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第31章 理想の美女7人に愛される生活
205 【挿絵】10月6日(金) 金曜日は、メラニィ
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メラニィは、司法庁の副官として、外交も担当している。
外交の延長にあるのが、軍事力の整備だ。
戦争で負けたときに真っ先に占領されるのが司法だからだ。
メラニィ
「絵美様のパートナーである竜様は、本当に天才科学者だな。」
☆ 199 9月15日(金) 絵美からの手紙と竜くんの御礼
【対空兵器】
メラニィは、空を駆け回って、上空を警戒している【レッドイーグル】を見た。
【レッドイーグル】は、大型の制空兵器だ。
どんなに最新鋭の戦闘機でも、旋回性能、飛行する高度、飛行速度において、格下だ。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする空軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【対地兵器】
ドン、ドン、ドン
王城の窓から外を見ると、【イエロータイガー】が音を立てないように歩く練習をしている。
最強の地上兵器は戦車だというが、砲弾が当たったところで、蚊に刺されたくらいの効果しかない。
戦車を横からさらって横転させたり、戦車を軽く踏んで、プチッとつぶしてしまいそうだ。
どんなに小回りが利く戦車でも、照準を合わせる間もなく殲滅されるだろう。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする陸軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【海上、海中兵器】
バシャ、バシャ、バシャ
カセイダード王国チータマルム支国の外周部の海では、かわいいサメに両腕が生えた【ブルーシャーくん】という兵器が、海水浴を楽しんでいた。
戦艦や空母なんか、あっという間に沈みそうだ。 潜水艦が来ようものなら、ウニを取りました!という乗りで、捕獲してしまう。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする海軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【おまけ】
カセイダード王国チータマルム支国の北西地点 緯度 N40, 経度 W180 で核実験を行った。
近いし、地球儀で見る限り、島も無いからだ。
☆ カセイダード王国の正確な位置(中心地)は 緯度 N35, 経度 W165 でした。
☆ 暑すぎず、寒すぎず、理想的な位置でした。
☆
☆ 002 [読み飛ばしOK] 所在地、言語、為替レートについて
最初に、投下予定地点に半径2kmのバリアを円柱状に張って、5cm以上の大きさの魚を追い出した。その上で、実験用の核爆弾を落として、爆発させた。
核兵器を配備していない国は諸外国から舐められるからだ。
軍事力を誇示するためには、相手の科学力で理解できる力を見せつけることが必要になる。
核実験を非難する声明を出した国の首相と、テレビ局などのメディアの責任者の自宅には、空から巨大なフォークとナイフを二組ずつ落としてやった。
落下位置の正確さを感じ取った連中は、静かになった。
メラニィ
「やはり、いつでも、相手をこの世から退場させる力があることを見せつけることが大事だな。」
メラニィ こころの声
『 もっとも、核実験よりも、バリアの性能を見せつけることがメインの目的だった。
カセイダード王国チータマルム支国が使用できるバリアは、放射能や電磁波を遮断する。
つまり、世界中の国がすべての核兵器を投下してきたとしても、バリアの内側にあるカセイダード王国チータマルム支国は無傷だ。 ただし、バリアの外側にある諸外国はすべて、以下省略という運命になる。』
メラニィ
「ただ、バリヤーではなく、【バリパ】が正式名称らしい。
名前の由来は聞いたような気がするが覚えていない。
天才科学者というものは、自分が開発した作品の名称には、こだわるものらしい。
竜 豪
「簡単に敵に壊されるバリヤーと一緒にしないでくれ!」
と言われたことだけは記憶に残っているが、あとは忘れてしまった。」
◇
【医療関係】
メラニィ こころの声
『ワタシの中で目覚めた、もう一人の私である理香の人格は、冬香様のもとで最新の医学を学んでいる。
むずかしい内容で私にはチンプンカンプンで眠くなるが、冬香様のおそばにいる時間が増えることが非常に嬉しい。
身体の主導権を理香に渡しても、外の様子は見ることが出来る。
冬香様の美しいお姿を見て、美しい声を聞く時間が増えたので、良い気分転換になっている。
諸外国から来る患者たちは、医療費が1万倍の高額になったが減っていない。
換算レート発表後に始めた新サービス、脱毛の高次段階である、【発毛位置の制御】を気に入った金持ちは多い。
ムダ毛処理ができることが、ステータスとなるらしい。
その前に、おなかをへこますために、食生活を改善して、食事の量を減らすべきではないかと常々思っているが、食欲を抑えることは難しいようだ。
そう考えると、アリム様は若返り前でさえ、ウエスト73cmだったから、自制心が強いのだろう。』
◇
金曜日の夜
大きいベッドに、みんなが集まっていた。
アリム
「金曜日の夜は、メラニィだね。」
メラニィ
「そうです。アリム様。」
メラニィは、真剣な表情をアリムに向けた。
アリム
「ボクとの愛情交換を真剣に考えてくれて、うれしいよ。」
メラニィ
「アリム様は、わたしが愛することが出来る【最初で最後の男性】ですから、当然です。」
メラニィ こころの声
『男性嫌いのワタシが好きと思える男性に巡り合えるなんて、想像できなかったな。』
☆ メラニィ
☆ 「もう知っていると思うが、わたしは男性が嫌いだ。
☆
☆ <<< だけど、子供は欲しいんだ。 >>>
☆
☆ そのためにだけ、男性に抱かれることは耐えようと考えている。」
☆
☆ 034 6日目 メラニィの願い
メラニィ こころの声
『自分の愛情交換欲求よりも、女性の気持ちを優先する考えを持つ男性が存在するとは、夢にも考えられなかったな。』
☆ 冬香 (小声)
☆ 「という口実をアリムが作ってくれたのよ。
☆ メラニィさんが元気がないって、心配していたわ。
☆
☆ そして、呪術師を倒した部屋で、あなたが泣きながら言ったことも、アリムは覚えているわ。」
☆
☆ 202 【挿絵】10月3日(火) 火曜日は、真々美
アリム
「メラニィの可愛い姿をボクにも見せて欲しいな。
冬香の腕の中のメラニィは、とても美しくて、可愛かったよ。」
メラニィ
「それは、光栄です。
ありがとうございます。」
アリム
「ねえ、メラニィ?」
メラニィ
「なんでしょうか? アリム様。」
アリム
「ボクとの愛情交換は、別名保存で残してくれないかな。
言い換えると、冬香との愛情交換を保存して、新しいファイルを開いて欲しい。」
メラニィ
「もちろんです。 アリム様。
冬香様、アリム様、シュウピン、セーラとの愛情交換は、それぞれ独立した名前のファイル名で保存しています。」
アリム
「それを聞いて、安心したよ。
じゃあ、かわいいメラニィ、ボクとの愛情交換を始めてくれますか?」
メラニィ
「もちろんです。 アリム様。」
アリムは、メラニィを優しく寝かしつけた。
アリム
「それじゃあ、愛情交換を始めようか? メラニィ。
【はじまりは、」
メラニィ
いつもキス】。」
メラニィは、右手でアリムのあごを持ち、左手でアリムの右肩を持って、キスをした。
アリム
「メラニィ、すてきなキスをありがとう。」
メラニィ
「アリム様は、私の方からキスをしたいと思える最初で最後の男性です。」
アリムの腕の中で、輝く肌を見せるメラニィは、同性である女性の目で見ても、美しかった。
メラニィの声も、とても幸せそうな声だった。
シュウピン こころの声
『アリム様を勧めた私の判断は正解だったわ。』
☆ シュウピン
☆ 「ただし、その男性は指名することにするわ。」
☆
☆ 035 6日目 遺伝子獲得権
つづく
【読者様へ】
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外交の延長にあるのが、軍事力の整備だ。
戦争で負けたときに真っ先に占領されるのが司法だからだ。
メラニィ
「絵美様のパートナーである竜様は、本当に天才科学者だな。」
☆ 199 9月15日(金) 絵美からの手紙と竜くんの御礼
【対空兵器】
メラニィは、空を駆け回って、上空を警戒している【レッドイーグル】を見た。
【レッドイーグル】は、大型の制空兵器だ。
どんなに最新鋭の戦闘機でも、旋回性能、飛行する高度、飛行速度において、格下だ。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする空軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【対地兵器】
ドン、ドン、ドン
王城の窓から外を見ると、【イエロータイガー】が音を立てないように歩く練習をしている。
最強の地上兵器は戦車だというが、砲弾が当たったところで、蚊に刺されたくらいの効果しかない。
戦車を横からさらって横転させたり、戦車を軽く踏んで、プチッとつぶしてしまいそうだ。
どんなに小回りが利く戦車でも、照準を合わせる間もなく殲滅されるだろう。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする陸軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【海上、海中兵器】
バシャ、バシャ、バシャ
カセイダード王国チータマルム支国の外周部の海では、かわいいサメに両腕が生えた【ブルーシャーくん】という兵器が、海水浴を楽しんでいた。
戦艦や空母なんか、あっという間に沈みそうだ。 潜水艦が来ようものなら、ウニを取りました!という乗りで、捕獲してしまう。
メラニィ こころの声
『まあ、あれを見て、挑もうとする海軍司令官はいないな。
いたとしたら、余程のアレだろうな。』
【おまけ】
カセイダード王国チータマルム支国の北西地点 緯度 N40, 経度 W180 で核実験を行った。
近いし、地球儀で見る限り、島も無いからだ。
☆ カセイダード王国の正確な位置(中心地)は 緯度 N35, 経度 W165 でした。
☆ 暑すぎず、寒すぎず、理想的な位置でした。
☆
☆ 002 [読み飛ばしOK] 所在地、言語、為替レートについて
最初に、投下予定地点に半径2kmのバリアを円柱状に張って、5cm以上の大きさの魚を追い出した。その上で、実験用の核爆弾を落として、爆発させた。
核兵器を配備していない国は諸外国から舐められるからだ。
軍事力を誇示するためには、相手の科学力で理解できる力を見せつけることが必要になる。
核実験を非難する声明を出した国の首相と、テレビ局などのメディアの責任者の自宅には、空から巨大なフォークとナイフを二組ずつ落としてやった。
落下位置の正確さを感じ取った連中は、静かになった。
メラニィ
「やはり、いつでも、相手をこの世から退場させる力があることを見せつけることが大事だな。」
メラニィ こころの声
『 もっとも、核実験よりも、バリアの性能を見せつけることがメインの目的だった。
カセイダード王国チータマルム支国が使用できるバリアは、放射能や電磁波を遮断する。
つまり、世界中の国がすべての核兵器を投下してきたとしても、バリアの内側にあるカセイダード王国チータマルム支国は無傷だ。 ただし、バリアの外側にある諸外国はすべて、以下省略という運命になる。』
メラニィ
「ただ、バリヤーではなく、【バリパ】が正式名称らしい。
名前の由来は聞いたような気がするが覚えていない。
天才科学者というものは、自分が開発した作品の名称には、こだわるものらしい。
竜 豪
「簡単に敵に壊されるバリヤーと一緒にしないでくれ!」
と言われたことだけは記憶に残っているが、あとは忘れてしまった。」
◇
【医療関係】
メラニィ こころの声
『ワタシの中で目覚めた、もう一人の私である理香の人格は、冬香様のもとで最新の医学を学んでいる。
むずかしい内容で私にはチンプンカンプンで眠くなるが、冬香様のおそばにいる時間が増えることが非常に嬉しい。
身体の主導権を理香に渡しても、外の様子は見ることが出来る。
冬香様の美しいお姿を見て、美しい声を聞く時間が増えたので、良い気分転換になっている。
諸外国から来る患者たちは、医療費が1万倍の高額になったが減っていない。
換算レート発表後に始めた新サービス、脱毛の高次段階である、【発毛位置の制御】を気に入った金持ちは多い。
ムダ毛処理ができることが、ステータスとなるらしい。
その前に、おなかをへこますために、食生活を改善して、食事の量を減らすべきではないかと常々思っているが、食欲を抑えることは難しいようだ。
そう考えると、アリム様は若返り前でさえ、ウエスト73cmだったから、自制心が強いのだろう。』
◇
金曜日の夜
大きいベッドに、みんなが集まっていた。
アリム
「金曜日の夜は、メラニィだね。」
メラニィ
「そうです。アリム様。」
メラニィは、真剣な表情をアリムに向けた。
アリム
「ボクとの愛情交換を真剣に考えてくれて、うれしいよ。」
メラニィ
「アリム様は、わたしが愛することが出来る【最初で最後の男性】ですから、当然です。」
メラニィ こころの声
『男性嫌いのワタシが好きと思える男性に巡り合えるなんて、想像できなかったな。』
☆ メラニィ
☆ 「もう知っていると思うが、わたしは男性が嫌いだ。
☆
☆ <<< だけど、子供は欲しいんだ。 >>>
☆
☆ そのためにだけ、男性に抱かれることは耐えようと考えている。」
☆
☆ 034 6日目 メラニィの願い
メラニィ こころの声
『自分の愛情交換欲求よりも、女性の気持ちを優先する考えを持つ男性が存在するとは、夢にも考えられなかったな。』
☆ 冬香 (小声)
☆ 「という口実をアリムが作ってくれたのよ。
☆ メラニィさんが元気がないって、心配していたわ。
☆
☆ そして、呪術師を倒した部屋で、あなたが泣きながら言ったことも、アリムは覚えているわ。」
☆
☆ 202 【挿絵】10月3日(火) 火曜日は、真々美
アリム
「メラニィの可愛い姿をボクにも見せて欲しいな。
冬香の腕の中のメラニィは、とても美しくて、可愛かったよ。」
メラニィ
「それは、光栄です。
ありがとうございます。」
アリム
「ねえ、メラニィ?」
メラニィ
「なんでしょうか? アリム様。」
アリム
「ボクとの愛情交換は、別名保存で残してくれないかな。
言い換えると、冬香との愛情交換を保存して、新しいファイルを開いて欲しい。」
メラニィ
「もちろんです。 アリム様。
冬香様、アリム様、シュウピン、セーラとの愛情交換は、それぞれ独立した名前のファイル名で保存しています。」
アリム
「それを聞いて、安心したよ。
じゃあ、かわいいメラニィ、ボクとの愛情交換を始めてくれますか?」
メラニィ
「もちろんです。 アリム様。」
アリムは、メラニィを優しく寝かしつけた。
アリム
「それじゃあ、愛情交換を始めようか? メラニィ。
【はじまりは、」
メラニィ
いつもキス】。」
メラニィは、右手でアリムのあごを持ち、左手でアリムの右肩を持って、キスをした。
アリム
「メラニィ、すてきなキスをありがとう。」
メラニィ
「アリム様は、私の方からキスをしたいと思える最初で最後の男性です。」
アリムの腕の中で、輝く肌を見せるメラニィは、同性である女性の目で見ても、美しかった。
メラニィの声も、とても幸せそうな声だった。
シュウピン こころの声
『アリム様を勧めた私の判断は正解だったわ。』
☆ シュウピン
☆ 「ただし、その男性は指名することにするわ。」
☆
☆ 035 6日目 遺伝子獲得権
つづく
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