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第29章 神々の事情と絵美のタイムリミット
184 8月29日 お説教が始まる
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2023年8月29日(火) 朝 AM10:10 会議室
朝9時から業務の指示を終えてから、ふたたび会議室に集まっている。
ディスプレイの位置を、時計の12時とすれば、
スリーカーさんは、11時、
絵美は10時、
真々美は9時、
冬香は8時、
オルアは7時、
アリムは6時、
シャイアルーアさんは1時、
シュウピンさんは3時、
メラニィさんは4時、
セーラさんは5時
の席に座っている。
シャイア
「夜の営みをするまでに、なにをグダグダやっている?
アリムさん?
わたしが納得できる理由を言ってみてくれ!」
アリム
「やはり、お互いを良く知ってからの方が良いと思うのです。」
シャイア
「却下。 それでも、ギアムの天祥か?
ギアム様は雅様と出会って、その日のうちに愛情交換されたぞ。」
絵美
「そんなに早く? アリムさんに見習ってもらわなきゃね。」
絵美は、アリムに向かってウィンクした。
シャイア
「見習うのは、絵美さんとセーラさんの方だ。
出会ったその日に雅様の方から誘われたのだ。
ギアム様は喜んで受けただけだ。」
セーラ
「シャイア様、絵美様を責めないでください。
わたしが待ってて頂いたのですから、わたしの責任です。」
シャイア
「じゃあ、今すぐ服を脱いで、アリムさんを誘ったらどうだ。」
セーラ
「今すぐですか、それはちょっと。」
アリム
「シャイアさん、セーラさんを急かさないでください。
気持ちが満ちるまで、無理するべきじゃありません。」
シャイア
「うん? なにを言っているんだ、アリムさんは?
セーラさんは可愛いのに、すぐに愛情交換したいと思わないのか?」
アリム
「いいえ、セーラさんの気持ちが満ちるまで待ちます。」
シャイア
「セーラさんの気持ちが満ちなかったら、どうする?
絵美さんは、明日にもカセイダード王国の本星に呼び戻されるかもしれないぞ。
それなら、絵美さんと先にしたら、どうだ。
絵美さんの気持ちは満ちているんだろう。」
絵美
「それはもう、あふれ出すくらいですね。」
アリム
「じゃあ、絵美さん。
ボクと愛情交換してくれますか?」
絵美
「はい、喜んで。」
横から、どす黒いオーラが発生した。
セーラさんからだ。
セーラ
「アリム様は、そんなにわたしに魅力を感じないと、おっしゃるのですか?」
アリム
「そうじゃないけれど、ボクは誘惑される状況が好きなんだ。
こちらから迫って、愛情交換したいと思うまで、オルアが相手でも日数が掛ったよ。」
シャイア
「セーラさんは何を文句言っているんだ?
ギアム様もサトス様も決定権は女性にあると考えている。
決定しなかったひとは、セーラさんだ。
アリムさんを責めてどうする?」
セーラ
「そ、それは、でも。」
シャイア
「言い訳が欲しいなら、アリムと愛情交換済みの5人にお願いして、五体を押さえてもらうか?
頭、左手、右手、左足、右足を押さえられて、身動きできない状況で求められました。
となったら、断れない大義名分ができて気持ちの整理がつくか?」
アリム
「それは、無理やりみたいで嫌です。」
シャイア
「女性には、強く求められて断れなかったので仕方なく・・・という状況を好む者もいるぞ。」
アリム
「ああ、そういう方には、関心ありません。
ボクは、どちらかというと、冬香みたいに、大胆に脱いで見せつけて、迫ってくれるひとが好きです。」
☆ 冬香が1枚1枚脱いでいく姿は、海外のプロのストリッパーが焦らさずに豪快に脱ぐようなポーズで、とても美しかった。
☆
☆ 049 9日目 冬香とアリムさんの御休憩
セーラ
「あの、冬香様は、そんなに大胆にアリム様に迫られたのですか?」
冬香
「そうよ。
わたしは恥ずかしがって、隠すポーズは好きじゃないのよ。
「あなたに決めた!」と思う男性の目を強く見つめながら、全力で誘いたいと示すために、堂々と見せるわ。 ただ、あとで、恥ずかしくなるけれどね。
でもね、後悔はしなかったわ。
アリムを選んで良かった。
正しい選択をした自分自身が誇らしいわ。」
セーラ
「冬香様、ありがとうございます。
わたしも見習います。」
セーラは、アリムに向き合った。
そして、手に持った灰色の保護キャップを、アリムに向けて見せた。
つづく
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朝9時から業務の指示を終えてから、ふたたび会議室に集まっている。
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スリーカーさんは、11時、
絵美は10時、
真々美は9時、
冬香は8時、
オルアは7時、
アリムは6時、
シャイアルーアさんは1時、
シュウピンさんは3時、
メラニィさんは4時、
セーラさんは5時
の席に座っている。
シャイア
「夜の営みをするまでに、なにをグダグダやっている?
アリムさん?
わたしが納得できる理由を言ってみてくれ!」
アリム
「やはり、お互いを良く知ってからの方が良いと思うのです。」
シャイア
「却下。 それでも、ギアムの天祥か?
ギアム様は雅様と出会って、その日のうちに愛情交換されたぞ。」
絵美
「そんなに早く? アリムさんに見習ってもらわなきゃね。」
絵美は、アリムに向かってウィンクした。
シャイア
「見習うのは、絵美さんとセーラさんの方だ。
出会ったその日に雅様の方から誘われたのだ。
ギアム様は喜んで受けただけだ。」
セーラ
「シャイア様、絵美様を責めないでください。
わたしが待ってて頂いたのですから、わたしの責任です。」
シャイア
「じゃあ、今すぐ服を脱いで、アリムさんを誘ったらどうだ。」
セーラ
「今すぐですか、それはちょっと。」
アリム
「シャイアさん、セーラさんを急かさないでください。
気持ちが満ちるまで、無理するべきじゃありません。」
シャイア
「うん? なにを言っているんだ、アリムさんは?
セーラさんは可愛いのに、すぐに愛情交換したいと思わないのか?」
アリム
「いいえ、セーラさんの気持ちが満ちるまで待ちます。」
シャイア
「セーラさんの気持ちが満ちなかったら、どうする?
絵美さんは、明日にもカセイダード王国の本星に呼び戻されるかもしれないぞ。
それなら、絵美さんと先にしたら、どうだ。
絵美さんの気持ちは満ちているんだろう。」
絵美
「それはもう、あふれ出すくらいですね。」
アリム
「じゃあ、絵美さん。
ボクと愛情交換してくれますか?」
絵美
「はい、喜んで。」
横から、どす黒いオーラが発生した。
セーラさんからだ。
セーラ
「アリム様は、そんなにわたしに魅力を感じないと、おっしゃるのですか?」
アリム
「そうじゃないけれど、ボクは誘惑される状況が好きなんだ。
こちらから迫って、愛情交換したいと思うまで、オルアが相手でも日数が掛ったよ。」
シャイア
「セーラさんは何を文句言っているんだ?
ギアム様もサトス様も決定権は女性にあると考えている。
決定しなかったひとは、セーラさんだ。
アリムさんを責めてどうする?」
セーラ
「そ、それは、でも。」
シャイア
「言い訳が欲しいなら、アリムと愛情交換済みの5人にお願いして、五体を押さえてもらうか?
頭、左手、右手、左足、右足を押さえられて、身動きできない状況で求められました。
となったら、断れない大義名分ができて気持ちの整理がつくか?」
アリム
「それは、無理やりみたいで嫌です。」
シャイア
「女性には、強く求められて断れなかったので仕方なく・・・という状況を好む者もいるぞ。」
アリム
「ああ、そういう方には、関心ありません。
ボクは、どちらかというと、冬香みたいに、大胆に脱いで見せつけて、迫ってくれるひとが好きです。」
☆ 冬香が1枚1枚脱いでいく姿は、海外のプロのストリッパーが焦らさずに豪快に脱ぐようなポーズで、とても美しかった。
☆
☆ 049 9日目 冬香とアリムさんの御休憩
セーラ
「あの、冬香様は、そんなに大胆にアリム様に迫られたのですか?」
冬香
「そうよ。
わたしは恥ずかしがって、隠すポーズは好きじゃないのよ。
「あなたに決めた!」と思う男性の目を強く見つめながら、全力で誘いたいと示すために、堂々と見せるわ。 ただ、あとで、恥ずかしくなるけれどね。
でもね、後悔はしなかったわ。
アリムを選んで良かった。
正しい選択をした自分自身が誇らしいわ。」
セーラ
「冬香様、ありがとうございます。
わたしも見習います。」
セーラは、アリムに向き合った。
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