【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

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第10章 主人公の活躍が始まる

058 12日目 第2回襲撃

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 アリムは、【正性知識 2000】を 1800まで読み進めることが出来るのか?



12日目 PM18:50
《2日に一度の会議: あり、
 第2回襲撃予測日: 本日の夜 PM20:00
 一番権利者: 真々美》

 アリムは必死に【正性知識 2000】を読み進めていた。

アリム
「駄目だ。 間に合いそうにない。
 それでも、一歩でも前へ進まなきゃ。」

オルア
「アリム、晩御飯だよ。」

アリム
「ありがとう、オルア。」





 オルアとアリムは、リビングに移動した。

 食卓のテーブルには、2時の位置に真々美、10時の位置に冬香が座っていた。
 8時の位置にオルア、4時の位置にアリムが座った。

オルア
「お待たせ。 真々美、冬香。」

アリム
「ありがとう。 真々美、冬香。」

冬香
「今晩のメニューは、鮭の塩焼きとキャベツとお揚げわかめのお吸い物です。」

アリム
「美味しそう。
 ボクは鮭が大好きです。
 うわあ、分厚い。
 鮭の厚みと幸せって、正比例するよね。」

冬香
「そうね。
 それでは、いただきます。」

真々美、オルア、アリム
「「「 いただきます。 」」」

12日目 PM19:30

真々美
「襲撃予測時刻は、20時だ。
 今回は激しい戦いになりそうだ。

 だから、オルアはアリムを護衛してくれ。」

冬香
「アリム、なんとかなるから、責任を感じた表情をしないでね。」

オルア
「そうよ、むしろ、巻き込んだのはこちらなんだから。
 アリムが文句を言わないだけでも、うれしいんだから。」

アリム
「ありがとう。
 いのちだいじにして、危なくなったら逃げ帰って来てね。」

真々美
「努力する。」

冬香
「できればね。」

 アリムは、不安そうな顔をした。

真々美
「そんな顔をしないでくれ。
 アリムを思い出すときは、しあわせそうな顔を思い出したい。」

冬香
「そうよ。
 なにかして欲しいことは無い?」

アリム
「欲張って言うね。
 ボクの手を5分にぎって、見つめ合って欲しい。」

真々美
「もちろんだ。
 アリムの手を初めて握った時を思い出すな。」

 真々美はアリムの手を取って、両手で包み込むようににぎった。

冬香
「アリムの小説を読んだときね。」

☆ アリム
☆ 「握手して欲しいにゃ。 そして、両手でやさしく包み込んで1分間続けて欲しいにゃ。」
☆ 
☆   030 アリムさんの小説を読ませて!

冬香
「次はわたしね。
 アリム、今度はわたしも5分間にぎるわ。」

 冬香はアリムの手を取って、両手で包み込むようににぎった。

真々美
「そろそろ行くか?
 オルア、アリムを頼んだぞ。」

オルア
「まかせてよ、でも、わたしも出た方が良くない?」

冬香
「わたしたちはアリムがいるところに帰りたいのよ。
 だから、アリムを護衛してね。」

オルア
「わかった。 真々美、冬香、油断しないでね。」

真々美、冬香
「「 油断大敵。 こころに刻んだ。 」」

真々美
「アリム、行ってらっしゃいのキスをもらうぞ。」

 真々美はアリムの二の腕を強くつかんで、キスをした。

冬香
「アリム、次はわたしとよ。」

 冬香はアリムの肩を強くつかんで、キスをした。

オルア、アリム
「「 行ってらっしゃい。 」」





 アリムは【正性知識 2000】を読み始めた。

オルア
「アリム、こんなときまで、【正性知識 2000】を読むの?」

アリム
「こんなときだからこそだよ。
 お願い、オルア、あと少しなんだ。
 あと少しで、目標のページにたどり着けるんだ。」

オルア
「わかったわ。
 周囲への警戒は私がするから、100%集中してもいいわよ。」

アリム
「ありがとう、オルア。」

 オルアは、アリムの気を引くために、胸元のボタンを開けて、アリムの前を歩いたが気付かれなかった。

オルア こころの声
『とても大事なことなのね。
 邪魔しようとしてごめんね。』





12日目 PM20:00

 移民審査船に衝撃が走った。

 オルアがデバイスで状況を確認すると、バリアの上側が解かれて、他の船に衝突されたことが分かった。

オルア こころの声
『他の船だったら、わたしたちは即死していたわ。
 バリアが無くなっても乗船者を守る仕組みは健在ね。』

 地震で言うと、震度4だった。
 ほとんどのひとが驚くはずなのに、アリムは気付いていない。
 今も必死に読み進めようとしている真っ最中だ。

オルア こころの声
「真々美、冬香、大丈夫よね。」

 船をぶつけられて、敵に侵入された。




 バリア制御室

 バリアを解除した裏切り者は、本当の女性だった。

メラニィ
「現行犯逮捕だ。」

 メラニィは、バリアのスイッチをOFFにされた直後に捕まえようと考えていた。
 それがあまかったと後悔した。

 バリアを解除された直後に捕まえたが、制御回路を損傷されたため、再度のバリア使用ができなくなったからだ。

裏切者の女性
「家族が人質に取られて仕方なかったんだ。
 あなたにもわたしの気持ちが分かるはずだ。」

メラニィ
「分からないな。
 わたしたちには、家族はいないからな。」

裏切者の女性
「孤児だったのか、道理で品が無いと思った。」

メラニィ
「だまれ!」

 メラニィは裏切者の首をへし折った。

メラニィ
「わたしが天涯孤独の身だからと言って、おまえに迷惑をかけたか?
 かけていないだろう。
 品が無くても、周囲に迷惑をかけることを選ぶような自制心が無いお前よりも1000倍マシだ。」

 メラニィは、バリア制御装置の修理を行いたかったが、理系ではないから分からなかった。
 冬香様は交戦中、オルア様はアリム様の護衛で動けない。

メラニィ こころの声
『シュウピンとわたしは文系だから、直せない。
 そうだ、冬香様と戦闘を代われば・・・

 いいや、ダメだ。 ここを離れたら、さらに壊されるかもしれない。
 それだけは避けなければならない。』

 メラニィは、バリア制御室に留まることを選んだ。





 動力室

 シュウピンは動力室を守っていた。
 シュウピンは現行犯で捕まえようとは考えていなかった。

 ただ動力室に危害を加えようとする者を近づけなければ良いと考えていた。

 そして、それは正解だった。

 侵入してきたモンテハート大公爵の私兵たちは、大公爵の筆頭愛人であるシュウピンとメラニィの顔を覚えさせられていたため、近づこうとはしなかったからだ。

シュウピン
「メラニィは、上手くやっているはずだけど・・・」

 シュウピンはバリアが消えた警報をデバイスから受け取って、驚いた。

シュウピン
「メラニィ、返事しなさい。」

 メラニィがデバイスに応答した。

メラニィ
「シュウピン、すまない。 しくじった。」
 元気が無さそうな声だった。

シュウピン
「メラニィ、怪我したの?
 出血は?」

メラニィ
「怪我はしていない。
 ただ、バリア制御回路を壊されてしまった。
 裏切者を現行犯で捕まえようとしたことがまずかった。」

シュウピン
「現行犯で捕まえようと考えることは自然よ。
 それで、怪我の状況は?
 動力室を放棄して、そちらに行きましょうか?」

メラニィ
「それはしなくていい。
 ただ、はげしく抵抗されたから、裏切者を殺してしまった。」

シュウピン
「あなたが無事ならそれでいいわ。
 それ以上、バリア制御室を破壊されないように守り続けてちょうだい。」

メラニィ
「わかった。」

シュウピン
「疲れたと思うけれど、今夜の夜這よばい、待っているわ。」

メラニィ
「ああ、いっしょに風呂に入ろう。」

シュウピン
「ええ」





 船の甲板に上がってきた海賊を装った敵と戦う警備兵たち。
 前回の襲撃と違い、船をぶつけられた衝撃で、迎撃に失敗して、死者が多数出てしまった。

真々美
「無理をするな。
 身を隠しながら、迎撃しろ。」

冬香
「傷ついた者は下がりなさい。
 血止めをします。」

真々美
「まずいな、不利だ。」

冬香
「そうね、下がりましょうか?」

真々美
「応戦しながら、撤退するぞ。」

 警備兵たちは、打ちながら後ずさりするように撤退した。
 船内での戦闘を余儀なくなされていた。





 一般防御服 50人
 特殊防御服プロトタイプ 50人

 これが敵の装備だった。

第2陣隊長
「特殊防御服プロトタイプは必要なかったかもな。」

参謀
「技術部が効果を知りたがっていますから、仕方ないでしょうね。」

第2陣隊長
「面倒なことだ。」





アリム
「やった、読み切ったぞ。」

 それと同時に頭痛が走った。
 オルアは気分転換に、カタログのようなものを読んでいて気付かれなかった。

オルア
「4人で住むんだから、このレイアウトがいいわよね。
 ここなら、4人で伸び伸びと、お風呂に入れるわ。」

 アリムは、お茶を飲んでトイレを済ませた。

アリム
「オルア、準備を済ませてくれないか?
 ボクのトイレは済ませたから。」

オルア
「どこに行きたいの?」

アリム
「真々美と冬香のところに行きたい。」

オルア
「駄目よ。 足手まといになって邪魔になるわ。」

アリム
「大丈夫だよ。
 【正性知識 2000】を目標のところまで読めたんだ。
 だから、ボクも戦えるんだ。
 お願い、連れて行って。」

オルア
「わかったわ。
 カセイダード王国から支給されたデバイスをONにして、装備してね。
 トイレを済ませてくる。」

 オルアは、お茶をコップに半分ほど飲んで、トイレに入った。
 アリムは、デバイスを用意した。

アリム
「位置情報を知らせるために、肌身離さずだったな。
 真々美、冬香、間に合いそうだ。
 無事でいてね。」





真々美
「くっ、接近戦になってしまったな。
 冬香、警備兵の容態はどうだ。」

冬香
「命に問題は無いわ。
 でも、戦えそうにないわ。
 下がらせましょう。」

真々美
「冬香と二人だけの戦いになったな。
 貧乏くじを引かせてしまったな。」

冬香
「あら? 真々美のサブシスになれたことは、わたしのほこりよ。
 当たりくじを引いているわ。

 それよりも、真々美。 むこうを見て、全員男性よ。
 しかも、この距離まで近づいてくれたら・・・」

真々美
「そうか、【意識飛ばし】と【正性知識】が使えるな。」

冬香
「そうね、【意識飛ばし】を使わなくても、【正性知識】の射程範囲内よ。
 聞こえない、あのいやらしい独り言が。」

真々美
「盛りのついたオス犬だな。
 では、行くか?」

冬香
「ええ、真々美」

 真々美と冬香は敵兵の死角から、正性知識を放った。

真々美
「真々美 正性知識 One thousand two hundred !」

 一般防御服 50人を倒した。
 男性特有のにおいがする。

真々美
「遺伝子の出しすぎで、死ねるんだ。
 男性として、本望だろう?」

 さらに、50人の敵兵が現れた。

冬香
「冬香 正性知識 One thousand two hundred !」

真々美
「冬香、あぶない。」

 冬香の正性知識が効いていないと感じた真々美は、冬香を物陰まで引っ張って隠れさせた。

真々美
「見ろ、冬香。
 あの敵兵の装備はなにか違うぞ。
 冬香が正性知識を放った直後に発光していた。
 バリアのようなものかもしれない。」

冬香
「まさか、正性知識は正性知識でしか防げないはずでしょ。」

真々美
「わたしも試してみるから、冬香は敵兵を観察してくれ。」

冬香
「あぶないわ。」

真々美
「大丈夫だ。
 すぐに隠れるから。」

真々美
「真々美 正性知識 One thousand two hundred !」

 冬香は見た。
 真々美が正性知識をコールした瞬間に、敵兵たちの防護服が光輝いたことを。

冬香
「そんな、防がれている!」

 真々美が逃げてきた。

真々美
「冬香、どうだった?」

冬香
「真々美の言う通りよ。
 防がれているわ。」

真々美
「どうするべきか?
 あの防護服をなんとかしないと勝ち目がない。」





第2陣隊長
「特殊防御服プロトタイプが役に立つとはな。」

参謀
「技術部が大喜びするでしょうね。」

第2陣隊長
「遊んでいるように見えたが仕事をしていたと認めてやらないとな。」





アリム
「デバイスに映っている赤い点と黄色い点は、真々美と冬香かな?」

オルア
「そうよ、青い点が私、そして、黄色い点に黒い縁取りがある点がアリムよ。」

アリム
「ありがとう、距離が分からないんだけど、どこを見れば良いかな。」

オルア
「走りながらデバイスを見たら、危ないわ。
 デバイスを胸元に片づけて。
 わたしも覚えたから片づけるわ。」

アリム
「分かった。 できるだけ近づきたい。
 よろしくね。」

オルア
「あとで、真々美と冬香に叱られるから、いっしょに叱られてよね。」

アリム
「もちろんだよ。 いっしょにいるよ。」

オルア
「えへへ、ありがとう。
 見えたわ。」

アリム
「物陰でしゃがんでいるのが、真々美と冬香だね。
 ボクたちも隠れながら近づきたい。」

オルア
「それなら、こっちね。」

 オルアは正性知識1200の射程距離に入った。

オルア
「どうしたのかしら、二人とも。
 まあ、いいわ。
 倒せるときに倒しましょう。

 オルア 正性知識 One thousand two hundred !」

 アリムは見た。
 オルアが正性知識をコールした瞬間に、敵兵たちの防護服が光輝いたことを。

アリム
「オルア、こっちへ。」

 アリムは、オルアを物陰に引っ張った。

オルア
「どうして、効かないの?」

アリム
「夢で見たとおりだ。」

 反対側の物陰に隠れている真々美と冬香に気付かれた。

真々美 こころの声
『オルア、アリム、なぜ来たんだ。』

 真々美が、強くにらんでいる。

冬香 こころの声
『帰りなさい。 今すぐ。』

 冬香の表情が怖かった。

 アリムが両手で、おさえて、おさえてとなだめている。

敵兵たち
「隠れてないで出ておいで。
 可愛がってあげるからよう。」

 敵兵の声が近づいてきた。

アリム
「オルア、ボクに まかせて。」

オルア
「えっ?」

 アリムは物陰から飛び出た。

アリム
「アリム 正性知識 Twelve hundred !」

真々美 こころの声
『アリム、どうしたんだ。
 恐怖でおかしくなったのか?』

冬香 こころの声
『1200が効かない相手に、12とか100が効くわけ無いでしょ。』

 特殊防御服プロトタイプ 50人が息絶えた。
 男性の遺伝子特有のにおいを強烈に放ちながら・・・
 もちろん、後方にいた第2陣隊長と参謀も例外ではなかった。

オルア こころの声
『アリムが必死に【正性知識 2000】を読み続けていたのは、このためだったのね。』

真々美 こころの声
『アリムの正性知識が効いたのか?』

冬香 こころの声
『なぜ、効いたの?
 わたしたち3人の正性知識は効かなかったのに・・・』



筆者の注釈
「アリムが【正性知識 2000】を読み続けていた理由が判明しましたね。

 3人が見ているから、頭が痛いのをかくしているアリムの様子が痛々しいです。」


【読者様へ】

 あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。

 なお、つづきは、明日(2024-05-27月)の朝 7:10 予約投稿します。
 本日は多くの話をお読みくださり、ありがとうございました。
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