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日記3

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×月×日 くもり

礼儀作法などの授業と、課題をしないといけない時間が増えた
なんとか終わらせて、自由時間を確保する

レベルを上げてステータスもアップしていたからこそ、自由時間を確保できるほどの余裕を持てたんだと思う
そうじゃなきゃ、過労で倒れていたかも
それぐらい大変な状況だった

貴族の大変な生活に耐えるためにも、レベル上げは必須ね
許可を得て、ダンジョンへ行かなくちゃ!



×月×日 あめ

今日もダンジョンに入る

ダンジョン攻略に同行してくれている戦士たちのレベルを確認した
彼らのレベル30を超えている
私が出会ってきた人たちの中で、一番レベルが高い
執事のブルーノよりも
きっと、何度もダンジョンに行ってモンスターを倒しているからレベルが高いのね

動きも機敏で、攻撃は力強く、防御も固い
ダンジョンのモンスターを次々と倒していく
戦い方が洗練されている

そして、最初に出会った時と比べても成長していた
話を聞いてみると、最近強くなった実感があるという
私も、あんな風に成長していきたい



×月×日 はれ

戦士たちから話を聞いて、レベルを上げるだけじゃダメだと思った
レベルを上げるとステータスが上がって、身体能力などが高くなる
でも、ステータスを上げただけじゃ足りない
技術を身に着けないと強くなれないかも
戦う技術を学んで、習得した技術を磨いていく必要がある

もう一度、父に戦闘の訓練を受けさせてもらうように頼んでみよう
ちゃんとした人に戦い方を教えてもらいたい



×月×日 はれ

やっぱりダメだった
訓練だとしても危ないからって、許してもらえなかった

訓練を受けない方が、危ないんじゃないのかしら
そのままトレーニングせずにダンジョンに入るのは危険じゃないの?
そう思ったが、黙っておいた
突っ込むと、ダンジョンに入る許可まで取り消される可能性がありそうだったから

戦闘訓練は受けさせてらえない
さて、どうしましょう



×月×日 はれ

他の誰かに強くなってもらって、前線に立ってもらう
私は後方から支援したり指示を出す
そういう方針でいくことにした

今まで通り、護衛の戦士に前線をお任せする
ただ、彼らはエレドナッハ公爵家が保有している戦士だ
私の個人的な仲間が欲しい

執事のブルーノを前線に立たせるのは、どうかしら?
老人を前線に出すのはダメかしら
他に、仲間になってくれそうな人は



×月×日 はれ

私に婚約相手が決まったらしい
王子様が婚約相手って、本当?

でも、これは良いタイミングかも
婚約相手を仲間にする、ってのはどうかしら
彼を仲間にして、一緒にダンジョンに行ってレベルを上げる

王族をダンジョンに連れていくのは危険かしら?
でも、将来のために彼もレベル上げをしておいたほうが良いかも
よし、誘ってみましょう
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