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54 異変
しおりを挟む<リィ様、そろそろ我々も引き上げていいのではないですか?>
ダンジァの問いかけに、リィは「そうだな」と頷いた。
最後の騎兵数騎が引き上げてから、しばらく経った。
辺りは、もう暗くなっている。
全ての兵馬を撤退させてからもリィたちが留まっていたのは、那椅国側から追われる可能性を考慮してのことだ。
騏驥は大きいから遠くまで見渡せるし、音にも敏感だから何かあれば気付きやすい。
それに、単独で残っていてもそれなりに敵と渡り合えるし、切り上げて味方を追いかけるにしても、一頭だけのほうが追いつきやすい。
本気で駆ければ何よりも速い騏驥だから、普通の馬や人の歩みに足を合わせて護りながらではなく、彼らに追いつくために単騎で駆け戻ったほうが絶対に早いのだ。
「ではそろそろ戻ろうか。早くに退いた兵たちは、もう野営地についている頃かな」
国境を越え、安全な場所でゆっくりできているといいが。
リィも張り詰めていた気持ちをいくらか和らげながら思った。
とはいえ、最後尾はまだまだ休めるようなところまでは辿り着いていないだろう。駆け戻っているうちに追いつくかもしれない。そうなれば、また彼らを護りながらの旅路となる。
(ならばいっそ、追いつくまで思い切り彼を走らせてみてもいいかもしれないな)
ふと、リィは思った。
夜目が利く騏驥だから、暗くても全力で走れる。
リィの周囲だけ夜光石を使っていれば、方向を間違えることもないし問題はなさそうだ。
早く駆けた結果、撤退している最後尾に早く追いつけるならそれでいいし、なにより、彼も初めての遠征でストレスが溜まっているだろう。
ここまでの道中は周りに合わせて我慢してゆっくりと歩いていた上、今日はずっと那椅国側を牽制し通しだったのだ。
一度くらいは、騏驥として思い切り走らせてやった方がいいかもしれない。
(それに、わたしも彼の全力が見てみたいし――)
王都へ向け、ゆるゆると彼の向きを変えながら、リィが思ったときだった。
「!?」
それまで大人しく指示に従っていたはずのダンジァが、突然嘶き、大きく立ち上がったのだ。
「っ——ダンジァ!?」
咄嗟に強く手綱を引き、辛うじて落馬は免れたが、リィは狼狽の声を上げずにはいられなかった。
落ち着かなければと思うのに、頭が混乱する。
どうした。
何があった。
いったいどうして急に。
「ダンジァ! どうした!?」
なおも暴れる騏驥の背の上、リィは必死に声を上げ彼に呼びかける。
が、跨っている騏驥からの返答はなく、彼は数秒前までの落ち着きなど嘘だったかのように遮二無二暴れ、リィを振り落とさんとする荒々しさで跳ね続ける。
「っ——」
もう喋っている余裕などなかった。
リィは歯を食い縛ると、両脚と手綱だけで懸命にバランスを取って落馬を防ごうとする。
なにがあったのかわからないが、今のダンジァはルーラン以上の暴れ馬だ。いや——そうじゃない。
比べ物にならない。
まるで馴致されていないような、自分を失っているかのような、そんな——。
騏驥に気をつけろ。
そのとき、ルュオインの言葉が脳裏を過ぎる。
これか?
このことなのか?
でもどうして。
頭の中では疑問が渦巻いているが、今は考えていても始まらない。
それよりも、この騏驥をなんとか落ち着かせなければ。
リィは一瞬だけ迷ったものの、心を決めると、直後、魔術を込めて一際強く手綱を握りこみ、そのまま思い切り引っ張った。
以前、ルーランにも使った最大限「輪」に干渉する強い魔術だ。
これで抑えられない騏驥はいない。
本当はこんな真似はしたくなかった。
これは、騏驥から行動の自由と思考の自由を奪う魔術だ。
技術で宥め、抑え、折り合って御すのではなく、半ば無理矢理に彼ら/彼女らを抑えこみ、思い通りにするための術。
使うことが禁じられてるわけではないが、リィとしては使うことは気が進まないものだった。
特に、相手が若い騏驥ならなおさらだ。
けれど今はそうするより他になかった。
ダンジァの暴れようは、それほどまでに「おかしい」と思えるものだった。
だがそうして繰り返し魔術を込めても、ダンジァは暴れ続け、落ち着く気配すら見せない。
前脚を高く振り上げ、立ち上がろうとしては暴れ、それを抑えようとすれば尻っぱね、抵抗するように繰り返し大きく首を振る。
綺麗に整っていた鬣は、もうぐしゃぐしゃに乱れている。
馬銜を嫌い、藻掻く口元からは涎が泡のように吹き出している。
(どうして……)
ルーランのような反抗をなんとも思っていない騏驥は別として、今まではどんな騏驥であっても、こんなに暴れることはなかった。
それも道理だ。これほど暴れる騏驥は――乗り手の言うことを聞かないものは、騏驥になれずに育成段階で「処分」されていくのだから。
騏驥は獣だが人の理性と知性を持つ獣だ。
騏驥として生きているということは、ある意味、その理性や知性が正常の状態であることを示している。
なのに。
今の彼からは、それが全く感じられない。
いやそれよりも悪い。
魔術によって、そのあるべき理性や知性、そして行動の自由まで奪えているはずが、まったくそうなっていないのだ。
手綱をつけている騏驥に魔術が効かないことなど、あるはずがない。
ルーランだって、這うように歩くのが精一杯だった。それでもあの時は魔術が「効いて」いた。だから「動けること」に驚愕したのだ。
魔術が「効いていない」この状態は「異常」以外のなにものでもない。
「っ――」
リィは思い切り奥歯を噛み締めると、必死に両脚に力を込める。
騎座を安定させ、振り落とされないようにするには、こうしてなんとか両脚で彼の身体を締め付けるようにして、バランスをとり続けるしかない。
とはいえ、馬よりも遥かに大きな騏驥だ。
しかも、ダンジァはそんな騏驥の中でも一際大きい。
暴れ続ける彼を脚だけで御すには限界がある。
だが、鞭を使うためには片手を手綱から離さなければならず、そんな芸当は今のリィに出来ようはずもなかった。
やむを得ず、なんとか効いてくれと願いながら手綱を握り締め、魔術を注ぎ続けるしかない。
(ダンジァ……っ)
胸の中で彼の名を呼び、落ち着いてくれと必死で願う。
しかし――。
彼はそんなリィの願いを嗤うかのように一際大きく嘶くと、次の瞬間、突然、すぐ先すらも見えない闇の中へ向けて駆け出し始めた。
「ダ——」
いきなりの疾走に、リィは驚きの声を上げる。否、上げかけて、すんでのところで口を噤んだ。こんな状態で声を上げては舌を噛む。
ダンジァには見えているのだろうが、発光石を使っていないリィにとってみれば、月明かりだけが頼りの闇の中を滅茶苦茶に疾走する騏驥の背に乗っている状態だ。
何かにぶつかるのではないかという恐怖や、万が一ダンジァが躓けば、はずみでどこにどう投げ出されるかわからない恐怖に、全身が震えてしまう。
だがダンジァは、そんなリィを背にしたまま、足場の悪い中、どこへ向かっているのかもわからない滅茶苦茶な走りようのまま、駆けて駆けて駆け続ける。
いったいどこへ——どこまで行こうというのか。
もう「バランスを取って乗る」などという事はできず、リィは必死で彼の首にしがみつくようにして、とにかく止まるのを待つ。
そして、どのくらい経っただろうか。
気づけば、ダンジァの走りが緩やかになっていた。
だが、そっと辺りを伺えば、ここはなにもない場所だ。
灯りは月光りだけだから、しかとは知れないが、見える範囲では何もなく、誰もおらず、そして一度として来たことのない、見たこともない場所。
(ここはいったい……)
どうしてダンジァはこんなところへ?
荒れ地と呼ぶにふさわしいここは、いったいどこなのだろう?
訊きたいものの、肝心のダンジァはと言えば、走り続けたせいで、今にも倒れんばかりの足取りで息も整っておらず、とても応えられそうにない。
いや——ひょっとしたら彼自身もわかっていないのではないだろうか。
どうしてこんなところまで駆けてきたのか。
そう思えるような、不自然な、異常な状態だった。
リィはそろそろとダンジァの背に座りなおすと、細心の注意で手綱を握る指に力を込める。
今は落ち着いているけれど、またいつ何時暴れるかわからない。
なにがきっかけで「ああ」なったのか全くわからないのだ。
あんなに大人しく、鞍上の言うことを聞いて、素直で扱いやすかった彼が……。
リィはほとんど息も殺すようにして、気配を消すようにして、ただダンジァに揺られる。とはいえ手綱はきっちり握っているから、万が一再び異常が起きたときには対処できる——はずだ。
何もなければいいが……と思っていると、不意に、ダンジァがぴたりと歩を止めた。
「!」
リィは身構える。
だが——。
<…………ここは……?>
伝わってきたのは、不安そうな、怯えているような感情だった。
そして彼は狼狽えるようにキョロキョロすると、はっと息を呑み、
<リィさま……!?>
確かめるようにリィを呼ぶ。
その声は、迷い子が親を探しているかのようだ。
「——大丈夫だ。ここにいる」
リィはダンジァの様子に戸惑いながらもそう応えると、安心させようと彼の首を軽く叩く。
だが、リィ自身の困惑もますます大きくなるばかりだった。
騏驥が——それもあのダンジァが、騎士が騎乗していることも忘れるとは。
あり得ない。
けれど彼は、忘れていたのだ。リィを乗せていることさえ。それほど、混乱していた。
(いったい、どういう……)
やはり彼の意志でここへ来たわけではないということか。
彼が暴れたくて暴れた、というわけではないということか。
では、どうして?
考えかけて、リィはそれを振り払うように頭を振った。
気になることはいくつもある。だが、今はそれを考えるときじゃない。それは後回しだ。今はとにかく、少しでも早く皆の元へ戻らなくては。
「ダー……」
リィは、自身が跨る騏驥に向け、現在地の把握をするよう命じようとしかけ——その言葉を飲み込んだ。
手綱から、そして彼の全身から混乱と怯えが伝わってきたからだ。
素直で聡明だった騏驥。
なのに彼はどうしてか鞍上の意に反し、そしておそらくは彼自身わけもわからず、こんなところまで駆けてきてしまったのだ。
動揺していないはずがない。
「……ダンジァ」
リィは鞍下の様子を窺うように、そっと呼びかけた。
早く皆と合流したいのはやまやまだ。だが、だからといって今すぐ彼に何かを命じるのは酷だ。
「ダンジァ。発光石を灯す。少し明るくなるが驚くなよ」
そして持っていた魔術石を取り出すと、掌に載せたそれに向けて呪文を呟く。
ほどなく、石は、ぽう……と光を帯びる。放り上げると、辺りがじわりと明るくなった。
明るくなった、といっても数足先までが見える程度だ。それでも、さっきまでとはまるで安心感が違う。
ダンジァも大人しい。
リィはほっと息をつくと、彼の気持ちを落ち着かせ安心させるために、何度も呼びかけ、鬣や首を撫でてやった。
一旦、人の姿に戻らせた方がいいだろうか?
そんなことも考える。
けれど、これほど動揺していては戻れないかもしれない。
もし戻ろうと試みて戻れなかったなら、彼は更にショックを受けるだろう。そう考えると、迂闊なことは言えない。
(落ち着くのを待つしかないか……)
引き続き撫でてやりながら、リィがそんな風に思ったときだった。
「——!」
それまで動かなかったダンジァの耳が、不意に、忙しなく動き始めた。
周囲に注意を払い、警戒し始めている仕草だ。音で辺りの様子を窺っている仕草。
「……ダンジァ?」
手綱から伝わってくる気配も変わる。
リィにはまだなにもわからない。けれど、彼は何かを気にしている。
「ダンジァ、どうした」
気がかりで呼びかけてみるが、どうしてか応えはない。
何か異変が生じているなら、当然鞍上に知らせるべきなのに。
もしかして、また彼に何か……?
鞍上で、リィが身構えたときだった。
「へえ、本当に来た」
どこからか、声が聞こえた。
まだ若い、少年のような声だ。
リィは驚いて辺りを見回すが、暗いせいでどこから聞こえてきたのかわからない。そもそも、周囲の地形もしかと知れないのだ。
リィは緊張が高まるのを感じつつも、ダンジァを動かそうと試みた。
相手の正体がわからない以上、味方だと判明していない以上、ここから早く離れるべきだと思ったのだ。
闇雲に逃げることが最善の手段だとは思えないものの、騏驥が万全でない状態で得体の知れない相手と対峙するのは得策ではないだろう。
だが。
一度、二度、とやや強めに脚を入れてもダンジァは動かない。
見知らぬ「誰か」は、その声がリィにも聞こえるほど近くにいる。
なのに、彼はほとんど無反応なのだ。
絶対に、おかしい。
でもどうすれば?
やはり下馬すべきかと、リィが思ったとき。
「!」
不意に辺りがぱあっと明るくなったかと思うと、前方、いくらか高くなった丘のあたりに、二頭の馬が見えた。
馬上からこちらを見下ろしてくる二人は……男だろうか、女だろうか?
騎乗姿勢は遠目からでも分かるほどきちんとした——しっかりとした訓練を受けたものだとすぐに知れるものだが、その貌はといえば、二人とも仮面をつけていて、よくわからない。
背格好は差があるようだ。一人は小柄だが、もう一人はそうじゃない。
(……誰だ……?)
何者なのか。
さっきの声の主は彼らのどちらかなのだろうか。
気づけば周囲からも、馬に乗った男たちが近づいてくる。
後方、右、左……。合わせて十騎ほどだろうか。
彼らは顔を晒している。年格好はバラバラで、リィよりも若そうな者もいれば、厳つい大男もいる。
共通しているのは、みなこちらに対して敵意を持っているということだ。
那椅国のものたちとも思えないが、ただの野盗——とも思えない。
(どうする……)
リィは全身が恐怖と緊張に包まれるのを感じながら思った。
騏驥が本来の力を発揮できる状態なら、応戦は可能だ。たとえ、実戦は初めてのダンジァであっても。
だが、今の彼は騏驥としての役目を果たせないだろう。
かと言って、こうなっては彼から降りることもできなくなった。
なんとか動いてくれれば、なんとか意思が通じてくれれば、とリィは祈りにも似た気持ちでダンジァの腹に再び脚を入れるが、やはり彼は動かないままだ。
何かに気をとられているかのように——魂を抜かれたかのように、ぼんやりとして動こうとしない。
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