鼻歌令嬢、歌に生きる〜本当は恋もしてみたい〜
小さい頃から、誰も知らないメロディを口ずさんだり鼻歌で歌ったりしていたアマーリエ。
いつしかついたあだ名は『鼻歌令嬢』。
当然のごとく社交界で浮いていた彼女に、なんと名門侯爵家からの縁談が舞い込んだ。
家では先妻の子として忘れられたように育ち、社交界では問題物件として嘲笑の的とされていたアマーリエは、この婚姻に少しばかり期待を抱くが・・・
これは女神に愛されたアマーリエが、大好きな歌を好きなだけ歌いながら、日々モフモフに癒されつつ、恋に目覚めていくお話です。