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第27章 アリムの無理とクラスター制度
173 アリムがトラスファーになった理由
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真々美の執務室に近い会議室。
絵美
「じゃあ、次は、アリムのトラスファーについて教えてくれますか?」
スリーカー
「それは、アリム様のこころの闇というか秘密に触れることになるので、お答えできません。」
絵美
「でも、どうやって、トラスファーになれるか知った方がカセイダード王国の国益と将来のためになるわ。」
スリーカー
「ワタシは、トラスファーやシフターは緊急避難手段であって、存在しない方が幸せだと考えています。」
真々美
「絵美、知りたい気持ちは分かるが少し抑えてくれ。」
絵美
「どうして?
真々美も知っておくべきだと思っているはずよ。」
真々美
「絵美、アリムの表情を見ても、同じことが言えるか?」
絵美は、アリムの表情を見た。
なんとも言い表せないような悲痛な表情をしている。
冬香
「もしかして、トラスファーやシフターがクラスター制度の表に書かれているが説明がない理由は、公表すべきではないということなのですか?」
スリーカー
「その通りです。
方法を知っていれば、どんなに犠牲を払ってでも生成したくなるはずです。
たとえ、1万人の【男の子】のクラスターを用意して、ひとりでも成功すれば、儲かりますからね。」
オルア
「そうなのね。 じゃあ、アリムは奇跡的な成功例ということで、二人目は生まれないという結論で良いよね。」
スリーカー
「そうであれば良いのですが、可能性はゼロではありません。
指折りの美女の魅了技を正しく使わないことで、発生します。」
アリム
「ありがとう、スリーカーさん。
ボクのくちから話すよ。」
絵美
「ありがとう、アリムさん。」
真々美
「アリム、無理しなくていいんだぞ。」
アリム
「ボクの絵美に対するときめき度が30下がった。
ボクの真々美に対するときめき度が10上がった。」
会議室の空気が重くなった。
アリム
「自分に好意を寄せてくる男の子が気になるウソをついて、本当かどうか知りたいと思わせます。
男の子は、【彩光鏡】という読心術で真実かどうか確かめようとします。
そのタイミングで、
「ほら、本当だよ。 私の目を見て!」
と言って、【瞳の奥】を覗かせて、相手の目の中に【7つの星】を叩き込むのです。
あとは、【封じの言葉】を言って、術者への恋愛感情を永久化することが普通ですが・・・」
絵美
「普通通りにしなかったということね。」
アリム
「そうです。
放置されました。
わたしは、その女性に話しかけることができなくなりました。
子犬に対して、「お預け!」と命令したままで、どこかに行って戻ってこない状態です。
その後、
「わたしを、こんな気持ちにさせた男性はあいつが初めてで癪だから、しばらく無視してやる!」
とボクに聞こえるように言いました。
ますます話しかけられなくなって、精神崩壊しました。」
オルア
「アリム、ちょっと話を中断してくれる。
お花摘みに行きたくなっちゃった。
すぐに戻ってくるからね。」
10分間経過
真々美
「長いな。オルアは腹でも下したか?」
絵美
「真々美? 【レバーラ】で確認してくれる?」
真々美
「【レバーラ】 オルア サーパース の名前は白いままだな。」
冬香は、右手を額に当てて、ハーッとため息をついた。
冬香
「真々美、オルアの様子を見てきてくれる。
今すぐ、ここで。」
真々美
「【レバーラ】 オルアのところへ。」
真々美の姿が消えて、5分後。
オルアの肩を抱いて、真々美が戻ってきた。
オルアはムスーッと不機嫌な顔をしている。
アリム
「オルア? どこか痛いの? 身体の具合が悪いなら、ボクの話は今度にしようか?」
真々美
「ほら見ろ。言った通りだろう。」
冬香
「オルア、アリムの顔を見なさい。
あなたが10分戻らないだけで、ものすごく不安そうな顔をしているわ。」
オルア
「アリム、大丈夫よ。 わたしが帰るところは、アリムのいる場所だから。」
アリム
「そう願うよ。 もし、ボクのところが嫌になったとしても、真々美や冬香の所には戻ってきてね。
そのときは、ボクは身を引くから。」
と言いながらも泣きそうな顔をしているアリムを見て、オルアは反省した。
オルア こころの声
『アリムの敵を滅ぼすよりも、アリムのそばにいることを優先するべきね。』
冬香
「アリム、ここまで聞いてしまったから、最後まで教えて欲しいのだけれど、どうやって精神状態を回復できたの?」
アリム
「そのときは、治療してくれたひとがいたからです。」
オルア
「また、ナームさんなの?」
アリム
「いいえ、違う方です。」
オルア
「その方のお名前を知りたいなあ?
ねえ、アリム、教えてくれるよね。」
暗殺対象者リストに書き込もうとするオルアの笑顔に、アリムは気付けなかった様子で・・・
アリム
「メイ様だよ。」
オルア
「どういうスペルか教えてくれますか?」
真々美 こころの声
『オルアの笑顔がこわい。 アリムが気付かないことが不思議だ。』
アリム
「栄語の5月、M A Y だよ。」
絵美 こころの声
『サア女王のミドルネームと同じね。
もしかして、親戚かしら。』
オルア
「それで、どこに住んでいらっしゃるの?」
アリム
「【瞳の奥】を使った術者のパラレルワールドでの存在と言っていたよ。
もう、30年くらい前の話になるね。
夢の中で話しかけてくれたんだ。」
☆ メイ (過去の記憶)
☆ 「この時代に、男の子の相手をできる女性はいません。
☆
☆ あなたが人格崩壊から、こころを守る方法は、ただひとつ。
☆ 男の人バージョンの人格を作るしかありません。
☆
☆ そのために、トラスファーになりなさい。」
☆
☆ 157 ナームに教わったマインルーン
第27章 アリムの無理とクラスター制度 おわり
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「それは、アリム様のこころの闇というか秘密に触れることになるので、お答えできません。」
絵美
「でも、どうやって、トラスファーになれるか知った方がカセイダード王国の国益と将来のためになるわ。」
スリーカー
「ワタシは、トラスファーやシフターは緊急避難手段であって、存在しない方が幸せだと考えています。」
真々美
「絵美、知りたい気持ちは分かるが少し抑えてくれ。」
絵美
「どうして?
真々美も知っておくべきだと思っているはずよ。」
真々美
「絵美、アリムの表情を見ても、同じことが言えるか?」
絵美は、アリムの表情を見た。
なんとも言い表せないような悲痛な表情をしている。
冬香
「もしかして、トラスファーやシフターがクラスター制度の表に書かれているが説明がない理由は、公表すべきではないということなのですか?」
スリーカー
「その通りです。
方法を知っていれば、どんなに犠牲を払ってでも生成したくなるはずです。
たとえ、1万人の【男の子】のクラスターを用意して、ひとりでも成功すれば、儲かりますからね。」
オルア
「そうなのね。 じゃあ、アリムは奇跡的な成功例ということで、二人目は生まれないという結論で良いよね。」
スリーカー
「そうであれば良いのですが、可能性はゼロではありません。
指折りの美女の魅了技を正しく使わないことで、発生します。」
アリム
「ありがとう、スリーカーさん。
ボクのくちから話すよ。」
絵美
「ありがとう、アリムさん。」
真々美
「アリム、無理しなくていいんだぞ。」
アリム
「ボクの絵美に対するときめき度が30下がった。
ボクの真々美に対するときめき度が10上がった。」
会議室の空気が重くなった。
アリム
「自分に好意を寄せてくる男の子が気になるウソをついて、本当かどうか知りたいと思わせます。
男の子は、【彩光鏡】という読心術で真実かどうか確かめようとします。
そのタイミングで、
「ほら、本当だよ。 私の目を見て!」
と言って、【瞳の奥】を覗かせて、相手の目の中に【7つの星】を叩き込むのです。
あとは、【封じの言葉】を言って、術者への恋愛感情を永久化することが普通ですが・・・」
絵美
「普通通りにしなかったということね。」
アリム
「そうです。
放置されました。
わたしは、その女性に話しかけることができなくなりました。
子犬に対して、「お預け!」と命令したままで、どこかに行って戻ってこない状態です。
その後、
「わたしを、こんな気持ちにさせた男性はあいつが初めてで癪だから、しばらく無視してやる!」
とボクに聞こえるように言いました。
ますます話しかけられなくなって、精神崩壊しました。」
オルア
「アリム、ちょっと話を中断してくれる。
お花摘みに行きたくなっちゃった。
すぐに戻ってくるからね。」
10分間経過
真々美
「長いな。オルアは腹でも下したか?」
絵美
「真々美? 【レバーラ】で確認してくれる?」
真々美
「【レバーラ】 オルア サーパース の名前は白いままだな。」
冬香は、右手を額に当てて、ハーッとため息をついた。
冬香
「真々美、オルアの様子を見てきてくれる。
今すぐ、ここで。」
真々美
「【レバーラ】 オルアのところへ。」
真々美の姿が消えて、5分後。
オルアの肩を抱いて、真々美が戻ってきた。
オルアはムスーッと不機嫌な顔をしている。
アリム
「オルア? どこか痛いの? 身体の具合が悪いなら、ボクの話は今度にしようか?」
真々美
「ほら見ろ。言った通りだろう。」
冬香
「オルア、アリムの顔を見なさい。
あなたが10分戻らないだけで、ものすごく不安そうな顔をしているわ。」
オルア
「アリム、大丈夫よ。 わたしが帰るところは、アリムのいる場所だから。」
アリム
「そう願うよ。 もし、ボクのところが嫌になったとしても、真々美や冬香の所には戻ってきてね。
そのときは、ボクは身を引くから。」
と言いながらも泣きそうな顔をしているアリムを見て、オルアは反省した。
オルア こころの声
『アリムの敵を滅ぼすよりも、アリムのそばにいることを優先するべきね。』
冬香
「アリム、ここまで聞いてしまったから、最後まで教えて欲しいのだけれど、どうやって精神状態を回復できたの?」
アリム
「そのときは、治療してくれたひとがいたからです。」
オルア
「また、ナームさんなの?」
アリム
「いいえ、違う方です。」
オルア
「その方のお名前を知りたいなあ?
ねえ、アリム、教えてくれるよね。」
暗殺対象者リストに書き込もうとするオルアの笑顔に、アリムは気付けなかった様子で・・・
アリム
「メイ様だよ。」
オルア
「どういうスペルか教えてくれますか?」
真々美 こころの声
『オルアの笑顔がこわい。 アリムが気付かないことが不思議だ。』
アリム
「栄語の5月、M A Y だよ。」
絵美 こころの声
『サア女王のミドルネームと同じね。
もしかして、親戚かしら。』
オルア
「それで、どこに住んでいらっしゃるの?」
アリム
「【瞳の奥】を使った術者のパラレルワールドでの存在と言っていたよ。
もう、30年くらい前の話になるね。
夢の中で話しかけてくれたんだ。」
☆ メイ (過去の記憶)
☆ 「この時代に、男の子の相手をできる女性はいません。
☆
☆ あなたが人格崩壊から、こころを守る方法は、ただひとつ。
☆ 男の人バージョンの人格を作るしかありません。
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☆ そのために、トラスファーになりなさい。」
☆
☆ 157 ナームに教わったマインルーン
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