133 / 209
第21章 お風呂でのお約束と模範演技
131 お風呂 真々美とシュウピンさん
しおりを挟む
ボクたちは、運命の巡り合わせに心から感謝していた。
絵美
「じゃあ、お風呂にしましょうか?」
真々美
「アリム?
わたしたちが出るまでに、いっしょに入るかどうか決めておくんだぞ。」
絵美
「真々美、メラニィさん、昨日に引き続き、シュウピンさんと冬香さんをエスコートしてね。」
真々美
「ああ、まかせてくれ。
さあ、シュウピンさん、お手を。」
シュウピン
「は、はい。 真々美様」
メラニィ
「冬香様、お手を。」
冬香
「え、ええ。」
4人はお風呂に入っていった。
◇
お風呂の中で・・・
シュウピン
「真々美様、お背中をお流しします。」
真々美
「ああ、頼む。」
シュウピン
「では、失礼します。」
シュウピンは、ていねいに真々美の背中を洗っていた。
しばらくして、手が止まった。
真々美
「どうした。 シュウピンさん。」
シュウピン
「真々美様、すこしだけ、ゆるしてください。」
シュウピンは後ろから真々美に抱きついた。
シュウピン
「お願いします。
1分だけ。」
真々美
「ああ、わかった。」
真々美は、5分間、待つことにした。
シュウピンさんは、涙を流しながら、真々美の体温を感じていたのだった。
◇
真々美
「シュウピンさん、わたしもシュウピンさんの背中を流そう。」
シュウピン
「真々美様、わたしの身体をあなたの目に焼き付けて欲しいのです。
全身を流して頂けないでしょうか?
後生ですから。」
真々美
「ああ、ていねいに洗わせてもらおう。
じゃあ、髪の毛からだな。
長くて美しい黒髪だな。
どんなシャンプーとトリートメントを使っているんだ?」
シュウピン
「これです。」
真々美は差し出されたボトルを見た。
真々美
「ああ、同じ種類の香り違いだな。
じゃあ、わたしと同じ洗い方でいいか?」
シュウピン
「お願いします。」
真々美は、指の腹で、シュウピンさんの頭皮を優しくマッサージするように洗い始めた。
そして、髪をゴシゴシしたりせずに撫でるようにシャンプーを塗りつけていった。
真々美
「わたしは、髪をゴシゴシするとキューティクルがボロボロになって良くないという説を支持していてな。
シュウピンさんはどうだ?」
シュウピン
「わたしもです。
やさしく泡で髪の毛を包み込むだけです。」
真々美
「そうか?
考え方が合うのは、うれしいものだな。
じゃあ、シャンプーを洗い流すから、目を閉じてくれ。」
シュウピン
「はい、真々美様。」
真々美
「はい、タオル。顔をふいて押さえてくれ。
つぎに、トリートメントを塗っていくぞ。」
真々美はシュウピンさんの髪の毛をトリートメントで包んでいった。
シュウピン
「はわわ。 真々美様は美容師としても、一流の腕前なのですね。」
真々美
「そうか、照れてしまうな。
じゃあ、トリートメントが吸収される間に身体を洗うとしよう。
シュウピンさん、本当に綺麗だ。
アリムが見たら、大喜びするだろうな。」
シュウピン
「あのう、真々美様は?」
真々美
「もちろん、よろこんでいるぞ。」
シュウピンさんは、顔を赤らめていた。
真々美
「シュウピンさんは、もっともぜいたくな身体の洗い方は何だと思う?」
シュウピン
「高級ボディブラシを使うことでしょうか?」
真々美
「それもいいが、やはり、愛する者の手に盛られた泡を身体中を撫でながら塗ってもらう方法だと思っている。」
シュウピン
「それは、反則ですわ。 真々美様。
でも、至上の喜びですね。」
シュウピン こころの声
『真々美様に、私の身体を洗ってもらったことは、一生忘れられない思い出になるわね。』
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
絵美
「じゃあ、お風呂にしましょうか?」
真々美
「アリム?
わたしたちが出るまでに、いっしょに入るかどうか決めておくんだぞ。」
絵美
「真々美、メラニィさん、昨日に引き続き、シュウピンさんと冬香さんをエスコートしてね。」
真々美
「ああ、まかせてくれ。
さあ、シュウピンさん、お手を。」
シュウピン
「は、はい。 真々美様」
メラニィ
「冬香様、お手を。」
冬香
「え、ええ。」
4人はお風呂に入っていった。
◇
お風呂の中で・・・
シュウピン
「真々美様、お背中をお流しします。」
真々美
「ああ、頼む。」
シュウピン
「では、失礼します。」
シュウピンは、ていねいに真々美の背中を洗っていた。
しばらくして、手が止まった。
真々美
「どうした。 シュウピンさん。」
シュウピン
「真々美様、すこしだけ、ゆるしてください。」
シュウピンは後ろから真々美に抱きついた。
シュウピン
「お願いします。
1分だけ。」
真々美
「ああ、わかった。」
真々美は、5分間、待つことにした。
シュウピンさんは、涙を流しながら、真々美の体温を感じていたのだった。
◇
真々美
「シュウピンさん、わたしもシュウピンさんの背中を流そう。」
シュウピン
「真々美様、わたしの身体をあなたの目に焼き付けて欲しいのです。
全身を流して頂けないでしょうか?
後生ですから。」
真々美
「ああ、ていねいに洗わせてもらおう。
じゃあ、髪の毛からだな。
長くて美しい黒髪だな。
どんなシャンプーとトリートメントを使っているんだ?」
シュウピン
「これです。」
真々美は差し出されたボトルを見た。
真々美
「ああ、同じ種類の香り違いだな。
じゃあ、わたしと同じ洗い方でいいか?」
シュウピン
「お願いします。」
真々美は、指の腹で、シュウピンさんの頭皮を優しくマッサージするように洗い始めた。
そして、髪をゴシゴシしたりせずに撫でるようにシャンプーを塗りつけていった。
真々美
「わたしは、髪をゴシゴシするとキューティクルがボロボロになって良くないという説を支持していてな。
シュウピンさんはどうだ?」
シュウピン
「わたしもです。
やさしく泡で髪の毛を包み込むだけです。」
真々美
「そうか?
考え方が合うのは、うれしいものだな。
じゃあ、シャンプーを洗い流すから、目を閉じてくれ。」
シュウピン
「はい、真々美様。」
真々美
「はい、タオル。顔をふいて押さえてくれ。
つぎに、トリートメントを塗っていくぞ。」
真々美はシュウピンさんの髪の毛をトリートメントで包んでいった。
シュウピン
「はわわ。 真々美様は美容師としても、一流の腕前なのですね。」
真々美
「そうか、照れてしまうな。
じゃあ、トリートメントが吸収される間に身体を洗うとしよう。
シュウピンさん、本当に綺麗だ。
アリムが見たら、大喜びするだろうな。」
シュウピン
「あのう、真々美様は?」
真々美
「もちろん、よろこんでいるぞ。」
シュウピンさんは、顔を赤らめていた。
真々美
「シュウピンさんは、もっともぜいたくな身体の洗い方は何だと思う?」
シュウピン
「高級ボディブラシを使うことでしょうか?」
真々美
「それもいいが、やはり、愛する者の手に盛られた泡を身体中を撫でながら塗ってもらう方法だと思っている。」
シュウピン
「それは、反則ですわ。 真々美様。
でも、至上の喜びですね。」
シュウピン こころの声
『真々美様に、私の身体を洗ってもらったことは、一生忘れられない思い出になるわね。』
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
10
お気に入りに追加
117
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて
千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、娘の幼稚園の親子イベントで娘の友達と一緒にいた千春と出会う。
ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。
ハッピーエンドになると思うのでご安心ください。

学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる