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1章 A(初心者冒険者)の場合
4話
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Aが目を覚ますと、そこま石の壁に囲まれた部屋だった。
地下室だろうか?目の前には階段が見える。
そして日の光は一切なくただランプが照らしているだけだった。
「お茶を飲んで、それから・・・」
Aは動こうとしたが、それができなかった。
体が拘束されているのだった。椅子に足を開いた状態で。
まったく身動きができなかった。
それに、下半身は裸であった。
「なに、これ」
必死に抜け出そうともがいても拘束はビクともしない。
「それなら」
Aは拘束を魔法を使って壊そうとした。
呪文を唱え、魔法を使おうとした。
しかし瞬間全身に電流が走った。
「あああああ」
電流の痛みとしびれにより魔法がキャンセルされてしまった。
「ムダムダ。魔法大学卒業しているエリートさんでも拘束は解けないよ」
電撃の余波がまだ抜けきらないAに向けて語りかける声が聞こえた。
聞き覚えのある声だった。Aをお店に引き込んでお茶を出してくれた店主の声だ。
階段からコツンコツンと降りる音が聞こえてきたと思うと、店主が降りてきていた。
「おはよう、よく眠れた」
「な、なんなんですか、これは」
店主の質問には答えずAは叫ぶ。この人が拘束をしたのは明らかだった。
なぜこんなことをされなければならないのかわからず、Aは少し怒っていた。
「もう、会話くらいしてくれてもいいじゃないか。まあいっや。じゃあさっそくはじめるよ」
店主のほうもAの質問に答えるつもりはないらしい。
Aの後ろのほうに行くと、そこから何やら機械と針のついていない大きな注射器を持ってきた。
「見てこれ、いまからあなたのお腹の中にはいるスライムちゃんよ」
そういって店主がみせてきた大きな注射の中では水色の液体がもぞもぞと動いていた。
スライムだ。スライムが注射の中でもぞもぞと動いているのだ。
「や、やだ。まって!」
Aは店主がなにをしようとしているのか理解した。
必死に抵抗しようと体を動かすが拘束のせいでまったく意味もない。
「は~い、入るよ~。最初は冷たいかも。あと力も入れないほうがいいよ。あなたがその分苦しむだけだから」
店主がもつ注射がAのお尻に向かっていった。
注射の先端がお尻に刺さると、間髪入れずに冷たくてもぞもぞと動くスライムがお尻の中へと入っていく。
Aは、言葉にならない悲鳴をあげた。
それでも店主は注射でスライムを注入するのはやめず、どんどんとスライムがお尻の中を駆け上っていくのがわかる。
店主はスライムがうまくAの中に入っていっていっているのを確認すると、注射を機械に固定する。
機械は店主がやっていた動作をそのまま再現しAのお尻にスライムを注入し続けるのであった。
「・・・・・・・・」
Aはお尻を這い上がってくるスライムの感覚に抗っていた。
そして反射的に魔法を使おうとしてしまい、再び電流が体を流れる。
電流はAだけでなくスライムも刺激してしまったようで以前よりも勢が激しくなった。
「だから抵抗する分だけ苦しむだけなんだってば」
店主はAの後ろで何か作業をしながらそう言った。
すると今度は針のない普通サイズの注射をもってAの前に現れる。
当然、その注射にもスライムが入っていた。
「面倒くさいから前の方もいくわよ」
Aはただ叫ぶことしかできなかった。
どれくらいの時間がたっただろうか。
注射に入っていたスライム達はきれいさっぱりなくなっている。
そのかわりにAのお腹はボコボコと内側から動いていた。
店主は叫び疲れボーとしているAを気にもとめずに、Aの穴達にスライムの逆流を防ぐ栓を付けた。
「ツ・・・」
「数日は安静にね。なじむまでに時間がかかるから」
店主はAの拘束を外した。Aはすでに動く体力などなく地面へと倒れそこでうずくまる。
「上にシャワーがあるから使っていいわよ。それとしばらくこのお店から離れないこと。いいわね」
店主の言葉にAが答えないでいると
「スライム、暴れて」
店主がそう言うと、Aの中にはいったスライム達が急にお腹の中で暴れ始めた。
「ぐううううう」
「私の言うことを聞かなかったからもっとひどいことになるわよ」
「わ、わかりました。だからやめて」
苦しむAをみながら店主は冷たい声でいった。Aはその声とお腹の痛みに恐怖し、なんとか返事をした。
Aはだるい体をなんとか起こして、ムズムズする穴達を気にしながら壁に寄りかかり階段を上っていった。
自分はこれからどうなってしまうのだろうという不安を胸にだきながら。
地下室だろうか?目の前には階段が見える。
そして日の光は一切なくただランプが照らしているだけだった。
「お茶を飲んで、それから・・・」
Aは動こうとしたが、それができなかった。
体が拘束されているのだった。椅子に足を開いた状態で。
まったく身動きができなかった。
それに、下半身は裸であった。
「なに、これ」
必死に抜け出そうともがいても拘束はビクともしない。
「それなら」
Aは拘束を魔法を使って壊そうとした。
呪文を唱え、魔法を使おうとした。
しかし瞬間全身に電流が走った。
「あああああ」
電流の痛みとしびれにより魔法がキャンセルされてしまった。
「ムダムダ。魔法大学卒業しているエリートさんでも拘束は解けないよ」
電撃の余波がまだ抜けきらないAに向けて語りかける声が聞こえた。
聞き覚えのある声だった。Aをお店に引き込んでお茶を出してくれた店主の声だ。
階段からコツンコツンと降りる音が聞こえてきたと思うと、店主が降りてきていた。
「おはよう、よく眠れた」
「な、なんなんですか、これは」
店主の質問には答えずAは叫ぶ。この人が拘束をしたのは明らかだった。
なぜこんなことをされなければならないのかわからず、Aは少し怒っていた。
「もう、会話くらいしてくれてもいいじゃないか。まあいっや。じゃあさっそくはじめるよ」
店主のほうもAの質問に答えるつもりはないらしい。
Aの後ろのほうに行くと、そこから何やら機械と針のついていない大きな注射器を持ってきた。
「見てこれ、いまからあなたのお腹の中にはいるスライムちゃんよ」
そういって店主がみせてきた大きな注射の中では水色の液体がもぞもぞと動いていた。
スライムだ。スライムが注射の中でもぞもぞと動いているのだ。
「や、やだ。まって!」
Aは店主がなにをしようとしているのか理解した。
必死に抵抗しようと体を動かすが拘束のせいでまったく意味もない。
「は~い、入るよ~。最初は冷たいかも。あと力も入れないほうがいいよ。あなたがその分苦しむだけだから」
店主がもつ注射がAのお尻に向かっていった。
注射の先端がお尻に刺さると、間髪入れずに冷たくてもぞもぞと動くスライムがお尻の中へと入っていく。
Aは、言葉にならない悲鳴をあげた。
それでも店主は注射でスライムを注入するのはやめず、どんどんとスライムがお尻の中を駆け上っていくのがわかる。
店主はスライムがうまくAの中に入っていっていっているのを確認すると、注射を機械に固定する。
機械は店主がやっていた動作をそのまま再現しAのお尻にスライムを注入し続けるのであった。
「・・・・・・・・」
Aはお尻を這い上がってくるスライムの感覚に抗っていた。
そして反射的に魔法を使おうとしてしまい、再び電流が体を流れる。
電流はAだけでなくスライムも刺激してしまったようで以前よりも勢が激しくなった。
「だから抵抗する分だけ苦しむだけなんだってば」
店主はAの後ろで何か作業をしながらそう言った。
すると今度は針のない普通サイズの注射をもってAの前に現れる。
当然、その注射にもスライムが入っていた。
「面倒くさいから前の方もいくわよ」
Aはただ叫ぶことしかできなかった。
どれくらいの時間がたっただろうか。
注射に入っていたスライム達はきれいさっぱりなくなっている。
そのかわりにAのお腹はボコボコと内側から動いていた。
店主は叫び疲れボーとしているAを気にもとめずに、Aの穴達にスライムの逆流を防ぐ栓を付けた。
「ツ・・・」
「数日は安静にね。なじむまでに時間がかかるから」
店主はAの拘束を外した。Aはすでに動く体力などなく地面へと倒れそこでうずくまる。
「上にシャワーがあるから使っていいわよ。それとしばらくこのお店から離れないこと。いいわね」
店主の言葉にAが答えないでいると
「スライム、暴れて」
店主がそう言うと、Aの中にはいったスライム達が急にお腹の中で暴れ始めた。
「ぐううううう」
「私の言うことを聞かなかったからもっとひどいことになるわよ」
「わ、わかりました。だからやめて」
苦しむAをみながら店主は冷たい声でいった。Aはその声とお腹の痛みに恐怖し、なんとか返事をした。
Aはだるい体をなんとか起こして、ムズムズする穴達を気にしながら壁に寄りかかり階段を上っていった。
自分はこれからどうなってしまうのだろうという不安を胸にだきながら。
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