その主婦、小説家志望につき。 〜物書きエッセイ喜怒哀楽〜

羽瀬川璃紗

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2024/10/4 作家志望者の職業病

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今週の執筆活動

 鳴瀬~(1話と1/4話)、書き留め分。
→家庭内体調不良、娘が2周目の風邪へ(かくいう私も先月ひいた風邪の咳が残ってる…汗)。
夢日記小説を書いているので、変な夢を見ると『ネタになる!ラッキー!』となる。そして、夢を見たのによく覚えてないとガッカリする。
そしてホラーエッセイを書いているので、妙に象徴的な夢を見ると『霊的案件かも。検証(現実問題との照らし合わせ)が必要だからすぐにネタには出来ないな』となる。
そもそも、両夢の違いを私はどう区別してるのか。それが1番のミステリーかもしれない。



作家志望者の職業病

 またの名を『作家志望あるある』。他の皆様は共感出来るか不明だが、個人的に思う事をご紹介。


①ドラマ・映画鑑賞中にオチや起承転結を予想するので、一緒に見てる人から終わるまで喋るのを禁止される。

→◎。何なら7割くらい的中する…。

 作品を作り手目線で見てしまう。自分ならこう展開させる、などと考えつつ見てしまう。作品によるけど、先読みせずにのめり込めるのは年に1、2作品くらいか。
 的中すると嬉しいけど、『こういう結末になりそう、嫌だな』が的中すると鬱々してしまう。


②図書館や本屋に行くと、自分の本が並んだ様を妄想する。

→○。宣伝popの内容も事細かく妄想する。

 電子書籍が普及しても昭和生まれのせいか、『書籍化』=『紙媒体』のイメージが強い。
 主に妄想するのは、表紙デザイン・本のサイズと帯・売り場のpopの内容やレイアウト、著者紹介欄や奥付けまで。
 妄想は自由だし、ワンチャンで妄想が現実になったら嬉しいので、やめられない。


③日常のふとした出来事や世間話から、物語を作れないか考える。

→◎。実際作ったのが『鳴瀬~』。

 重症者だと見える物体全てを擬人化して、物語を作成するとか…。
 私の妄想には2種類あって、『こうだったら良いのにな』と『もしこれがこうだったらどうなるかな』がある。
 鳴瀬~は完全フィクションではあるが、私が日常生活を送る上で起こった喜怒哀楽や霊の絡まない不可解をヒントに、『これがこうならどうなるか』で考えた話も実は存在する。
 事実は小説より奇なり、面白い物語のヒントは現実世界に存在するのだ。


 あるコラムに『1番楽しかったのは、なりたくてなれなかった頃だ』とあった。
 大人になるのも、志望校に入るのも、結婚も子育ても、憧れが成就すると、毎日ただただ現実が続くのだ。その現実には、良いことも悪いことも含まれているのである。

 もし作家になったら、『思ってたのと違う』という風になるのだろうか。それとも『叶った、ラッキー!』となるのか。
 そう妄想を膨らませる、私なのである。

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