【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

文字の大きさ
199 / 209
第31章 理想の美女7人に愛される生活

197 9月3日(日) 絵美と竜くんのデート

しおりを挟む
カセイダード王国の本星

絵美 こころの声
『そう言えば、竜くんにデートに誘われることは無理だと、アリムさんが言っていたわね。
 ということは、わたしから声を掛けなきゃね。』

☆ アリム
☆ 「恋愛経験値が、幼稚園初等レベルしかないので、「デートに誘う」というコマンドが無いのです。」
☆ 
☆ 087 紅姫、黄花、青紫の神器


絵美は、竜くんのいる研究室に訪問した。

絵美
「竜くん、こんにちは。
 お昼ごはんに行こうよ。」


「いま、いそがし・・・
 はっ!

 うん、行こう。
 絵美と一緒に昼ご飯を食べたいよ。」

竜 こころの声
『ああ、危ないところだった。
 来世の自分のアドバイスを無駄にするところだった。』

☆ 具体的に言うと、白沢絵美様と食事を楽しむ時間を最優先で割り当てて欲しい。
☆ 来てくれることを待つだけでなくて、自分から誘いに行くことが大事だ。
☆ 
☆ 104 前世のわたしへの手紙と製作依頼


「すぐに電源を切るから、ちょっとだけ待っててね。」

竜くんは、あわただしく、使用している機器の電源を消して、身支度を整えた。
急いだらしく、息が乱れている。

絵美
「大丈夫なの? 忙しいなら、今度でも良いわよ。」

竜くん
「絵美との食事を楽しむ時間が一番大事なことだよ。」

絵美
「そう? うれしいわ。」

絵美は、満面の笑みを、竜くんに向けた。

竜 こころの声
『こんないい笑顔をする絵美を久しぶりに見た気がする。
 来世の自分に、大大大感謝だな。』

絵美 こころの声
『さすがに本人から本人の攻略方法を聞いた成果が出たわね。』

☆ 絵美が、アリムが書いた手紙を読み上げた後で、感想を言い合っている・・・

☆ 104 前世のわたしへの手紙と製作依頼





絵美 こころの声
『えーっと、手をつないで歩くことからだったわね。」

☆ 絵美
☆ 「そんなに、よろこんでくれるなんて、うれしいわ。
☆  ねえ、もしかして、りゅうくんだった前世ぜんせから、手をつなぎたかったの?」
☆ 
☆ アリム
☆ 「うん、そうだよ。
☆  絵美さんの近くにいるときは、どきどきして上手く話せなかった。
☆  無愛想ぶあいそつめたい態度たいどで、ごめんね。」
☆ 
☆ (中略)
☆ 
☆ アリム
☆ 「前世のボク、つまり、りゅうくんのところに帰ったときは、散歩さんぽに連れ出してくれませんか?」
☆ 
☆ 095 竜様が絵美様としたいこと


絵美
「竜くん、手をつないで歩きましょうか?」


「絵美、ボクたちはもう子供じゃないんだからさ。」

竜くんの顔を見ると、本当は手をつなぎたいけれど、大人だからダメと思い込んでいることが分かった。

絵美
「竜くん? 大人になっても大好きな人同士は手をつなぐのよ。
 わたしは竜くんが好きだから、手をつなぎたい。
 竜くんは、わたしのこと好きですか?」


「大好きです。」

絵美
「じゃあ、問題無いわね。
 しばらく散歩しましょうか?」


「うーん、でも、研究時間が減るから。」

絵美
「歩くとのう血液けつえきめぐって研究けんきゅうのアイデアが浮かぶわよ。
 ひとりで歩くとすぐに帰りたくなるけれど、ふたりで手をつないで歩けば長い時間でもイヤにならないから、ためしてみない?」

☆ 095 竜様が絵美様としたいこと 参照


「それなら、できるだけ長く散歩したい。」

絵美
「うれしいわ。」

絵美が満面の笑顔を向けると、竜くんは恥ずかしそうに顔を赤らめたけれど、うれしそうだった。

絵美 こころの声
『なにもかも、アリムのアドバイスの通りね。
 不可能と思っていたけれど、竜くんの攻略って、答えが分かれば簡単だったのね。
 アリム、ありがとう。』





夜ご飯とはみがきが終わった後で、絵美は、竜くんとベッドの上にいる。

絵美
「わたしは竜くんが好きです。
 竜くんもわたしのことが好きよね。」


「はい、大好きです。」

絵美
「それでは、これからも一緒に居るために大事なことをしましょうね。」


「どうすれば良いですか?」

絵美
「わたしの言う通りにすればいいわ。
 身体のちからを抜いてくれますか?」


「う、うん。」

絵美は、竜くんとの愛情交換を始めたのだった。



1時間後

絵美 こころの声
『なにもかも! 本当に何もかも! アリムの言う通りだったわ。
 それにしても、予習って本当に大事ね。
 予備知識がなかったら、私の目の前にいるのは、愛しい竜くんではなくて、竜くんだったもので出来たタンパク質の塊だったわ。』

☆ 186 白沢絵美が竜くんの好みを知る日 参照

竜 (寝言)
「絵美、大好き。
 これで、これからも一緒にいられるんだよね。」

絵美
「そうよ。 ふたりで、おじいさんとおばあさんになるまで、一緒にいましょうね。」

竜 (寝言)
「絵美、大好き。
 うれしいよ。」

竜くんの目から流れ出た涙を、絵美は口で吸って飲み込んだのだった。

絵美
「アリムには、足を向けて眠れないわね。
 竜くんとわたしを結んでくれた愛の配達人で一番の功労者ね。」

絵美は、竜くんの寝顔を満足そうに見つめながら、長年の悲願を達成した喜びを噛みしめていた。

つづく


【読者様へ】
 あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました

いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。 子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。 「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」 冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。 しかし、マリエールには秘密があった。 ――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。 未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。 「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。 物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立! 数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。 さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。 一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて―― 「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」 これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、 ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー! ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。

昼寝部
キャラ文芸
 俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。  その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。  とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。  まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。  これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

処理中です...