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第6話 成長した私
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孤児院へと戻ると待っていたのは…心配そうな顔をして辺りを見回しているエマが居た
〈……あっ2人とも!やっと帰って来た…良かったぁ~心配したんだからね〉
エマはそう言いながら2人を抱きしめる
【アッハハごめんなさ~い!】
「…ごめんなさい」
エイミは笑いながら、アリスは少し戸惑いながら謝る
〈…ハァ、まぁ…2人が無事に帰って来た事だし…〉
〈今回の件は無かった事にしてあげる!2度は無いからね!〉
【は~い!あ、お腹空いた!今日の晩ご飯はなになに?うちカレーが良い!!】
「(そういえば私…何も食べてなかった…)」
アリスは朝ご飯を食べて以来何も食べていなかった事を思い出した
あの朝ご飯がご飯と言えるかは謎だが…
〈残念!今日はカレーではなく肉じゃがでーす!〉
【え~うそ~!うち肉じゃがも大好き!!】
〈ふふっもちろん知っているわよ!さあ2人とも手を洗って待っておきなさい!〉
アリスは2人の会話を無言で聞いていた
【アリス!早く行くよ!!肉じゃがっ!肉じゃがっ!】
エイミはそう言うとアリスを置いて手洗い場まで走り出す
〈…アリスちゃん、今日は楽しかった?〉
エマはアリスの耳元でそう囁いた
「…うん!」
〈そう…それなら良かったわ!〉
エマはその返事を聞くとアリスの頭を撫でた
そして、初めて撫でられたアリスはその時涙を流した
「(あぁ…手ってこんなに温かいんだな……)」
今までアリスを傷つけてきた《手》という存在が初めてアリスの心を温かくする
〈えっ!アリスちゃんどうしたの!〉
その姿を見て混乱するエマ
「えっいや…なんでも無いの…本当に…なんでもない!」
〈……そう?それなら良いのだけれど…〉
エマは心配そうな顔をしながらもアリスの言葉を信じる…
それから3年の時が流れた
アリスは12歳エイミは13歳になり、
アリスは孤児院に来て様々な体験をした
洗濯の仕方や字の読み書き、友達や家族との接し方と…他色々
読み書きに関してはまだまだだが小学3年生が習う漢字が読み書き出来るまでに成長した
「ねぇエイミ?貴方…毛先染めたの?」
【えっ?染めてないよ?】
エイミはアリスの言葉を聞くと近くにある鏡で確認した
【うわっ本当だ…なんで?うち染めてないんだけど…おかしいなぁ】
「……昨日ペンキで遊んでた時に付いたとか…?」
【えぇ?こんなに綺麗に付く?それに…お風呂に入ったんだから髪の毛洗ってる時に取れるでしょ…】
「……確かに…それもそうか」
【うん…まぁ良いか!なんか水色で綺麗だし!!】
「……相変わらず適当だね…」
【アリスは神経質過ぎるんだよ!】
「………」
【………】
「アッハハ!」
【アッハハ!!】
2人の子供の笑い声が部屋中に響き渡る
「もう…エイミ…ったら…本当に…面白い…」
【アッハハ!笑ったね!うちの勝ち!!】
「はいはい、私の負けだよ笑」
どうやら無言になっている時にエイミがアリスに向かって変顔をしたようだ
「でもさ…エマ先生にどう説明するの?髪を染めて良いのは15歳からって言ってたけど…」
【う~んそうなんだよね~、うちが自分で染めた訳じゃないし…なんかな~きっと怒られるよね】
【やってもないのに怒られるのはちょっと複雑…】
「…確かにね…それなら正直に言えば良いんじゃない?気付いたら染まってましたって」
【…なにそれ笑…絶対もっと怒られるやつじゃん笑笑】
「アッハハ確かに…まぁ、エマ先生ならきっと分かってくれるよ」
【…その可能性に賭けてみるか…!】
「うん、他に方法はないしね…」
【だね…】
更に3年の時が流れた
アリスは15歳エイミは16歳になった
アリスは中学1年生が習う漢字まで読み書き出来るようになった
【ねぇアリス身長何センチになった?うちは161センチ!】
「私は…」
アリスはエマから貰った診断結果を見る
「……157だ…」
【え?3ヶ月前より1センチ伸びてるじゃん!】
「…うん、だね、エイミは?どのくらい伸びたの?」
【えっ?うち?うちは~0.3センチ伸びたよ】
「……それって伸びてるって…言うの?」
【言うよ!言うから!!】
「そっか…ごめん」
【うん…謝らないでよ…虚しくなるじゃん…】
【………てかさ、アリス絶対うちの身長越すよ!!】
「そうかな…どうだろう、」
【絶対越すから!!うちはそう予想するね!!】
「なんでそんなに自信満々で言うの…」
【えっ?うちの勘がそう言ってるからだよ!】
「……そっか、」
【うん!】
お調子者のエイミに比べ冷静なアリス
更に3年の時が流れた
エイミは18歳アリスも18歳になった
アリスは高校1年生で習う漢字まで読めるようになった
「……エイミ…どうして」
アリスはエイミの墓の前で泣き崩れる
エイミは18になった次の日にこの世を去った
理由は不明…急死だ
〈アリスちゃん…泣かないで…〉
そう言いながら泣き崩れているアリスを抱きしめるエマ
抱きしめているエマも泣いている
「……うぅ、エイミ…貴方が居なくなって1年が経ったんだね……」
「エイミ…聞いて…私ね…高校1年生で習う漢字まで読み書き出来るようになったよ…私…かくれんぼが得意な事になったよ…私…エイミの身長を2センチも越したよ…ここまで出来るようになったのは貴方のおかげ…身長は違うけど…」
「勉強を教えてくれてありがとう…沢山の遊びを教えてくれてありがとう…今まで…私のそばに居てくれてありがとう…」
泣きながらエイミに感謝の言葉を述べるアリス
そのアリスの姿を見て更に泣くエマ
その光景は周りから見れば奇妙でしかない
「エイミ…大好きだよ…いや…愛してる…」
【うちもだよ…アリス!愛してる…!!】
一瞬エイミの声が聞こえた18歳のアリスだった
更に7年の時が流れた
アリスは25歳になり片目が桃色へと変化していた
漢字は完璧になり漢字検定一級を合格出来る程に成長した
[ままぁ~まだ~?遅いよ~!!早く~!!]
「ごめんね!アナベル!!もうちょっと待っててくれる?」
〔……アナベル、パパと遊んで待ってよっか〕
[うん!]
「ごめんね!ノア!」
〔大丈夫だよ〕
そう言うとノアはアリスの頬にキスをした
アリスは21歳で3歳年上のノアと結婚した
旦那のノアはとても優しく娘のアナベルはとてもおてんばで可愛い
アリスは9歳の頃に夢に見ていた幸せな家族を実現する事が出来た
「よしっ!ごめんね!お待たせ!それじゃあ…エイミの墓参りに行こうか!」
[うんっ!]
〔あぁ〕
~30分後~
墓に到着した
[わぁ~!エイミお姉ちゃんのお墓どこ~?]
「わっ!アナベル!ちょっと待ってよ!危ないよ!」
〔待ってアナベル!〕
ノアは走り出したおてんば娘を捕まえる
「(エイミ……私今凄く幸せだよ…貴方が居ないのは寂しいけど…)」
[ままぁ!早く早く!!]
「あっうん、ごめんね!すぐ行く!!」
アリスは笑顔でそう言うと歩き出した
【……来年も幸せ家族で会いに来てね…アリス】
~アリスの思い出を見たレイラ~
「うぅ良かったよ~アリス…幸せになれて本当に良かったよぉ~」
【……おい、思い出削除したか?】
「えっあっアハハ、、まだです」
【……】
「すっすみません!今しますから~!」
《(ふふっ最後まで見たようね…レイラ…次は何を見せようかしら…)》
〈……あっ2人とも!やっと帰って来た…良かったぁ~心配したんだからね〉
エマはそう言いながら2人を抱きしめる
【アッハハごめんなさ~い!】
「…ごめんなさい」
エイミは笑いながら、アリスは少し戸惑いながら謝る
〈…ハァ、まぁ…2人が無事に帰って来た事だし…〉
〈今回の件は無かった事にしてあげる!2度は無いからね!〉
【は~い!あ、お腹空いた!今日の晩ご飯はなになに?うちカレーが良い!!】
「(そういえば私…何も食べてなかった…)」
アリスは朝ご飯を食べて以来何も食べていなかった事を思い出した
あの朝ご飯がご飯と言えるかは謎だが…
〈残念!今日はカレーではなく肉じゃがでーす!〉
【え~うそ~!うち肉じゃがも大好き!!】
〈ふふっもちろん知っているわよ!さあ2人とも手を洗って待っておきなさい!〉
アリスは2人の会話を無言で聞いていた
【アリス!早く行くよ!!肉じゃがっ!肉じゃがっ!】
エイミはそう言うとアリスを置いて手洗い場まで走り出す
〈…アリスちゃん、今日は楽しかった?〉
エマはアリスの耳元でそう囁いた
「…うん!」
〈そう…それなら良かったわ!〉
エマはその返事を聞くとアリスの頭を撫でた
そして、初めて撫でられたアリスはその時涙を流した
「(あぁ…手ってこんなに温かいんだな……)」
今までアリスを傷つけてきた《手》という存在が初めてアリスの心を温かくする
〈えっ!アリスちゃんどうしたの!〉
その姿を見て混乱するエマ
「えっいや…なんでも無いの…本当に…なんでもない!」
〈……そう?それなら良いのだけれど…〉
エマは心配そうな顔をしながらもアリスの言葉を信じる…
それから3年の時が流れた
アリスは12歳エイミは13歳になり、
アリスは孤児院に来て様々な体験をした
洗濯の仕方や字の読み書き、友達や家族との接し方と…他色々
読み書きに関してはまだまだだが小学3年生が習う漢字が読み書き出来るまでに成長した
「ねぇエイミ?貴方…毛先染めたの?」
【えっ?染めてないよ?】
エイミはアリスの言葉を聞くと近くにある鏡で確認した
【うわっ本当だ…なんで?うち染めてないんだけど…おかしいなぁ】
「……昨日ペンキで遊んでた時に付いたとか…?」
【えぇ?こんなに綺麗に付く?それに…お風呂に入ったんだから髪の毛洗ってる時に取れるでしょ…】
「……確かに…それもそうか」
【うん…まぁ良いか!なんか水色で綺麗だし!!】
「……相変わらず適当だね…」
【アリスは神経質過ぎるんだよ!】
「………」
【………】
「アッハハ!」
【アッハハ!!】
2人の子供の笑い声が部屋中に響き渡る
「もう…エイミ…ったら…本当に…面白い…」
【アッハハ!笑ったね!うちの勝ち!!】
「はいはい、私の負けだよ笑」
どうやら無言になっている時にエイミがアリスに向かって変顔をしたようだ
「でもさ…エマ先生にどう説明するの?髪を染めて良いのは15歳からって言ってたけど…」
【う~んそうなんだよね~、うちが自分で染めた訳じゃないし…なんかな~きっと怒られるよね】
【やってもないのに怒られるのはちょっと複雑…】
「…確かにね…それなら正直に言えば良いんじゃない?気付いたら染まってましたって」
【…なにそれ笑…絶対もっと怒られるやつじゃん笑笑】
「アッハハ確かに…まぁ、エマ先生ならきっと分かってくれるよ」
【…その可能性に賭けてみるか…!】
「うん、他に方法はないしね…」
【だね…】
更に3年の時が流れた
アリスは15歳エイミは16歳になった
アリスは中学1年生が習う漢字まで読み書き出来るようになった
【ねぇアリス身長何センチになった?うちは161センチ!】
「私は…」
アリスはエマから貰った診断結果を見る
「……157だ…」
【え?3ヶ月前より1センチ伸びてるじゃん!】
「…うん、だね、エイミは?どのくらい伸びたの?」
【えっ?うち?うちは~0.3センチ伸びたよ】
「……それって伸びてるって…言うの?」
【言うよ!言うから!!】
「そっか…ごめん」
【うん…謝らないでよ…虚しくなるじゃん…】
【………てかさ、アリス絶対うちの身長越すよ!!】
「そうかな…どうだろう、」
【絶対越すから!!うちはそう予想するね!!】
「なんでそんなに自信満々で言うの…」
【えっ?うちの勘がそう言ってるからだよ!】
「……そっか、」
【うん!】
お調子者のエイミに比べ冷静なアリス
更に3年の時が流れた
エイミは18歳アリスも18歳になった
アリスは高校1年生で習う漢字まで読めるようになった
「……エイミ…どうして」
アリスはエイミの墓の前で泣き崩れる
エイミは18になった次の日にこの世を去った
理由は不明…急死だ
〈アリスちゃん…泣かないで…〉
そう言いながら泣き崩れているアリスを抱きしめるエマ
抱きしめているエマも泣いている
「……うぅ、エイミ…貴方が居なくなって1年が経ったんだね……」
「エイミ…聞いて…私ね…高校1年生で習う漢字まで読み書き出来るようになったよ…私…かくれんぼが得意な事になったよ…私…エイミの身長を2センチも越したよ…ここまで出来るようになったのは貴方のおかげ…身長は違うけど…」
「勉強を教えてくれてありがとう…沢山の遊びを教えてくれてありがとう…今まで…私のそばに居てくれてありがとう…」
泣きながらエイミに感謝の言葉を述べるアリス
そのアリスの姿を見て更に泣くエマ
その光景は周りから見れば奇妙でしかない
「エイミ…大好きだよ…いや…愛してる…」
【うちもだよ…アリス!愛してる…!!】
一瞬エイミの声が聞こえた18歳のアリスだった
更に7年の時が流れた
アリスは25歳になり片目が桃色へと変化していた
漢字は完璧になり漢字検定一級を合格出来る程に成長した
[ままぁ~まだ~?遅いよ~!!早く~!!]
「ごめんね!アナベル!!もうちょっと待っててくれる?」
〔……アナベル、パパと遊んで待ってよっか〕
[うん!]
「ごめんね!ノア!」
〔大丈夫だよ〕
そう言うとノアはアリスの頬にキスをした
アリスは21歳で3歳年上のノアと結婚した
旦那のノアはとても優しく娘のアナベルはとてもおてんばで可愛い
アリスは9歳の頃に夢に見ていた幸せな家族を実現する事が出来た
「よしっ!ごめんね!お待たせ!それじゃあ…エイミの墓参りに行こうか!」
[うんっ!]
〔あぁ〕
~30分後~
墓に到着した
[わぁ~!エイミお姉ちゃんのお墓どこ~?]
「わっ!アナベル!ちょっと待ってよ!危ないよ!」
〔待ってアナベル!〕
ノアは走り出したおてんば娘を捕まえる
「(エイミ……私今凄く幸せだよ…貴方が居ないのは寂しいけど…)」
[ままぁ!早く早く!!]
「あっうん、ごめんね!すぐ行く!!」
アリスは笑顔でそう言うと歩き出した
【……来年も幸せ家族で会いに来てね…アリス】
~アリスの思い出を見たレイラ~
「うぅ良かったよ~アリス…幸せになれて本当に良かったよぉ~」
【……おい、思い出削除したか?】
「えっあっアハハ、、まだです」
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