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10周目(異世界ファンタジー:女神転生)
第193話 アイテムボックス大整理
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伐採した木々は、枝を切り落として皮を剥く。適当にサイズを測って、板のように切って建物に使う用の木材に加工する。伐採したばかりで、水分を含んでいる木材はそのままだと使えない。しばらく置いて乾燥させないといけないので、放置しておく時間が必要だった。
ということで、その間に俺はアイテムボックスの中身を整理することにした。
「これと、これ。あとはこれも」
平らに整地した地面の上に次々と、アイテムボックスの中に放り込んできたモノを取り出して置いていく。これまで溜め込んできた中に入っていたモノを残らず全て。森を切り開いて、かなり大きくなった広場を埋め尽くすほどの様々なモノがアイテムボックスの中から出てきた。
取り出すだけで、1時間ぐらい掛かった。
「ふぅー、よしッ。これで全部かな」
アイテムボックスという、目に見えない空間に繋がった場所から一気にモノを取り出したことによって、身体の中がスッキリとしたような気分になる。異空間に収納しているので、出しても別に減ったり増えたりするわけじゃないが。感覚的なモノだ。
「うーん。思っていたよりも数が多いな」
「ワウッ!?」
何もない空間から急に、次々とモノが出てくる様子はリヴも驚くほどだった。
転生を繰り返している間に、どんどん広く大きくなっていったような気がしていた。実際は、どれぐらい大きいのか。正確なサイズは量れないが、かなり広大な空間がアイテムボックスの中に広がっていると思う。
感覚的な容量は、テニスコート4面の広さ、高さ5メートルぐらいのサイズかな。それぐらいになっている。
最初の頃は、こんな大量にモノを収納しておくことは不可能だったと記憶している。確実に、転生を繰り返すことによって拡張した。
しかし、こんなに大量に引き継いできたんだな。感慨深い。
「ワウ?」
「ん? あぁ、これか。懐かしい。これは、俺がレイラという女性だった頃に乗って宇宙で戦っていた時の機体。そのコクピットとモニタだな」
取り出した巨大な物体の1つに興味を示すリヴ。それは、自爆して死ぬ直前に俺がアイテムボックスの中に収納した機体の部品だった。
あれからずっと使用するような機会も訪れず、アイテムボックスの中に入れたまま放置していたモノだ。
どうにかして金属のインゴットに加工出来ないだろうかと、一度試してみたことがある。俺が料理の技術を磨くために、世界中を旅していた頃かな。あと、ダンジョンを攻略するために色々と計画を練っていた時にも、チャレンジしたことがあった。
けれど、それは傷を付けることすら難しいような代物だった。宇宙の特殊な場所で作られた金属だから、普通の温度では融点に達することが出来ない。一度溶かして、型に流し入れて固める鋳造が出来ない。削ったり切ったりすることも不可能だった。再加工する手段が無い。
モニタも壊れていて使い物にはならない。そもそも再利用しようとしても、ずっと未来に作られたものなので規格が分からなかったり、技術が足りなかったり。しかもあの頃は、敵の機械に人類は負け続けていてピンチに瀕しているような状況。機体も間に合わせで作っていたようだから、さらに複雑な要素が絡み合っていた。つまり、どうやって動作しているのか分からない部分もあって使えないのである。
使いないからといって、ポイッと適当に捨てるわけにもいかない。またしばらく、アイテムボックスの中で放置しておくしかないだろう。それが今まで、アイテムボックスの中に眠らせていた理由。
アイテムボックスの中に収納してとけば、中だけ何故か時間が止まっていて完璧に保管することが出来ていた。入れた瞬間のまま、その状態をずっと保っておけるから非常に便利だった。金属は錆びないし、食料も腐ることがない。
唯一、生きたモノだけは収納できないという特性があった。例えば、リヴなんかをアイテムボックスの中に収納することは出来なかった。
「ワウワウ!」
「ここに置いてあるのは、世界各地で集めた貴金属かな」
金や銀、プラチナ。ダイヤモンドなどの宝石の数々が、小さな山になるほどの量が俺の目の前に置かれている。買い足していくうちに、現代だと数百億円ぐらいの価値があるかもしれないぐらいの量になっていた。いざという時に、商人に売ったりして金に替えたりも出来るよう手元に置いて保管している。
リヴもキレイな宝石に興味津々のようだ。人間のように、うっとりとしている表情というのが見て分かるほど。食い入るように見ている。そんなに気に入ったのなら、この宝石を使って首飾りでも作ってあげようかな。
もちろん、大事な人達からプレゼントしてもらった物は別にして、大切に保管している。それが、アイテムボックスの中で一番に大事なモノ。失くしたくないモノだ。この先も、ずっと受け継ぎたいモノだから。
それからしばらくして、リヴの興味が次のモノへと移った。
「おっと、コラコラ。そいつは食べちゃダメだよ」
「ワウッ?」
リヴの鼻頭を手で抑えて、止める。
料理人の修行として世界を巡った時や、ダンジョン・マスターとして各国に訪れた時などのタイミングで集めた大事な調味料の数々。これも非常に大事で、役立つものだった。今も、料理を作る際には利用して役立っている。
砂糖、塩、酢、醤油、味噌を各種揃えている。他にも胡椒や七味唐辛子、ラー油にケチャップ、マヨネーズなど。スパイスやハーブ、薬味なども取り揃えている。安いものから高価なものまで様々。一回の人生では使い切れないほど沢山の量を保管している。次に手に入るのはいつか、わからないので。手に入る時に補充している。
アイテムボックスの中だと腐ったりしないので幾らでも持っておきたい。こことは別の世界では、最も高価なスパイスだと言われていたサフランも収納していた。
これだけの調味料は、1つの世界で集めることは不可能だな。アイテムボックスの中身は人生を繰り返しても持ち越せる。この特殊能力の、非常に大きな強みだった。
「これなら、食べても大丈夫」
「ッワオン!」
大量の食料も保管していた。調理前の食材である玉ねぎやじゃがいも、大根に人参等など。鶏むね肉や豚肉、牛などの肉類。魚などもある。卵や豆腐もあり、一通りの料理を作れる。こちらの世界で手に入れた野生動物の肉も大量に保管していた。
調理済みの料理も多数、収納している。完成した直後の料理をアイテムボックスの中に収納していたので、取り出せば湯気が立つほど温かくて新鮮。すぐ食べることも可能だった。当時の美味しさが、そのまま味わえる。
「あとは、これもあったなぁ」
1冊のノートを手にとって、ペラペラとめくって確かめる。これは、過去の記憶を忘れないようにと書き残しておいた日記だった。気が向いた時に書き込んでいった。その日記は今、何十冊という数になっている。膨大な記録が書かれていた。
日記を読み返すと、これまでに自分が面白い体験をしてきたことが伺える。色々な世界を旅してきたんだなぁと、実感する。
ダンジョンで野営するのに使っていた道具、俺が出版した本、白砂猫の装備、家族写真。ダンジョンで回収した大量の素材。なにかに使えないかと思って、保管していた。まだ、使う機会は訪れていない。これも、何かに使えそうなんだけどね。
どうにか利用できないか。そんなことを考えながら、収納してきたモノをチェックして取捨選択し、整理して、再収納していく。
整理し終えた頃には陽が落ち始めていた。ふぅー、疲れた。でも、スッキリした。
ということで、その間に俺はアイテムボックスの中身を整理することにした。
「これと、これ。あとはこれも」
平らに整地した地面の上に次々と、アイテムボックスの中に放り込んできたモノを取り出して置いていく。これまで溜め込んできた中に入っていたモノを残らず全て。森を切り開いて、かなり大きくなった広場を埋め尽くすほどの様々なモノがアイテムボックスの中から出てきた。
取り出すだけで、1時間ぐらい掛かった。
「ふぅー、よしッ。これで全部かな」
アイテムボックスという、目に見えない空間に繋がった場所から一気にモノを取り出したことによって、身体の中がスッキリとしたような気分になる。異空間に収納しているので、出しても別に減ったり増えたりするわけじゃないが。感覚的なモノだ。
「うーん。思っていたよりも数が多いな」
「ワウッ!?」
何もない空間から急に、次々とモノが出てくる様子はリヴも驚くほどだった。
転生を繰り返している間に、どんどん広く大きくなっていったような気がしていた。実際は、どれぐらい大きいのか。正確なサイズは量れないが、かなり広大な空間がアイテムボックスの中に広がっていると思う。
感覚的な容量は、テニスコート4面の広さ、高さ5メートルぐらいのサイズかな。それぐらいになっている。
最初の頃は、こんな大量にモノを収納しておくことは不可能だったと記憶している。確実に、転生を繰り返すことによって拡張した。
しかし、こんなに大量に引き継いできたんだな。感慨深い。
「ワウ?」
「ん? あぁ、これか。懐かしい。これは、俺がレイラという女性だった頃に乗って宇宙で戦っていた時の機体。そのコクピットとモニタだな」
取り出した巨大な物体の1つに興味を示すリヴ。それは、自爆して死ぬ直前に俺がアイテムボックスの中に収納した機体の部品だった。
あれからずっと使用するような機会も訪れず、アイテムボックスの中に入れたまま放置していたモノだ。
どうにかして金属のインゴットに加工出来ないだろうかと、一度試してみたことがある。俺が料理の技術を磨くために、世界中を旅していた頃かな。あと、ダンジョンを攻略するために色々と計画を練っていた時にも、チャレンジしたことがあった。
けれど、それは傷を付けることすら難しいような代物だった。宇宙の特殊な場所で作られた金属だから、普通の温度では融点に達することが出来ない。一度溶かして、型に流し入れて固める鋳造が出来ない。削ったり切ったりすることも不可能だった。再加工する手段が無い。
モニタも壊れていて使い物にはならない。そもそも再利用しようとしても、ずっと未来に作られたものなので規格が分からなかったり、技術が足りなかったり。しかもあの頃は、敵の機械に人類は負け続けていてピンチに瀕しているような状況。機体も間に合わせで作っていたようだから、さらに複雑な要素が絡み合っていた。つまり、どうやって動作しているのか分からない部分もあって使えないのである。
使いないからといって、ポイッと適当に捨てるわけにもいかない。またしばらく、アイテムボックスの中で放置しておくしかないだろう。それが今まで、アイテムボックスの中に眠らせていた理由。
アイテムボックスの中に収納してとけば、中だけ何故か時間が止まっていて完璧に保管することが出来ていた。入れた瞬間のまま、その状態をずっと保っておけるから非常に便利だった。金属は錆びないし、食料も腐ることがない。
唯一、生きたモノだけは収納できないという特性があった。例えば、リヴなんかをアイテムボックスの中に収納することは出来なかった。
「ワウワウ!」
「ここに置いてあるのは、世界各地で集めた貴金属かな」
金や銀、プラチナ。ダイヤモンドなどの宝石の数々が、小さな山になるほどの量が俺の目の前に置かれている。買い足していくうちに、現代だと数百億円ぐらいの価値があるかもしれないぐらいの量になっていた。いざという時に、商人に売ったりして金に替えたりも出来るよう手元に置いて保管している。
リヴもキレイな宝石に興味津々のようだ。人間のように、うっとりとしている表情というのが見て分かるほど。食い入るように見ている。そんなに気に入ったのなら、この宝石を使って首飾りでも作ってあげようかな。
もちろん、大事な人達からプレゼントしてもらった物は別にして、大切に保管している。それが、アイテムボックスの中で一番に大事なモノ。失くしたくないモノだ。この先も、ずっと受け継ぎたいモノだから。
それからしばらくして、リヴの興味が次のモノへと移った。
「おっと、コラコラ。そいつは食べちゃダメだよ」
「ワウッ?」
リヴの鼻頭を手で抑えて、止める。
料理人の修行として世界を巡った時や、ダンジョン・マスターとして各国に訪れた時などのタイミングで集めた大事な調味料の数々。これも非常に大事で、役立つものだった。今も、料理を作る際には利用して役立っている。
砂糖、塩、酢、醤油、味噌を各種揃えている。他にも胡椒や七味唐辛子、ラー油にケチャップ、マヨネーズなど。スパイスやハーブ、薬味なども取り揃えている。安いものから高価なものまで様々。一回の人生では使い切れないほど沢山の量を保管している。次に手に入るのはいつか、わからないので。手に入る時に補充している。
アイテムボックスの中だと腐ったりしないので幾らでも持っておきたい。こことは別の世界では、最も高価なスパイスだと言われていたサフランも収納していた。
これだけの調味料は、1つの世界で集めることは不可能だな。アイテムボックスの中身は人生を繰り返しても持ち越せる。この特殊能力の、非常に大きな強みだった。
「これなら、食べても大丈夫」
「ッワオン!」
大量の食料も保管していた。調理前の食材である玉ねぎやじゃがいも、大根に人参等など。鶏むね肉や豚肉、牛などの肉類。魚などもある。卵や豆腐もあり、一通りの料理を作れる。こちらの世界で手に入れた野生動物の肉も大量に保管していた。
調理済みの料理も多数、収納している。完成した直後の料理をアイテムボックスの中に収納していたので、取り出せば湯気が立つほど温かくて新鮮。すぐ食べることも可能だった。当時の美味しさが、そのまま味わえる。
「あとは、これもあったなぁ」
1冊のノートを手にとって、ペラペラとめくって確かめる。これは、過去の記憶を忘れないようにと書き残しておいた日記だった。気が向いた時に書き込んでいった。その日記は今、何十冊という数になっている。膨大な記録が書かれていた。
日記を読み返すと、これまでに自分が面白い体験をしてきたことが伺える。色々な世界を旅してきたんだなぁと、実感する。
ダンジョンで野営するのに使っていた道具、俺が出版した本、白砂猫の装備、家族写真。ダンジョンで回収した大量の素材。なにかに使えないかと思って、保管していた。まだ、使う機会は訪れていない。これも、何かに使えそうなんだけどね。
どうにか利用できないか。そんなことを考えながら、収納してきたモノをチェックして取捨選択し、整理して、再収納していく。
整理し終えた頃には陽が落ち始めていた。ふぅー、疲れた。でも、スッキリした。
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