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第16章 主人公をロックオンした美女たち
099 19日目 お泊り会の準備
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19日目 AM 8:00 朝
《2日に一度の会議: 偶数日の予定、本日なし。
一番権利者: オルア。》
◇
朝ごはんのあとで、連絡事項を話し合っている。
今日は、土曜日だから、気が楽だ。
絵美
「アリムさん、まだまだ先の話だけれど、カセイダード王国の本星にいらっしゃるサアと映像通信で顔見世のための謁見をしてもらうから、こころの準備をお願いね。」
アリム
「サア様ですか?
謁見って?」
絵美
「女王様のファーストネームよ。
本当の名前は長いから、本人から聞いてね。
謁見は、サアがアリムさんの顔を見たいって言うから、受けてね。」
アリム
「つつしんで、ご辞退することはできますか?」
絵美
「駄目ね。 真々美、説明よろしく。」
真々美
「アリム、無礼をして嫌われることを心配しているのだろうが、謁見を辞退する方が、100倍以上の無礼になるからな。」
冬香
「アリム、心配しなくてもいいわ。
あなたが女王様の気分を害する可能性が少しでも、1000に1つでもあれば、絵美様がお断りされているわ。
つまり、絵美様は、アリムを女王様と引き合わせても問題ないと判断されたという意味よ。」
オルア
「わたしたちがついているから、大丈夫よ。」
アリム
「そう言ってくれるなら、お受けします。
よろしくお願いします。
女王様の名前って、もしかして、
Surlofia May Rubieline
ですか?」
絵美
「惜しいわね。
Surlofia May Kaseidard
よ。」
アリム
「そうなんですね。
ということは、サークの叔母様ではなさそうですね。」
絵美
「サークの叔母様だとしたら、なにかあるの?」
アリム
「お説教と、次の課題が宿題として出されますね。」
オルア
「むずかしい課題なの?」
アリム
「実力を少しだけ超えた課題だから、むずかしいね。
ゲームで言うところの進化イベントみたいな。」
オルア
「じゃあ、気の訓練とか、組手の練習をしましょうか?」
アリム
「よろしくお願いします。」
◇
絵美
「つぎの話だけれど、シュウピンさん、メラニィさんとセーラさんを呼んで、お泊り会をしたいです。
名目は、アリムさんの回復祝いです。」
アリム
「わあ、うれしいです。」
絵美
「よろこんでくれて、ありがとう。
言いにくいけれど、アリムさんを出汁にしているけれど、目的は他にあります。」
真々美
「アリム、気を落とさないでくれ。
アリムの回復を祝うためと言えば、かならず来てくれるからだ。」
冬香
「絵美様、目的はやはり、あれですか?」
オルア
「あれって、アリムさんと仲良くしてもらうことですか?」
絵美
「そうよ。
アリムさんが話しやすいと思えるように、気ごころを知ってもらうためが1つ目。
真々美とシュウピンさん、冬香さんとメラニィさん、オルアさんとセーラさんの組み合わせでも仲良くなってもらうことが2つ目。
3つ目は、わたしとアリムさんがいっしょに居る時間を増やすためね。」
真々美
「2つ目のシュウピンさんたちとの組み合わせの意味は、なんだ?」
絵美
「セーラさんはオルアさんとの連携のためね。
行政庁のFirstとSecondとしての信頼関係を構築するための時間を増やすためね。
そして、シュウピンさんとメラニィさんには、一度だけで良いから、想いを遂げさせてあげて欲しい。 そうすれば、行方不明になっている呪術師を気合を入れて探し出してくれると思うのよ。」
冬香
「絵美様、それは必要なことですか?」
絵美
「必要なことね。
呪術師は味方につけておきたいわ。
もしかしたら、誰かに呪いをかけてもらう場面が来るかもしれないからね。」
オルア
「呪いを掛ける機会が来なくても、呪いに対抗する手段は確保しておきたいということですね。」
絵美
「その通りよ。
備えあれば患いなし
だからね。」
アリム
「それでしたら、絵美さんと真々美にお願いしたいことがあります。」
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アリム
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謁見って?」
絵美
「女王様のファーストネームよ。
本当の名前は長いから、本人から聞いてね。
謁見は、サアがアリムさんの顔を見たいって言うから、受けてね。」
アリム
「つつしんで、ご辞退することはできますか?」
絵美
「駄目ね。 真々美、説明よろしく。」
真々美
「アリム、無礼をして嫌われることを心配しているのだろうが、謁見を辞退する方が、100倍以上の無礼になるからな。」
冬香
「アリム、心配しなくてもいいわ。
あなたが女王様の気分を害する可能性が少しでも、1000に1つでもあれば、絵美様がお断りされているわ。
つまり、絵美様は、アリムを女王様と引き合わせても問題ないと判断されたという意味よ。」
オルア
「わたしたちがついているから、大丈夫よ。」
アリム
「そう言ってくれるなら、お受けします。
よろしくお願いします。
女王様の名前って、もしかして、
Surlofia May Rubieline
ですか?」
絵美
「惜しいわね。
Surlofia May Kaseidard
よ。」
アリム
「そうなんですね。
ということは、サークの叔母様ではなさそうですね。」
絵美
「サークの叔母様だとしたら、なにかあるの?」
アリム
「お説教と、次の課題が宿題として出されますね。」
オルア
「むずかしい課題なの?」
アリム
「実力を少しだけ超えた課題だから、むずかしいね。
ゲームで言うところの進化イベントみたいな。」
オルア
「じゃあ、気の訓練とか、組手の練習をしましょうか?」
アリム
「よろしくお願いします。」
◇
絵美
「つぎの話だけれど、シュウピンさん、メラニィさんとセーラさんを呼んで、お泊り会をしたいです。
名目は、アリムさんの回復祝いです。」
アリム
「わあ、うれしいです。」
絵美
「よろこんでくれて、ありがとう。
言いにくいけれど、アリムさんを出汁にしているけれど、目的は他にあります。」
真々美
「アリム、気を落とさないでくれ。
アリムの回復を祝うためと言えば、かならず来てくれるからだ。」
冬香
「絵美様、目的はやはり、あれですか?」
オルア
「あれって、アリムさんと仲良くしてもらうことですか?」
絵美
「そうよ。
アリムさんが話しやすいと思えるように、気ごころを知ってもらうためが1つ目。
真々美とシュウピンさん、冬香さんとメラニィさん、オルアさんとセーラさんの組み合わせでも仲良くなってもらうことが2つ目。
3つ目は、わたしとアリムさんがいっしょに居る時間を増やすためね。」
真々美
「2つ目のシュウピンさんたちとの組み合わせの意味は、なんだ?」
絵美
「セーラさんはオルアさんとの連携のためね。
行政庁のFirstとSecondとしての信頼関係を構築するための時間を増やすためね。
そして、シュウピンさんとメラニィさんには、一度だけで良いから、想いを遂げさせてあげて欲しい。 そうすれば、行方不明になっている呪術師を気合を入れて探し出してくれると思うのよ。」
冬香
「絵美様、それは必要なことですか?」
絵美
「必要なことね。
呪術師は味方につけておきたいわ。
もしかしたら、誰かに呪いをかけてもらう場面が来るかもしれないからね。」
オルア
「呪いを掛ける機会が来なくても、呪いに対抗する手段は確保しておきたいということですね。」
絵美
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