに街の案内をしてもらうことにした。
美人ガイドゲットである。
<女神イリス>
イラスト:AIアニメジェネレーターにて生成。
https://perchance.org/ai-anime-generator
「それで……魔力が使えるようになった訳だが、その使い方が神力と同じってどういうことだ?」
ニーナが作ってくれた旨い朝食を平らげて人心地ついた俺は、真っ先に一番気になることを聞いた。場所が場所なので、ちょっと小声だ。
「そうなの?」
アリスは全く予想外な顔で言った。
「いや、俺が魔力をいきなり使えるなんてオカシイだろ? 神力の使い方を埋め込まれてるからこそだと思う」
「確かに、そうね」
「もしかして、この魔力であっちと連絡できないかな?」
とりあえず神界と連絡さえ取れれば問題は解決するからな。
「それは無理よ。私に魔力は流せないと思う」
「あ~っ、そう言えば、脳内表示はないな。この辺は違うんだ。でも魔力は使えるんだな」
「ああ、脳内表示は初心者向けだから。慣れれば無くてもいいのよ」
「そうなのか。この魔力って神力と違うのか? 同じように使えるみたいなんだけど」
「それが不思議なのよね。でも神力じゃないわよ。わたしに感知できない神力なんてないもの」神力については自信があるという顔だ。
「そうか残念……うん? どうした?」
いきなり、アリスは目を見開いて椅子から立ち上がった。
「お、お姉さま」
見ると、女神アリスとは違うが、それでいてアリスと同じかそれ以上の美しさと気品を合わせ持つ女性がそこに居た。
「ごきげんよう。こんなところにいたのね」
「ど、どうして」
「あなたが、召……ええっと、人を呼ぶって言ってたから気になって覗いてみたのよ。そしたら、こんなことになってるし。それで、迎えに来たのよ」
どうも女神様らしい。食堂に他の客はいないが一応宿屋の中なので気を使って話しているようだ。
「ああ、お姉さま。ありがとう。ううぅぅ」とアリス。
「まぁ、泣かなくてもいいのに。いつまでも子供ね」子供ですよねぇ。よく言ってやってください。
「うぅぅぅぅぅぅ。だってお姉えさま」
「お姉さん?」
「あら、始めまして。私、この娘の先輩の;あlsdfです。あなたが招かれた方ね?」
「あ、どうも。リュウジです。あ、名前発音できないので仮に「イリス様」って言っていいですか?」
「よろしくね。ぁskdjfは何て呼んでるの?」
「アリスです」
横でアリスが「あいうえお順か」っと小さくつぶやいているが無視。なんで、「あいうえお順」知ってるんだ? よく考えると、この世界でも神界でも、なんで言葉が通じてるんだろう? 話がややこしくなるので、今はパスすることにした。
「そう。じゃ、それでいいわ」
そう言って、ふんわりと笑った。成熟した女性の微笑みだ。
「それで、なぜこんなことになってるのかは後でゆっくり聞くとして……アリス、一緒に帰りましょう」
「ええ、お姉さま。……あ、でも」
そう言ってアリスは俺を見た。
「別に、いいぞ。戻れるってことは、正常になるんだろ? 後はこの世界が安定したのを確認して俺の仕事も終わりだよな?」
「そうね。問題なければミッションコンプリートね」
「もしかすると、魔法使いになって地球に帰ることになるかもな。それはそれでちょっと面白い」
地球で魔法が使えたら、ちょっと凄いことになるからな。『異世界で修行してきました』的な展開だ。
「それは、謎のままだけど。それでいいの?」
「原因くらいは確認しとくほうがいいか」
「それはそうよ」
「魔法ですって?」思わずイリス様は怪訝な顔で聞いてきた。
「ああ、お姉さまには言っておかないとね」
俺達はざっと魔法覚醒の話をした。
「そういう話は初めて聞いたわね。この世界特有なのかしら? 前の……係りは何か言ってなかったの?」
「いいえ全く。もしかすると神力の影響かも」
「あら? どうして、そう思うの?」
「あ、それ俺の受け売りです。魔法覚醒は普通、魔法使いが近くにいないと起こらないみたいなんで、俺の場合は魔法では無くて……」
「そう。そうかも知れませんね。いづれにしても、これは帰って報告する必要があるでしょう。急いで帰りましょ」
「はい、お姉さま」
そこへ給仕のニーナが水を持ってきた。
「いらっしゃい。ご注文は?」
「あぁ、結構よ。もう、帰りますから」
「あ、はい」
「じゃ、私帰るから。あ、そうそう、これ。石工の……」
「オットーか?」
「そう。オットーさんがお礼だって置いてったわよ」
見ると、礼金の入った革袋があった。
宿賃から考えるとかなり多めのようだ。あれくらいのことで悪いが、ありがたい。
「じゃ、戻ったら、また連絡するわね」
「了解、元気でな」
「あら、アリスさん帰られるんですか?」
「ええ、短い間だったけど、お世話になりました」
「いえ、どういたしまして」
そう言って、二人はあっさりと帰って行った。たぶん近くの路地かどっかで人知れず転移してる。
「お見送りは、いいんですか?」
「あ? ああ、いいんだ。俺が送ってもらったようなもんだから」
「そうなんですか?」
ニーナはイリス様に持ってきた水を俺の前に置いた。
「そういえば、奥さんじゃなかったんですね」
「え、ああ、そう思った? まぁ、親族と言うか家族みたいなもんだけど」
「家族? 親戚の方なんですね」
「まぁ、そうだな」
「そうですか!」
なんだか、嬉しそうにしているニーナ。
「うん?」
「あの、もしかしてお暇になりました? もしよかったら、わたしがこの街を案内しましょうか?」
「うん? いきなりどうしたんだ?」
「実はわたし、魔法を使ってみたいんです」
「いや、魔法をって……魔法覚醒しないと使えないんだろ?」
「だから、リュウジさんと一緒にいたら覚醒するんじゃないかと思って。あ、不純な動機でごめんなさい」
なるほど。出来るのか?
「ああ、そういうことか。俺ももう魔法使いか。他人を覚醒できるか分かんないけど」
それで街を案内してくれるんなら助かる。
「けど、宿の仕事はいいのか?」
「もう少ししたら、お昼休みだし、今日はお客さんあまりいないから大丈夫です」
「そうか、じゃ~頼む」
そんなことでアリスも帰っちゃったし、午後は魔法の調査は止めてニーナに街の案内をしてもらうことにした。
美人ガイドゲットである。
<女神イリス>
イラスト:AIアニメジェネレーターにて生成。
https://perchance.org/ai-anime-generator
156
お気に入りに追加
582
あなたにおすすめの小説

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる