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6周目(異世界ファンタジー:勇者)
6周目 あらすじ・人物・設定まとめ
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※小説執筆のためのメモ書きです。時々、加筆修正していきます。
第76話~第99話に登場した人物、設定についてをまとめています。
これまでの内容をまとめているだけなので、読み飛ばしても大丈夫です。
*********6周目のあらすじ*********
生まれてすぐ、母親に捨てられてしまうところから物語はスタートした。
孤児院の院長であるブルーノに拾われて、一命を取り留める主人公リヒト。
その時に喉を負傷する。声帯を損傷してしまい、思うように声を出せなくなる。
孤児として育ち、他の子供たちの世話をしながら一緒に生活していた。
ある日、院長であるブルーノに指示されて勇者の試験というものを受けることに。
生まれ育った街を旅立って、試験が行われるという王都に向かう。
勇者の試験としてトーナメントが行われている最中、色々な出来事があった。
ジョナスという青年と出会い彼に頼み込まれて弟子にして、彼を鍛えることになる。とある貴族から、八百長を持ちかけられたりした。
トーナメントを無事に勝ち進んで、主人公リヒトは勇者の称号を与えられた。
勇者の称号を与えられた者だけが授かることの出来る能力の儀式を受ける。
魂を傷付けられるような原因不明の強烈な痛みによって、リヒトは儀式の最中に気絶してしまった。
目を覚ますと痛みは消えていて、勇者だけが習得できるという”アイテムボックス”の能力を得ることが出来た。
だが、儀式の最中に起こった出来事について誰かが噂を流して、王都に勇者リヒトの評価を下げるような話が広まっていた。
それにより、世間からリヒトは最弱の勇者と呼ばれるようになる。
指示を受けて王都を1人で旅立ったリヒトは、途中で襲いかかってきた貴族の妨害を跳ね除けて、旅を始めた。
王国から、勇者の活動を支援するためにカテリーナ、クリス、ウェーズリーの3名が派遣されてきた。
送られてきた人員と途中で合流して、勇者リヒトは旅を続ける。
勇者の仕事は、魔物の襲撃から街を護ること。守護を求める街を探して、旅を続けるのだが、勇者リヒトの守護を求めるような街は見つからなかった。売り込みに行っても、拒否される日々。
その間に、仲間だった2人が何も言わず逃げ出した。勇者パーティーに残ったのは、カテリーナという女騎士だけ。
勇者の仕事を諦めて生まれ育った街にある孤児院に戻ってみたが、ブルーノに、まだやるべきことがあると言われて帰還を拒否される。
仕方がないので、街の近くにある森の中で隠れ住むことにした。
カテリーナと2人で生活を続けていると、ある日小屋を訪ねてきたジョナス。
彼の話によると、魔王が復活したという。それが本当なのか、確かめるために偵察をするように国から任務を受けていたジョナス。
元弟子だから、助けを求める彼の任務が成功するようにジョナスの仕事を手伝う。
原因と思われる場所に到着すると、獣の魔王が待ち構えていた。
リヒトは獣の魔王と死闘を繰り広げて、無事に勝つことが出来た。
こうして勇者リヒトは、魔王を倒して世界を救った。けれども、その事実を知る者は少ない。
獣の魔王との戦いが終わった後、リヒトは孤児院を営む平凡な勇者の暮らしを続けることに。
カテリーナと結婚して、子供にも恵まれて、幸せな家庭を築いた。
孤児院の経営も順調で、非常に優秀な者たちを何百人も育て上げた。
そして最期は老衰で、穏やかに息を引き取った。
*********6週目の主人公*********
【リヒト】
生まれた瞬間に、母親と思われる人物に捨てられてしまう。
死にかけていたところを、ブルーノに助けられて生き残った。
その代償に喉を潰して、一言二言ぐらいしか続けて話せないようになった。
痛みに耐えれば、話すことも出来る。だが痛いのは嫌なので、最低限しか喋らない。
子供の頃の食事も栄養が足らなかったが、我慢して他の空腹を訴える子に与えた。
それによって、成長期に身長が伸びずに、背丈が低め。
背が低い代わりに俊敏な動きを習得して、新たな戦い方について模索した。
助けてもらった恩を返すために、孤児院で精力的に働く。
14歳の時に、勇者になるように言われる。そして、王都に試験を受けに向かう。
勇者の試験であるトーナメントに参加して、6位になり合格基準を通過。
試験に合格して、勇者の称号を与えられた。
勇者の称号を授かった者だけが受けることの出来る、勇者としての能力を身につける儀式で、リヒトは魂を傷付けられるような原因不明の痛みで気絶した。
新たな能力を手に入れたが、儀式での失態により最弱の勇者と噂されるようになる。
各地の街を巡って旅をするが、どこにも受け入れてもらえず、ロントルガの街がある近くの森で、勇者パーティーの一員であるカテリーナと2人で生活を始めた。
2年が経った頃に、弟子のジョナスが2人の住む小屋を訪れた。そして、魔王が復活したかもしれない、という情報を伝えられる。
ジョナスたちと一緒に、魔王が現れたという場所に向かう。
そこで、獣の魔王と出会って戦闘になる。
獣の魔王に勝利して、生まれ育った孤児院に帰る。
その後、カテリーナと結婚して子供を授かる。
ブルーノの後を継いで、ロントルガの街を守護する勇者となる。
・これまでの転生で主人公が習得してきた能力一覧
《言語能力》(どんな言葉や文字でも理解できる。しかし、実態は不明)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・魔法の世界)
《火の素質》(火に関係する魔法を習得するスピードが早くなる。火に関する魔法を使用する時には、威力がアップする)
《身体強化の魔法》(体の中の魔力を全身に纏って、身体能力をアップさせる)
《剣術の知識・達人》(剣を扱う技術がある)
《弓の知識・熟練》(弓を扱う技術がある)
《槍の知識・熟練》(槍を扱う技術がある)
《斧の知識・熟練》(斧を扱う技術がある)
《騎乗・上級》(馬に乗るための技術が)
《馬の知識・中級》(馬を育てたり、世話するための知識が豊富である)
《ナジュラ流戦闘術・達人》(体1つで戦い抜くための武術。身体能力がアップする効果がある。素手による格闘術として分類される)
《女性との接し方・熟練》(女性の好感度が上がりやすくなる)
《ナジュラ式性技・熟練》(ナジュラ族で代々受け継がれてきた、女性を悦ばせるための知識と技術)
《魔力コントロール・達人》(体の中に存在している魔力をコントロールする技術がある。魔力を全身に行き渡らせることは可能で、体の一部分に魔力を集中させる事も出来るようになった)
《指揮官》(部隊をスムーズに指揮することが出来る)
《農業の知識・熟練》(農業に関する知識と経験が豊富で、種を見ただけで育て方が分かる。未知の植物に関しては、予想ができる)
《料理の基礎》(家庭料理を作ることが出来る。料理をする時に使う、道具の名前、作り方を知っている)
《魔力付与》(物質に魔力を付与することが出来る)
《発明家》(新たなアイデアを閃きやすくなる)
《教育・中級》(人に何かを教える時、わかりやすく説明することが出来るように。対象の成長を促進する)
《ポーションの知識・初級》(初級レベルのポーションを作成することが可能。ポーションを使用したときの効果をアップする)
《明鏡止水》(心を落ち着かせる方法を熟知している)
《気配察知》(周囲の生き物の存在を感じ取ることができる)
《危機回避》(自分に危険が迫ると、直感的に感じ取れるようになる。第六感のような感覚)
・今回の転生で主人公が習得、レベルアップした能力一覧
《アイテムボックス》(容量は一人分の食料を一年間ぐらい保存できるぐらいの量)
《回復魔法》(魔力を使って自分や他人を回復する。古傷や重い病気は治せない)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・勇者の世界で利用されている魔法の使い方)
《ボディーランゲージ》(身振り手振りで、相手に意思を伝えるのが得意になる)
《勇者》(ステータスがアップする)
*********6週目に登場したキャラクター*********
【ブルーノ】
孤児院を経営している。
死にかけている赤ん坊のリヒトを助けて、孤児院で育てた。
ロントルガの街を、魔物の襲撃から守るように守護を任されている勇者でもある。
【ハリー】
勇者の試験で、試験官を務める人物。
規律に厳しそうな見た目をしているのが特徴的な、細身の男性。
背の高さは、そこそこ。平均的な高さ。
毎年行われる、国にとっても大切な勇者の試験を成功させるために、色々と頑張っている。
【ジョナス】
正式名は、ジョナス・ダンモルタン。
貴族の息子。ダンモルタン侯爵家の次男。
金髪で長身、爽やかな顔つきで女性からモテるような容姿をしている。
勇者の試験で主人公リヒトに負けて、弟子入りをお願いする。
その後、指導を受けて1年後の勇者試験で優勝。
圧倒的な戦闘能力で試験を勝ち上がり、その後の活躍で最強の勇者と呼ばれるようになる。
本人の証言では、最強は別の人であると生涯、否定し続けていた。
優勝をして勇者の称号を得た直後、師匠の元へ向かおうとしたが行方知れずとなっていた。勇者の活動を続けつつ1年かけて、師匠であるリヒトの居場所を突き止めた。
その頃に王国から、魔物が異常なほど増加している原因を探るように、という任務を受けて、遂行していた。
目的の場所を偵察したとき、危険を感じて一度退いた。師匠のリヒトを連れていき、調査を再挑戦する。
無事に生き残り、魔王との戦いが行われたという場所から、無事に生還した。
リヒトから、魔王を倒したという名誉と、その後の面倒事を押し付けられた。そして彼が魔王の脅威から世界を救った勇者として讃えられた。
魔王の脅威から世界を救ったと言われているが、その事実も本人が否定し続けた。
【イマヌエル】
正式名は、イマヌエル・ザクセン。
貴族の息子。ザクセン侯爵家の長男。
勇者の試験トーナメントの5回戦で、主人公リヒトが対戦することになった相手。
事前に八百長の交渉を持ち込み、リヒトに賄賂を渡した。
その後、無事に試験トーナメントに優勝する。
それから、リヒトが最弱の勇者として街で噂になり渡した賄賂を取り返そうとする。返り討ちにあって、トラウマを植え付けられた。それで、戦いには出れないように。
試験のトーナメントを優勝したという実績があるのに、勇者の仕事が出来なくなる。
その後、王都にある実家に引きこもるようになる。
【カテリーナ】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた
真面目な性格の女騎士。
貴族の娘だったが貴族社会の雰囲気には馴染めなくて、その生き方に疑問を持った。
自分の目指したい道を進むために、両親と何度も話し合いを行った。だが、理解してもらえなかった。
結局、貴族の令嬢として相応しくないと見限られて、実家から勘当されているような状態になる。
その後、出会った勇者リヒトの活動を支えようと、必死に努力した。
リヒトに鍛えられて、知らぬ間に強者となっていた。しばらく世間から離れて生活を続けていたために、実力の高さをしばらく自覚できなかった。
魔王との戦いが終わった後、勇者の活動を辞めたリヒトと別れることなく一緒に居ることを選択。
彼女の実力と活躍について知ったのか実家から、家に戻ってくるように、と要請されたが拒否。
縁談話を勝手にまとめようとする実家に知らしめるため、リヒトと結婚をする。
【クリス】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた兵士。
屈強そうな見た目をしている。
2度、リヒトの勇者パーティーのメンバーから逃げ出している。1度目は、リヒトの勇者としての実力を信じられずに。2度目は、リヒトの特訓に耐えきれずに。
【ウェーズリー】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた魔法使い。
ローブ姿で、細身。いかにも魔法使いというような姿をしている。
クリスと一緒に2度も、リヒトの勇者パーティーのメンバーから逃げ出した。
*********小説設定・名称*********
・ロントルガ
リヒトが育った孤児院がある街。
勇者ブルーノによって、魔物の襲撃から守らられている。
後年、ブルーノから引き継いでリヒトが街を守護するようになる。
・ルベルバック王国
勇者がいる国。
過去に、魔王の脅威から世界を救った勇者が、ルベルバック王国にいた。その伝説を受け継いだことで、今でも勇者という名称が色濃く残っている。
・勇者
魔物に襲撃される、地方にある街の護りを任される者の名称。
所属する街は、自分で探す必要がある。
過去から受け継いできた伝統から、4人一組パーティーで活動するのが基本とされている。
・勇者の試験トーナメント
一年に一度、勇者の称号を与えるものを決める試合が、王都の会場で行われている。
基本的に上位8名のみが、その年に誕生する新たな勇者として称号を与えられる。
優勝者には真っ白い犬が賞品として与えられるのが、古くからの習わし。王族以外で白い犬を所有することは、基本的に禁止されている。例外の1つが、優勝賞品として受け取った犬。王族以外で、白い犬を所有することは大変に名誉なことである。
・魔王が倒された場所
伝承によると、魔王と勇者の戦いが行われた。長い戦いの末に勇者が勝って、魔王が倒された場所だど言い伝えられている。
ルベルバック王国の北西、今でも人があまり住んでいないような場所。
南東にあるロントルガの街からは、正反対の位置にある。
・獣の魔王
名称は不明。
実は、魔王なのかも不明。
突然現れて、突然消え去った。
俊敏な動きと、超強力なパワー。魔法を使いこなして戦う獣。
リヒトを知っているような反応を見せたが、詳細は不明。
*********補足説明*********
・魔法の知識(異世界ファンタジー・魔法の世界)
体から魔力を放出して、体の外で魔力を発動させる。
体の外に出してから、魔法を発動させる事は難しく、勇者の世界で知られている方法とは違って難易度が高め。だが、体の外にある魔力と合わせることで、魔法の威力を高める事が可能。体内で魔法を発動させるよりも強力な魔法を撃てる。
だが、場所の影響も多く受ける。魔力の薄い土地だと、逆に魔法の発動が難しくなるので注意する必要がある。
・魔法の知識(異世界ファンタジー・勇者の世界)
体の中で魔力を操作し、魔法を発動させてから外に放出する方法。
体の中に留めたまま魔力を操作するので、魔法の世界の使い方と比べて、魔法を発動させることが簡単。ただし、こちらは逆に魔法の威力を高めるのが難しい。こちらの発動方法だと、基本的に威力は低くなる。
だが、魔力の薄いような場所でも魔法を使うことが出来る。
第76話~第99話に登場した人物、設定についてをまとめています。
これまでの内容をまとめているだけなので、読み飛ばしても大丈夫です。
*********6周目のあらすじ*********
生まれてすぐ、母親に捨てられてしまうところから物語はスタートした。
孤児院の院長であるブルーノに拾われて、一命を取り留める主人公リヒト。
その時に喉を負傷する。声帯を損傷してしまい、思うように声を出せなくなる。
孤児として育ち、他の子供たちの世話をしながら一緒に生活していた。
ある日、院長であるブルーノに指示されて勇者の試験というものを受けることに。
生まれ育った街を旅立って、試験が行われるという王都に向かう。
勇者の試験としてトーナメントが行われている最中、色々な出来事があった。
ジョナスという青年と出会い彼に頼み込まれて弟子にして、彼を鍛えることになる。とある貴族から、八百長を持ちかけられたりした。
トーナメントを無事に勝ち進んで、主人公リヒトは勇者の称号を与えられた。
勇者の称号を与えられた者だけが授かることの出来る能力の儀式を受ける。
魂を傷付けられるような原因不明の強烈な痛みによって、リヒトは儀式の最中に気絶してしまった。
目を覚ますと痛みは消えていて、勇者だけが習得できるという”アイテムボックス”の能力を得ることが出来た。
だが、儀式の最中に起こった出来事について誰かが噂を流して、王都に勇者リヒトの評価を下げるような話が広まっていた。
それにより、世間からリヒトは最弱の勇者と呼ばれるようになる。
指示を受けて王都を1人で旅立ったリヒトは、途中で襲いかかってきた貴族の妨害を跳ね除けて、旅を始めた。
王国から、勇者の活動を支援するためにカテリーナ、クリス、ウェーズリーの3名が派遣されてきた。
送られてきた人員と途中で合流して、勇者リヒトは旅を続ける。
勇者の仕事は、魔物の襲撃から街を護ること。守護を求める街を探して、旅を続けるのだが、勇者リヒトの守護を求めるような街は見つからなかった。売り込みに行っても、拒否される日々。
その間に、仲間だった2人が何も言わず逃げ出した。勇者パーティーに残ったのは、カテリーナという女騎士だけ。
勇者の仕事を諦めて生まれ育った街にある孤児院に戻ってみたが、ブルーノに、まだやるべきことがあると言われて帰還を拒否される。
仕方がないので、街の近くにある森の中で隠れ住むことにした。
カテリーナと2人で生活を続けていると、ある日小屋を訪ねてきたジョナス。
彼の話によると、魔王が復活したという。それが本当なのか、確かめるために偵察をするように国から任務を受けていたジョナス。
元弟子だから、助けを求める彼の任務が成功するようにジョナスの仕事を手伝う。
原因と思われる場所に到着すると、獣の魔王が待ち構えていた。
リヒトは獣の魔王と死闘を繰り広げて、無事に勝つことが出来た。
こうして勇者リヒトは、魔王を倒して世界を救った。けれども、その事実を知る者は少ない。
獣の魔王との戦いが終わった後、リヒトは孤児院を営む平凡な勇者の暮らしを続けることに。
カテリーナと結婚して、子供にも恵まれて、幸せな家庭を築いた。
孤児院の経営も順調で、非常に優秀な者たちを何百人も育て上げた。
そして最期は老衰で、穏やかに息を引き取った。
*********6週目の主人公*********
【リヒト】
生まれた瞬間に、母親と思われる人物に捨てられてしまう。
死にかけていたところを、ブルーノに助けられて生き残った。
その代償に喉を潰して、一言二言ぐらいしか続けて話せないようになった。
痛みに耐えれば、話すことも出来る。だが痛いのは嫌なので、最低限しか喋らない。
子供の頃の食事も栄養が足らなかったが、我慢して他の空腹を訴える子に与えた。
それによって、成長期に身長が伸びずに、背丈が低め。
背が低い代わりに俊敏な動きを習得して、新たな戦い方について模索した。
助けてもらった恩を返すために、孤児院で精力的に働く。
14歳の時に、勇者になるように言われる。そして、王都に試験を受けに向かう。
勇者の試験であるトーナメントに参加して、6位になり合格基準を通過。
試験に合格して、勇者の称号を与えられた。
勇者の称号を授かった者だけが受けることの出来る、勇者としての能力を身につける儀式で、リヒトは魂を傷付けられるような原因不明の痛みで気絶した。
新たな能力を手に入れたが、儀式での失態により最弱の勇者と噂されるようになる。
各地の街を巡って旅をするが、どこにも受け入れてもらえず、ロントルガの街がある近くの森で、勇者パーティーの一員であるカテリーナと2人で生活を始めた。
2年が経った頃に、弟子のジョナスが2人の住む小屋を訪れた。そして、魔王が復活したかもしれない、という情報を伝えられる。
ジョナスたちと一緒に、魔王が現れたという場所に向かう。
そこで、獣の魔王と出会って戦闘になる。
獣の魔王に勝利して、生まれ育った孤児院に帰る。
その後、カテリーナと結婚して子供を授かる。
ブルーノの後を継いで、ロントルガの街を守護する勇者となる。
・これまでの転生で主人公が習得してきた能力一覧
《言語能力》(どんな言葉や文字でも理解できる。しかし、実態は不明)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・魔法の世界)
《火の素質》(火に関係する魔法を習得するスピードが早くなる。火に関する魔法を使用する時には、威力がアップする)
《身体強化の魔法》(体の中の魔力を全身に纏って、身体能力をアップさせる)
《剣術の知識・達人》(剣を扱う技術がある)
《弓の知識・熟練》(弓を扱う技術がある)
《槍の知識・熟練》(槍を扱う技術がある)
《斧の知識・熟練》(斧を扱う技術がある)
《騎乗・上級》(馬に乗るための技術が)
《馬の知識・中級》(馬を育てたり、世話するための知識が豊富である)
《ナジュラ流戦闘術・達人》(体1つで戦い抜くための武術。身体能力がアップする効果がある。素手による格闘術として分類される)
《女性との接し方・熟練》(女性の好感度が上がりやすくなる)
《ナジュラ式性技・熟練》(ナジュラ族で代々受け継がれてきた、女性を悦ばせるための知識と技術)
《魔力コントロール・達人》(体の中に存在している魔力をコントロールする技術がある。魔力を全身に行き渡らせることは可能で、体の一部分に魔力を集中させる事も出来るようになった)
《指揮官》(部隊をスムーズに指揮することが出来る)
《農業の知識・熟練》(農業に関する知識と経験が豊富で、種を見ただけで育て方が分かる。未知の植物に関しては、予想ができる)
《料理の基礎》(家庭料理を作ることが出来る。料理をする時に使う、道具の名前、作り方を知っている)
《魔力付与》(物質に魔力を付与することが出来る)
《発明家》(新たなアイデアを閃きやすくなる)
《教育・中級》(人に何かを教える時、わかりやすく説明することが出来るように。対象の成長を促進する)
《ポーションの知識・初級》(初級レベルのポーションを作成することが可能。ポーションを使用したときの効果をアップする)
《明鏡止水》(心を落ち着かせる方法を熟知している)
《気配察知》(周囲の生き物の存在を感じ取ることができる)
《危機回避》(自分に危険が迫ると、直感的に感じ取れるようになる。第六感のような感覚)
・今回の転生で主人公が習得、レベルアップした能力一覧
《アイテムボックス》(容量は一人分の食料を一年間ぐらい保存できるぐらいの量)
《回復魔法》(魔力を使って自分や他人を回復する。古傷や重い病気は治せない)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・勇者の世界で利用されている魔法の使い方)
《ボディーランゲージ》(身振り手振りで、相手に意思を伝えるのが得意になる)
《勇者》(ステータスがアップする)
*********6週目に登場したキャラクター*********
【ブルーノ】
孤児院を経営している。
死にかけている赤ん坊のリヒトを助けて、孤児院で育てた。
ロントルガの街を、魔物の襲撃から守るように守護を任されている勇者でもある。
【ハリー】
勇者の試験で、試験官を務める人物。
規律に厳しそうな見た目をしているのが特徴的な、細身の男性。
背の高さは、そこそこ。平均的な高さ。
毎年行われる、国にとっても大切な勇者の試験を成功させるために、色々と頑張っている。
【ジョナス】
正式名は、ジョナス・ダンモルタン。
貴族の息子。ダンモルタン侯爵家の次男。
金髪で長身、爽やかな顔つきで女性からモテるような容姿をしている。
勇者の試験で主人公リヒトに負けて、弟子入りをお願いする。
その後、指導を受けて1年後の勇者試験で優勝。
圧倒的な戦闘能力で試験を勝ち上がり、その後の活躍で最強の勇者と呼ばれるようになる。
本人の証言では、最強は別の人であると生涯、否定し続けていた。
優勝をして勇者の称号を得た直後、師匠の元へ向かおうとしたが行方知れずとなっていた。勇者の活動を続けつつ1年かけて、師匠であるリヒトの居場所を突き止めた。
その頃に王国から、魔物が異常なほど増加している原因を探るように、という任務を受けて、遂行していた。
目的の場所を偵察したとき、危険を感じて一度退いた。師匠のリヒトを連れていき、調査を再挑戦する。
無事に生き残り、魔王との戦いが行われたという場所から、無事に生還した。
リヒトから、魔王を倒したという名誉と、その後の面倒事を押し付けられた。そして彼が魔王の脅威から世界を救った勇者として讃えられた。
魔王の脅威から世界を救ったと言われているが、その事実も本人が否定し続けた。
【イマヌエル】
正式名は、イマヌエル・ザクセン。
貴族の息子。ザクセン侯爵家の長男。
勇者の試験トーナメントの5回戦で、主人公リヒトが対戦することになった相手。
事前に八百長の交渉を持ち込み、リヒトに賄賂を渡した。
その後、無事に試験トーナメントに優勝する。
それから、リヒトが最弱の勇者として街で噂になり渡した賄賂を取り返そうとする。返り討ちにあって、トラウマを植え付けられた。それで、戦いには出れないように。
試験のトーナメントを優勝したという実績があるのに、勇者の仕事が出来なくなる。
その後、王都にある実家に引きこもるようになる。
【カテリーナ】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた
真面目な性格の女騎士。
貴族の娘だったが貴族社会の雰囲気には馴染めなくて、その生き方に疑問を持った。
自分の目指したい道を進むために、両親と何度も話し合いを行った。だが、理解してもらえなかった。
結局、貴族の令嬢として相応しくないと見限られて、実家から勘当されているような状態になる。
その後、出会った勇者リヒトの活動を支えようと、必死に努力した。
リヒトに鍛えられて、知らぬ間に強者となっていた。しばらく世間から離れて生活を続けていたために、実力の高さをしばらく自覚できなかった。
魔王との戦いが終わった後、勇者の活動を辞めたリヒトと別れることなく一緒に居ることを選択。
彼女の実力と活躍について知ったのか実家から、家に戻ってくるように、と要請されたが拒否。
縁談話を勝手にまとめようとする実家に知らしめるため、リヒトと結婚をする。
【クリス】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた兵士。
屈強そうな見た目をしている。
2度、リヒトの勇者パーティーのメンバーから逃げ出している。1度目は、リヒトの勇者としての実力を信じられずに。2度目は、リヒトの特訓に耐えきれずに。
【ウェーズリー】
ルベルバック王国から、勇者の活動を支援するためにリヒトの元へと派遣されてきた魔法使い。
ローブ姿で、細身。いかにも魔法使いというような姿をしている。
クリスと一緒に2度も、リヒトの勇者パーティーのメンバーから逃げ出した。
*********小説設定・名称*********
・ロントルガ
リヒトが育った孤児院がある街。
勇者ブルーノによって、魔物の襲撃から守らられている。
後年、ブルーノから引き継いでリヒトが街を守護するようになる。
・ルベルバック王国
勇者がいる国。
過去に、魔王の脅威から世界を救った勇者が、ルベルバック王国にいた。その伝説を受け継いだことで、今でも勇者という名称が色濃く残っている。
・勇者
魔物に襲撃される、地方にある街の護りを任される者の名称。
所属する街は、自分で探す必要がある。
過去から受け継いできた伝統から、4人一組パーティーで活動するのが基本とされている。
・勇者の試験トーナメント
一年に一度、勇者の称号を与えるものを決める試合が、王都の会場で行われている。
基本的に上位8名のみが、その年に誕生する新たな勇者として称号を与えられる。
優勝者には真っ白い犬が賞品として与えられるのが、古くからの習わし。王族以外で白い犬を所有することは、基本的に禁止されている。例外の1つが、優勝賞品として受け取った犬。王族以外で、白い犬を所有することは大変に名誉なことである。
・魔王が倒された場所
伝承によると、魔王と勇者の戦いが行われた。長い戦いの末に勇者が勝って、魔王が倒された場所だど言い伝えられている。
ルベルバック王国の北西、今でも人があまり住んでいないような場所。
南東にあるロントルガの街からは、正反対の位置にある。
・獣の魔王
名称は不明。
実は、魔王なのかも不明。
突然現れて、突然消え去った。
俊敏な動きと、超強力なパワー。魔法を使いこなして戦う獣。
リヒトを知っているような反応を見せたが、詳細は不明。
*********補足説明*********
・魔法の知識(異世界ファンタジー・魔法の世界)
体から魔力を放出して、体の外で魔力を発動させる。
体の外に出してから、魔法を発動させる事は難しく、勇者の世界で知られている方法とは違って難易度が高め。だが、体の外にある魔力と合わせることで、魔法の威力を高める事が可能。体内で魔法を発動させるよりも強力な魔法を撃てる。
だが、場所の影響も多く受ける。魔力の薄い土地だと、逆に魔法の発動が難しくなるので注意する必要がある。
・魔法の知識(異世界ファンタジー・勇者の世界)
体の中で魔力を操作し、魔法を発動させてから外に放出する方法。
体の中に留めたまま魔力を操作するので、魔法の世界の使い方と比べて、魔法を発動させることが簡単。ただし、こちらは逆に魔法の威力を高めるのが難しい。こちらの発動方法だと、基本的に威力は低くなる。
だが、魔力の薄いような場所でも魔法を使うことが出来る。
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これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
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「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
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フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

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