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第17章 カセイダード本星の女王様
110 女王様からのごほうび アリムの望み
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21日目(8月21日(月)) AM 11:45 朝
(2日に一度の会議: 偶数日の予定、本日はなし。
一番権利者: 冬香。)
◇
サア女王
「アリムさん、ほかの情報はありますか?」
アリム
「そうですね。
チータマルム支国は、ボクの前世には、なかったです。
白沢絵美さんが前世のボクである竜くんを口説き落とせたら、未来は大きく変わるはずです。
そして、コモンルーンの次の段階である Mineですね。
マインルーンのことですが、ご存知でしょうか。」
サア女王
「言葉を知っているだけです。
マインルーンを身につける方法などは分かりません。
アリムさんは使用できますか?」
アリム
「いいえ、コモンルーンを6つだけです。」
サア女王
「6つだけではなく、6つ全部と言うべきですね。」
アリム
「そうですね。
表現が良くなかったです。」
アリムはサア女王の目を見て、なにかを思い出したようだった。
サア女王
「アリムさんから頂いた情報は有効に活用致します。
お時間をいただき、ありがとうございました。
なにか欲しいものがあれば、おっしゃてくださいね。」
アリム
「前世のボクである竜くんと白沢絵美さんの仲が上手く行くように、ご支援お願いします。」
サア女王
「もちろんです。
他には?」
アリム
「後ろにいらっしゃる方に話しかけてもいいですか?」
サア女王
「だれと話したいのですか?」
アリム
「近藤美々さんです。」
サア女王
「美々には拳というパートナーがいますよ。」
アリム
「大鷲拳ですよね。
美々さんに、前世のボクが助けてもらったので、お礼を言いたいだけです。」
サア女王
「美々、受けてあげなさい。」
美々
「はい、アリムさん、どうぞ。」
アリム
「アルファ星に落とされたとき、助けようとしてくれて、ありがとうございました。」
美々
「アルファ星ですか?」
アリム
「そうです。
正性知識 1200 を使用して助けようとしてくれたことが本当に嬉しかったです。」
美々
「お役に立てたのならば良かったです。」
サア女王
「アリムさん、あれが欲しい、これが欲しいと要求してもいいのですよ。
あなたの行動が、もたらしてくれたカセイダード王国の国益を思えば、いまの2つの要求は少なすぎます。
こちらが取りすぎることは避けたいのです。
天と地がひっくり返っても絶対に欲しいものを要求してください。」
アリム
「それでは、お願いしたいことが有ります。
とても欲張りと言われるかもしれません。」
サア女王
「そういうのを待っていました。」
アリム
「ボクは、オルア、真々美、冬香から愛してもらって、夢のように幸せです。
この幸せが続くように、お力添えお願いします。」
サア女王
「アリムさんの望みはよく分かりました。
それは、わたしの楽しみでもあります。
今回は、お時間をいただき、ありがとうございました。
また、なにか思い出したことが有れば、真々美さん経由でご連絡くださいね。
絵美、真々美さん、アリムさんを支援してあげてくださいね。」
絵美、真々美
「「はい、もちろんです。」」
サア女王
「アリムさん、お疲れさまでした。
ここで、ご退席お願いします。
絵美、真々美さん、冬香さん、オルアさんとは、引き続き話したいことがあります。
13時に再開しましょう。
よいお昼を。」
サア女王は、通信の終了を宣言した。
◇
アリム
「無事に女王様との謁見を終わらすことが出来たんだよね?」
絵美
「ええ、そうよ。
お疲れ様です。 アリム。」
アリム
「良かった。
ほっとしました。
ボクの最大の願いも聞いてもらえるようだから、うれしいな。」
絵美、真々美、冬香、オルア こころの声
『『『『 本心なのだとしたら、可愛すぎるな。 』』』』
絵美 こころの声
『ミミーたちのパートナーについての記憶もあるみたいね。
女王様に頼めば、カセイダード本星の伍姫全員と一夜を過ごすこともできたでしょうね。
でも、足るを知るアリムさんで本当に良かったわ。』
アリム
「安心したら、お腹がすいてきたよ。
緊張疲れが、いまごろ出てきたよ。
お昼ご飯は、レンジでチンの焼きめしでも良いよね。」
真々美
「いいや、心配しなくていい。
絵美と私で弁当を買ってくる。
冬香とオルアは、だまって聞くだけだったから疲れただろう。
だから、休んでいてくれ。」
冬香
「そんな、悪いわ。」
絵美
「冬香さん?
午後は、冬香さんとオルアさんもサア女王と話をすることになるわ。
だから、ね。
休めるのは、いまのうちだから。」
オルア
「冬香、お言葉にあまえようよ。
本番で倒れないように休ませてもらおう? ね。」
冬香
「絵美様、真々美。
よろしくお願いします。」
真々美
「ああ、行ってくる。」
絵美
「くつろいでいてね。」
◇
絵美様と真々美は、5種類の弁当を買ってきた。
それぞれの大好きな弁当だった。
21日目(8月21日(月)) PM 13:15 昼
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◇
サア女王
「アリムさん、ほかの情報はありますか?」
アリム
「そうですね。
チータマルム支国は、ボクの前世には、なかったです。
白沢絵美さんが前世のボクである竜くんを口説き落とせたら、未来は大きく変わるはずです。
そして、コモンルーンの次の段階である Mineですね。
マインルーンのことですが、ご存知でしょうか。」
サア女王
「言葉を知っているだけです。
マインルーンを身につける方法などは分かりません。
アリムさんは使用できますか?」
アリム
「いいえ、コモンルーンを6つだけです。」
サア女王
「6つだけではなく、6つ全部と言うべきですね。」
アリム
「そうですね。
表現が良くなかったです。」
アリムはサア女王の目を見て、なにかを思い出したようだった。
サア女王
「アリムさんから頂いた情報は有効に活用致します。
お時間をいただき、ありがとうございました。
なにか欲しいものがあれば、おっしゃてくださいね。」
アリム
「前世のボクである竜くんと白沢絵美さんの仲が上手く行くように、ご支援お願いします。」
サア女王
「もちろんです。
他には?」
アリム
「後ろにいらっしゃる方に話しかけてもいいですか?」
サア女王
「だれと話したいのですか?」
アリム
「近藤美々さんです。」
サア女王
「美々には拳というパートナーがいますよ。」
アリム
「大鷲拳ですよね。
美々さんに、前世のボクが助けてもらったので、お礼を言いたいだけです。」
サア女王
「美々、受けてあげなさい。」
美々
「はい、アリムさん、どうぞ。」
アリム
「アルファ星に落とされたとき、助けようとしてくれて、ありがとうございました。」
美々
「アルファ星ですか?」
アリム
「そうです。
正性知識 1200 を使用して助けようとしてくれたことが本当に嬉しかったです。」
美々
「お役に立てたのならば良かったです。」
サア女王
「アリムさん、あれが欲しい、これが欲しいと要求してもいいのですよ。
あなたの行動が、もたらしてくれたカセイダード王国の国益を思えば、いまの2つの要求は少なすぎます。
こちらが取りすぎることは避けたいのです。
天と地がひっくり返っても絶対に欲しいものを要求してください。」
アリム
「それでは、お願いしたいことが有ります。
とても欲張りと言われるかもしれません。」
サア女王
「そういうのを待っていました。」
アリム
「ボクは、オルア、真々美、冬香から愛してもらって、夢のように幸せです。
この幸せが続くように、お力添えお願いします。」
サア女王
「アリムさんの望みはよく分かりました。
それは、わたしの楽しみでもあります。
今回は、お時間をいただき、ありがとうございました。
また、なにか思い出したことが有れば、真々美さん経由でご連絡くださいね。
絵美、真々美さん、アリムさんを支援してあげてくださいね。」
絵美、真々美
「「はい、もちろんです。」」
サア女王
「アリムさん、お疲れさまでした。
ここで、ご退席お願いします。
絵美、真々美さん、冬香さん、オルアさんとは、引き続き話したいことがあります。
13時に再開しましょう。
よいお昼を。」
サア女王は、通信の終了を宣言した。
◇
アリム
「無事に女王様との謁見を終わらすことが出来たんだよね?」
絵美
「ええ、そうよ。
お疲れ様です。 アリム。」
アリム
「良かった。
ほっとしました。
ボクの最大の願いも聞いてもらえるようだから、うれしいな。」
絵美、真々美、冬香、オルア こころの声
『『『『 本心なのだとしたら、可愛すぎるな。 』』』』
絵美 こころの声
『ミミーたちのパートナーについての記憶もあるみたいね。
女王様に頼めば、カセイダード本星の伍姫全員と一夜を過ごすこともできたでしょうね。
でも、足るを知るアリムさんで本当に良かったわ。』
アリム
「安心したら、お腹がすいてきたよ。
緊張疲れが、いまごろ出てきたよ。
お昼ご飯は、レンジでチンの焼きめしでも良いよね。」
真々美
「いいや、心配しなくていい。
絵美と私で弁当を買ってくる。
冬香とオルアは、だまって聞くだけだったから疲れただろう。
だから、休んでいてくれ。」
冬香
「そんな、悪いわ。」
絵美
「冬香さん?
午後は、冬香さんとオルアさんもサア女王と話をすることになるわ。
だから、ね。
休めるのは、いまのうちだから。」
オルア
「冬香、お言葉にあまえようよ。
本番で倒れないように休ませてもらおう? ね。」
冬香
「絵美様、真々美。
よろしくお願いします。」
真々美
「ああ、行ってくる。」
絵美
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絵美様と真々美は、5種類の弁当を買ってきた。
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