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2章 D(捜査官)の場合
9話
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「ぐああああ」
暗い部屋にDの叫び声が響いた。
店主はDに対する本格的な尋問を始めていた。
店主はAに何か液体が入っている手のひらサイズの瓶と筆を持ってこさせると、
筆に液体をたっぷりと染みこませて、動けないDの大切な部分に塗り始める。
筆の柔らかくて細い毛が、Dをこすり、刺激する。
なんども、なんども、なんども、なんども。
加えて店主は、筆でこすったときのDの反応をしっかりと確認しているようで、
Dの弱点を次々と見つけては、そこを重点的に刺激していった。
筆にこすられるたびに、Dの全身には快楽という電流が走っていく。
「ああ!」
ちょうど筆がDの弱点をなで、Dは思わず叫んだ。
Dが叫ぶと店主は、弱点を見つけたことを喜び、筆でその場所を重点的にこすり始める。
Dは顔を真っ赤にしながら、これ以上反応をしないように必死に耐えようとした。
「あら?あなたけっこう敏感ね?まさか自分でもよくやってるの?」
「う、うるさい!」
Dは店主の言葉を即時に、強い口調で否定した。
なぜならば店長の言葉が図星であったからだ。
いつもの冷静なDならばもっと店主側の思考を読んで
慎重に返答しただろうが、今のDにはそのような余裕はなかった。
「まあ、いいや。あとでしっかりわかるだろうし」
そういうと店主は筆でDの弱点をこするのをやめた。
筆でこすられていたDの弱点は、度重なる刺激により充血し、D自身が驚くほどになっていた。
筆に塗られていた液体のせいなのか、筆でいじられた部分はひどく火照ってもいた。
「今度は、こっちね」
店主は筆をAに渡すと、今度は鳥の羽を手にもった。
そして再びDの弱点を、鳥の羽でさわさわと刺激し始める。
鳥の羽のふわふわとした羽毛が、刺激され充血し大きくなっているDの弱点をくすぐる。
Dはとても奇妙な感覚に襲われていた。
羽毛は筆でやれれていた時と比べて、やさしくDの弱点を刺激する。
Dに対して確かに快楽を与えてくれるのだが、なにか、ものたりない。
「・・・・・・ッ」
Dは、自身の内側にある何かが大きくなっていく感覚を覚えた。
ものたりない。もっと、つよくやってほしいと。
そして、正気にもそり、わ、わたしは何を今考えていた、と動揺する。
そこでDは店主の意図に気がついた。
店主は焦らしているのだ。筆でDに快楽を覚えさせた後、鳥の羽で、物足りなさを覚えさせる。
それを続けて、Dのほうから、もっと強くしてくれとねだらせるつもりなのだ。
こいつは、Dの精神を屈服させに来ている。
「あなたは、どこまでたえられるかしらね?」
店主は嫌な笑みを浮かべた。
そのあと、羽での焦らしは丸三日も続いた。
店主とAが交代交代で一切休む暇も与えずに、Dを焦らし続けた。
Dの顔からは余裕が完全になくなり、汗を大量にかき、
歯を必死に食いしばりながら、無慈悲にもなでられ続けるところをにらみつけている。
Dの限界は、もう、すぐそこまできているようであった。
暗い部屋にDの叫び声が響いた。
店主はDに対する本格的な尋問を始めていた。
店主はAに何か液体が入っている手のひらサイズの瓶と筆を持ってこさせると、
筆に液体をたっぷりと染みこませて、動けないDの大切な部分に塗り始める。
筆の柔らかくて細い毛が、Dをこすり、刺激する。
なんども、なんども、なんども、なんども。
加えて店主は、筆でこすったときのDの反応をしっかりと確認しているようで、
Dの弱点を次々と見つけては、そこを重点的に刺激していった。
筆にこすられるたびに、Dの全身には快楽という電流が走っていく。
「ああ!」
ちょうど筆がDの弱点をなで、Dは思わず叫んだ。
Dが叫ぶと店主は、弱点を見つけたことを喜び、筆でその場所を重点的にこすり始める。
Dは顔を真っ赤にしながら、これ以上反応をしないように必死に耐えようとした。
「あら?あなたけっこう敏感ね?まさか自分でもよくやってるの?」
「う、うるさい!」
Dは店主の言葉を即時に、強い口調で否定した。
なぜならば店長の言葉が図星であったからだ。
いつもの冷静なDならばもっと店主側の思考を読んで
慎重に返答しただろうが、今のDにはそのような余裕はなかった。
「まあ、いいや。あとでしっかりわかるだろうし」
そういうと店主は筆でDの弱点をこするのをやめた。
筆でこすられていたDの弱点は、度重なる刺激により充血し、D自身が驚くほどになっていた。
筆に塗られていた液体のせいなのか、筆でいじられた部分はひどく火照ってもいた。
「今度は、こっちね」
店主は筆をAに渡すと、今度は鳥の羽を手にもった。
そして再びDの弱点を、鳥の羽でさわさわと刺激し始める。
鳥の羽のふわふわとした羽毛が、刺激され充血し大きくなっているDの弱点をくすぐる。
Dはとても奇妙な感覚に襲われていた。
羽毛は筆でやれれていた時と比べて、やさしくDの弱点を刺激する。
Dに対して確かに快楽を与えてくれるのだが、なにか、ものたりない。
「・・・・・・ッ」
Dは、自身の内側にある何かが大きくなっていく感覚を覚えた。
ものたりない。もっと、つよくやってほしいと。
そして、正気にもそり、わ、わたしは何を今考えていた、と動揺する。
そこでDは店主の意図に気がついた。
店主は焦らしているのだ。筆でDに快楽を覚えさせた後、鳥の羽で、物足りなさを覚えさせる。
それを続けて、Dのほうから、もっと強くしてくれとねだらせるつもりなのだ。
こいつは、Dの精神を屈服させに来ている。
「あなたは、どこまでたえられるかしらね?」
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そのあと、羽での焦らしは丸三日も続いた。
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Dの顔からは余裕が完全になくなり、汗を大量にかき、
歯を必死に食いしばりながら、無慈悲にもなでられ続けるところをにらみつけている。
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