19 / 50
第2章 学園編
第11話 身体測定
しおりを挟む
始業式の翌日。身体測定は午後が行われるようで、午前中は授業があった。
授業中にチラッと横を見てみると、真面目に授業を受ける生徒、ボーっとして聞いているのかいないのかわからない生徒、突っ伏して寝ているらしい生徒と、机の下に顔を向け何か忍ばせて見ている生徒、おそらく漫画かなにか読んでるのかな。
などなど、懐かしい教室の光景が広がっていた。
窓の外を見ると、グラウンドで体育の授業を受けているクラスが居た。体育を受けている生徒の中に、圭一君が居るのが見える。
(朝から体育なんて大変だなぁ……。ん?)
彼らの様子を見ていると、あれっと疑問に思った。
圭一君は赤いジャージを着ている。男子は赤いジャージを着るようだ。そして逆に女性の集団に目を向ける。そこに居た女子達は、青いジャージを着るようだ。
そんな中、青いジャージを着ている男子が見える。
(あれ? あの男子、青いジャージ着てるけど……)
「……さん、……佐藤さん」
「うえっ、はい!?」
先生に呼ばれているのに気付いて、窓から目を離す。
机の前に、この世界では女性としては珍しい僕と同じ150cmぐらいの低身長な先生が立っていた。だけど、低い身長に対して胸がすごく大きかった。
さらに、かなりきわどい服で胸の谷間もしっかり見えている。近づかれたことで、よりはっきりと分かる胸の形。
吸い込まれそうな目線をなんとかそらして、先生の顔を見る。
「あのっ、佐藤さん。……授業は、ちゃんと聞いてくださいね」
「はい。ごめんなさい」
弱々しくお願いしてくる先生に対して素直に謝り、その後の授業は真剣に聞くことにした。
午前中の授業が終わり、昼食を挟んで午後。
午後は、身体測定だけ行うようだ。身体測定は体育館で実施されるということで、クラスメイトが各々移動を始める。僕は、その後に付いて行くことにした。体育館の場所も、曖昧だから。
「佐藤さん、佐藤さんはあっちだよ」
ボーっとしながら付いて行くと、不意に女子生徒から声をかけられる。
「え?」
その女子生徒は、体育館の別の出入り口に向かっている男子達を指さして言われる。
「こっちは女子」
「あっ、ごめんなさい」
それは当然だ。女子の中に男子が入るなんて駄目だろう。適当に後をついて行ったことを後悔して謝った後、走って男子生徒達の方へと加わる。
(あれっ、でもあっちにも男子が居るけど……)
よくよく思い出すと、男子の後に付いて歩いてた筈だけど。男子達に加わった後、先ほど注意してくれた女子生徒の方を見る。確かに、女子の中に男子が加わっているのが見えた。見間違いでは無いはずだ。
(おっかしいなぁ)
男子の一人に聞いてみる。
「あの、男子達があっち行ってるけど良いの?」
「ん? 何いってんの?……女子しか居ないよ?」
チラッと女子と男子達の方を見て、答えてくれる男子生徒。僕はもう一度、確認をした。
クラスメート達の中で、170cm以上はあるだろうか、もしかしたら180cmを超えているかもしれない。めちゃくちゃデカくて厳つい顔をした、その男子を指さし聞く。
「……でもっ。あの人とか明らかに、おとこ……」
「あっ、慶子さんね! 良いよね。絶対頑丈な”男の子”を産んでくれそうな気がするから。女子達の中で、一番の狙い目だと思う! 優くんも、そう思うよね?」
「え、あっ……。うん」
もう一度、その慶子さんと呼ばれた人物をしっかりと見てみる。
制服の上からでもわかるような筋肉の付いた太い腕に太い体、足も丸太にズボンを履かせたように頑強そうだ。
顔も日に焼けており黒光りしていて眉毛が濃く太く、加えて短髪だ。大きな鋭い目に大きな獣を思わせる口。完全に屈強な男だ。僕には男にしか見えなかった。
彼女の他にも、男子と思われるような人たちが女子に混じっている。彼女たちは、体育館へと入っていった。慶子さんと呼ばれた人も、女子たちの中に混じって体育館に入って見えなくなった。本当に、女子なのか。
そういえば、と思い出す。確かに、先ほどの男子達はズボンを履いていたような。スカートではなかった。自分が履いているスカートを見てから次に、横に立っている男子達のスカートを見る。
(スカートを履いているのは男子で、ズボンを履いている男子も実は女性で。着ている服で判断するしかないけど、見た目は男のように見えて……。えっと?)
男子がスカート履いているのが当たり前で、男子がズボン履くのはおかしいけど、男子にしか見えない人がズボンを履いていて、それは女子……。
混乱する頭で、今度はちゃんと男子の後に付いていく。間違えないようにしないといけないけど、服装で判断するしかないよな。僕には、どう見ても男性だったから。
身長と体重、視力検査をする。先ほどの疑問について考えていると、いつの間にか身体測定は終わってしまった。あれ? もう終わり?
「終わった人から、保健室へと移動してください」
(場所を移動して、まだ何かあるようだ)
クラスメートの男子が固まって移動している。保健室の場所がわからなかったが、後ろから一緒について行くことで何とか到着した。
保健室の前には、先に別のクラスの生徒達が並んでいた。その後の順番に加わり、名前順に並ぶ。保健室から出てくる生徒は、なぜか喜んだりうなだれたりしている。
(これは、一体何の検査だろう)
一人、扉から出たのを見てから自分も保健室の中に入った。部屋の中では、二人の男子が備え付けられた椅子に座っていた。
(僕も、ここに座ればいいのだろうか)
空いている席に座った。名前が呼ばれて、先に座っていた男子の一人が立ち上がり仕切りの向こうへ行ってしまった。仕切りの向こう側で、何が行われているのか。
服を脱いだりしていないので、聴診の検査とかでは無いようだが。仕切りがあるので向こう側が見えず、何をやっているのかわからない。ボソボソと話し声もするが、声は小さく内容は聞き取れない。
時間もそんなにかからない検査のようで、すぐ男子は戻ってくると扉を出て行く。なんの検査かわからないので、だんだんと不安になってくる。
自分の番になって、名前を呼ばれる。仕切りを超えると、机の傍らに更に仕切りがあり、その近くに白衣を纏った女性が立っていた。
女性医に四方5cmぐらいの紙を受け取る。
(なんだろう、これ)
「あの、すいません。これってなんですか?」
「えっ? い、いや。 ……君、去年やらなかったの? その授業も受けたでしょ。本当にわからないの?」
なぜか白衣の女性が焦りながら言う。慌てるのは、分かっていない僕の方なのに。彼女の慌てる様子を診て落ち着いた僕は記憶を遡ったが、やっぱり分からない。一体何の検査なのか
「ん……、あ、そうか! 君が佐藤さんね。入院していたと連絡は受けているけど、困ったなぁ。生殖検査の方法がわからないなんて。男性の保険医も他の学校へ出てるから。どうしましょ」
手に持っていたカルテだろうか、確認してむむむと悩みだす先生。彼女が言った、生殖検査という言葉は最近、聞いたような気がした。どこでだろう。
「えーっと、その紙はペニスに押し当てるだけでいいんだけど。……もう一度保険の授業受け直した後に検査したほうがいいのかも……」
「あ!」
その言葉に、思い出した。入院中に色々行った数々の意味のよくわからない検査の中にあったものの一つだ。
あの時は、まだ色々と混乱していて言われるがままにやっていた。その中の一つに紙をペニスに押し当てると言ったものもあった。生殖検査と言っていたけど、これがその時と同じものか。
頭に浮かんだ瞬間、顔から火が出る思いだった。
「えっと、やり方思い出しました! 入院中にやったのを思い出しました」
「そ、そう。よかったぁ。じゃあ、早速そっちでお願いするわね」
早口でまくしたてて、素早く仕切りを超える。スカートをたくし上げて、パンツを下ろして下半身の一部を出した。
ちらと顔を後ろへ向けると、ジーっとこっちを見ている女性医と目があった。すぐ女性医は目を逸らしたが、見られていたようだった。
背の高い仕切りだったけど、女性医も背が高く仕切りの上からでも少し覗くことが出来るようだった。これじゃあ、あまり意味がないような。
仕切りを背にしていたので、下半身は見られなかっただろう。だけど、お尻は見られてしまったか。医者だろうから、やましい気持ちはないと思うけど。顔が熱くなるのがわかる。さっさと終わらせて、出ていこう。
視線を下に戻して、紙をペニスの亀頭に押し付ける。それから、脱いでいたパンツとスカートを元通りに履き直す。深呼吸して、顔の火照りを取った。これでよし。
「終わりました」
「は、はい」
仕切りから出て、女性医に紙を渡す。女性医は何事も無かったかのように紙を受け取り、机の上にある機械に紙をセットしてボタンを押した。
機械の液晶モニタに、89%と表示されるのが見えた。女性医は、画面に表示された数字を手に持っている物に書き込むと言った。
「はい、お疲れ様です」
これで検査は終わりのようだった。
授業中にチラッと横を見てみると、真面目に授業を受ける生徒、ボーっとして聞いているのかいないのかわからない生徒、突っ伏して寝ているらしい生徒と、机の下に顔を向け何か忍ばせて見ている生徒、おそらく漫画かなにか読んでるのかな。
などなど、懐かしい教室の光景が広がっていた。
窓の外を見ると、グラウンドで体育の授業を受けているクラスが居た。体育を受けている生徒の中に、圭一君が居るのが見える。
(朝から体育なんて大変だなぁ……。ん?)
彼らの様子を見ていると、あれっと疑問に思った。
圭一君は赤いジャージを着ている。男子は赤いジャージを着るようだ。そして逆に女性の集団に目を向ける。そこに居た女子達は、青いジャージを着るようだ。
そんな中、青いジャージを着ている男子が見える。
(あれ? あの男子、青いジャージ着てるけど……)
「……さん、……佐藤さん」
「うえっ、はい!?」
先生に呼ばれているのに気付いて、窓から目を離す。
机の前に、この世界では女性としては珍しい僕と同じ150cmぐらいの低身長な先生が立っていた。だけど、低い身長に対して胸がすごく大きかった。
さらに、かなりきわどい服で胸の谷間もしっかり見えている。近づかれたことで、よりはっきりと分かる胸の形。
吸い込まれそうな目線をなんとかそらして、先生の顔を見る。
「あのっ、佐藤さん。……授業は、ちゃんと聞いてくださいね」
「はい。ごめんなさい」
弱々しくお願いしてくる先生に対して素直に謝り、その後の授業は真剣に聞くことにした。
午前中の授業が終わり、昼食を挟んで午後。
午後は、身体測定だけ行うようだ。身体測定は体育館で実施されるということで、クラスメイトが各々移動を始める。僕は、その後に付いて行くことにした。体育館の場所も、曖昧だから。
「佐藤さん、佐藤さんはあっちだよ」
ボーっとしながら付いて行くと、不意に女子生徒から声をかけられる。
「え?」
その女子生徒は、体育館の別の出入り口に向かっている男子達を指さして言われる。
「こっちは女子」
「あっ、ごめんなさい」
それは当然だ。女子の中に男子が入るなんて駄目だろう。適当に後をついて行ったことを後悔して謝った後、走って男子生徒達の方へと加わる。
(あれっ、でもあっちにも男子が居るけど……)
よくよく思い出すと、男子の後に付いて歩いてた筈だけど。男子達に加わった後、先ほど注意してくれた女子生徒の方を見る。確かに、女子の中に男子が加わっているのが見えた。見間違いでは無いはずだ。
(おっかしいなぁ)
男子の一人に聞いてみる。
「あの、男子達があっち行ってるけど良いの?」
「ん? 何いってんの?……女子しか居ないよ?」
チラッと女子と男子達の方を見て、答えてくれる男子生徒。僕はもう一度、確認をした。
クラスメート達の中で、170cm以上はあるだろうか、もしかしたら180cmを超えているかもしれない。めちゃくちゃデカくて厳つい顔をした、その男子を指さし聞く。
「……でもっ。あの人とか明らかに、おとこ……」
「あっ、慶子さんね! 良いよね。絶対頑丈な”男の子”を産んでくれそうな気がするから。女子達の中で、一番の狙い目だと思う! 優くんも、そう思うよね?」
「え、あっ……。うん」
もう一度、その慶子さんと呼ばれた人物をしっかりと見てみる。
制服の上からでもわかるような筋肉の付いた太い腕に太い体、足も丸太にズボンを履かせたように頑強そうだ。
顔も日に焼けており黒光りしていて眉毛が濃く太く、加えて短髪だ。大きな鋭い目に大きな獣を思わせる口。完全に屈強な男だ。僕には男にしか見えなかった。
彼女の他にも、男子と思われるような人たちが女子に混じっている。彼女たちは、体育館へと入っていった。慶子さんと呼ばれた人も、女子たちの中に混じって体育館に入って見えなくなった。本当に、女子なのか。
そういえば、と思い出す。確かに、先ほどの男子達はズボンを履いていたような。スカートではなかった。自分が履いているスカートを見てから次に、横に立っている男子達のスカートを見る。
(スカートを履いているのは男子で、ズボンを履いている男子も実は女性で。着ている服で判断するしかないけど、見た目は男のように見えて……。えっと?)
男子がスカート履いているのが当たり前で、男子がズボン履くのはおかしいけど、男子にしか見えない人がズボンを履いていて、それは女子……。
混乱する頭で、今度はちゃんと男子の後に付いていく。間違えないようにしないといけないけど、服装で判断するしかないよな。僕には、どう見ても男性だったから。
身長と体重、視力検査をする。先ほどの疑問について考えていると、いつの間にか身体測定は終わってしまった。あれ? もう終わり?
「終わった人から、保健室へと移動してください」
(場所を移動して、まだ何かあるようだ)
クラスメートの男子が固まって移動している。保健室の場所がわからなかったが、後ろから一緒について行くことで何とか到着した。
保健室の前には、先に別のクラスの生徒達が並んでいた。その後の順番に加わり、名前順に並ぶ。保健室から出てくる生徒は、なぜか喜んだりうなだれたりしている。
(これは、一体何の検査だろう)
一人、扉から出たのを見てから自分も保健室の中に入った。部屋の中では、二人の男子が備え付けられた椅子に座っていた。
(僕も、ここに座ればいいのだろうか)
空いている席に座った。名前が呼ばれて、先に座っていた男子の一人が立ち上がり仕切りの向こうへ行ってしまった。仕切りの向こう側で、何が行われているのか。
服を脱いだりしていないので、聴診の検査とかでは無いようだが。仕切りがあるので向こう側が見えず、何をやっているのかわからない。ボソボソと話し声もするが、声は小さく内容は聞き取れない。
時間もそんなにかからない検査のようで、すぐ男子は戻ってくると扉を出て行く。なんの検査かわからないので、だんだんと不安になってくる。
自分の番になって、名前を呼ばれる。仕切りを超えると、机の傍らに更に仕切りがあり、その近くに白衣を纏った女性が立っていた。
女性医に四方5cmぐらいの紙を受け取る。
(なんだろう、これ)
「あの、すいません。これってなんですか?」
「えっ? い、いや。 ……君、去年やらなかったの? その授業も受けたでしょ。本当にわからないの?」
なぜか白衣の女性が焦りながら言う。慌てるのは、分かっていない僕の方なのに。彼女の慌てる様子を診て落ち着いた僕は記憶を遡ったが、やっぱり分からない。一体何の検査なのか
「ん……、あ、そうか! 君が佐藤さんね。入院していたと連絡は受けているけど、困ったなぁ。生殖検査の方法がわからないなんて。男性の保険医も他の学校へ出てるから。どうしましょ」
手に持っていたカルテだろうか、確認してむむむと悩みだす先生。彼女が言った、生殖検査という言葉は最近、聞いたような気がした。どこでだろう。
「えーっと、その紙はペニスに押し当てるだけでいいんだけど。……もう一度保険の授業受け直した後に検査したほうがいいのかも……」
「あ!」
その言葉に、思い出した。入院中に色々行った数々の意味のよくわからない検査の中にあったものの一つだ。
あの時は、まだ色々と混乱していて言われるがままにやっていた。その中の一つに紙をペニスに押し当てると言ったものもあった。生殖検査と言っていたけど、これがその時と同じものか。
頭に浮かんだ瞬間、顔から火が出る思いだった。
「えっと、やり方思い出しました! 入院中にやったのを思い出しました」
「そ、そう。よかったぁ。じゃあ、早速そっちでお願いするわね」
早口でまくしたてて、素早く仕切りを超える。スカートをたくし上げて、パンツを下ろして下半身の一部を出した。
ちらと顔を後ろへ向けると、ジーっとこっちを見ている女性医と目があった。すぐ女性医は目を逸らしたが、見られていたようだった。
背の高い仕切りだったけど、女性医も背が高く仕切りの上からでも少し覗くことが出来るようだった。これじゃあ、あまり意味がないような。
仕切りを背にしていたので、下半身は見られなかっただろう。だけど、お尻は見られてしまったか。医者だろうから、やましい気持ちはないと思うけど。顔が熱くなるのがわかる。さっさと終わらせて、出ていこう。
視線を下に戻して、紙をペニスの亀頭に押し付ける。それから、脱いでいたパンツとスカートを元通りに履き直す。深呼吸して、顔の火照りを取った。これでよし。
「終わりました」
「は、はい」
仕切りから出て、女性医に紙を渡す。女性医は何事も無かったかのように紙を受け取り、机の上にある機械に紙をセットしてボタンを押した。
機械の液晶モニタに、89%と表示されるのが見えた。女性医は、画面に表示された数字を手に持っている物に書き込むと言った。
「はい、お疲れ様です」
これで検査は終わりのようだった。
2
お気に入りに追加
261
あなたにおすすめの小説

男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
髪を切った俺が『読者モデル』の表紙を飾った結果がコチラです。
昼寝部
キャラ文芸
天才子役として活躍した俺、夏目凛は、母親の死によって芸能界を引退した。
その数年後。俺は『読者モデル』の代役をお願いされ、妹のために今回だけ引き受けることにした。
すると発売された『読者モデル』の表紙が俺の写真だった。
「………え?なんで俺が『読モ』の表紙を飾ってんだ?」
これは、色々あって芸能界に復帰することになった俺が、世の女性たちを虜にする物語。
※『小説家になろう』にてリメイク版を投稿しております。そちらも読んでいただけると嬉しいです。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる