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宮野宅 Day 1
第23話 支度
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…乃愛ちゃんと結衣さんが朝シャン中、宮野が朝食を作っていた…
居候の身としては手伝わないわけにはいかない。
「宮野、朝ごはん担当なの?」
「うん。俺が暇なときは料理は俺の仕事」
「なにか手伝うことある?」
「うーん、じゃあネギ…じゃなくて、キャベツ千切りしてくれる?」
「キャベツだね。うん、わかった」
私も一応女の子なので料理は小さいころからやってる。
千切りなら得意だ。
宮野は塩サバをグリルにセットし、味噌汁用のお湯を温めた後、
まな板と包丁をもう一セット出し、私の横で細ネギを小口切りし始めた。
超丁寧ってわけではないけど、料理しなれているといった手つきで、男の料理といった感じだった。
そういえば、ネギって言い間違えじゃなかったんだ。
あっ、もしかして手に匂いがつくの気にしてくれたのかな。
そうだとしたら、すごいな。
ホントに優しい。
できるだけ、細く千切りしようとする。
包丁の切れ味が怖いくらい良くて、今までで一番細く切れた。
我が家の包丁では滑ってしまって、こんなに細くは切れない。
良く包丁を研いでるそうだ。
うちの包丁も今度研いでもらおうかな。
「うわ、スゴッ。 めっちゃ細く切れてる」
「藤井さんは器用やなー」と笑いながら褒めてくれる。
宮野はこれ意識して言ってるのかな。
こっちは変に意識しちゃうよ。
横並びで料理してるの、なんとなく夫婦っぽいなーとか。
ほとんど同時に料理が出来上がっていく。
今日の献立は、白ご飯、新玉ねぎのお味噌汁、サバの塩焼き、キャベツの千切りだ。
朝は睡眠優先の私からするとすごく豪華な朝食だ。
それらを机に運んでいると、ちょうど結衣さんたちがお風呂から出てきた。
このタイミングを予測していつも朝食を作っているらしい。
すごい。
「イイにおーい」と乃愛ちゃんがパタパタ寄ってくる。
みんな座り、いただきますをして、食べ始める。
「おいしい!」
炊き立てご飯を脂ののったサバで食べる。
すごくおいしい。
自分で切ったキャベツのサラダもいい感じだ。
お味噌汁も温まる。
「今日のキャベツめっちゃ細くない?」と結衣さん
「それ、藤井さんが切ってくれた。すごいやろ」
「彩葉ちゃん切ってくれたの! すごーい」
「すごーい!」 と結衣さんと乃愛ちゃんも褒めてくれる。
千切りしただけなんだけど… そんなに言われると照れちゃうな。
余裕のある朝っていいな。
シャワーも浴びれて、豪華なごはんも食べれて幸せ。
おしゃべりしながら幸せな時間を過ごす。
乃愛ちゃ・・・えっと中野君かな。
これまでのおしゃべりで分かった中野君のことをまとめると
・暗くはないが、非常に落ち着いた性格で、極度の人見知り。
・普段はほとんど宮野としか話さない。
・彼女がいたことはない。
・中野君宅は学校から自転車で10分ほど行くと着く。
(かすみ荘というアパート。 ある程度学校から近いことが最重要項目)
・一人暮らしだから、ご飯は適当に済ませてた。
(カップ麺やコンビニ弁当ではなく、簡単な自炊)
・甘党でスイーツ大好き。 トコロテンは嫌い
・その他の食材に好き嫌いはほぼない。 生のトマトだけは無理
・アルバイトはしていない(校則で禁止)
・大乱交クリティカルシスターズ というゲームが好き。
(大乱・クリシスと略される。 スマブラというパロディシリーズもあるらしい)
・ゲーム三昧というわけではなく、本を読んでいることが多い。
・あまり外出もしないので、流行にも疎い。
・運動は苦手、生物と社会科の成績は全国トップクラス。 他も上位。
・アウトドアは好きだけど移動手段がないので、どこにも行っていない。
・正直、おじいさんのような生活をしていた。
だそうだ。
あまり、というか全く親しくはなかったけど、おおよそイメージ通りだ。
乃愛ちゃんになってからは、やっぱり少し性格が変わったと感じるそうだ。
宮野はあまり驚いてないみたいだけど、
私は乃愛ちゃん…中野君がこんな感じになってることにすごく驚いてる。
だって、すっごく可愛いじゃん。
なんで宮野は驚かないんだろう。
もしかして、私が知らないだけで中野君って可愛いかったのかな。
乃愛ちゃん、好奇心旺盛で明るくなったから、いろいろなことをやってみたいんだって。
(人見知りはそのままらしい)
さて、時刻は8:00
今日は乃愛ちゃんの身の回りの物を調達するため県内の大型ショッピングモール(イヨンモール)に行く。
開店は10:00だ。
ここからは車で30分くらい。
少しだけ寄り道すると中野君の家に着くので、一旦、少しだけ帰りたいそうだ。
それと、忘れかけていたけど梨央ちゃんを誘っていたんだった。
梨央ちゃんはイヨンの近くで拾う。
ちなみに結衣さんと乃愛ちゃんはバスローブを着ている。
たぶん下着はつけてない。
おっぱいの揺れ方が異常だ。
宮野がチラ見しているのに気づいたが、なにも言わないでおく。
男の子なら仕方ないと思うし、私もチラ見しているからだ。
ごはんを食べ終わり、結衣さんが着替えに部屋に行こうとしたとき、
乃愛ちゃんの服どうしようと困り顔になった。
私の出番だ。
実は昨日家に帰った時に、中学の時に着ていた服を持ってきたのだ。
私は中学の時は乃愛ちゃんと同じくらいの背格好だったから、たまたま合うものが残ってたんだ。
「私、昨日乃愛ちゃんに着てほしい服持ってきたんだ」
と乃愛ちゃんの手を引いて、荷物を置いている二階の和室へ向かう。
「じゃあ、楽しみにしてるね」と結衣さんは自室に入り、着替える。
宮野は既に着替えており、食器を洗ってくれた。
特別、かわいらしいフリフリの服などを持ってきたわけじゃない。
そもそも、そんな服は持っていない。
今の乃愛ちゃんは、口外禁止の存在だ。
見つかって騒ぎになってはいけない。
かといって、監禁なんてしたくない。
なら、隠せばいいんだ。
カバンから紫のオーバーサイズのプルオーバーパーカーを取り出す。
これには、かなり大きめのフードがついている。
かぶっていても、おかしくないデザインなので自然に顔を隠すには最適だ。
オーバーサイズだと胸が目立たないのもいい。
乃愛ちゃんの綺麗な金髪を見て、ずっと紫と合わせてみたかったんだ。
このパーカーは買ったのはいいものの、私の顔とは合わなくてほとんど着ていなかった。
下は、正直あまり分からないので、無難に短すぎないショートパンツにした。(綿)
着たら、パーカーの裾からチラチラ見えるくらいかな。
私はバスケしてて脚が少し筋肉質だから、あまり外にショートパンツをはいていかない。
でも、乃愛ちゃんは世界遺産級にキレイなんだから、出しちゃえばいいんだ。(やや嫉妬)
あっ、靴忘れてた。
どうしよう。
帰っても、さすがに靴はおいてないな。
結衣さんの部屋に行き、あるか聞いてみたが、やっぱりないそうだ。
困った。
店中おんぶして回るわけにはいかない。
理性が崩壊してしまう。
そうだ。梨央ちゃんだ。
乃愛ちゃんと背格好似てるから、持ってるかも。
電話してみる。
「もしもし、イロハ? おはよー どーしたの?」
ちょっと眠そうな声だ。 今起きたのかな。
「おはよう。 すっごく突然なんだけど、乃愛ちゃんが履けそうな靴持ってない?」
「えっ、靴? あっ、そうか、靴ないのか」
「うん、そうなんだ。貸してあげれるやつなくて。 服はあるんだけど」
「わかった。ちょっと探してみるね。後でかけなおす」
電話を切って待つ。
あるかもしれないのかな、ウチなら探すまでもないんけどな。
数分後、電話がかかってきて、
「いろいろあったよ。 似合いそうな靴。 コーデどんな感じ?」
コーデを伝えた。
それに合うものを選んで持ってきてくれるそうだ。
「ホント! ありがとうー じゃあ、10時くらいに迎えにいくから、また連絡するね。」
「うん。じゃあまた後で」
電話を切ろうとしたとき、
「ありがと、リオちゃん」と乃愛が小さく割り込む。
「乃愛ちゃん!? そこにいるの!? 代わって代わって!」といきなり梨央ちゃんのテンションが跳ねあがる。
さっきまでの寝起きテンションは何処へ。
乃愛ちゃんはびっくりして、「切って切って」 とアピールしている。
「残念でした。 また後で~」と言い電話切る。
切ってから、「そんなぁー ひどーい!」と幻聴が聞こえた。
「頑張ってお礼言ったのに、あんなにうるさいと、びっくりするよね」と人見知りMAXの乃愛ちゃんを慰める。
一応、5年は同じ学校にいるんだけどね。
さて、お着換えタイムだ。
バスローブの下は・・・ うん、やっぱり裸。
座らせて、バスローブの上側をはだけさせる。
(もちろん一人でできると思うけど、乃愛ちゃんが任せてくれるから私がしている)
朝日が肌に反射して、輝いている。
しっとりとしたミルク色の肌。
…美しい…
ちがうっ!
いや、違うくはないけど。
見とれている場合じゃない。 風邪をひかせてしまう。
下着なしで、直接パーカーは嫌だろうから、薄手の白Tシャツをかぶせた。
すると、乃愛ちゃんがお腹に手を入れてシャツの前側にスペースを作る例の仕草をした。
まただ。 昨日体操服着てた時によくやってたヤツだ。
聞いてみようかな。
「ねぇ、乃愛ちゃん。 なんでお腹のところ開けるの?」と指さしながら聞いてみる。
すると、間を開けて、少し恥ずかしそうに…
「これね…直接サラサラの服着ると、おっぱいの先っぽがこすれて、なんか変なかんじになるの・・・」
そういうことか。
乃愛ちゃん敏感だもんな。
バスローブとかパジャマは滑らない生地だったのかな。
ずっと、そうしてるわけにもいかない。
でもブラないしな。
また、困った。
そうだ!
絆創膏だ。
本で見たことある。
(彩葉のスマホは父の手によって強力なフィルタリングがかかっているため、18禁は一切閲覧できない。 そのため、小説やドラマの濡れ場、雑誌の袋とじ等からコッソリ知識を得ている。 さたに、清楚系でやっているため友達からエッチなことを聞くことはできない。 抑制されたされた情報は妄想を掻き立て、彩葉をよりムッツリにしていくのであった)
カバンから少し大きめの絆創膏を取り出す。
剥がしたときベタベタしない良いものだ。
着せたTシャツをもう一度ガバッと脱がせる。
プルンとおっぱいが震えて、乃愛ちゃんもビクンと震える。
あっ、ごめん・・・、ちょっと乱暴だった。
「乃愛ちゃん、そのまま動かないでね」
絆創膏の裏紙を剥がす。
乃愛ちゃんはいきなり脱がされて混乱している。
乃愛ちゃんの左おっぱいを右手で下からそっと支え、固定する。
指の隙間から零れ落ちそうな柔らかさだ。
それなのに、一切形が崩れることはない。
ほんとに何でできてるんだろう。
そして、左手に持った絆創膏をピタッと乳首に貼り付ける。
乃愛ちゃんはかなり混乱している。
でも、続けて右おっぱいも同じように貼る。
「なにしてるの、いろはぁ!」 と乃愛ちゃんは混乱を極めている。
(ちなみに「いろはぁ!」と口を大きく開くと、キラッと八重歯が見えて可愛い。 いや、歯並びも最強にいいから、八重歯じゃなくて普通に犬歯か)
たぶん、言うよりやった方が早いので、もう一度、Tシャツをかぶせる。
「どう? 変な感じしなくなった?」 とニコニコしながら見つめてみる。
「えっ?」 と言いながら服を上下に擦って、確かめている。
「・・・しない。 しないよ。 いろはすごい!」
「もっと、早く教えてくれればよかったのにぃー」とキラキラした目で見つめられる。
「宮野とかには見せちゃだめだよ」
「みっ 見せないよぉ」
見て見てー とか言って見せに行きそうな勢いだったので、釘をさしておく。
乃愛ちゃんの乳首に絆創膏貼ったなんて知れたら逮捕されてもおかしくない。
パーカーを着せて、フードを被せてみる。
「すっごい、似合ってるよ! かわいい!」
紫にピカピカの金髪がとても映える。
見せてあげたいけど、和室には鏡がない。
はやく全部着替えて洗面台に行こう。
「次、ズボンね。 今着てるそれ全部脱いでくれる?」
腰に残るバスローブを指さし、完全に脱ぐように指示する。
「う、うん」
少しためらいながら、立ち上がり脱ぎ始める。
脱ぎ終わると、また乃愛ちゃんのエロ可愛いアソコを見てしまった。
なんで、毎回ショーツはいてないこと忘れるのかなぁ。
頭の片隅にも残らない。
たぶん、見たいから無意識に忘れるように脳が命令してるんだな。
でも、流石に少しは慣れたぞ。
フリーズはしなくなった。
心臓は暴れ狂ってるけどね。
なんともないように振舞いながら、
「はい。 これはいて」とショートパンツを手渡す。
それを受け取った乃愛ちゃんは、なぜか驚いている。
「これ・・・ちょっと、みじかく…ない?」
そうか、はいたことないのか。
まぁ普通そうか。
ってことはスカートとかもないのか。
なんか・・・いいなぁ。
「確かにちょっと短く感じるかもね。 でも全然変じゃないよ。 可愛いと思う」
「昨日の結衣…お姉ちゃんのパジャマのズボンもこんなカンジだったでしょ」
「そっか… これ普通なんだ…」 と呟きながら、はいてくれる乃愛ちゃん。
うん、イイ感じ。
予想通りパーカーの裾からちょっとだけショートパンツが見えてる。
この位置が絶妙なエロ可愛さを醸し出している、と私は思う。
下着がないのは分かっていたので、痛くないようショートパンツは綿の柔らかいものにした。
乃愛ちゃんは太ももの辺りを押さえ
「スースーする」と言いながら、ソワソワしている。
スカートはかされた男子みたいなことを言っているが、非常に可愛い。
脚も白くて、スラっとしてて、見るからにモチモチで柔らかそう。
・・・美味しそう。
「鏡見ておいで」と乃愛ちゃんを一階へ向かわせる。
その間に乃愛ちゃんが着ていたバスローブを畳むのだが、
ワザとじゃない、
決してワザとじゃないんだけど、
バスローブに顔が埋まっていた。
そして、これもワザとじゃないんだけど、
思いっ切り深呼吸していた。
良い匂いだった。
柔軟剤と甘い乃愛ちゃんの匂い。
こういう匂いに私もなりたい。
後ろから、ギシッと聞こえ、慌てて振り返る
(顔からバスローブは離れていない)
振り返った瞬間をパシャっと結衣さんに撮られた。
一瞬今日の夢を思い出すが、今は、別に悪いことしていない。ただ嗅いでただけだ。
でも、そりゃ恥ずかしいよね。
「結衣さん、それ消してください!」
「ダメー。 証拠映像だからね。 これ、乃愛ちゃんに見せちゃおうかなー」
結衣さんが意地悪な顔をしている。 Sモードだ。
でも、あの夢みたいな冷たい目ではない。
「意地悪しないでください。 ・・・何がお望みですか。」
私もそう簡単に、「何でもしますからぁ」 とは言わない。
「うーん そうだなぁ。 なんでもしてくれるのかー。 何にしよう」
あれ? 言ってないはず
「なんでもするなんて言ってません!」
「そっか。 してくれないのか。 じゃあ、乃愛ちゃんにコレ見せに行こうかな」と言って下に降りようとする。
「うぅ・・・しますよ。 なんでもします!」
あっさり負けた。 結衣さんが嬉しそうにしている。
「じゃあ、まずは・・・ 結衣さんじゃなくて、お姉ちゃん! 忘れてたでしょ」
確かに、さっき結衣さんって言っちゃった。 興奮すると忘れちゃう
「それから・・・」
何だろう。 ドキドキする。
「チューして。 ほっぺにチュー」
ちゅー・・・ えっ、いいの? ただのご褒美だよ。
結衣さんは、目を閉じて頬をこちらへ向けている。
唇にしてみようかとも思ったけど、まだ勇気が出ないので指示通り頬にキスする。
自分からキスなんてはじめてだ。
…結衣さんのほっぺ あまい。
離れたくない。
「彩葉ちゃん。 そろそろキスマークついちゃうよ」と結衣さんに離される。
そんなに長くしてたかな。
もっとしたい。
たぶん、それが顔に表れていたんだろう
「もっとしたいって顔してるね。 でもダメ」
ダメだそうだ。
「次は私の番!」
「えっ!」
ほっぺにフレンチキスされる。
そのあと直ぐに結衣さんは私の首筋に吸い付いた。
チュウチュウ吸っている。
ピリッとした小さな痛みを感じる。
「キスマつけちゃった。 これで彩葉ちゃんは私のモノ!」
はっはっはっ とご機嫌の結衣さん。
…キスマークってこうやってつけるんだ。
結衣さんはどうやら満足してくれたみたいだ。
写真は消してくれなかったけど、誰にも見せないと約束してくれた。
一緒にリビングへ向かう。
ソファで宮野と乃愛ちゃんがおしゃべりしていた。
なんとなく、隠れて盗み聞きしてみる。
「カナタは、こういう、脚出てるのすき?」
「ん、うん。 まぁ嫌いではない。 どっちかっていうと大好き」
「ていうか、男子はだいたい好きやと思う」
「ただ、ちょっと目のやり場に困るというかなんというか」
「目のやりば?」
「うーん、その、脚がね、太ももがね、ちょっと眩しいと言いますか…」
「まぶしいの?」
宮野が非常にピュアなセクハラを受けていた。
二人の会話の受け答えが面白いので、もう少し聞いていたかったけど、梨央ちゃんとの待ち合わせがある。
一旦中野君の家にもいかないといけない。
助け舟を出してあげることにした。
「乃愛ちゃん、カナタ、そろそろ行くよぉ」 結衣さんが玄関から呼ぶ。
乃愛ちゃんがこっちに来て、宮野はホッとしている。
「あのね、いろは。 カナタ、ノアの太ももまぶしいんだって」
宮野がギクッとしている。
「聞いてたよ、さっきの会話。 宮野、変なこと言ってたね。 気にしちゃだめだよ」
と宮野を変なヤツ扱いするが、宮野は後ろでありがとう とジェスチャーしている。
乃愛ちゃんの疑問をうまくごまかし、玄関を出る。
乃愛ちゃんは靴がないので、私がおんぶする。
手に伝わるスベスベモチモチの裏ももの感触。
背中にあたるおっぱいの感触を密かに楽しみながら車まで運ぶ。
ずっとおんぶしていたい。
ノアスクイーズとか売ってたら一生ムニムニし続けるだろうな。
来た時と同じように 前に結衣さんと宮野。 後ろに私と乃愛ちゃん。
よし、出発!
居候の身としては手伝わないわけにはいかない。
「宮野、朝ごはん担当なの?」
「うん。俺が暇なときは料理は俺の仕事」
「なにか手伝うことある?」
「うーん、じゃあネギ…じゃなくて、キャベツ千切りしてくれる?」
「キャベツだね。うん、わかった」
私も一応女の子なので料理は小さいころからやってる。
千切りなら得意だ。
宮野は塩サバをグリルにセットし、味噌汁用のお湯を温めた後、
まな板と包丁をもう一セット出し、私の横で細ネギを小口切りし始めた。
超丁寧ってわけではないけど、料理しなれているといった手つきで、男の料理といった感じだった。
そういえば、ネギって言い間違えじゃなかったんだ。
あっ、もしかして手に匂いがつくの気にしてくれたのかな。
そうだとしたら、すごいな。
ホントに優しい。
できるだけ、細く千切りしようとする。
包丁の切れ味が怖いくらい良くて、今までで一番細く切れた。
我が家の包丁では滑ってしまって、こんなに細くは切れない。
良く包丁を研いでるそうだ。
うちの包丁も今度研いでもらおうかな。
「うわ、スゴッ。 めっちゃ細く切れてる」
「藤井さんは器用やなー」と笑いながら褒めてくれる。
宮野はこれ意識して言ってるのかな。
こっちは変に意識しちゃうよ。
横並びで料理してるの、なんとなく夫婦っぽいなーとか。
ほとんど同時に料理が出来上がっていく。
今日の献立は、白ご飯、新玉ねぎのお味噌汁、サバの塩焼き、キャベツの千切りだ。
朝は睡眠優先の私からするとすごく豪華な朝食だ。
それらを机に運んでいると、ちょうど結衣さんたちがお風呂から出てきた。
このタイミングを予測していつも朝食を作っているらしい。
すごい。
「イイにおーい」と乃愛ちゃんがパタパタ寄ってくる。
みんな座り、いただきますをして、食べ始める。
「おいしい!」
炊き立てご飯を脂ののったサバで食べる。
すごくおいしい。
自分で切ったキャベツのサラダもいい感じだ。
お味噌汁も温まる。
「今日のキャベツめっちゃ細くない?」と結衣さん
「それ、藤井さんが切ってくれた。すごいやろ」
「彩葉ちゃん切ってくれたの! すごーい」
「すごーい!」 と結衣さんと乃愛ちゃんも褒めてくれる。
千切りしただけなんだけど… そんなに言われると照れちゃうな。
余裕のある朝っていいな。
シャワーも浴びれて、豪華なごはんも食べれて幸せ。
おしゃべりしながら幸せな時間を過ごす。
乃愛ちゃ・・・えっと中野君かな。
これまでのおしゃべりで分かった中野君のことをまとめると
・暗くはないが、非常に落ち着いた性格で、極度の人見知り。
・普段はほとんど宮野としか話さない。
・彼女がいたことはない。
・中野君宅は学校から自転車で10分ほど行くと着く。
(かすみ荘というアパート。 ある程度学校から近いことが最重要項目)
・一人暮らしだから、ご飯は適当に済ませてた。
(カップ麺やコンビニ弁当ではなく、簡単な自炊)
・甘党でスイーツ大好き。 トコロテンは嫌い
・その他の食材に好き嫌いはほぼない。 生のトマトだけは無理
・アルバイトはしていない(校則で禁止)
・大乱交クリティカルシスターズ というゲームが好き。
(大乱・クリシスと略される。 スマブラというパロディシリーズもあるらしい)
・ゲーム三昧というわけではなく、本を読んでいることが多い。
・あまり外出もしないので、流行にも疎い。
・運動は苦手、生物と社会科の成績は全国トップクラス。 他も上位。
・アウトドアは好きだけど移動手段がないので、どこにも行っていない。
・正直、おじいさんのような生活をしていた。
だそうだ。
あまり、というか全く親しくはなかったけど、おおよそイメージ通りだ。
乃愛ちゃんになってからは、やっぱり少し性格が変わったと感じるそうだ。
宮野はあまり驚いてないみたいだけど、
私は乃愛ちゃん…中野君がこんな感じになってることにすごく驚いてる。
だって、すっごく可愛いじゃん。
なんで宮野は驚かないんだろう。
もしかして、私が知らないだけで中野君って可愛いかったのかな。
乃愛ちゃん、好奇心旺盛で明るくなったから、いろいろなことをやってみたいんだって。
(人見知りはそのままらしい)
さて、時刻は8:00
今日は乃愛ちゃんの身の回りの物を調達するため県内の大型ショッピングモール(イヨンモール)に行く。
開店は10:00だ。
ここからは車で30分くらい。
少しだけ寄り道すると中野君の家に着くので、一旦、少しだけ帰りたいそうだ。
それと、忘れかけていたけど梨央ちゃんを誘っていたんだった。
梨央ちゃんはイヨンの近くで拾う。
ちなみに結衣さんと乃愛ちゃんはバスローブを着ている。
たぶん下着はつけてない。
おっぱいの揺れ方が異常だ。
宮野がチラ見しているのに気づいたが、なにも言わないでおく。
男の子なら仕方ないと思うし、私もチラ見しているからだ。
ごはんを食べ終わり、結衣さんが着替えに部屋に行こうとしたとき、
乃愛ちゃんの服どうしようと困り顔になった。
私の出番だ。
実は昨日家に帰った時に、中学の時に着ていた服を持ってきたのだ。
私は中学の時は乃愛ちゃんと同じくらいの背格好だったから、たまたま合うものが残ってたんだ。
「私、昨日乃愛ちゃんに着てほしい服持ってきたんだ」
と乃愛ちゃんの手を引いて、荷物を置いている二階の和室へ向かう。
「じゃあ、楽しみにしてるね」と結衣さんは自室に入り、着替える。
宮野は既に着替えており、食器を洗ってくれた。
特別、かわいらしいフリフリの服などを持ってきたわけじゃない。
そもそも、そんな服は持っていない。
今の乃愛ちゃんは、口外禁止の存在だ。
見つかって騒ぎになってはいけない。
かといって、監禁なんてしたくない。
なら、隠せばいいんだ。
カバンから紫のオーバーサイズのプルオーバーパーカーを取り出す。
これには、かなり大きめのフードがついている。
かぶっていても、おかしくないデザインなので自然に顔を隠すには最適だ。
オーバーサイズだと胸が目立たないのもいい。
乃愛ちゃんの綺麗な金髪を見て、ずっと紫と合わせてみたかったんだ。
このパーカーは買ったのはいいものの、私の顔とは合わなくてほとんど着ていなかった。
下は、正直あまり分からないので、無難に短すぎないショートパンツにした。(綿)
着たら、パーカーの裾からチラチラ見えるくらいかな。
私はバスケしてて脚が少し筋肉質だから、あまり外にショートパンツをはいていかない。
でも、乃愛ちゃんは世界遺産級にキレイなんだから、出しちゃえばいいんだ。(やや嫉妬)
あっ、靴忘れてた。
どうしよう。
帰っても、さすがに靴はおいてないな。
結衣さんの部屋に行き、あるか聞いてみたが、やっぱりないそうだ。
困った。
店中おんぶして回るわけにはいかない。
理性が崩壊してしまう。
そうだ。梨央ちゃんだ。
乃愛ちゃんと背格好似てるから、持ってるかも。
電話してみる。
「もしもし、イロハ? おはよー どーしたの?」
ちょっと眠そうな声だ。 今起きたのかな。
「おはよう。 すっごく突然なんだけど、乃愛ちゃんが履けそうな靴持ってない?」
「えっ、靴? あっ、そうか、靴ないのか」
「うん、そうなんだ。貸してあげれるやつなくて。 服はあるんだけど」
「わかった。ちょっと探してみるね。後でかけなおす」
電話を切って待つ。
あるかもしれないのかな、ウチなら探すまでもないんけどな。
数分後、電話がかかってきて、
「いろいろあったよ。 似合いそうな靴。 コーデどんな感じ?」
コーデを伝えた。
それに合うものを選んで持ってきてくれるそうだ。
「ホント! ありがとうー じゃあ、10時くらいに迎えにいくから、また連絡するね。」
「うん。じゃあまた後で」
電話を切ろうとしたとき、
「ありがと、リオちゃん」と乃愛が小さく割り込む。
「乃愛ちゃん!? そこにいるの!? 代わって代わって!」といきなり梨央ちゃんのテンションが跳ねあがる。
さっきまでの寝起きテンションは何処へ。
乃愛ちゃんはびっくりして、「切って切って」 とアピールしている。
「残念でした。 また後で~」と言い電話切る。
切ってから、「そんなぁー ひどーい!」と幻聴が聞こえた。
「頑張ってお礼言ったのに、あんなにうるさいと、びっくりするよね」と人見知りMAXの乃愛ちゃんを慰める。
一応、5年は同じ学校にいるんだけどね。
さて、お着換えタイムだ。
バスローブの下は・・・ うん、やっぱり裸。
座らせて、バスローブの上側をはだけさせる。
(もちろん一人でできると思うけど、乃愛ちゃんが任せてくれるから私がしている)
朝日が肌に反射して、輝いている。
しっとりとしたミルク色の肌。
…美しい…
ちがうっ!
いや、違うくはないけど。
見とれている場合じゃない。 風邪をひかせてしまう。
下着なしで、直接パーカーは嫌だろうから、薄手の白Tシャツをかぶせた。
すると、乃愛ちゃんがお腹に手を入れてシャツの前側にスペースを作る例の仕草をした。
まただ。 昨日体操服着てた時によくやってたヤツだ。
聞いてみようかな。
「ねぇ、乃愛ちゃん。 なんでお腹のところ開けるの?」と指さしながら聞いてみる。
すると、間を開けて、少し恥ずかしそうに…
「これね…直接サラサラの服着ると、おっぱいの先っぽがこすれて、なんか変なかんじになるの・・・」
そういうことか。
乃愛ちゃん敏感だもんな。
バスローブとかパジャマは滑らない生地だったのかな。
ずっと、そうしてるわけにもいかない。
でもブラないしな。
また、困った。
そうだ!
絆創膏だ。
本で見たことある。
(彩葉のスマホは父の手によって強力なフィルタリングがかかっているため、18禁は一切閲覧できない。 そのため、小説やドラマの濡れ場、雑誌の袋とじ等からコッソリ知識を得ている。 さたに、清楚系でやっているため友達からエッチなことを聞くことはできない。 抑制されたされた情報は妄想を掻き立て、彩葉をよりムッツリにしていくのであった)
カバンから少し大きめの絆創膏を取り出す。
剥がしたときベタベタしない良いものだ。
着せたTシャツをもう一度ガバッと脱がせる。
プルンとおっぱいが震えて、乃愛ちゃんもビクンと震える。
あっ、ごめん・・・、ちょっと乱暴だった。
「乃愛ちゃん、そのまま動かないでね」
絆創膏の裏紙を剥がす。
乃愛ちゃんはいきなり脱がされて混乱している。
乃愛ちゃんの左おっぱいを右手で下からそっと支え、固定する。
指の隙間から零れ落ちそうな柔らかさだ。
それなのに、一切形が崩れることはない。
ほんとに何でできてるんだろう。
そして、左手に持った絆創膏をピタッと乳首に貼り付ける。
乃愛ちゃんはかなり混乱している。
でも、続けて右おっぱいも同じように貼る。
「なにしてるの、いろはぁ!」 と乃愛ちゃんは混乱を極めている。
(ちなみに「いろはぁ!」と口を大きく開くと、キラッと八重歯が見えて可愛い。 いや、歯並びも最強にいいから、八重歯じゃなくて普通に犬歯か)
たぶん、言うよりやった方が早いので、もう一度、Tシャツをかぶせる。
「どう? 変な感じしなくなった?」 とニコニコしながら見つめてみる。
「えっ?」 と言いながら服を上下に擦って、確かめている。
「・・・しない。 しないよ。 いろはすごい!」
「もっと、早く教えてくれればよかったのにぃー」とキラキラした目で見つめられる。
「宮野とかには見せちゃだめだよ」
「みっ 見せないよぉ」
見て見てー とか言って見せに行きそうな勢いだったので、釘をさしておく。
乃愛ちゃんの乳首に絆創膏貼ったなんて知れたら逮捕されてもおかしくない。
パーカーを着せて、フードを被せてみる。
「すっごい、似合ってるよ! かわいい!」
紫にピカピカの金髪がとても映える。
見せてあげたいけど、和室には鏡がない。
はやく全部着替えて洗面台に行こう。
「次、ズボンね。 今着てるそれ全部脱いでくれる?」
腰に残るバスローブを指さし、完全に脱ぐように指示する。
「う、うん」
少しためらいながら、立ち上がり脱ぎ始める。
脱ぎ終わると、また乃愛ちゃんのエロ可愛いアソコを見てしまった。
なんで、毎回ショーツはいてないこと忘れるのかなぁ。
頭の片隅にも残らない。
たぶん、見たいから無意識に忘れるように脳が命令してるんだな。
でも、流石に少しは慣れたぞ。
フリーズはしなくなった。
心臓は暴れ狂ってるけどね。
なんともないように振舞いながら、
「はい。 これはいて」とショートパンツを手渡す。
それを受け取った乃愛ちゃんは、なぜか驚いている。
「これ・・・ちょっと、みじかく…ない?」
そうか、はいたことないのか。
まぁ普通そうか。
ってことはスカートとかもないのか。
なんか・・・いいなぁ。
「確かにちょっと短く感じるかもね。 でも全然変じゃないよ。 可愛いと思う」
「昨日の結衣…お姉ちゃんのパジャマのズボンもこんなカンジだったでしょ」
「そっか… これ普通なんだ…」 と呟きながら、はいてくれる乃愛ちゃん。
うん、イイ感じ。
予想通りパーカーの裾からちょっとだけショートパンツが見えてる。
この位置が絶妙なエロ可愛さを醸し出している、と私は思う。
下着がないのは分かっていたので、痛くないようショートパンツは綿の柔らかいものにした。
乃愛ちゃんは太ももの辺りを押さえ
「スースーする」と言いながら、ソワソワしている。
スカートはかされた男子みたいなことを言っているが、非常に可愛い。
脚も白くて、スラっとしてて、見るからにモチモチで柔らかそう。
・・・美味しそう。
「鏡見ておいで」と乃愛ちゃんを一階へ向かわせる。
その間に乃愛ちゃんが着ていたバスローブを畳むのだが、
ワザとじゃない、
決してワザとじゃないんだけど、
バスローブに顔が埋まっていた。
そして、これもワザとじゃないんだけど、
思いっ切り深呼吸していた。
良い匂いだった。
柔軟剤と甘い乃愛ちゃんの匂い。
こういう匂いに私もなりたい。
後ろから、ギシッと聞こえ、慌てて振り返る
(顔からバスローブは離れていない)
振り返った瞬間をパシャっと結衣さんに撮られた。
一瞬今日の夢を思い出すが、今は、別に悪いことしていない。ただ嗅いでただけだ。
でも、そりゃ恥ずかしいよね。
「結衣さん、それ消してください!」
「ダメー。 証拠映像だからね。 これ、乃愛ちゃんに見せちゃおうかなー」
結衣さんが意地悪な顔をしている。 Sモードだ。
でも、あの夢みたいな冷たい目ではない。
「意地悪しないでください。 ・・・何がお望みですか。」
私もそう簡単に、「何でもしますからぁ」 とは言わない。
「うーん そうだなぁ。 なんでもしてくれるのかー。 何にしよう」
あれ? 言ってないはず
「なんでもするなんて言ってません!」
「そっか。 してくれないのか。 じゃあ、乃愛ちゃんにコレ見せに行こうかな」と言って下に降りようとする。
「うぅ・・・しますよ。 なんでもします!」
あっさり負けた。 結衣さんが嬉しそうにしている。
「じゃあ、まずは・・・ 結衣さんじゃなくて、お姉ちゃん! 忘れてたでしょ」
確かに、さっき結衣さんって言っちゃった。 興奮すると忘れちゃう
「それから・・・」
何だろう。 ドキドキする。
「チューして。 ほっぺにチュー」
ちゅー・・・ えっ、いいの? ただのご褒美だよ。
結衣さんは、目を閉じて頬をこちらへ向けている。
唇にしてみようかとも思ったけど、まだ勇気が出ないので指示通り頬にキスする。
自分からキスなんてはじめてだ。
…結衣さんのほっぺ あまい。
離れたくない。
「彩葉ちゃん。 そろそろキスマークついちゃうよ」と結衣さんに離される。
そんなに長くしてたかな。
もっとしたい。
たぶん、それが顔に表れていたんだろう
「もっとしたいって顔してるね。 でもダメ」
ダメだそうだ。
「次は私の番!」
「えっ!」
ほっぺにフレンチキスされる。
そのあと直ぐに結衣さんは私の首筋に吸い付いた。
チュウチュウ吸っている。
ピリッとした小さな痛みを感じる。
「キスマつけちゃった。 これで彩葉ちゃんは私のモノ!」
はっはっはっ とご機嫌の結衣さん。
…キスマークってこうやってつけるんだ。
結衣さんはどうやら満足してくれたみたいだ。
写真は消してくれなかったけど、誰にも見せないと約束してくれた。
一緒にリビングへ向かう。
ソファで宮野と乃愛ちゃんがおしゃべりしていた。
なんとなく、隠れて盗み聞きしてみる。
「カナタは、こういう、脚出てるのすき?」
「ん、うん。 まぁ嫌いではない。 どっちかっていうと大好き」
「ていうか、男子はだいたい好きやと思う」
「ただ、ちょっと目のやり場に困るというかなんというか」
「目のやりば?」
「うーん、その、脚がね、太ももがね、ちょっと眩しいと言いますか…」
「まぶしいの?」
宮野が非常にピュアなセクハラを受けていた。
二人の会話の受け答えが面白いので、もう少し聞いていたかったけど、梨央ちゃんとの待ち合わせがある。
一旦中野君の家にもいかないといけない。
助け舟を出してあげることにした。
「乃愛ちゃん、カナタ、そろそろ行くよぉ」 結衣さんが玄関から呼ぶ。
乃愛ちゃんがこっちに来て、宮野はホッとしている。
「あのね、いろは。 カナタ、ノアの太ももまぶしいんだって」
宮野がギクッとしている。
「聞いてたよ、さっきの会話。 宮野、変なこと言ってたね。 気にしちゃだめだよ」
と宮野を変なヤツ扱いするが、宮野は後ろでありがとう とジェスチャーしている。
乃愛ちゃんの疑問をうまくごまかし、玄関を出る。
乃愛ちゃんは靴がないので、私がおんぶする。
手に伝わるスベスベモチモチの裏ももの感触。
背中にあたるおっぱいの感触を密かに楽しみながら車まで運ぶ。
ずっとおんぶしていたい。
ノアスクイーズとか売ってたら一生ムニムニし続けるだろうな。
来た時と同じように 前に結衣さんと宮野。 後ろに私と乃愛ちゃん。
よし、出発!
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