上 下
16 / 36
宮野宅 Day 1

第16話 お風呂場パラダイス ~湯舟編2~

しおりを挟む
…結衣の言葉を聞き、乃愛が自身の胸を触りはじめた…







下から掌で乳房を包むように優しく触れる。

少し指を沈めるようにすると、ピクッと体を震わせ その感触に驚き、ふにふにと少し揉んでみている。


手から伝わるその感触の気持ちよさと、胸を揉んだことによる性的快感に夢中になっている。

表情も緩んできた。


この感覚がなんなのか 乃愛はよくわかっていない。



 
時折「んっ」と声を漏らしながら
 
ただ…胸を中心にひろがる甘く優しい快感に心酔している。



もう周りは見えていないようだ。

 


そんな光景が彩葉と結衣の前に突如として広がる。 

なんともないわけがない。
ふたりとも意図せず始まった美少女のピュアな自慰行為に釘付けになった。















あぁ、興奮が収まる気配がない。
見てるだけで下腹部がキュンキュンと疼いちゃう。



乃愛ちゃんを止めないと。

自制心が…限界だ。 


結衣さんも同じことを考えていたようで、すぐに行動した。




乃愛ちゃんに近づき、優しく肩をたたきながら、耳元で
「乃愛ちゃーん、大丈夫? なんか、すごくエッチな顔してるよぉー」


乃愛ちゃんは結衣さんの接近に気づいていなかったようで、
「ふぇっ」と驚きながら、手を胸から離した。 




ふふっと結衣さんがほほ笑むと、乃愛ちゃんは なんとなく恥ずかしそうに
「よくわかんないけど、きもちよかった…」

「いまの…えっち?」            





「んー、そうだよ。そんなカンジ。きもちよかったでしょ」


「うん・・・ ノア、えっち…すき」

あぁ、どうしよう。
このセリフだけ聞くと乃愛ちゃんが淫乱な娘になってしまったみたいだ。




「でもね、あんまりエッチなことばっかりしちゃダメだよ」

「なんで?」 気持ちいのに? と疑問の顔である。


「なんでかっていうと… まず、一人でエッチすると、さっきみたいに周りが見えなくなって危ないでしょ」

「で、誰かの前でエッチすると、今そうだったんだけど、乃愛ちゃんがエッチすぎて、こっちまでエッチな気分になっちゃうんだ」

「もうちょっと乃愛ちゃんがエッチ続けてたら、私もエッチになって襲っちゃってたかも…」
「私も危なかったよ」となんとなく参加してみる。





乃愛の中で理科室での女子たちの発言がつながる。
「襲っちゃうってエッチなことするってことだったの?」

「うん。 だからみんな説明できなかったんだ。大勢の前でエッチなこととか言えないからね」と彩葉が答える。

「そっか、そういうことだったんだ…」と納得している様子の乃愛。







つづけて

「じゃあ、男子は? カナタはえっちなの?」



すると、結衣と彩葉が同時に食い気味に
「男子には、ほんとに気を付けないとダメ!」 


そして、結衣と彩葉が交互に続けて、

「男子っていうのはケダモノだから」

「一日中エッチなことばっかり考えてるんだよ」

「もう、うちのクラスの男子の妄想で乃愛ちゃん、すっごくエッチなことされてるかもよ」

「妄想で終わらない人は、力尽くで、か弱い女の子に無理やりエッチなことするかもしれないんだよ」

「突然、好きでもない男の人に体ベタベタ触られたりしたらイヤでしょ。」

「直接触られたりすることはなくても、ジロジロみられたりとかするし」

「気持ち悪い顔しながら (*´Д`)ハァハァ 言って近づいてきたり」


「まぁ、みんながみんな、そんな悪い人じゃないけど」

「いくら優しくて、エッチなことしてこない人でも、それは我慢してるだけだからね」


「姉がいうことじゃないと思うけど、カナタも実は結構エッチだからね」

「まあ、カナタは女の子にすごく優しいから、大丈夫だとは思うけど…」

「念のためにカナタの前、っていうかみんなの前でエッチなことしちゃだめだよ。ケダモノになって、乃愛ちゃんに襲い掛かってくるかもしれないからね」




完全に気迫に押される乃愛ちゃん。

「う、うん よくわかんないけど、気をつけるね。」

「でも、えっちしていいときは教えてね。 あれ…すき」




「「うん、おしえてあげるね!」」

この子のお願いって断ることできるのかな。
なんか違う気もするけど、人前でエッチなことはしちゃだめっていうのは伝わったかな。











しばらくそのままおしゃべりする。 

乃愛ちゃんは好奇心が湧いてきたのか、話題はえっちなことだ。




「ふたりはえっちなコトすき?」 

乃愛ちゃんが天真爛漫に聞いてくる。 
答えづらいなぁ


「うん! 大好きだよ。気持ちいいもんね」と包み隠さず言っちゃう結衣さん。


「いろはは? えっちすき?」 なんの含みもない素直な質問が逆に超恥ずかしく感じる。

「う、うん、好きなんだけど・・・ 絶対、誰にも言っちゃダメだからね」


「なんで?」と不思議そうな顔をしている。

「彩葉ちゃんは清楚系だから、エッチ好きってバレちゃだめなんだよ」と結衣さんが助け舟?を出してくれた。



「せーそ系?」

「エッチなことなんて、なーんにも知らない純粋で可愛い女の子のコト」
「さっきまで、乃愛ちゃんも清楚系だったけど、今はもうエッチ系だね」とからかう結衣さん。


「えぇー ノアもせーそ系がいい」とちょっと困った顔をする乃愛ちゃん。

「じゃあ、乃愛ちゃんがエッチだって知ってるの私と彩葉ちゃんだけだから、私たち以外の前でエッチなこと言わなかったらOK」

「うん 分かった!」 
そうすればイイのかと喜んでいる。




さすが結衣さんだ。 
うまいこと人前でエッチなことするのも言うのも阻止した。



けど
「じゃあ、二人の前ならえっちでいいんだね」とキラキラした笑顔の乃愛ちゃん。 


ホントにピュアなんだから。


「えーと、うん。 いいよぉ」 と妥協してしまった結衣さん。


ちなみに、この間三人ともおっぱい丸出しなんだけど、乃愛ちゃん結構慣れたのかな?
(目を見て話しているので、胸をガン見しているわけではない)










しばらくすると、乃愛ちゃんが結衣さんのおへその下あたりををチラチラ見ていることに気づいた。


「乃愛ちゃん、どうしたの? なんかついてる?」と自身の下腹部を見る結衣さん。

「ハート…」 不思議そうに呟く乃愛ちゃん。




何のことだろうと結衣さんを見てみると、陰毛がハート型にお手入れされていた。
(座って脚を閉じているので、ワレメは見えず、陰毛だけ見えている)


「あぁ、これ? そう、ハート型にしてみたんだ。 かわいい?」

「かわいい(です)!」と乃愛ちゃんと一緒になって返事する。


本当に可愛かった。 
キレイ系の結衣さんとのギャップ萌えも込みで可愛かった。




 
「ホント? 良かった。 二人はどんな感じ?」 と少し恥ずかしそうに聞いてくる。

私は陰毛のお手入れをしたことがない。
乃愛ちゃんがキレイなのは知ってるし、結衣さんもキレイにしてるから、あんまり見せたくないな。

(彩葉の陰毛はVIOにはないが、やや濃い小さめ逆三角形)





乃愛ちゃんは、そういえばどんな感じなんだろうと自分のモノを確認している。


そして、すごく薄いのに気づき
「あんまり生えてない・・・  へん?」 と不安そうになっている。


結衣さんが、乃愛ちゃんのエロ可愛い陰毛をみてフリーズしている。
トイレでの私、たぶんあんな感じだったんだろうな。




フリーズしている結衣さんに代わって、
「変じゃないよ、すっごく可愛い。 ここの毛はみんな結構違うから気にしないで」とフォロー。

「ホント? じゃあ、いろはは?」と不安そうながらも興味のある顔で聞かれる。


ここで見せるの拒んだら、乃愛ちゃん やっぱり変なんだって思っちゃうよね。 




少しだけ脚を開き

「ほら、こんな感じ。 結衣さんとか乃愛ちゃんみたいにキレイじゃないけど…」と覚悟を決めて見せる。











うわぁ、めっちゃ恥ずかしい。

顔が赤くなっていくのがわかる。 
お手入れしとけばよかった。



「いっぱい…生えてる かっこいい…」とジーと見られる。 

おやめください、乃愛様。 
恥ずかしいです。   

あと、かっこいいって何ですか。




「は、恥ずかしいから、もうお終い」と立ち上がりつつタオルで隠し、

「そろそろ体洗いに行こ」と乃愛ちゃんを促す。



そして、未だにフリーズが解けていない結衣さんを再起動させ洗い場へ戻る。







乃愛ちゃんは裸のお付き合いに、少しは慣れてきたようだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話

まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)   「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」 久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。

恋人の水着は想像以上に刺激的だった

ヘロディア
恋愛
プールにデートに行くことになった主人公と恋人。 恋人の水着が刺激的すぎた主人公は…

車の中で会社の後輩を喘がせている

ヘロディア
恋愛
会社の後輩と”そういう”関係にある主人公。 彼らはどこでも交わっていく…

ロリっ子がおじさんに種付けされる話

オニオン太郎
大衆娯楽
なろうにも投稿した奴です

君の浮気にはエロいお仕置きで済ませてあげるよ

サドラ
恋愛
浮気された主人公。主人公の彼女は学校の先輩と浮気したのだ。許せない主人公は、彼女にお仕置きすることを思いつく。

処理中です...