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第2章 学園下克上編
38. さまぁな交渉現場
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いよいよ、この日がやって来た。
今日はエバーライフ商会と黒竜族との商談の日である。商会長である父は当然、そのきっかけとなった俺も同席している。学園は休日である為休みなのだが、例え授業があったとしても休んで公務を優先するだろう。
父上も気が気でなかった。なんたって、国王も露見する人種族と魔族の商談なのだ。目元にはくまが出来ているが、この日の為に隊長は万全にしてきたはずだ。かくいう俺も久方ぶりに緊張している。
「大丈夫です父上、きっとうまくいきますよ」
「そうだな、そう信じよう」
因みに場所は、国の境壁近くにある石造りの駐屯所で行うことになった。
だって国家機密事項だし、魔族を入れることは住民への不安にも繋がる。中は狭いどころか、ウチの談話室並みにどのような魔族を招き入れても問題ないくらいの広さであった。
「チッ…折角の休日に仕事なんか入れやがって」
国王の近くに立っている親衛隊に、イバールの姿があった。…って、なんでお前がここにいるんだよ。
「陛下が仕方なく露見したいと言っているからな。そんな陛下に汚いウジ虫がつかないよう守ってやるだけだ」
「…ところで、今回の商談の相手である魔族は知ってる?」
「ふん、知らないね。どうせろくでもない魔族なのだろう」
イバール家は魔族根絶派だ。当の本人は不満ダラダラに愚痴を言うが、国王に関連する仕事で少しでも勇者らしく活動する魂胆なのだろう。しかも魔族の相手も知らないって……ここで言った方が良いか?いや、機密だからベラベラ喋らない方がいいな。
「女帝様も…流石にそれはないか」
「…。」
クレアは無言を貫く。知らされているはずだ、恐らく知らないはずがない。
なんせ魔族の上位ともいわれる存在だ。それにこれをきっかけに、魔族との交渉を学ぶ良い機会だとライネル国王からの命令なんだろう。
一先ず、一行は駐屯所で相手の黒竜族を待つ。さて、そろそろ来る時間だと思うけど…。
「の、ノーマン殿!オルタ殿!…来客の姿が、お見えになりました!」
見張りをしていた兵士が、談話室に駆け込みもうすぐ到着するのを報告する。その顔はどことなく怯えていた。それもそうだ、魔族が来るんだから。普通なら戦いが始まってもおかしくない緊張感だ。
あれ?でも黒竜族って馬とか持ってない、というよりほとんどの動物を食するから…そのまま飛んでこちらに来るのか?だとしたらあと数秒でく―――
ズゥゥゥゥン――――!
まるで地鳴りがなったかのような衝撃に、駐屯所全体が揺れる。これはひょっとして、本体で着地したんだな…。
「いや~、遅れて済まないねオルタ君、ノーマン殿」
扉が開かれると、そこに現れたのは黒竜族の長であるアーツさん。そして連れとして、娘のフレイも一緒に来ていた。というより二人は以前とは違う。黒竜族の証である"角"と"翼"が見当たらない。こちらの気を遣って見えなくしているのか?まぁ雰囲気的に魔族であることに変わりないが…。
「アーツ殿、お待ちしておりました」
「お勤めご苦労様です。本日の商談は国王を含め、他の方もいらっしゃいますがお気になさらないでください」
「ハハハ!別にあなた方との商談がうまくいけば、ここの人間達には傷一つもつけない事を約束しよう」
うまくいけば、ここの人間達には傷一つもつけない…その言葉通りになればいいが。次に、国王の紹介に入ろう。
「アーツ殿、こちらがブルーローズ帝国の現国王様です」
ライネル国王を紹介する。まさか魔族と仮としてだが手を取り合う日が来るとは思ってもみなかったのだろうか、国王も驚いていた。
「お初にお目にかかるアーツ殿。私がブルーローズ帝国現国王のライネル・フォン・ブルーローズと申す。以後、お見知りおきを」
「ほう、貴殿が人種族の長か。傲慢かと思えば、寧ろ逆の部類か。かと言って後ろめたさもない。友好な人種族で安心した」
「…かたじけない。その言葉は、素直に受け取っておくとしよう」
緊張はしているが、最善の一手として刺激しない言葉を返すライネル国王。取り敢えず第一印象は良好のようだった。ただ、近くで彼を守ろうとしているムーダーから見れば、今すぐにでも斬りかかろうという気が凄いものだが。
「では、手短に済ませるとしよう。今回の商談はそちらで栽培している茶葉の追加受注を、支払いはこちらの宝石で我が里へお願いしたい」
「なッ…!」
ここで周りの兵士とクレアは驚きの声をあげる。
その証拠に…こちらが出す数トンの茶葉と引き換えに、アーツさん達は箱に積まれた珍しい金貨と宝石を見せてきた。これ程の物を出せるのは最早上位の魔族であると悟った故だった。「これ程の宝石を」とライネル国王も驚いている。
「毎度ありがとうございます。換金はこちらで済ませておきますので、そのままお持ち帰りください」
「うむ、今後ともよろしく頼む」
ふぅ…これにて商談が無事終了。と思ったその矢先だった。
「ーーーーーちょっと待ってくれ!」
「…なんだ貴様は?」
ここでムーダーが名乗り出たのだ。一体何をする気だ…!?
「アンタら茶葉が欲しいんだろ?だったら、うちの方でも買い取ってくれよ!こんな商会の茶葉よりも良い物を取り揃えてある!!」
ムーダーの奴、あろうことか自分の商会の商品を黒竜族に売ろうとしているのだ。さっき見た宝石をイバール家に収める気か…!
「いきなりだな何処ぞの者ぞ、何処の商会だ?」
「イバール商会だ!そして俺様はこの国の勇者だ!!」
「イバール商会?それに勇者だと?…あぁだったら要らないな」
「なッ、何故だ!?」
「あそこの茶葉は不味い」
衝撃の発言にムーダーは固まった。実は黒龍族と友好を結ぶ際に、こっちが栽培している茶葉を取り寄せている。
その中でイバール商会の茶葉が1番嫌いだったらしい。それは無理もない。だって、あそこの茶葉はどちらかと言うならば珈琲に近いもんだろう。あまりの苦さに黒竜族も不評だった。
「何つったてめえ?勇者が下手に出てりゃたかが魔族の分際で商品断るとはいい度胸してるじゃねーか?」
「おいバカ…!」
あーぁこいつ言っちまったよ。ここで引き下がれば命くらいは助かったかもしれないのに。この失礼すぎる仕打ちにアーツさんもキレそうになってた。
「ほう、貴様は我に逆らうという訳か…この黒竜族である我らに…?」
「ハァ!?!?」
アーツさんの衝撃発言にまたもや固まるムーダー。その証拠に、アーツさんの身体から黒竜族の証であるツノと翼が生えていた。今度こそ自分より遥かに強い上位の魔族であった事を今理解したムーダーは後退りする。
「な、な、なんだよ!黒竜族って言ったら凶暴な魔族じゃねーか!こんなの聞いてねぇぞ!?」
欲が眩んだ咄嗟の発言が、凶暴と言われる魔族を怒らせてしまったのは完全にムーダーの責任だ。このままでは殺される!周りも慌てた。しかし…
「本来なら八つ裂きにするところだが…ここはオルタ君に免じて大人しく退散させてもらうが、貴様の顔は覚えたからな。魔族に敵対する勇者であるならば、各魔族へ通達せねば」
「!?」
「それに貴様が勇者だと?寝言は寝て言え。貴様よりもオルタが圧倒的に強者だと、我は思うがな」
その言葉を最後に、黒竜族一行は去って行ったのであった…。
今日はエバーライフ商会と黒竜族との商談の日である。商会長である父は当然、そのきっかけとなった俺も同席している。学園は休日である為休みなのだが、例え授業があったとしても休んで公務を優先するだろう。
父上も気が気でなかった。なんたって、国王も露見する人種族と魔族の商談なのだ。目元にはくまが出来ているが、この日の為に隊長は万全にしてきたはずだ。かくいう俺も久方ぶりに緊張している。
「大丈夫です父上、きっとうまくいきますよ」
「そうだな、そう信じよう」
因みに場所は、国の境壁近くにある石造りの駐屯所で行うことになった。
だって国家機密事項だし、魔族を入れることは住民への不安にも繋がる。中は狭いどころか、ウチの談話室並みにどのような魔族を招き入れても問題ないくらいの広さであった。
「チッ…折角の休日に仕事なんか入れやがって」
国王の近くに立っている親衛隊に、イバールの姿があった。…って、なんでお前がここにいるんだよ。
「陛下が仕方なく露見したいと言っているからな。そんな陛下に汚いウジ虫がつかないよう守ってやるだけだ」
「…ところで、今回の商談の相手である魔族は知ってる?」
「ふん、知らないね。どうせろくでもない魔族なのだろう」
イバール家は魔族根絶派だ。当の本人は不満ダラダラに愚痴を言うが、国王に関連する仕事で少しでも勇者らしく活動する魂胆なのだろう。しかも魔族の相手も知らないって……ここで言った方が良いか?いや、機密だからベラベラ喋らない方がいいな。
「女帝様も…流石にそれはないか」
「…。」
クレアは無言を貫く。知らされているはずだ、恐らく知らないはずがない。
なんせ魔族の上位ともいわれる存在だ。それにこれをきっかけに、魔族との交渉を学ぶ良い機会だとライネル国王からの命令なんだろう。
一先ず、一行は駐屯所で相手の黒竜族を待つ。さて、そろそろ来る時間だと思うけど…。
「の、ノーマン殿!オルタ殿!…来客の姿が、お見えになりました!」
見張りをしていた兵士が、談話室に駆け込みもうすぐ到着するのを報告する。その顔はどことなく怯えていた。それもそうだ、魔族が来るんだから。普通なら戦いが始まってもおかしくない緊張感だ。
あれ?でも黒竜族って馬とか持ってない、というよりほとんどの動物を食するから…そのまま飛んでこちらに来るのか?だとしたらあと数秒でく―――
ズゥゥゥゥン――――!
まるで地鳴りがなったかのような衝撃に、駐屯所全体が揺れる。これはひょっとして、本体で着地したんだな…。
「いや~、遅れて済まないねオルタ君、ノーマン殿」
扉が開かれると、そこに現れたのは黒竜族の長であるアーツさん。そして連れとして、娘のフレイも一緒に来ていた。というより二人は以前とは違う。黒竜族の証である"角"と"翼"が見当たらない。こちらの気を遣って見えなくしているのか?まぁ雰囲気的に魔族であることに変わりないが…。
「アーツ殿、お待ちしておりました」
「お勤めご苦労様です。本日の商談は国王を含め、他の方もいらっしゃいますがお気になさらないでください」
「ハハハ!別にあなた方との商談がうまくいけば、ここの人間達には傷一つもつけない事を約束しよう」
うまくいけば、ここの人間達には傷一つもつけない…その言葉通りになればいいが。次に、国王の紹介に入ろう。
「アーツ殿、こちらがブルーローズ帝国の現国王様です」
ライネル国王を紹介する。まさか魔族と仮としてだが手を取り合う日が来るとは思ってもみなかったのだろうか、国王も驚いていた。
「お初にお目にかかるアーツ殿。私がブルーローズ帝国現国王のライネル・フォン・ブルーローズと申す。以後、お見知りおきを」
「ほう、貴殿が人種族の長か。傲慢かと思えば、寧ろ逆の部類か。かと言って後ろめたさもない。友好な人種族で安心した」
「…かたじけない。その言葉は、素直に受け取っておくとしよう」
緊張はしているが、最善の一手として刺激しない言葉を返すライネル国王。取り敢えず第一印象は良好のようだった。ただ、近くで彼を守ろうとしているムーダーから見れば、今すぐにでも斬りかかろうという気が凄いものだが。
「では、手短に済ませるとしよう。今回の商談はそちらで栽培している茶葉の追加受注を、支払いはこちらの宝石で我が里へお願いしたい」
「なッ…!」
ここで周りの兵士とクレアは驚きの声をあげる。
その証拠に…こちらが出す数トンの茶葉と引き換えに、アーツさん達は箱に積まれた珍しい金貨と宝石を見せてきた。これ程の物を出せるのは最早上位の魔族であると悟った故だった。「これ程の宝石を」とライネル国王も驚いている。
「毎度ありがとうございます。換金はこちらで済ませておきますので、そのままお持ち帰りください」
「うむ、今後ともよろしく頼む」
ふぅ…これにて商談が無事終了。と思ったその矢先だった。
「ーーーーーちょっと待ってくれ!」
「…なんだ貴様は?」
ここでムーダーが名乗り出たのだ。一体何をする気だ…!?
「アンタら茶葉が欲しいんだろ?だったら、うちの方でも買い取ってくれよ!こんな商会の茶葉よりも良い物を取り揃えてある!!」
ムーダーの奴、あろうことか自分の商会の商品を黒竜族に売ろうとしているのだ。さっき見た宝石をイバール家に収める気か…!
「いきなりだな何処ぞの者ぞ、何処の商会だ?」
「イバール商会だ!そして俺様はこの国の勇者だ!!」
「イバール商会?それに勇者だと?…あぁだったら要らないな」
「なッ、何故だ!?」
「あそこの茶葉は不味い」
衝撃の発言にムーダーは固まった。実は黒龍族と友好を結ぶ際に、こっちが栽培している茶葉を取り寄せている。
その中でイバール商会の茶葉が1番嫌いだったらしい。それは無理もない。だって、あそこの茶葉はどちらかと言うならば珈琲に近いもんだろう。あまりの苦さに黒竜族も不評だった。
「何つったてめえ?勇者が下手に出てりゃたかが魔族の分際で商品断るとはいい度胸してるじゃねーか?」
「おいバカ…!」
あーぁこいつ言っちまったよ。ここで引き下がれば命くらいは助かったかもしれないのに。この失礼すぎる仕打ちにアーツさんもキレそうになってた。
「ほう、貴様は我に逆らうという訳か…この黒竜族である我らに…?」
「ハァ!?!?」
アーツさんの衝撃発言にまたもや固まるムーダー。その証拠に、アーツさんの身体から黒竜族の証であるツノと翼が生えていた。今度こそ自分より遥かに強い上位の魔族であった事を今理解したムーダーは後退りする。
「な、な、なんだよ!黒竜族って言ったら凶暴な魔族じゃねーか!こんなの聞いてねぇぞ!?」
欲が眩んだ咄嗟の発言が、凶暴と言われる魔族を怒らせてしまったのは完全にムーダーの責任だ。このままでは殺される!周りも慌てた。しかし…
「本来なら八つ裂きにするところだが…ここはオルタ君に免じて大人しく退散させてもらうが、貴様の顔は覚えたからな。魔族に敵対する勇者であるならば、各魔族へ通達せねば」
「!?」
「それに貴様が勇者だと?寝言は寝て言え。貴様よりもオルタが圧倒的に強者だと、我は思うがな」
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