その主婦、小説家志望につき。 〜物書きエッセイ喜怒哀楽〜

羽瀬川璃紗

文字の大きさ
上 下
30 / 46

2024/11/15 読み手として・②

しおりを挟む
今週の執筆活動

鳴瀬~(1/4話)、書き溜め分。

→日曜~火曜にかけ、家族旅行。かねてより行きたかった場所へ行けた。今回は短期旅行(1日目はホテル、2日目は夜行バス)のため、愛用PCは留守番。
夜行バスが思ったより早く到着して休めず、帰宅直後に夫と共にバタンキュー。元気に騒ぐ娘を傍らに寝た。
起きたら義祖母から『明後日分の飲み薬が無い』と言われ、急遽かかりつけ医に電話と受診。旅準備に夢中で、残薬確認怠ってた…。夫が居なかったら、多分発狂してた。



読み手として心に残る作品・中学生編

 児童書から一般書へと切り替えたのが、中学生の頃。オトナ描写からグロ表現、バッドエンドに意味不明結末まで、大人向けは色んな作品が有ると学んだ。

 主に調達してたのは、学校の図書室と市立の図書館。ベストセラー本に興味が出ても即時入荷がないため、目の前にある興味の湧いた本を手に取る習慣が身に付いた。
 今でも、ベストセラーは薦められてもすぐ読まない。元々、あまのじゃくというのもあるが。



『もうひとつの空(あまんきみこ著)』

→小5から中2くらいまで、よく読んだ児童書。ファンタジーの様なミステリーの様な、ちょっと不思議な物語。絵本のイメージの強い作家さんだが、長編も書けるんだと驚いた。


『遠雷(立松和平著)』

→図書室の先生から『入荷したのに誰も読まない、ちょっと読んで感想教えて』と頼まれ、読んだもの。性描写が複数回あり、『難しくて途中までしか読めませんでしたー』と読破したのに挫折したことにして報告した。中学校の図書室にはそぐわないかも。
卒業後、妹が『遠雷っていう、姉貴以外誰も借りてない本あったよ』と要らぬ報告をくれた。


『家族八景(筒井康隆著)』

→その昔、『木曜の怪談』というショートドラマを2話ずつ放送する番組があり、その中でやっていた『七瀬ふたたび(水野真紀主演)』で知り、1作目?の原作?ということで読んだもの。大人向けの一般書籍でも、超能力を題材にしたものがあると知り感心した。


『放課後の音符(山田詠美著)』

→学校の図書室で借りた。『こういう本読むなんて、青春真っ只中とか学生みたい!』と思い、手に取った。読みやすく、舞台の時代は違えど心理描写が巧みで共感しやすい作品だった。『風葬の教室』、『蝶々の纏足』も読んだ。


『TUGUMI(吉本ばなな著)』

→こちらも学校にて。丁度その頃、私も入退院を繰り返していたので、自分に寄せて読んでいた。『アムリタ』、『白河夜船』も続けて読んだ。



 私の周りの女性達は皆、山田詠美作品と吉本ばなな作品を通っていた。人は誰しも、期間限定で通る作品があるのかもしれない。

 ちなみにうちの娘は、『○ンパンマン』→『○ないいないばあ』→『○リキュア』と順調に通っている。
 いつか娘に、私の作品を読んで貰う日も来るのか…?容赦ない批評をくれそうな気がする。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための10の技

MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。 私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。 すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。 そんな方に言いたいです。 アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。 あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。 アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。 書いたまま放ったらかしではいけません。 自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。

処理中です...