135 / 209
第21章 お風呂でのお約束と模範演技
133 恋人同士のお約束
しおりを挟む
絵美
「じゃあ、次は私たちの番ね。」
オルア
「アリム、さあ入りましょう。
セーラさん、準備はいいわね。」
セーラ
「はい、オルア様。
万全の状態です。」
アリム
「言葉通りに信じていいの?」
絵美
「アリムさん、こんな幸運を逃してはダメよ。」
アリム
「は、はい。
女神様に感謝します。」
絵美
「じゃあ、アリムさん、いっしょに入りましょうか。」
ボクは右腕をオルアに、左腕をセーラさんに抱きかかえられた。
そして、両肩には、絵美さんの両手が乗せられて、お風呂場に向かって前に押された。
オルア
「アリム、セーラさん、絵美さん、足元に注意してね。
段差で、つまづかないように、大きく足を上げてね。」
アリム
「うん。」
セーラ
「はい。」
絵美
「ありがとね。」
だれひとり、こけたり転んだりすることなく、お風呂場に入ることができた。
オルア
「じゃあ、みんなでアリムを洗いましょうか。」
セーラ
「は、はい。」
オルア
「じゃあ、腕は私が洗うわね。
絵美様は背中をお願いします。
セーラさんは、バスタオルを少し下げて、胸の谷間を見せながら、アリムの胸板からおへその高さまで洗ってね。」
ボクは、洗われていない方の腕で、前を隠していた。
オルア
「はい、じゃあ、おへそから下を洗いましょうね。」
アリム
「あ、あの、あそこは自分で洗います。」
セーラ
「そんなあ。」
絵美
「セーラさん、アリムさんの洗い方を知るためにも、みんなで観察しましょうね。」
セーラ
「は、はい。」
アリム
「あの、恥ずかしいので、ゆるして。」
オルア
「そうよね。
じゃあ、わたしが洗ってあげようか?」
ボクは顔を真っ赤にして答えた。
アリム
「じ、自分で洗います。」
絵美
「残念ねえ。
じゃあ、見学しましょうか。」
オルアは見慣れているから冷静だったが、絵美さんとセーラさんは真剣な表情を見せてくれた。
アリム こころの声
『これも、一種の愛され状態だと思うことにしよう。』
このあと、両足とおしりを3人が洗ってくれた。
ボクは、子どものころに戻ったような安らぎを感じたのだった。
オルア
「じゃあ、アリム、みんなの背中を洗ってね。
まずは、わたしからね。」
ボクはていねいにオルアの背中を、たっぷりと泡立てた洗いタオルで擦った。
アリム
「この力加減でいいよね。」
オルア
「うん、上手よ。」
アリム
「はい、おまたせしました。」
ボクは洗いタオルをオルアに返した。
オルア
「アリム、最後の工程が抜けているわ。」
アリム
「えっ?
全身を洗うほうがいいかな?」
オルア
「アリム、恋人同士の場合は、お約束があるわよね。」
アリム
「え? 答えを教えてよ。」
オルア
「とぼけるのなら、石鹸で滑って転んでしまえ!」
アリム
「あっ? 二人きりのときしか駄目だと思っていた。」
オルア
「思い出した?」
アリム
「うん、もう一度、背中を洗わせてくれるかな?」
オルア
「お願いするわ。」
アリム
「あーっと、オルアの背中がつるつるしているから、手をすべらせたくなっちゃった。」
ボクは、後ろからオルアの両胸を下から抱えて抱き寄せた。
オルア
「もう、アリムも健康な男性なのね。
1分だけよ。」
このやりとりを、絵美さんとセーラさんは、あきれて見てたようだった。
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
「じゃあ、次は私たちの番ね。」
オルア
「アリム、さあ入りましょう。
セーラさん、準備はいいわね。」
セーラ
「はい、オルア様。
万全の状態です。」
アリム
「言葉通りに信じていいの?」
絵美
「アリムさん、こんな幸運を逃してはダメよ。」
アリム
「は、はい。
女神様に感謝します。」
絵美
「じゃあ、アリムさん、いっしょに入りましょうか。」
ボクは右腕をオルアに、左腕をセーラさんに抱きかかえられた。
そして、両肩には、絵美さんの両手が乗せられて、お風呂場に向かって前に押された。
オルア
「アリム、セーラさん、絵美さん、足元に注意してね。
段差で、つまづかないように、大きく足を上げてね。」
アリム
「うん。」
セーラ
「はい。」
絵美
「ありがとね。」
だれひとり、こけたり転んだりすることなく、お風呂場に入ることができた。
オルア
「じゃあ、みんなでアリムを洗いましょうか。」
セーラ
「は、はい。」
オルア
「じゃあ、腕は私が洗うわね。
絵美様は背中をお願いします。
セーラさんは、バスタオルを少し下げて、胸の谷間を見せながら、アリムの胸板からおへその高さまで洗ってね。」
ボクは、洗われていない方の腕で、前を隠していた。
オルア
「はい、じゃあ、おへそから下を洗いましょうね。」
アリム
「あ、あの、あそこは自分で洗います。」
セーラ
「そんなあ。」
絵美
「セーラさん、アリムさんの洗い方を知るためにも、みんなで観察しましょうね。」
セーラ
「は、はい。」
アリム
「あの、恥ずかしいので、ゆるして。」
オルア
「そうよね。
じゃあ、わたしが洗ってあげようか?」
ボクは顔を真っ赤にして答えた。
アリム
「じ、自分で洗います。」
絵美
「残念ねえ。
じゃあ、見学しましょうか。」
オルアは見慣れているから冷静だったが、絵美さんとセーラさんは真剣な表情を見せてくれた。
アリム こころの声
『これも、一種の愛され状態だと思うことにしよう。』
このあと、両足とおしりを3人が洗ってくれた。
ボクは、子どものころに戻ったような安らぎを感じたのだった。
オルア
「じゃあ、アリム、みんなの背中を洗ってね。
まずは、わたしからね。」
ボクはていねいにオルアの背中を、たっぷりと泡立てた洗いタオルで擦った。
アリム
「この力加減でいいよね。」
オルア
「うん、上手よ。」
アリム
「はい、おまたせしました。」
ボクは洗いタオルをオルアに返した。
オルア
「アリム、最後の工程が抜けているわ。」
アリム
「えっ?
全身を洗うほうがいいかな?」
オルア
「アリム、恋人同士の場合は、お約束があるわよね。」
アリム
「え? 答えを教えてよ。」
オルア
「とぼけるのなら、石鹸で滑って転んでしまえ!」
アリム
「あっ? 二人きりのときしか駄目だと思っていた。」
オルア
「思い出した?」
アリム
「うん、もう一度、背中を洗わせてくれるかな?」
オルア
「お願いするわ。」
アリム
「あーっと、オルアの背中がつるつるしているから、手をすべらせたくなっちゃった。」
ボクは、後ろからオルアの両胸を下から抱えて抱き寄せた。
オルア
「もう、アリムも健康な男性なのね。
1分だけよ。」
このやりとりを、絵美さんとセーラさんは、あきれて見てたようだった。
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
10
お気に入りに追加
117
あなたにおすすめの小説
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ゲーム序盤で死ぬモブ炎使いに転生したので、主人公に先回りしてイベントをクリアしたらヒロインが俺について来た
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで日間・週間・月間総合1位獲得!ありがとうございます。
社畜として働き、いつものように寝て起きると、俺はゲーム『ブレイブクエストファンタジー』とよく似た世界のモブ『ゲット』に転生していた。俺は物語序盤で盗賊に襲われて死ぬ運命だ。しかも主人公のダストは俺を手下のようにこき使う。
「主人公にこき使われるのはもうごめんだ!死ぬのもごめんだ!俺がゲームのストーリーを覆してやる!」
幼いころから努力を続けていると、ゲームヒロインが俺に好意を寄せている?
いや、気のせいだ。俺はしょせんモブ!
今は死亡フラグを解決する!そして次のステップに進む!
一方、同じく転生したダストは主人公キャラを利用して成り上がろうとするが、ダンジョンのお宝はすでに無く、仲間にするはずの美人キャラには見限られ、努力を嫌ったことでどんどん衰退していく。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
異世界で勇者をやって帰ってきましたが、隣の四姉妹の様子がおかしいんですけど?
レオナール D
ファンタジー
異世界に召喚されて魔王を倒す……そんなありふれた冒険を終えた主人公・八雲勇治は日本へと帰還した。
異世界に残って英雄として暮らし、お姫様と結婚したり、ハーレムを築くことだってできたというのに、あえて日本に帰ることを選択した。その理由は家族同然に付き合っている隣の四姉妹と再会するためである。
隣に住んでいる日下部家の四姉妹には子供の頃から世話になっており、恩返しがしたい、これからも見守ってあげたいと思っていたのだ。
だが……帰還した勇治に次々と襲いかかってくるのは四姉妹のハニートラップ? 奇跡としか思えないようなラッキースケベの連続だった。
おまけに、四姉妹は勇治と同じようにおかしな事情を抱えているようで……? はたして、勇治と四姉妹はこれからも平穏な日常を送ることができるのだろうか!?
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる