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2章 D(捜査官)の場合

10話

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 Dは寒さで目を覚ました。両手は天井からつり下がる鎖に拘束されている。同じ部屋に、今度は立った形拘束されていた。

「あ、起きた~?」 店主が言った。

「貴様、今度は何をするつもりだ」 Dは反抗的な態度で返す。

「ふふ、そんなに気になるの?じゃあ早速始めましょ」 店主はDの反応を気にもしない。

 ガチャリと扉が開きAが入ってくる。Aの手にはスライムが入った瓶が抱えられていた。

「ありがとう、Aちゃん。これはねさっき出来たばかりの子なの。だからあなたで試してみたいの」 

 店主はAから瓶を受け取ると、地面にスライムを出す。スライムはうねうねと動き、Dの方に近づいてくる。

「な、よせ、やめろ!」

 スライムはある程度Dの近くまで近づくと、液体を触手のような形にして、Dの足首を使む。そうして抵抗して閉じようとするDの足を力ずくで開いていく。抵抗むなしくDの足はVの文字を描くように開かれてしまう。

「いい眺め。すごい力でしょ。それでいてあたたを傷付けない繊細さ。作るのたいへんだったんだから」

「見るなあ、見るなあ」

「あら?まだまだこれからよ。この子の本当の力は」

 店主がそう告げると、スライムはもう一つ触手を作り出す。そしてDの目の前で、その触手をまっすぐ伸ばし硬質化させた。それはまるで大人の玩具のように。

「ヒッ!」Dは思わず悲鳴をあげる。

「どう?すごいでしょ。これがこの子の能力。今まで柔らかいモノばかりで物足りないでしょう?だからこれで、思いっきり気持ちよくさせてあげる」

 店主はそう告げるとスライムに指示を出す。スライムは指示を受けるとまた複数の触手をDに伸ばしお尻の栓を抜いた。そして硬質化した触手の先端を、Dのお尻の入り口にあてる。Dhそれだけで十分理解した、この先端が先ほどまでの栓どころか、注射よりも太くて長いということを。

「や、やめろ!無理だ!こんなに大きいのが、入るわけ・・・」

「入る入らないじゃなくて、入れるのよ」店主がパチンと指をならした。

「やめ、うぐぅ、ぐ、ぐあああああああああああ!抜いて!抜いて!抜いて!抜いて!おかしくなる」


 Dの入り口は最初こそ侵入を拒むが、意味はない。意図も簡単に触手は入ってくる。

「すっごい暴れっぷり。そんなに良かった?じゃあスライム前の方もやっちゃって!」

 店主の指示をうけて、さらにスライムはDを責めた。Dは獣のように叫びながら暴れる。少し前までとは比べものにならないほどの反応だ。もうDが落ちるのは目前だろう。

「このスライム、すごくいいわね。今度からたくさん使っちゃお。いいものを作ってくれてありがとね、Aちゃん」

 店主はDの足掻きを見ながら、Aの腰に手をやった。Aはビックと体を振るわせる。

「後であなたにもご褒美あげるから、楽しみに待っててね」
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