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宮野宅 Day 1
第15話 お風呂場パラダイス ~湯舟編1~
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…乃愛ちゃんの女の子慣れの特訓が始まろうとしている…
くちゅん と乃愛ちゃんが小さなくしゃみをした。
あぁ、もうくしゃみまで可愛いのか…
なんか欠点とかないのかな。
そういえば、3人とも上裸だった。
それに今日は少し肌寒い。
風邪をひかせるわけにはいかない、と結衣さんの長女力が大いに働いた。
そこからの行動は目にも留まらぬ速さだった。
結衣さんはくしゃみのためにむこうを向いた乃愛ちゃんのハーフパンツを素早く脱がし、自身も一瞬で裸になった。
それを見て私も遅れないようにスカートとショーツを脱ぐと、乃愛ちゃんと共にお風呂場に押し込まれた。
ドアを開けると、そこは洗い場になっていて蒸気でとても暖かかった。
洗い場は広く、壁がヒノキだった。
しかも、湯船が外にある。
そう露天風呂だ。
しかも日本庭園のような庭が見える。
乃愛ちゃんと二人で驚いていると、結衣さんが自慢げに、こだわりポイントを紹介してくれた。
家を建てる時に、最もこだわったのが、このお風呂だそうだ。
(入る直前に結衣さんがバスタオルをくれたので体に巻いている。乃愛ちゃんにも結衣さんが一瞬で巻いた)
普段は、先に体を洗ってから入ることも多いらしいけど、特にこだわりはないらしい。
後から入る宮野も特に気にしないそうなので、今日は体を温めるため、先に湯船につかることにした。
透明のガラスのドアを開けて外に行くのだが、乃愛ちゃんは頑張って目を開けていた。
本当に特訓しようとしているようだ。 かわいい。
外に出ると、床はウッドデッキで庭との仕切りは特にない。
もちろん庭の垣根で外からは見えない。
開放感のためだそうだが、庭から簡単に入れてしまうのは、かなりソワソワする。
(庭でBBQしたときに、家に上がらず直接行けるので便利だそうだ)
浴槽はウッドデッキに埋まっているため、縁はあまり高くはない。
かけ湯をして、バスタオルを解いて、湯船に入る。
(乃愛ちゃんは一瞬で解いて、一気にお湯につかっため、残念ながら裸は見えなかった)
3人同時に入っても、まだ少し余裕がある。
あと、お湯が結構熱い。
でも、露天風呂だからか ちょうどよく感じる。
(乃愛ちゃんは一気に入りすぎて、「アツーい!!」と悶えている)
…疲れが抜けていく。
近所に銭湯などがないため、露天風呂はひさしぶりだ。
乃愛ちゃんも落ち着き、気持ちよさそうにして星をみている。
今日は月が綺麗だ。
乃愛ちゃんと同じように星空を見ていると、結衣さんが
「乃愛ちゃん、見てー。 彩葉ちゃんのおっぱい浮いてるよー」とあどけない声でそんなことを言う。
星を見ていた乃愛ちゃんは思わず振り返り、「わぁ! すごい」と口を押えながらキラキラした目でみつめられる。
(ちなみに、白い入浴剤を使用しているので、みんなの乳首は見えていない。)
いつも周りよりも胸が大きかったから、見られることには割と慣れている。
でも、裸の状態でじっと見られるのは流石に恥ずかしい。
そっと手で胸を隠しながら、
「乃愛ちゃんだって、浮いてるよ」と話をそらす。
乃愛ちゃんは、自分の胸をみて「ほんとだっ」と私と同じように胸を隠し沈めるようにするが浮力に敵わない。
(乃愛は身長も座高も低くく、深くお湯に浸かっているため浮力が強い)
(ちなみに結衣は167㎝あり、彩葉より背が高いため、浮くほどお湯には浸かっていない)
「なんで、おっぱいって浮くの? これ何がはいってるの?」と乃愛ちゃんが無邪気な質問をしてくる。
脂肪が入ってるからなんだけど…
乃愛ちゃんの場合は
「夢とロマンが詰まってるんだよ」
本当にそう思った。
「ろまん?」
「うん、大事なものっていうこと。」
「そっかー そうなんだ!」 納得しちゃうんだ。可愛い。
結衣さんは必死に笑いをこらえていた。
(乃愛ちゃんの口から出た”おっぱい”という単語の破壊力に圧倒されたのは内緒)
しばらくすると、少し熱くなったのか結衣さんが、湯船のふちに腰掛ける。
私も同じように、腰掛けた。
夜風が心地よい。
乃愛ちゃんはまだ全身浸かってるので、
「乃愛ちゃん、熱くない? ちょっと出てみたら? 涼しいよ」と声をかけてみる。
すると
「う、うん」とチャパッと水音を立てて、お湯から出てきた。
お湯につかっている膝から上がすべて露わになり、紅潮したその裸体には神々しさすら覚えた。
こんな光景、私なんかが見ていいのだろうか。と思考が停止する。
乃愛ちゃんは、すぐに浴槽のふちに座って、お腹から下にタオルをかけたため、フリーズは解除できた。
危なかった。
ここまでのことで結衣さんは気になることがあるようだ。うつむいて考え事をしている
(結衣さんは乃愛ちゃんの裸を見たのに何ともない感じだった。 私がおかしいのかな)
これで、三人のおっぱいが露わになったわけだが…
視線こそ激しく揺らいでいるものの乃愛ちゃんはしっかり目を開けている!
(おっぱいが見えてしまうからか、上を向いて目があうことはなかったけどね)
その様子をみて、結衣さんは満足げだ。
「乃愛ちゃん、たぶんこうやって女の子の裸を見る機会って結構あると思うから、その調子でね!」
「ところでさ、乃愛ちゃんあんまり自分の体見てないよね」と言い、「なんで?」と続けた。
乃愛ちゃんはわかりやすくギクッとして、
「・・・なんか 自分の体みるのがいちばん… その、はずかしいの」と尻すぼみになりながら答え、
「男子だったときの体はおもいだせないけど、今の体…ほんとに見ていいのかなって思っちゃうから…」と言った。
それを聞いた結衣さんは立ち上がり
「そんな、もったいないよ! 乃愛ちゃんの体は乃愛ちゃんのモノなんだから!」
「乃愛ちゃんの裸見たい人はいっぱいいるけど、乃愛ちゃん以外自由には見れないんだよ」と非常に興奮している。
乃愛ちゃんは恥ずかしそうに
「みんなノアのハダカ見たいの? なんで?」と尋ねる。
間髪入れずに
「エロいからだよぉ! なれるなら誰だってみんな乃愛ちゃんみたいになりたいよぉ!」
だめだ。
結衣さんが完全に取り乱してる。
やっぱり結衣さんも乃愛ちゃんの裸を見て動揺してたみたいだ。
それにしても、こんな結衣さんは初めて見た。
オトナな人だからなんともないのかと思った。
「彩葉ちゃんもそう思うでしょ。 乃愛ちゃんの裸ずっとチラチラ見てるもんね」
バレた。 そして巻き込まれた。
乃愛ちゃんは手で体を隠しながら
「いろは ノア…えろいの?」と不安げにたずねてくる。
「あと、えろいってなに?」 と到底説明できないようなことまで聞いてきた。
後者は後者はとりあえず置いといて、
「乃愛ちゃんはエロくないよ。 大丈夫だからね」と頭をなでて落ち着かせる。
そして
「結衣さんはしっかりしてください! 動揺しすぎです!」と冷えた背中に熱いお湯かけた。
すると、結衣さんはハッとして、いつもの結衣さんに戻った。
「あっ、乃愛ちゃんごめんね。 なんか変になってた。気にしないでね。 彩葉ちゃんもありがとう」
結衣さんは改めて、自分の言動が信じられないといった様子だった。
しかし、伝えたいことはあるようで、
「乃愛ちゃん。ちょっと取り乱したけど、乃愛ちゃんが魅力的なのは事実だし、自分の体見てほしいって思うんだ」
「それに、自分の体は見慣れとかないといろいろ不便だからね」
うんうん、私もそう思う。
乃愛ちゃんは、先ほどの「エロい」という発言を気にした様子はなく、手で隠したまま自分の体を見つめている。
「おなかとか 太ももとか おっぱいとか …あそこ…とか全部見ていいんだよ」と最後だけ小さめに結衣さんが続ける。
自らの胸を見つめる乃愛ちゃんに
「触ってもいいんだよ」と加える。
すると、乃愛ちゃんも少し気になってきたのか手を解き、しばらく見つめた後、乳房をそっと触り始めた。
くちゅん と乃愛ちゃんが小さなくしゃみをした。
あぁ、もうくしゃみまで可愛いのか…
なんか欠点とかないのかな。
そういえば、3人とも上裸だった。
それに今日は少し肌寒い。
風邪をひかせるわけにはいかない、と結衣さんの長女力が大いに働いた。
そこからの行動は目にも留まらぬ速さだった。
結衣さんはくしゃみのためにむこうを向いた乃愛ちゃんのハーフパンツを素早く脱がし、自身も一瞬で裸になった。
それを見て私も遅れないようにスカートとショーツを脱ぐと、乃愛ちゃんと共にお風呂場に押し込まれた。
ドアを開けると、そこは洗い場になっていて蒸気でとても暖かかった。
洗い場は広く、壁がヒノキだった。
しかも、湯船が外にある。
そう露天風呂だ。
しかも日本庭園のような庭が見える。
乃愛ちゃんと二人で驚いていると、結衣さんが自慢げに、こだわりポイントを紹介してくれた。
家を建てる時に、最もこだわったのが、このお風呂だそうだ。
(入る直前に結衣さんがバスタオルをくれたので体に巻いている。乃愛ちゃんにも結衣さんが一瞬で巻いた)
普段は、先に体を洗ってから入ることも多いらしいけど、特にこだわりはないらしい。
後から入る宮野も特に気にしないそうなので、今日は体を温めるため、先に湯船につかることにした。
透明のガラスのドアを開けて外に行くのだが、乃愛ちゃんは頑張って目を開けていた。
本当に特訓しようとしているようだ。 かわいい。
外に出ると、床はウッドデッキで庭との仕切りは特にない。
もちろん庭の垣根で外からは見えない。
開放感のためだそうだが、庭から簡単に入れてしまうのは、かなりソワソワする。
(庭でBBQしたときに、家に上がらず直接行けるので便利だそうだ)
浴槽はウッドデッキに埋まっているため、縁はあまり高くはない。
かけ湯をして、バスタオルを解いて、湯船に入る。
(乃愛ちゃんは一瞬で解いて、一気にお湯につかっため、残念ながら裸は見えなかった)
3人同時に入っても、まだ少し余裕がある。
あと、お湯が結構熱い。
でも、露天風呂だからか ちょうどよく感じる。
(乃愛ちゃんは一気に入りすぎて、「アツーい!!」と悶えている)
…疲れが抜けていく。
近所に銭湯などがないため、露天風呂はひさしぶりだ。
乃愛ちゃんも落ち着き、気持ちよさそうにして星をみている。
今日は月が綺麗だ。
乃愛ちゃんと同じように星空を見ていると、結衣さんが
「乃愛ちゃん、見てー。 彩葉ちゃんのおっぱい浮いてるよー」とあどけない声でそんなことを言う。
星を見ていた乃愛ちゃんは思わず振り返り、「わぁ! すごい」と口を押えながらキラキラした目でみつめられる。
(ちなみに、白い入浴剤を使用しているので、みんなの乳首は見えていない。)
いつも周りよりも胸が大きかったから、見られることには割と慣れている。
でも、裸の状態でじっと見られるのは流石に恥ずかしい。
そっと手で胸を隠しながら、
「乃愛ちゃんだって、浮いてるよ」と話をそらす。
乃愛ちゃんは、自分の胸をみて「ほんとだっ」と私と同じように胸を隠し沈めるようにするが浮力に敵わない。
(乃愛は身長も座高も低くく、深くお湯に浸かっているため浮力が強い)
(ちなみに結衣は167㎝あり、彩葉より背が高いため、浮くほどお湯には浸かっていない)
「なんで、おっぱいって浮くの? これ何がはいってるの?」と乃愛ちゃんが無邪気な質問をしてくる。
脂肪が入ってるからなんだけど…
乃愛ちゃんの場合は
「夢とロマンが詰まってるんだよ」
本当にそう思った。
「ろまん?」
「うん、大事なものっていうこと。」
「そっかー そうなんだ!」 納得しちゃうんだ。可愛い。
結衣さんは必死に笑いをこらえていた。
(乃愛ちゃんの口から出た”おっぱい”という単語の破壊力に圧倒されたのは内緒)
しばらくすると、少し熱くなったのか結衣さんが、湯船のふちに腰掛ける。
私も同じように、腰掛けた。
夜風が心地よい。
乃愛ちゃんはまだ全身浸かってるので、
「乃愛ちゃん、熱くない? ちょっと出てみたら? 涼しいよ」と声をかけてみる。
すると
「う、うん」とチャパッと水音を立てて、お湯から出てきた。
お湯につかっている膝から上がすべて露わになり、紅潮したその裸体には神々しさすら覚えた。
こんな光景、私なんかが見ていいのだろうか。と思考が停止する。
乃愛ちゃんは、すぐに浴槽のふちに座って、お腹から下にタオルをかけたため、フリーズは解除できた。
危なかった。
ここまでのことで結衣さんは気になることがあるようだ。うつむいて考え事をしている
(結衣さんは乃愛ちゃんの裸を見たのに何ともない感じだった。 私がおかしいのかな)
これで、三人のおっぱいが露わになったわけだが…
視線こそ激しく揺らいでいるものの乃愛ちゃんはしっかり目を開けている!
(おっぱいが見えてしまうからか、上を向いて目があうことはなかったけどね)
その様子をみて、結衣さんは満足げだ。
「乃愛ちゃん、たぶんこうやって女の子の裸を見る機会って結構あると思うから、その調子でね!」
「ところでさ、乃愛ちゃんあんまり自分の体見てないよね」と言い、「なんで?」と続けた。
乃愛ちゃんはわかりやすくギクッとして、
「・・・なんか 自分の体みるのがいちばん… その、はずかしいの」と尻すぼみになりながら答え、
「男子だったときの体はおもいだせないけど、今の体…ほんとに見ていいのかなって思っちゃうから…」と言った。
それを聞いた結衣さんは立ち上がり
「そんな、もったいないよ! 乃愛ちゃんの体は乃愛ちゃんのモノなんだから!」
「乃愛ちゃんの裸見たい人はいっぱいいるけど、乃愛ちゃん以外自由には見れないんだよ」と非常に興奮している。
乃愛ちゃんは恥ずかしそうに
「みんなノアのハダカ見たいの? なんで?」と尋ねる。
間髪入れずに
「エロいからだよぉ! なれるなら誰だってみんな乃愛ちゃんみたいになりたいよぉ!」
だめだ。
結衣さんが完全に取り乱してる。
やっぱり結衣さんも乃愛ちゃんの裸を見て動揺してたみたいだ。
それにしても、こんな結衣さんは初めて見た。
オトナな人だからなんともないのかと思った。
「彩葉ちゃんもそう思うでしょ。 乃愛ちゃんの裸ずっとチラチラ見てるもんね」
バレた。 そして巻き込まれた。
乃愛ちゃんは手で体を隠しながら
「いろは ノア…えろいの?」と不安げにたずねてくる。
「あと、えろいってなに?」 と到底説明できないようなことまで聞いてきた。
後者は後者はとりあえず置いといて、
「乃愛ちゃんはエロくないよ。 大丈夫だからね」と頭をなでて落ち着かせる。
そして
「結衣さんはしっかりしてください! 動揺しすぎです!」と冷えた背中に熱いお湯かけた。
すると、結衣さんはハッとして、いつもの結衣さんに戻った。
「あっ、乃愛ちゃんごめんね。 なんか変になってた。気にしないでね。 彩葉ちゃんもありがとう」
結衣さんは改めて、自分の言動が信じられないといった様子だった。
しかし、伝えたいことはあるようで、
「乃愛ちゃん。ちょっと取り乱したけど、乃愛ちゃんが魅力的なのは事実だし、自分の体見てほしいって思うんだ」
「それに、自分の体は見慣れとかないといろいろ不便だからね」
うんうん、私もそう思う。
乃愛ちゃんは、先ほどの「エロい」という発言を気にした様子はなく、手で隠したまま自分の体を見つめている。
「おなかとか 太ももとか おっぱいとか …あそこ…とか全部見ていいんだよ」と最後だけ小さめに結衣さんが続ける。
自らの胸を見つめる乃愛ちゃんに
「触ってもいいんだよ」と加える。
すると、乃愛ちゃんも少し気になってきたのか手を解き、しばらく見つめた後、乳房をそっと触り始めた。
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