81 / 209
第13章 愛する人を目覚めさせるために スリーカーを
079 冬香の疑問、絵美の疑問
しおりを挟む
真々美は、性魔力の第5呪文として
レバーラ - Rebaara
を使用できるようになった。
それなのに、絵美様は不機嫌そうだった。
◇
15日目 PM 22:10 夜
《2日に一度の会議: 偶数日の予定、14日目の分を本日、実施済み
一番権利者: 真々美。
ただし、アリムが意識を取り戻す《20日目予定》までは、お預け状態。》
◇
カセイダード王国 チータマルム支国
国王 中路真々美の寝室
絵美
「それでは、反省会と言う名のお説教をします。
真々美、覚悟なさい。」
真々美 こころの声
『いつも機嫌が良さそうな絵美の機嫌が明らかに悪い。
こういう雰囲気の絵美がいるときは、間違いなく私がなにかやらかしてしまったのだろう。』
真々美は覚悟を決めた。
真々美
「なにかしてしまっただろうか?」
絵美
「分かってないのね。
もう少しで失敗に終わるところだったのよ。
お金儲けで公開している入学試験や資格検定試験とちがって、挑戦できる機会は、一度きりってことを忘れたんじゃないの?
わたしは、身も心も任せていればいいって言ったわよね。」
☆ 絵美
☆ 「案ずるより産むがやすし。
☆ そう考えるしかないわね。
☆
☆ では、始めるけれど、真々美は基本的に私に身も心も預けていればいいから。
☆ なんと言っても、第5段階に比べたら、そよ風のようなものよ。」
☆
☆ 078 真々美 第4段階の3 めい想をやめて
真々美
「すまない、絵美。
なにを言っているか分からないんだ。
もっと、分かりやすく説明してくれ。」
絵美は黙っていた。
気まずい沈黙が流れていった。
5分間ほどだっただろうか、そばにいるだけの冬香も息苦しさを感じた。
絵美
「真々美の瞑想は、
正性知識 1800、Eighteen Hundred 相当の行為です。
精神波攻撃に対する防衛ね。」
真々美
「アリムが新型防護服の海賊149名を倒した
正性知識 1600 Sixteen Hundred
精神波攻撃に対する防衛技というか防衛知識のことか?」
絵美
「その通りよ。
まだ、真々美と冬香さんは習得していなかったわね。
冬香さんにとっては、ネタバレになってしまうけれど良い機会だから説明しましょうか?
真々美、まずはお疲れ様でした。
衣服を整えてください。」
真々美は汗を拭いてから衣服を着用した。
◇
絵美
「さてと、まずは攻めと受けの説明から始めましょうか?
スポーツの野球では、3アウトで攻守交代と言います。
攻める側と守る側という意味です。
格闘技では、攻めと受けと言いますが、意味的には攻撃と防御です。
ここまでは良いですか?」
真々美、冬香
「「はい。」」
絵美
「姉妹関係の儀式を経験したあなたたちなら分かるでしょうが、
姉妹関係の儀式でやっていることは、攻めと受けです。
正性知識 200 まで覚えていれば、簡単に守ることが出来ます。
ベッドテクニック?
10,20の知識しか知らないくせに?
と寝技を自慢してくる男性を鼻で笑える根拠は、正性知識による防御が出来るからです。
もちろん、男性から長期戦で攻められたり、力づくで求められたりしたら、女性は負けますから、男性と女性で居住地域を分けています。
女性の性を金儲けの手段と考えている悪者は、男性だけでなく女性にもいるからです。
だから、移動も制限しています。
この話は長くなるので、わきに置いておきますね。
ひとことで言えば、姉妹関係の儀式は、相手が受け止めてくれているから成り立つキャッチボールのようなものです。
受け止められないような場所に投げられたり、受け止められないような速さのボールを投げられたら、受け止められないからです。」
真々美
「もしかすると、わたしの瞑想は、絵美が投げてくれたボールを受けようとはせずに、避けたようなものなのか? だから、怒っているのか?」
絵美
「その通りよ。」
真々美
「そんなつもりは無かったんだ。
ただ、気絶しないために考えた手段なんだ。」
絵美
「そうでしょうけれど、悲しかったわ。」
真々美
「すまない、絵美。」
絵美
「貸し一つにしておくわ。
どこかで返してもらうわ。」
真々美
「ああ、そうしてくれると助かる。」
絵美
「それでは、姉妹関係の儀式 第4段階について説明をしておくわ。
ものすごいズルになるけれど、姉妹関係が切れる危険性が高いから掟破りだけれど、ネタバレをしますね。」
冬香
「絵美様、お待ちください。
オルアもいっしょに聞かせても構いませんか?」
絵美
「そうね、座学分は良いでしょう。
服も着た状態ですから、差し支えありません。」
冬香
「ありがとうございます。
でも、その前に1つ質問があります。」
絵美
「よろしくてよ。
なにかしら、冬香さん。」
冬香
「絵美様は、私たちが
性魔力を4番目までしか覚えていないことや
正性知識を 1200 までしか覚えていないことを
不思議そうに話されました。
正性知識は私たちの努力で習得できそうですが、
姉妹関係の儀式が必要な性魔力を覚えることは無理なのではありませんか?」
絵美
「その疑問に対する答えは、わたしがあなたたちに持っている疑問になってしまうわね。」
真々美と冬香は意味が分からなかった。
◇
絵美
「長くなってしまうけれど、順を追って説明するわ。
体験した真々美は理解できるでしょうけれど、性魔力は【性的に恥ずかしい思い】をしたときに上昇します。
では、【性的に恥ずかしい思い】の定義は、何だと思いますか?」
冬香
「見られたくない身体の部分を見られたとき、触られたときですか?」
絵美
「冬香さんは見ず知らずのタイプではないひとに同じことをされても恥ずかしいと思えるのですか?
たとえば、今回襲撃してきた海賊をよそおった兵士に同じことをされて、恥ずかしいと思えますか?」
冬香
「いいえ、腹ただしい思いと、屈辱を感じることはあっても、恥ずかしいとは思えません。」
絵美
「その通りです。
冬香さん。
つまり、好きと思える相手から、求められたとき限定で感じる思い、感情です。
わたしの場合は、サアまたは真々美から求められたとき限定です。
まあ、サークも含まれますが。 竜くんは研究開発に忙しいと言って、構ってくれないし・・・
ごめんなさい。 話がそれそうになりました。
わたしは、サアまたは真々美から求められたときは、こう考えています。
恥ずかしくて嫌だけれど、サアに真々美に求められたから仕方なく・・・
とか
恥ずかしい、見られたくない。
でも、サアまたは真々美が求めてくれるなら、見せてあげてもいい。
ううん、見て欲しい。
と
思っています。
そう思った瞬間は、すべてから解放されて、まるで海の底で繋がれた鎖が切れて、明るい水面に浮かび上がっていくような素晴らしい気持ちになります。
分かりあえる尊重し合えるひとに出会えることは奇跡です。
このひとならと思えた人から求められることは最高の喜びです。」
真々美、冬香 こころの声
『うーん、これが答えなのだろうか?
よく分からない。』
絵美
「つまり、姉妹関係の儀式でなくても、恥ずかしい思いを感じることはできるはずです。
わたしの場合は、週1回のサア様との夜と、週1回の真々美のことを考えながら自分で自分を愛するときだけです。 つまり、週2回だけですね。
サークはナームさんに連れて行かれたし、竜くんはデートさえしてくれないし。」
真々美、冬香 こころの声
『うっぷんが、たまっているのね。
質問の答えはもらえそうにない・・・』
絵美
「それに引き換え!」
絵美は、真々美と冬香を力強くにらみつけた。
絵美
「真々美と冬香さんが出会ったのは、オルアさんが21歳の時だから6年間という時間があったわよね。
その後、というか、すぐ後くらいに、真々美と冬香さんは姉妹関係を結んだわよね。」
冬香
「はい、そうです。
絵美様。」
絵美
「真々美のハイシスの私は遠い場所にいたし、
冬香さんもサブシスを決めていなかったのよね。
ということは、ロスタイムを差し引いても、まるまる5年間は二人だけの月日を過ごせたはずよね。
もし、わたしが真々美とそのような状況だったら、毎日毎晩、愛しあっているわ。
そのうちに、二人の秘め事がレベルアップして、姉妹関係の儀式 第5段階相当の愛し合い方をしていると思うわ。」
真々美
「あっ?」
冬香
「もしかして、絵美様の疑問って?」
絵美
「真々美、冬香さん、この5年間 なにをやっていたの?
まさか、愛情交換ゼロだったなんてことは、ないわよね?
そんなことは無いはずだけれど、そうとでも考えなければ計算が合わないのよ。
それが、わたしがあなたたちが性魔力を6番目まで覚えていると思った根拠よ。」
真々美と冬香は背中に冷や汗を流しながら、固まっていた。
◇
絵美
「冬香さん、真々美はどれくらいの頻度で、冬香さんを抱いていたの?
王の政務に忙しいとはいえ、2日に一度は愛し合っていたわよねえ。」
冬香は絵美の笑顔に恐怖を感じていた。
冬香
「そ、それは、そのお、なんと申しましょうか?」
絵美は、さらに、にっこりと微笑んだ。
絵美
「サブシスのくちから言わせようだなんて、悪かったわ。
真々美、どうなの?」
真々美
「絵美、そ、その?
ト、トイレに行きたいな?」
絵美
「まあ、姉妹関係の第3段階を思い出すわね。
ついて行ってあげるね。
うふふ?」
真々美は観念した。
真々美
「すまない、絵美。
実は、冬香とは10日前まで愛情交換ゼロだったんだ。」
☆ 司会《中路真々美》
☆ 「これからは、いや、今夜だけでも、いっしょに眠ってくれないか。」
☆
☆ 022 5日目 冬香とオルアの姉妹関係の儀式
絵美
「はあ、ほぼ6年間も冬香さんを放置していたの?
わたしだったら、冬香さんを家からどころかベットから出さないわよ。」
絵美は振り返って、冬香を見た。
絵美
「冬香さん、ごめんなさいね。
これからはわたしと姉妹関係を結びましょうね。
あなたが「絵美様」以外の言葉をわすれるくらい、愛情を注ぎこんであげるわ。
さあ、ベットに行きましょうか?」
冬香
「お、お待ちください。 絵美様。
最近は愛し合っていますから。」
絵美
「そうなの? 残念ねえ。
真々美が愛してくれなくなったら言ってね。
サア様のお渡りが有る日以外は愛情を注いであげるからね。」
冬香がほっとしたのも、つかの間、ふたたび、絵美の矛先が真々美に戻った。
絵美
「真々美?
冬香さんをほっといて、なにをしていたのかなあ?
あらいざらい、はいてもらいましょうか?」
真々美
「業務をこなすことで精一杯だったんだ。」
絵美は、真々美の左手を手に取ってひねり、S字に曲げて固めた。
真々美
「い、痛い、絵美、やめてくれ。」
絵美
「真々美、これはね。
冬香さんのこころの痛みよ。
自由になる時間はあったはずだわ。
いったいなにをやっていたの?」
真々美
「い、言う。 言うからやめてくれ。」
真々美は左手を抑えて、さすっていた。
よほど痛かったようだ。
真々美
「人生のパートナーとなる男の子を探していたんだ。」
絵美
「それで、その男の子は何処?
どこにいるのかなあ?」
冬香
「絵美様、もうその辺で許してあげてください。
真々美は一晩で振られたんですから。」
絵美
「真々美をやり捨てするなんて処分しないといけないわね。
どこの誰と誰なの?」
真々美
「絵美、もういいんだ。
いまは、アリムが居るから。」
絵美
「良くないわ。
いったい、どんな理由があれば、真々美を一晩で振るのかしら。」
真々美
「そ、それは・・・」
真々美は顔を赤くして、下を向いていた。
絵美
「真々美にこんな顔をさせるなんて、ますます許せないわ。
よし、捕獲次第、去勢しましょう。
その後で、生体部品刑に、」
真々美
「絵美、そんなことはしないでくれ。」
絵美
「でも、そうも行かないわ。
わたしの可愛いサブシスの心をもてあそんだんだから。」
冬香
「絵美様、誤解です。
真々美に思い切り握られて、痛かったことが原因のようなのです。」
☆ 真々美
☆ 「アリムさんに痛いと言わせてしまった。
☆ アリムさんのカタナを握ったら痛がらせてしまった。」
☆
☆ 048 9日目 冬香とアリム《ナイトバインド》
絵美
「えっ? まさか、真々美の握力で手加減なしに握ったの?」
真々美は、プイっと横を向いた。
真々美
「いまは、もう大丈夫だ。
アリムに正しい力加減と取り扱い方法を教わったからな。」
絵美
「ぷふう、ほ、本当なのう?
真々美、アリムさんが指導してくれて良かったわね。」
絵美はお腹を抱えて、大笑いしていた。
真々美
「という訳だから、私を振った男の子たちは責めないでやってくれ。」
絵美
「そういう事情なら、責められないわねえ。
どっちかというと男の子たちに同情するわ。
そのころ、冬香さんはどうしていたの?」
冬香
「わたしは、男の人を探していました。」
絵美
「もしかして、ダメだったの?」
冬香
「そうなんです。
交配届け前検査の直前まで行ったのですが、おことわりされました。」
真々美
「わたしもだ。」
絵美
「交配届けを越えられない程度の男性なら不要だわ。
いいじゃない、アリムさんがいれば。
上位互換でしょ。」
真々美、冬香
「「そうですね。」」
自分を振った男性の価値は、アリムの価値に比べれば、誤差程度《数%》の価値しかないから、どうでもいいことに思えてきた二人だった。
◇
絵美
「冬香さん、オルアさんを呼んできてくれる?」
真々美
「ああ、大丈夫だ。
わたしが呼んで来る。」
絵美
「2時間くらい掛けてもいいわよ。
冬香さんと二人なら、気にならないから。」
真々美
「ぶう、ぶう。」
冬香
「3人でオルアのところに行きましょうか?」
オルアのところに行くと、オルアは寝ていた。
冬香
「もう、23時10分ね。
そりゃあ、寝ているわ。
真々美、はい、口紅。
アリムさんの胸に、真々美って書いたら、アリムの手を取って、自分の胸にもアリムって書いてね。」
真々美
「なんの話だ。」
冬香
「これよ。」
冬香は自分のシャツの第2ボタンまでを外して、真々美に見せた。
冬香
「オルアの真似をしただけよ。
じゃあね、今日は絵美様と寝るわ。」
真々美
「そんなあ?
冬香、怒っているのか?」
冬香
「それもあるけれど、昨日はわたしがアリムの隣で寝たのよ。
真々美はそうしたくないの?」
真々美
「そうしたい。
でも、いいのか?」
冬香
「いいわよ。
迷っているなら、今日もわたしがアリムの隣で寝るわよ。」
真々美
「ありがとう、冬香、お言葉に甘えさせてもらう。
絵美、冬香を頼む。」
絵美
「ええ、まかせて。
冬香さんを抱き枕にして眠るわ。」
冬香
「抱き枕ですか?」
絵美
「真々美に愛されなかった分を補填してあげたいところだけれど、抱き枕が精一杯ね。
わたしの理性が崩壊するように誘ってくれるなら、事情が変わるかもだけどね。」
冬香
「お互いを抱き枕にする程度で留めておく方が平和そうですね。」
絵美
「そうね、おやすみ、真々美。」
真々美
「ああ、おやすみ、絵美、冬香。」
冬香
「おやすみ、真々美。」
絵美は冬香と冬香の寝室に向かった。
真々美は、アリムの胸を見ていた。
真々美 こころの声
『冬香は、わたしの場所を空けておいてくれたのだな。』
真々美は、アリムの胸に、口紅で「真々美」と書いた。
そして、自分の胸に、「有夢」と書いた。
オルアと反対側のアリムの左腕を胸に抱え込んで眠ることにした。
◇
冬香の寝室
絵美
「とは言え、何もしないのも冬香さんに対して失礼だと思う訳よ。」
冬香
「え、ええ。《困惑》」
絵美
「という訳で・・・」
絵美は冬香の額にキスをした。
絵美
「わたしにもしてくれる。」
冬香
「はい、絵美様。」
冬香は絵美の額にキスをした。
絵美と冬香は互いを抱き枕にして、抱きしめ合って眠ることにした。
絵美、冬香 こころの声
『本当は愛し合いたいんだけどなあ。
真々美が浮気したときまで待つか。』
ふたりはギリギリ理性が勝ったのだった。
◇
あしたは、会議の日。
モンテハート大公爵の遺品に良い品物は残っているかな?
そして、いよいよ、冬香の姉妹関係 第4段階の儀式が始まる・・・予定。
アリムさんのように愛されたい気持ちでいっぱいです。
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
レバーラ - Rebaara
を使用できるようになった。
それなのに、絵美様は不機嫌そうだった。
◇
15日目 PM 22:10 夜
《2日に一度の会議: 偶数日の予定、14日目の分を本日、実施済み
一番権利者: 真々美。
ただし、アリムが意識を取り戻す《20日目予定》までは、お預け状態。》
◇
カセイダード王国 チータマルム支国
国王 中路真々美の寝室
絵美
「それでは、反省会と言う名のお説教をします。
真々美、覚悟なさい。」
真々美 こころの声
『いつも機嫌が良さそうな絵美の機嫌が明らかに悪い。
こういう雰囲気の絵美がいるときは、間違いなく私がなにかやらかしてしまったのだろう。』
真々美は覚悟を決めた。
真々美
「なにかしてしまっただろうか?」
絵美
「分かってないのね。
もう少しで失敗に終わるところだったのよ。
お金儲けで公開している入学試験や資格検定試験とちがって、挑戦できる機会は、一度きりってことを忘れたんじゃないの?
わたしは、身も心も任せていればいいって言ったわよね。」
☆ 絵美
☆ 「案ずるより産むがやすし。
☆ そう考えるしかないわね。
☆
☆ では、始めるけれど、真々美は基本的に私に身も心も預けていればいいから。
☆ なんと言っても、第5段階に比べたら、そよ風のようなものよ。」
☆
☆ 078 真々美 第4段階の3 めい想をやめて
真々美
「すまない、絵美。
なにを言っているか分からないんだ。
もっと、分かりやすく説明してくれ。」
絵美は黙っていた。
気まずい沈黙が流れていった。
5分間ほどだっただろうか、そばにいるだけの冬香も息苦しさを感じた。
絵美
「真々美の瞑想は、
正性知識 1800、Eighteen Hundred 相当の行為です。
精神波攻撃に対する防衛ね。」
真々美
「アリムが新型防護服の海賊149名を倒した
正性知識 1600 Sixteen Hundred
精神波攻撃に対する防衛技というか防衛知識のことか?」
絵美
「その通りよ。
まだ、真々美と冬香さんは習得していなかったわね。
冬香さんにとっては、ネタバレになってしまうけれど良い機会だから説明しましょうか?
真々美、まずはお疲れ様でした。
衣服を整えてください。」
真々美は汗を拭いてから衣服を着用した。
◇
絵美
「さてと、まずは攻めと受けの説明から始めましょうか?
スポーツの野球では、3アウトで攻守交代と言います。
攻める側と守る側という意味です。
格闘技では、攻めと受けと言いますが、意味的には攻撃と防御です。
ここまでは良いですか?」
真々美、冬香
「「はい。」」
絵美
「姉妹関係の儀式を経験したあなたたちなら分かるでしょうが、
姉妹関係の儀式でやっていることは、攻めと受けです。
正性知識 200 まで覚えていれば、簡単に守ることが出来ます。
ベッドテクニック?
10,20の知識しか知らないくせに?
と寝技を自慢してくる男性を鼻で笑える根拠は、正性知識による防御が出来るからです。
もちろん、男性から長期戦で攻められたり、力づくで求められたりしたら、女性は負けますから、男性と女性で居住地域を分けています。
女性の性を金儲けの手段と考えている悪者は、男性だけでなく女性にもいるからです。
だから、移動も制限しています。
この話は長くなるので、わきに置いておきますね。
ひとことで言えば、姉妹関係の儀式は、相手が受け止めてくれているから成り立つキャッチボールのようなものです。
受け止められないような場所に投げられたり、受け止められないような速さのボールを投げられたら、受け止められないからです。」
真々美
「もしかすると、わたしの瞑想は、絵美が投げてくれたボールを受けようとはせずに、避けたようなものなのか? だから、怒っているのか?」
絵美
「その通りよ。」
真々美
「そんなつもりは無かったんだ。
ただ、気絶しないために考えた手段なんだ。」
絵美
「そうでしょうけれど、悲しかったわ。」
真々美
「すまない、絵美。」
絵美
「貸し一つにしておくわ。
どこかで返してもらうわ。」
真々美
「ああ、そうしてくれると助かる。」
絵美
「それでは、姉妹関係の儀式 第4段階について説明をしておくわ。
ものすごいズルになるけれど、姉妹関係が切れる危険性が高いから掟破りだけれど、ネタバレをしますね。」
冬香
「絵美様、お待ちください。
オルアもいっしょに聞かせても構いませんか?」
絵美
「そうね、座学分は良いでしょう。
服も着た状態ですから、差し支えありません。」
冬香
「ありがとうございます。
でも、その前に1つ質問があります。」
絵美
「よろしくてよ。
なにかしら、冬香さん。」
冬香
「絵美様は、私たちが
性魔力を4番目までしか覚えていないことや
正性知識を 1200 までしか覚えていないことを
不思議そうに話されました。
正性知識は私たちの努力で習得できそうですが、
姉妹関係の儀式が必要な性魔力を覚えることは無理なのではありませんか?」
絵美
「その疑問に対する答えは、わたしがあなたたちに持っている疑問になってしまうわね。」
真々美と冬香は意味が分からなかった。
◇
絵美
「長くなってしまうけれど、順を追って説明するわ。
体験した真々美は理解できるでしょうけれど、性魔力は【性的に恥ずかしい思い】をしたときに上昇します。
では、【性的に恥ずかしい思い】の定義は、何だと思いますか?」
冬香
「見られたくない身体の部分を見られたとき、触られたときですか?」
絵美
「冬香さんは見ず知らずのタイプではないひとに同じことをされても恥ずかしいと思えるのですか?
たとえば、今回襲撃してきた海賊をよそおった兵士に同じことをされて、恥ずかしいと思えますか?」
冬香
「いいえ、腹ただしい思いと、屈辱を感じることはあっても、恥ずかしいとは思えません。」
絵美
「その通りです。
冬香さん。
つまり、好きと思える相手から、求められたとき限定で感じる思い、感情です。
わたしの場合は、サアまたは真々美から求められたとき限定です。
まあ、サークも含まれますが。 竜くんは研究開発に忙しいと言って、構ってくれないし・・・
ごめんなさい。 話がそれそうになりました。
わたしは、サアまたは真々美から求められたときは、こう考えています。
恥ずかしくて嫌だけれど、サアに真々美に求められたから仕方なく・・・
とか
恥ずかしい、見られたくない。
でも、サアまたは真々美が求めてくれるなら、見せてあげてもいい。
ううん、見て欲しい。
と
思っています。
そう思った瞬間は、すべてから解放されて、まるで海の底で繋がれた鎖が切れて、明るい水面に浮かび上がっていくような素晴らしい気持ちになります。
分かりあえる尊重し合えるひとに出会えることは奇跡です。
このひとならと思えた人から求められることは最高の喜びです。」
真々美、冬香 こころの声
『うーん、これが答えなのだろうか?
よく分からない。』
絵美
「つまり、姉妹関係の儀式でなくても、恥ずかしい思いを感じることはできるはずです。
わたしの場合は、週1回のサア様との夜と、週1回の真々美のことを考えながら自分で自分を愛するときだけです。 つまり、週2回だけですね。
サークはナームさんに連れて行かれたし、竜くんはデートさえしてくれないし。」
真々美、冬香 こころの声
『うっぷんが、たまっているのね。
質問の答えはもらえそうにない・・・』
絵美
「それに引き換え!」
絵美は、真々美と冬香を力強くにらみつけた。
絵美
「真々美と冬香さんが出会ったのは、オルアさんが21歳の時だから6年間という時間があったわよね。
その後、というか、すぐ後くらいに、真々美と冬香さんは姉妹関係を結んだわよね。」
冬香
「はい、そうです。
絵美様。」
絵美
「真々美のハイシスの私は遠い場所にいたし、
冬香さんもサブシスを決めていなかったのよね。
ということは、ロスタイムを差し引いても、まるまる5年間は二人だけの月日を過ごせたはずよね。
もし、わたしが真々美とそのような状況だったら、毎日毎晩、愛しあっているわ。
そのうちに、二人の秘め事がレベルアップして、姉妹関係の儀式 第5段階相当の愛し合い方をしていると思うわ。」
真々美
「あっ?」
冬香
「もしかして、絵美様の疑問って?」
絵美
「真々美、冬香さん、この5年間 なにをやっていたの?
まさか、愛情交換ゼロだったなんてことは、ないわよね?
そんなことは無いはずだけれど、そうとでも考えなければ計算が合わないのよ。
それが、わたしがあなたたちが性魔力を6番目まで覚えていると思った根拠よ。」
真々美と冬香は背中に冷や汗を流しながら、固まっていた。
◇
絵美
「冬香さん、真々美はどれくらいの頻度で、冬香さんを抱いていたの?
王の政務に忙しいとはいえ、2日に一度は愛し合っていたわよねえ。」
冬香は絵美の笑顔に恐怖を感じていた。
冬香
「そ、それは、そのお、なんと申しましょうか?」
絵美は、さらに、にっこりと微笑んだ。
絵美
「サブシスのくちから言わせようだなんて、悪かったわ。
真々美、どうなの?」
真々美
「絵美、そ、その?
ト、トイレに行きたいな?」
絵美
「まあ、姉妹関係の第3段階を思い出すわね。
ついて行ってあげるね。
うふふ?」
真々美は観念した。
真々美
「すまない、絵美。
実は、冬香とは10日前まで愛情交換ゼロだったんだ。」
☆ 司会《中路真々美》
☆ 「これからは、いや、今夜だけでも、いっしょに眠ってくれないか。」
☆
☆ 022 5日目 冬香とオルアの姉妹関係の儀式
絵美
「はあ、ほぼ6年間も冬香さんを放置していたの?
わたしだったら、冬香さんを家からどころかベットから出さないわよ。」
絵美は振り返って、冬香を見た。
絵美
「冬香さん、ごめんなさいね。
これからはわたしと姉妹関係を結びましょうね。
あなたが「絵美様」以外の言葉をわすれるくらい、愛情を注ぎこんであげるわ。
さあ、ベットに行きましょうか?」
冬香
「お、お待ちください。 絵美様。
最近は愛し合っていますから。」
絵美
「そうなの? 残念ねえ。
真々美が愛してくれなくなったら言ってね。
サア様のお渡りが有る日以外は愛情を注いであげるからね。」
冬香がほっとしたのも、つかの間、ふたたび、絵美の矛先が真々美に戻った。
絵美
「真々美?
冬香さんをほっといて、なにをしていたのかなあ?
あらいざらい、はいてもらいましょうか?」
真々美
「業務をこなすことで精一杯だったんだ。」
絵美は、真々美の左手を手に取ってひねり、S字に曲げて固めた。
真々美
「い、痛い、絵美、やめてくれ。」
絵美
「真々美、これはね。
冬香さんのこころの痛みよ。
自由になる時間はあったはずだわ。
いったいなにをやっていたの?」
真々美
「い、言う。 言うからやめてくれ。」
真々美は左手を抑えて、さすっていた。
よほど痛かったようだ。
真々美
「人生のパートナーとなる男の子を探していたんだ。」
絵美
「それで、その男の子は何処?
どこにいるのかなあ?」
冬香
「絵美様、もうその辺で許してあげてください。
真々美は一晩で振られたんですから。」
絵美
「真々美をやり捨てするなんて処分しないといけないわね。
どこの誰と誰なの?」
真々美
「絵美、もういいんだ。
いまは、アリムが居るから。」
絵美
「良くないわ。
いったい、どんな理由があれば、真々美を一晩で振るのかしら。」
真々美
「そ、それは・・・」
真々美は顔を赤くして、下を向いていた。
絵美
「真々美にこんな顔をさせるなんて、ますます許せないわ。
よし、捕獲次第、去勢しましょう。
その後で、生体部品刑に、」
真々美
「絵美、そんなことはしないでくれ。」
絵美
「でも、そうも行かないわ。
わたしの可愛いサブシスの心をもてあそんだんだから。」
冬香
「絵美様、誤解です。
真々美に思い切り握られて、痛かったことが原因のようなのです。」
☆ 真々美
☆ 「アリムさんに痛いと言わせてしまった。
☆ アリムさんのカタナを握ったら痛がらせてしまった。」
☆
☆ 048 9日目 冬香とアリム《ナイトバインド》
絵美
「えっ? まさか、真々美の握力で手加減なしに握ったの?」
真々美は、プイっと横を向いた。
真々美
「いまは、もう大丈夫だ。
アリムに正しい力加減と取り扱い方法を教わったからな。」
絵美
「ぷふう、ほ、本当なのう?
真々美、アリムさんが指導してくれて良かったわね。」
絵美はお腹を抱えて、大笑いしていた。
真々美
「という訳だから、私を振った男の子たちは責めないでやってくれ。」
絵美
「そういう事情なら、責められないわねえ。
どっちかというと男の子たちに同情するわ。
そのころ、冬香さんはどうしていたの?」
冬香
「わたしは、男の人を探していました。」
絵美
「もしかして、ダメだったの?」
冬香
「そうなんです。
交配届け前検査の直前まで行ったのですが、おことわりされました。」
真々美
「わたしもだ。」
絵美
「交配届けを越えられない程度の男性なら不要だわ。
いいじゃない、アリムさんがいれば。
上位互換でしょ。」
真々美、冬香
「「そうですね。」」
自分を振った男性の価値は、アリムの価値に比べれば、誤差程度《数%》の価値しかないから、どうでもいいことに思えてきた二人だった。
◇
絵美
「冬香さん、オルアさんを呼んできてくれる?」
真々美
「ああ、大丈夫だ。
わたしが呼んで来る。」
絵美
「2時間くらい掛けてもいいわよ。
冬香さんと二人なら、気にならないから。」
真々美
「ぶう、ぶう。」
冬香
「3人でオルアのところに行きましょうか?」
オルアのところに行くと、オルアは寝ていた。
冬香
「もう、23時10分ね。
そりゃあ、寝ているわ。
真々美、はい、口紅。
アリムさんの胸に、真々美って書いたら、アリムの手を取って、自分の胸にもアリムって書いてね。」
真々美
「なんの話だ。」
冬香
「これよ。」
冬香は自分のシャツの第2ボタンまでを外して、真々美に見せた。
冬香
「オルアの真似をしただけよ。
じゃあね、今日は絵美様と寝るわ。」
真々美
「そんなあ?
冬香、怒っているのか?」
冬香
「それもあるけれど、昨日はわたしがアリムの隣で寝たのよ。
真々美はそうしたくないの?」
真々美
「そうしたい。
でも、いいのか?」
冬香
「いいわよ。
迷っているなら、今日もわたしがアリムの隣で寝るわよ。」
真々美
「ありがとう、冬香、お言葉に甘えさせてもらう。
絵美、冬香を頼む。」
絵美
「ええ、まかせて。
冬香さんを抱き枕にして眠るわ。」
冬香
「抱き枕ですか?」
絵美
「真々美に愛されなかった分を補填してあげたいところだけれど、抱き枕が精一杯ね。
わたしの理性が崩壊するように誘ってくれるなら、事情が変わるかもだけどね。」
冬香
「お互いを抱き枕にする程度で留めておく方が平和そうですね。」
絵美
「そうね、おやすみ、真々美。」
真々美
「ああ、おやすみ、絵美、冬香。」
冬香
「おやすみ、真々美。」
絵美は冬香と冬香の寝室に向かった。
真々美は、アリムの胸を見ていた。
真々美 こころの声
『冬香は、わたしの場所を空けておいてくれたのだな。』
真々美は、アリムの胸に、口紅で「真々美」と書いた。
そして、自分の胸に、「有夢」と書いた。
オルアと反対側のアリムの左腕を胸に抱え込んで眠ることにした。
◇
冬香の寝室
絵美
「とは言え、何もしないのも冬香さんに対して失礼だと思う訳よ。」
冬香
「え、ええ。《困惑》」
絵美
「という訳で・・・」
絵美は冬香の額にキスをした。
絵美
「わたしにもしてくれる。」
冬香
「はい、絵美様。」
冬香は絵美の額にキスをした。
絵美と冬香は互いを抱き枕にして、抱きしめ合って眠ることにした。
絵美、冬香 こころの声
『本当は愛し合いたいんだけどなあ。
真々美が浮気したときまで待つか。』
ふたりはギリギリ理性が勝ったのだった。
◇
あしたは、会議の日。
モンテハート大公爵の遺品に良い品物は残っているかな?
そして、いよいよ、冬香の姉妹関係 第4段階の儀式が始まる・・・予定。
アリムさんのように愛されたい気持ちでいっぱいです。
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
15
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる