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第18章 主人公の快気祝いとお泊り会
116 冬香とメラニィさんの夜
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白沢絵美様が決めた組み合わせで、冬香とメラニィさんがペアになった。
冬香
「メラニィさんは、どうしますか?」
メラニィ
「このチャンスを逃す気は、1ミリもありません。
さあ、冬香様のお部屋へ案内お願いします。」
メラニィは、冬香の肩を抱き寄せて、冬香の部屋に入って行った。
◇
冬香の部屋にいる冬香とメラニィさん。
冬香
「あせらなくても、わたしは逃げないわ。」
メラニィ
「まさか、このような機会・チャンスをもらえるなんて思わなかったから、どうしても気があせってしまいます。」
冬香
「そうね。 絵美様はなんでもお見通しのような気がするわ。」
メラニィ
「はっ、つまり、わたしのこころの中もバレているということですか?」
冬香
「かもしれないわね。
ところで、【攻め】と【受け】のどちらがお望みですか?」
メラニィ
「【攻め】がしたいです。」
冬香はベッドに腰かけた。
冬香
「じゃあ、となりに座ってね。」
メラニィ
「はい。 冬香様。」
冬香は目を閉じて、メラニィに顔を向けて、やや上向きになった。
冬香
「ねえ、わたしに恥をかかせないでね。
【はじまりはいつもキス】
でしょ!」
メラニィ
「冬香様の美しい唇に見とれていました。」
メラニィは熱い口づけをした。
冬香
「言葉だけでなく、キスも上手ね。
メラニィさん。」
メラニィ
「あ、ありがとうございます。」
冬香
「さあ、来てちょうだい。」
シュウピンさんは、ふたたび冬香に優しくキスをしてから、冬香の頭と肩を支えながら優しく寝かしつけた。
メラニィ
「まるで夢のようです。
ですが、わたしの心臓が鐘を連打してならしているので現実だと理解できます。」
冬香
「どれどれ?」
冬香は、メラニィさんの胸をもちあげて、心臓の音を確かめた。
メラニィ
「恥ずかしいです。」
冬香
「とっても健康な証よ。」
メラニィ
「冬香様、いただきます。」
冬香
「メラニィさん、最高級のフルーツを味わってね。」
メラニィさんは、冬香の首筋にキスをしながら、左手で冬香の肩をつかみ、右手でパジャマのボタンを外していった。
メラニィ
「冬香様、とても美しいです。
おいしそうで、よだれが垂れそうです。」
冬香
「ありがとう、よだれを付けられることは良いけれど、よだれを垂らされることはイヤなの。
まるで、手抜きをされて、いいかげんに扱われたようで、しらけてしまうのよ。」
メラニィ
「必要な愛の工程を「いち手順」でも省略したりはしません。」
冬香
「ぜひ、そうしてね。 あなたに、酔わせてくれるかしら?」
メラニィ
「ええ、わたしの愛情を飲み干してください。」
冬香
「ええ、飲ませてちょうだい。」
メラニィ
「冬香様、とても素敵な手触りです。
朝が来ても、手を止めるなんて、できそうにありません。」
冬香
「ええ、それくらい私に執着してくれると、うれしいわ。
最初で最後の機会と思って、後悔が無いようにしてね。」
メラニィ
「二度目の機会がいただけるように、全力で愛情をそそぎます。」
冬香
「ちょっとペースが速すぎるわね。
メラニィさん、手をとめてちょうだい。」
メラニィ
「い、痛かったですか?」
冬香
「いいえ、メラニィさんも脱いでほしいわ。
それから、キスとハグをしましょう。」
メラニィさんは、急いでパジャマを脱いだ。
メラニィ
「す、すみません。
自分の状態を忘れていました。
まさか、脱ぐことを忘れてしまっていたなんて、お恥ずかしい限りです。」
冬香
「あせらなくていいわ。
夜はまだ始まったばかりなのだからね。」
メラニィ
「冬香様。」
冬香
「メラニィさん、来て。
ハグをしましょう。」
メラニィ
「はい、よろこんで。」
メラニィさんは冬香を抱きしめた。
冬香
「メラニィさんの体温を感じるわ。
それと、心臓の鼓動もね。」
メラニィ
「わたしも冬香様の体温と心臓の鼓動を感じています。」
冬香
「わたしは、この状態で、ぼーっとするときに幸せを感じるのよ。
ひと区切りがついたときは、こうやって、余韻を感じる時間をちょうだいね。」
メラニィ
「もちろんです。 冬香様。」
冬香
「じゃあ、続きをしてくれる?」
冬香は、メラニィさんの目を熱く見つめた。
メラニィ
「夜に、冬香様のお部屋で、冬香様の目に映る自分の姿を見ることができるなんて。
なんというか、もう、明日の朝、隕石が落ちてきても文句が言えないくらいの幸福感です。」
冬香
「すばらしい賛辞の言葉をありがとう。」
メラニィ
「いえいえ、このキッカケを作ってくださった、オルア様、絵美様に、こころから感謝しています。
もちろん、こうやって、私に身を任せてくださる冬香様に感謝です。」
冬香
「ふふふ、いい思い出をつくりましょうね。」
メラニィ
「ええ、よろしくお願いします。」
冬香
「じゃあ、続けて。 メラニィさん。」
メラニィ
「冬香様、朝が来ても眠らせませんよ。」
冬香
「まあ、なんて熱い愛でしょう。」
冬香とメラニィさんの熱い夜が始まった。
ここから先は、おふたりだけの秘め事です。
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◇
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冬香
「あせらなくても、わたしは逃げないわ。」
メラニィ
「まさか、このような機会・チャンスをもらえるなんて思わなかったから、どうしても気があせってしまいます。」
冬香
「そうね。 絵美様はなんでもお見通しのような気がするわ。」
メラニィ
「はっ、つまり、わたしのこころの中もバレているということですか?」
冬香
「かもしれないわね。
ところで、【攻め】と【受け】のどちらがお望みですか?」
メラニィ
「【攻め】がしたいです。」
冬香はベッドに腰かけた。
冬香
「じゃあ、となりに座ってね。」
メラニィ
「はい。 冬香様。」
冬香は目を閉じて、メラニィに顔を向けて、やや上向きになった。
冬香
「ねえ、わたしに恥をかかせないでね。
【はじまりはいつもキス】
でしょ!」
メラニィ
「冬香様の美しい唇に見とれていました。」
メラニィは熱い口づけをした。
冬香
「言葉だけでなく、キスも上手ね。
メラニィさん。」
メラニィ
「あ、ありがとうございます。」
冬香
「さあ、来てちょうだい。」
シュウピンさんは、ふたたび冬香に優しくキスをしてから、冬香の頭と肩を支えながら優しく寝かしつけた。
メラニィ
「まるで夢のようです。
ですが、わたしの心臓が鐘を連打してならしているので現実だと理解できます。」
冬香
「どれどれ?」
冬香は、メラニィさんの胸をもちあげて、心臓の音を確かめた。
メラニィ
「恥ずかしいです。」
冬香
「とっても健康な証よ。」
メラニィ
「冬香様、いただきます。」
冬香
「メラニィさん、最高級のフルーツを味わってね。」
メラニィさんは、冬香の首筋にキスをしながら、左手で冬香の肩をつかみ、右手でパジャマのボタンを外していった。
メラニィ
「冬香様、とても美しいです。
おいしそうで、よだれが垂れそうです。」
冬香
「ありがとう、よだれを付けられることは良いけれど、よだれを垂らされることはイヤなの。
まるで、手抜きをされて、いいかげんに扱われたようで、しらけてしまうのよ。」
メラニィ
「必要な愛の工程を「いち手順」でも省略したりはしません。」
冬香
「ぜひ、そうしてね。 あなたに、酔わせてくれるかしら?」
メラニィ
「ええ、わたしの愛情を飲み干してください。」
冬香
「ええ、飲ませてちょうだい。」
メラニィ
「冬香様、とても素敵な手触りです。
朝が来ても、手を止めるなんて、できそうにありません。」
冬香
「ええ、それくらい私に執着してくれると、うれしいわ。
最初で最後の機会と思って、後悔が無いようにしてね。」
メラニィ
「二度目の機会がいただけるように、全力で愛情をそそぎます。」
冬香
「ちょっとペースが速すぎるわね。
メラニィさん、手をとめてちょうだい。」
メラニィ
「い、痛かったですか?」
冬香
「いいえ、メラニィさんも脱いでほしいわ。
それから、キスとハグをしましょう。」
メラニィさんは、急いでパジャマを脱いだ。
メラニィ
「す、すみません。
自分の状態を忘れていました。
まさか、脱ぐことを忘れてしまっていたなんて、お恥ずかしい限りです。」
冬香
「あせらなくていいわ。
夜はまだ始まったばかりなのだからね。」
メラニィ
「冬香様。」
冬香
「メラニィさん、来て。
ハグをしましょう。」
メラニィ
「はい、よろこんで。」
メラニィさんは冬香を抱きしめた。
冬香
「メラニィさんの体温を感じるわ。
それと、心臓の鼓動もね。」
メラニィ
「わたしも冬香様の体温と心臓の鼓動を感じています。」
冬香
「わたしは、この状態で、ぼーっとするときに幸せを感じるのよ。
ひと区切りがついたときは、こうやって、余韻を感じる時間をちょうだいね。」
メラニィ
「もちろんです。 冬香様。」
冬香
「じゃあ、続きをしてくれる?」
冬香は、メラニィさんの目を熱く見つめた。
メラニィ
「夜に、冬香様のお部屋で、冬香様の目に映る自分の姿を見ることができるなんて。
なんというか、もう、明日の朝、隕石が落ちてきても文句が言えないくらいの幸福感です。」
冬香
「すばらしい賛辞の言葉をありがとう。」
メラニィ
「いえいえ、このキッカケを作ってくださった、オルア様、絵美様に、こころから感謝しています。
もちろん、こうやって、私に身を任せてくださる冬香様に感謝です。」
冬香
「ふふふ、いい思い出をつくりましょうね。」
メラニィ
「ええ、よろしくお願いします。」
冬香
「じゃあ、続けて。 メラニィさん。」
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「冬香様、朝が来ても眠らせませんよ。」
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冬香とメラニィさんの熱い夜が始まった。
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