Sub侯爵の愛しのDom様

東雲

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六年前、十六歳になられた姫君は、皆に笑顔で見送られ、嫁ぎ先である隣国へと向かった。成人前だが、正式な式を挙げる前にあちらに馴染む為、王子の成人に合わせての輿入れだった。
この時、当然だが多くの騎士が道中の護衛に付き、専属騎士であった自分も同行していた。
とはいえ、国同士の諍いも無く、平和な時分だ。何事も起こるはずがない──そう皆が思っていた時、国境を越えるか超えないかのところで、野盗に襲われた。

突然の強襲に、誰もが驚愕した。
王女殿下の輿入れ一行を襲うなど、あり得ない。どれほど愚かな野盗でも、最低限“触れてはならない領域”というものは知っている。
王族へ危害を加えることは、王家に歯向かうことと同義であり、ましてや王女殿下の輿入れに影を落とすような行為、一度の極刑では足りぬ所業だ。
誰もが驚きながらも剣を握って応戦する中、ある違和感に気づき、直感で確信した。


コイツらは野盗ではない。──私兵だ。


第四騎士団に所属していた間、国の陰となる者達の討伐や捕縛に何十回と携わってきた。
その時見てきた者達と、姫君を襲わんとする不成者ならずもの達の動きや装い、目付きなど、全てが別物だった。
なにより、襲って金品を奪おうとする野盗と異なり、目の前にいる者達は、明らかに姫君の輿入れに傷を付けてやろうと言わんばかりの動きがあった。
付かず離れず、中距離から矢を射りながら、姫君の乗った馬車に泥や汚物を投げつける──……

愛しい相手を想い、何年も直向ひたむきに努力され、ようやく笑顔で嫁がれるという素晴らしき日に、誠心誠意お仕えしてきた方の努力と、その美しい心が穢されたようで、怒りが頂点に達した。

退けえぇぇぇっっ!!」

吼えるような怒号と共に、不成者達の元へと駆けると、手にした大剣で男達を薙ぎ払った。
但し、鞘から剣は抜かなかった。姫君の輿入れに、これ以上の穢れを流したくなかったのだ。
一切の加減なく振り払った大剣で、男が三人吹き飛び、ゴキリと骨が砕ける音がした。
自身の咆哮に味方も怯む中、男達は慌てて逃げ出した。指揮隊長から「戻れ!」という命が飛んできたが、構わず逃げようとする男共の背を追った。

「此奴らは野盗ではない!! どこぞの私兵だ!! 殺さず捕らえろっ!!」

相手が目上の者であることも忘れて叫ぶと、蜘蛛の子のように散る男達を馬で追い、一人、また一人と大剣で薙ぎ払い、その動きを封じていった。

そうして捕らえた男共を締め上げれば、幾人かが口を割った。やはり雇われた不成者と私兵を混合して一団で、その雇い主は、これから姫君が向かう隣国の上位貴族だった。
随分お粗末な強襲だと思ったが、まず姫君を守る為、防衛の布陣を取るので、中距離攻撃をする者に対し、こちらから突っ込むような真似はしない……と知っていたのだろう。
そうしてこちらが反撃に出る前に、毒を混ぜた煙幕を焚き、逃げる算段だったようだが、その煙幕を投げつける前に自分が隊列から飛び出た為、計算が狂ったのだ。

これから王女殿下が嫁ぐという時に、嫁ぎ先の国の貴族が他国の王族を害したのだ。本来であれば、破談どころか戦争にまでなりかねない。
だが、姫君はお強かった。国に引き返そうとする隊を止め、陛下からの「戻ってこい」という伝令も聞かず、汚れた馬車を降りると、ドレスの裾を裂き、馬に乗った。

「アルマンディン卿、伴をお願いします」

そう言って隣国へと向けて駆け出した姫君を、誰も止めることができなかった。
姫君の乗った馬車が強襲されたことは、その時点で自国にも隣国にも伝令が飛んでいた。
そうして国境を超え、馬で一日駆け抜けたであろう場所で、救援の為の使者達と落ち合ったのだが、その中には姫君の婚約者である王子の姿もあった。
今にも駆け寄ろうとする王子を阻むように、姫君の前に立ったが、背後から掛けられた声に後ろを振り返った。

「大丈夫ですよ。アルマンディン卿」

感情を押し殺した力強い声にその場を下がると、傍らにてその成り行きを見守った。
姫君は今にも抱き締めようとする王子を目だけで制すると、事の次第を報告した。
そして堂々と、他国の王族に対する攻撃は、国への宣戦布告であることを告げ、婚約者を見据えた。

「これより敵対国となるのであれば、その宣言を聞きましょう。私は、陛下の名代で参りました」

隣国の花嫁ではなく、祖国の王女として私はここに立っている──凛と告げるそのお背中は、泣いていた。

隣国の使者も兵士も、皆が慌て、戸惑い、息を呑む中、姫君だけを見つめていた王子は表情を変えぬまま、その足元に跪き、愛を請うた。
敵対する意思は皆無であること、貴女という花嫁を迎える為にここまで来たこと、そして、事の償いとけじめは必ず取ることを誓った。

「我が国の王子として、次期国王として、貴女の伴侶として、決して失望させるようなことはしない。貴女の憂いも、怒りも、悲しみも、私が全て払い、背負うと誓います。……だから、お願いだから、泣いておくれ」

ドレスは破けて汚れ、馬で駆けてきた髪は乱れ、鋭い目つきのご尊顔には、疲労の色が濃く滲んでいた。
本来であれば、美しいドレスを纏い、花弁が舞う中、喜びに満ちた微笑みで愛しい人の前に立つはずだった少女の現実は、あまりにも惨めで残酷だった。

──それでも王女殿下は、涙の一粒も零さなかった。



それから一度国に帰るのかと思いきや、姫君と護衛騎士達はそのまま隣国へと招かれた。
王子が姫君を帰したくないと懇願したこと、姫君も華々しく見送ってくれた国の民達に余計な憂いを与えたくないと望まれたこと、双方の利害の一致により、『国賓』として長期滞在することになったのだ。

隣国の国王と王妃からも深い謝罪があり、婚約の話は破談ではなく保留となった。
今回の強襲事件に対する国としてのけじめと償い、それ次第で結論を出すことになったのだ。
姫君には離宮が与えられ、騎士も侍女も自国の者だけが配属され、隣国の騎士は二人だけが仲介役として置かれた。
皆がピリピリとした空気の中、お休みになられる姫君を部屋まで送ると、御前を離れる前に深く頭を下げた。

「ご立派なお姿でした。王女殿下にお仕えして参りましたことは、私の一生の誇りでございます」
「……ありがとう。私の名誉を守って下さった騎士を、私も誇りに思います」

震える声に、視線を下げたまま部屋を出れば、分厚い扉の向こうから、幼い子どもが大声で泣きじゃくるような声が微かに聞こえてきた。
自国の王女として、愛する人の前ですら泣くことを許されなかった少女の慟哭は、胸が潰れてしまいそうなほど痛かった。

それからはあっという間だった。
捕らえた私兵から吐かせた情報で、罪人は即座に捕らえられた。
そうして得た情報は、なんとも言えないものだった。姫君の婚約者である王子に恋をした令嬢が嫉妬に狂い、その親は我が子が王妃になることを望み、思いは違えど親子揃って『輿入れを妨害して水を差し、王女殿下の名に傷をつけることで破談させてしまおう』と考えたのだ。
あまりに稚拙な動機で、あわや戦争ということにもなりかねなかった所業に、我々よりも隣国の者達の怒りが凄まじかった。

一家揃っての大罪に弁明の余地などなく、一族全員が処刑された。せめてもの救いだったのは、巻き添えとなるような兄弟や姉妹がいなかったことだろう。
そうして没収された領地や資産は一度王家に回収された後、示談金の一部に加算され、国境近くにある鉱山とその近辺の土地ごと、我が国に献上されることで和解となった。
幸い、姫君にお怪我が無かったこと、もしこのまま婚姻を結ぶことになれば、あまり大きな損失を隣国に与えると、ゆくゆくは国母となる姫君が苦労される未来に繋がってしまうこと……それらが加味され、落とし所を探った上での和解案だった。
但し、今回の強襲に関して、姫君から隣国の貴族が主犯であったことを公にしないでほしいと条件が付けられた。

「母国と軋轢を生まぬ様、民に不安を抱かせぬ様、これからも良き関係であり続ける為に、皆に口を閉ざしてほしいのです」

それは、民と両国の未来の為、目を閉じ、口を噤み、起こったことを胸の内に秘めてほしいという願いだった。
晴れの日を誰よりも待ち望み、なによりの喜びとしていた姫君が望んだ願い──我々には『是』以外の答えなど無かった。

それと同時に、姫君が自国を『母国』と呼んだことで、彼女の中で、この地で生きていこうという決心がついたのだろうと、皆が言葉の意味に気づき、静かに祝福した。

それを誰よりも喜んだのは、他でもない姫君と王子の二人だった。
姫君を伴侶として迎える為、主犯貴族の捕縛と並行して、不穏分子となるありとあらゆるものを全て排除し、姫君が安心して過ごせる土壌を作り上げた王子の愛の深さには感服したものだ。
周りに皆がいるのも構わず、姫君を抱き上げ、満面の笑顔で愛を紡ぐ王子も、顔を真っ赤にさせ、泣きながら笑う姫君も、どこまでも幸福に満ちていて、ただひたすらに喜びが胸を満たした。
ようやく愛しい人の前で泣くことができた姫君は、この世で誰よりも美しかった。


その後も細かな取り決めや、真実を知る者に対する徹底した箝口令が敷かれたり等、ゴタゴタは続いたが、それでも約二ヶ月遅れで、姫君は隣国へと輿入れされた。

嬉しそうに寄り添い、幸せそうに笑い合う二人。
ああ、これこそ私が見たかった光景だ──多幸感に胸が震えるような充実感に、感嘆の溜め息が零れたのを覚えている。



……と、ここまでは良かったのだ。問題はその後だ。
王女殿下一行が襲撃されたことそのものを隠すことは難しく、姫君は騎士崩れの野盗の一団に襲われたということで民に知らされた。
護衛騎士達は姫君を守りながら不成者達を相手に奮闘し、無事花嫁を隣国までお連れした勇敢な騎士として、国から誉れを頂くことになったのだ。
幸い、真実を知る者は国の上層部のみ、国境間の道中で起こった事件を知る者は当事者以外いなかった。

真実を隠す為、少しばかり盛った作り話で人々の関心を惹き、多少の綻びや不審な点は、揉み消してしまおうという両国の陛下による計らいだった。
平和な時分だ。国同士の諍いが無いからこそ、国の花嫁を守りながら戦った騎士達は英雄として、民達から熱烈な支持と称賛を得た。
その熱気に応える為、国を上げての凱旋パレードが行われ、何故かそこで、自分が先頭に立つことになってしまったのだ。

先頭に立つのは、最も活躍した騎士の証だ。当然固辞した。
皆平等に戦ったはず、私ばかりが目立つのは不満が出る、指揮隊長を差し置いてなぜ私が──!
だがいくら抵抗しても、その命が覆ることはなかった。

「相手の正体を即座に見破り、的確にその場の状況を把握して指示を出したのはお前だ。今回の功績は、お前の活躍があってこその賜物だぞ」

うんうん、と頷きながら、感心したように頷く隊長と騎士団長に「経験による偶然です」といくら言っても聞き入れてもらえなかった。

「かっこよかったです! アルマンディン卿!」
「吼えた姿は獅子のようだったなぁ」
「思わず鳥肌が立つくらい痺れたぞ!」

先輩や後輩、同僚の騎士達からは、大声で吼えた姿を揶揄い半分で褒められ、当然のように先頭に立つことを祝福され、励まされ、誰一人嫌な顔をしなかった。
極めつけは、姫君からの推薦だ。

「アルマンディン卿、貴方が私の悲しみを嘆くように怒ってくれたこと、本当に嬉しかったわ。貴方がいなったら、命は奪われなくとも、きっと私の心は死んでいたでしょう。今こうして殿下のお隣で笑顔でいられるのは、貴方のおかげです。本当にありがとう」

──尊敬する姫君にそう言われ、「嫌です」などと言えようものか。
皆からの後押しと祝福、姫君からの誉れと感謝を受け、逃げ出してしまいたくなる羞恥を押し殺し、華々しいパレードの先頭に立った。


青空が眩しい春の日。王都一の大通りの脇を民衆が埋め尽くす中、姫君を守って戦った騎士達が馬に乗って隣国より帰国した。
両脇から上がる歓声、皆の笑顔、無数に舞い散る色とりどりの花弁──その中を、先頭に立って進まなければならず、緊張と自分には荷が重すぎる役目に、完全に顔が強張っていた。
周りから見ている分には美しく、心が躍る光景も、当事者となるとただただ早く終わってほしい苦行でしかなかった。

そんな中、歓声に紛れ「兄さん!! かっこいいよ!!」というマルクの声が聞こえ、ハッとして声のした方を向けば、笑顔で大きく手を振る弟と父が見えた。
たったそれだけ、それだけでホッと緊張は和らぎ、小さく二人に手を振り返すことで、頬が緩んだ。
逃げ出したくて堪らなかったパレードだったが、この瞬間だけは誇らしく、自然と溢れた『嬉しい』という感情に胸が震えた。

その後はとにかく大変だった。
国王より皆が褒賞を与えられたところまでは良かったのだが、自分が誰よりも目立ってしまったことで、茶会や夜会への招待状と共に、落ち着いていたはずの縁談の話が山のように届いた。
それらは今までとは異なり、DomやSubといった性別に関係ない話で、その点での精神的負担はなかったが、どこに行くにも『姫を守った英雄』という肩書きが付いて周り、心身ともに疲弊していった。

その上、パレードの時に黒い鎧を身につけ、黒い馬に跨っていたこと、仲間の騎士達が面白半分で「吼える姿はまるで獅子のようだった」と周囲に語ったことで、いつの間にか『黒獅子』という二つ名が生まれ、その名は信じられない速さで国全体へと広まった。
特に平民達の間では、その名と共に姫君の輿入れが御伽噺のように語られ、ついには劇にまでなる始末だった。
姫君と隣国の王子の純愛を描く劇だが、その作中にも『黒獅子』と呼ばれる騎士が出てきて、一番の活躍を見せる──もはや偶像が独り歩きしだしたことが怖くなり、逃げるようにして騎士団を去ったのだ。


そうして華々しい表舞台から退くと、一人の文官としてひっそりと過ごし、周囲から一歩引いて生きるようになった。










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本編に関係ない裏話。
元々、ベルナールさんは『レアンドル(ライオン)・グランディエ』という名前で考えていたのですが、いざ書き始めようという時に、念のため名前検索をしてみたら、まさかの名作ベ○ばらの主要キャラとほぼほぼ名前が丸被りしていたというミラクルが起こってしまい、慌てて考え直した、という経緯があります(´∀`; )
二つ名の黒獅子は、改名前の名残りなのですが、勿体ない精神でそのままGOしました。
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