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1章 A(初心者冒険者)の場合
5話
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「そんな、こんな金額払えません」
最初に店主と話した場所で再びAと店主は会話をしていた。
ただ違うのは関係が客と店員から奴隷と主人に代わったくらいだろうか。
テーブルの上には今回のスライムをいれる作業の代金が提示された紙が置かれている。
書かれている金額は正規店が掲げていた金額の数十倍だ。到底Aが払える金額などではなかった。
「でも、あなた払うしかないわ?それとスライムは自分で取り出せないわよ
もし出そうとしたら、その子達は暴れて君の内臓をめちゃくちゃにする。
だから変なことなんて考えないでね」
店主はAの泣きそうな訴えを気にもせずに、ただ冷淡に告げた。
店主は指でテーブルをタンタンと叩くと、その音に反応してかAのお腹の中のスライム達がもぞもぞと動く。
これ以上口答えしたら、スライムを暴れさせるぞ、という店主からの脅しに思えた。
Aには何も出来ることはなかった。
「・・・・・・ごめんなさい、払えません」
こんな施術は違法に決まっていた。金額も違うし、眠らされてされたのだ。
もっと言い返したかったが、お腹にスライムを入れられてて、そのスライムが店主の命令通りに動くのならばAは店主に反抗などできなかった。
「そっか~そうだよね。じゃあさAちゃん、その分このお店で働いてくれないかしら」
店主はパンと手を叩き嬉しそうにいった。
Aは背筋が凍る思いをしながらも、店主の提案にはいと答えるしかなかった。
次の日、店主はAにやったのと同じ方法でお店に訪れた子を眠らせていた。
「はい、じゃあCを地下まで運んでくれる」
店主はAに睡眠薬入りのお茶を飲んで眠っているCを地下に運ぶように指示をした。
CはAと同じくらいの年齢で、Aよりも華奢な子だった。
AはなんとかCを背負って、地下へと連れて行く。
「はい、よくできました。じゃあ次は、その子の下の衣服を脱がして、椅子に拘束して。
昨日、あなたがやられたみたいに」
Aはその言葉を聞いて固まってしまった。
この人は自分に、昨日自分がやられたことと同じ事をやらせようとしている。
そう思うと手が止まってしまった。
店主は手が止まっているAをみると指で壁をトントンと叩き、お腹のスライムを動かしてくる。
早くしろとせかしているのだ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
Aはなんの意味もない贖罪の言葉を言いながらCの下半身の衣服を脱がせ、椅子に拘束をした。
「ほんと、あなたもこの子も、若い子は綺麗にしていて、見てて楽しいわね。
老人どもの下半身なんて汚くて見れたものじゃない」
店主はそうつぶやいていたがAは深く言葉の意味を考えるのはやめた。
そして命令されるがままに、Cに意識を取り戻させる魔法を掛けた。
目が覚めたCは昨日のAと同じように、驚き叫んでいた。
「じゃあスライムをいれるのは一緒にやっていきましょう。大丈夫すぐに出来るようになるわ」
Aは昨日自分がやられたことを、今度はCに店主に教えられながらやる羽目になった。
針のない大きな注射にスライムを入れて、Cのお尻に刺す。Cは驚いて悲鳴をあげる。
必死にもがくが拘束がガチャガチャと音を立てるだけだった。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
注射を押してスライムを体内へと注入していく。
昨日の感覚がよみがえってきてAのお尻までムズムズとし始めた。
Cは昨日のAのように泣き叫びながら必死にもがいていた。
AはCの表情や動きをみて、何度も辞めようとしてしまった。
しかしそのたびに店主が指でトントンとならし続けろと指示をしてくる。
最終的に今回は機械を使わないで最後までAの手でスライムを注入するはめになった。
「あら?初めてにしてはうまいじゃない。さすが優等生」
店主はCの目の方へのスライム注入を終えると、Aを褒めた。
スライムを注入されたCは気絶していた。
店主はCの穴達に栓を付けると、AにCを椅子から降ろして、手足を縄で縛るように指示をした。
Aが指示通り縄でしばっていると、上にあるお店の扉が開く音がして誰かがズカズカと階段を降りてくる音が聞こえた。
「おう、Bどんなかんじだ」
「今終わったところ。さっさと持ってちゃって」
階段から降りてきたのは顔を隠した大柄な男であった。
店主の事をBと呼び、会話的に知り合いのようだった。
男はAが拘束したCを肩に担ぐとAをみておつかれさんといいながら
「またくる、次も用意しておけよ」
とだけ言って去って行った。
状況が理解できずAがぽかんとしていると、
「あいつは奴隷商人よ。あの子は奴隷として売られるの。
トイレの処理が必要ないって、今金持ちの間で人気なのよ」
とだけいった。そうしてAに近づいてきて肩を組むと、
「あなたも犯罪に加担したの。誰かに言ったらあなたも一緒に逮捕される。
だから仲良くしましょうね」
と耳元でつぶやいて、階段をのぼってしまった。
Aはその場で崩れ落ち、ただ呆然とすることしかできなかった。
最初に店主と話した場所で再びAと店主は会話をしていた。
ただ違うのは関係が客と店員から奴隷と主人に代わったくらいだろうか。
テーブルの上には今回のスライムをいれる作業の代金が提示された紙が置かれている。
書かれている金額は正規店が掲げていた金額の数十倍だ。到底Aが払える金額などではなかった。
「でも、あなた払うしかないわ?それとスライムは自分で取り出せないわよ
もし出そうとしたら、その子達は暴れて君の内臓をめちゃくちゃにする。
だから変なことなんて考えないでね」
店主はAの泣きそうな訴えを気にもせずに、ただ冷淡に告げた。
店主は指でテーブルをタンタンと叩くと、その音に反応してかAのお腹の中のスライム達がもぞもぞと動く。
これ以上口答えしたら、スライムを暴れさせるぞ、という店主からの脅しに思えた。
Aには何も出来ることはなかった。
「・・・・・・ごめんなさい、払えません」
こんな施術は違法に決まっていた。金額も違うし、眠らされてされたのだ。
もっと言い返したかったが、お腹にスライムを入れられてて、そのスライムが店主の命令通りに動くのならばAは店主に反抗などできなかった。
「そっか~そうだよね。じゃあさAちゃん、その分このお店で働いてくれないかしら」
店主はパンと手を叩き嬉しそうにいった。
Aは背筋が凍る思いをしながらも、店主の提案にはいと答えるしかなかった。
次の日、店主はAにやったのと同じ方法でお店に訪れた子を眠らせていた。
「はい、じゃあCを地下まで運んでくれる」
店主はAに睡眠薬入りのお茶を飲んで眠っているCを地下に運ぶように指示をした。
CはAと同じくらいの年齢で、Aよりも華奢な子だった。
AはなんとかCを背負って、地下へと連れて行く。
「はい、よくできました。じゃあ次は、その子の下の衣服を脱がして、椅子に拘束して。
昨日、あなたがやられたみたいに」
Aはその言葉を聞いて固まってしまった。
この人は自分に、昨日自分がやられたことと同じ事をやらせようとしている。
そう思うと手が止まってしまった。
店主は手が止まっているAをみると指で壁をトントンと叩き、お腹のスライムを動かしてくる。
早くしろとせかしているのだ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
Aはなんの意味もない贖罪の言葉を言いながらCの下半身の衣服を脱がせ、椅子に拘束をした。
「ほんと、あなたもこの子も、若い子は綺麗にしていて、見てて楽しいわね。
老人どもの下半身なんて汚くて見れたものじゃない」
店主はそうつぶやいていたがAは深く言葉の意味を考えるのはやめた。
そして命令されるがままに、Cに意識を取り戻させる魔法を掛けた。
目が覚めたCは昨日のAと同じように、驚き叫んでいた。
「じゃあスライムをいれるのは一緒にやっていきましょう。大丈夫すぐに出来るようになるわ」
Aは昨日自分がやられたことを、今度はCに店主に教えられながらやる羽目になった。
針のない大きな注射にスライムを入れて、Cのお尻に刺す。Cは驚いて悲鳴をあげる。
必死にもがくが拘束がガチャガチャと音を立てるだけだった。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
注射を押してスライムを体内へと注入していく。
昨日の感覚がよみがえってきてAのお尻までムズムズとし始めた。
Cは昨日のAのように泣き叫びながら必死にもがいていた。
AはCの表情や動きをみて、何度も辞めようとしてしまった。
しかしそのたびに店主が指でトントンとならし続けろと指示をしてくる。
最終的に今回は機械を使わないで最後までAの手でスライムを注入するはめになった。
「あら?初めてにしてはうまいじゃない。さすが優等生」
店主はCの目の方へのスライム注入を終えると、Aを褒めた。
スライムを注入されたCは気絶していた。
店主はCの穴達に栓を付けると、AにCを椅子から降ろして、手足を縄で縛るように指示をした。
Aが指示通り縄でしばっていると、上にあるお店の扉が開く音がして誰かがズカズカと階段を降りてくる音が聞こえた。
「おう、Bどんなかんじだ」
「今終わったところ。さっさと持ってちゃって」
階段から降りてきたのは顔を隠した大柄な男であった。
店主の事をBと呼び、会話的に知り合いのようだった。
男はAが拘束したCを肩に担ぐとAをみておつかれさんといいながら
「またくる、次も用意しておけよ」
とだけ言って去って行った。
状況が理解できずAがぽかんとしていると、
「あいつは奴隷商人よ。あの子は奴隷として売られるの。
トイレの処理が必要ないって、今金持ちの間で人気なのよ」
とだけいった。そうしてAに近づいてきて肩を組むと、
「あなたも犯罪に加担したの。誰かに言ったらあなたも一緒に逮捕される。
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