その主婦、小説家志望につき。 〜物書きエッセイ喜怒哀楽〜

羽瀬川璃紗

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2024/9/13 作家志望者の創作履歴

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今週の執筆活動

我ガ奇ナル(2話)、鳴瀬ゆず子(1/3話)書き溜め分。

→我ガ奇ナルは目標に達し、鳴瀬に取り掛かる。執筆にブランクがあると、毎回『これってどういうノリだったっけ』が発生する汗。来週は義父の通院送迎×1と義祖母の通院付き添い×1、夫の飲み会送迎×1、週末は娘の運動会を予定。何故に予定というものは重なるのか…。



作家志望者の創作履歴

 先週からの続き、大人になってから編。高校卒業後、会社員となり生活が変わったため、執筆から遠のいた。
 再開したのは、オカルト雑誌ム○で、ミステリー小説大賞をやっていたのがきっかけだった。

 慣れ親しんだ雑誌(母の趣味で小学生の頃から購読)で、比較的得意ジャンルの小説の募集とあり、私のやる気に火がついたのだ。
 夏のボーナスでPC(dynabook)を購入、Wordを使い小説を作成した。高校時代は紙に執筆してからPCで活字にしたが、紙に書かずにPCで始めた。
 だが1/3ほど完了した時点でデータが飛び、締切に間に合わなくなった。バックアップの重要さを知らなかったのだ。

 とりあえず作品の完成を目標にし、バックアップも取りつつ完結させた。だが残念な事に、翌年からム○での小説大賞は中止となってしまった。

 当時、芥川賞を同い年の女性が受賞。勝手に対抗心を燃やし、私は某出版社のコンクール(現在は無い)2箇所に出した。
 両方とも2次審査までは行ったが、受賞には至らなかった(その作品は来年以降にアルファポリスで出したいと考えてる)。


 いつかネタになるかもと思い、夢日記メモ(漆黒の夜~ネタ)を作成開始。燃え尽き症候群ではないが、長編のアイデアが浮かばず、構想を練るだけが数年…。
 その間に婚活・転職・オカルト修行(占いと開運法の勉強)・PCの故障と続き、次に執筆を再開したのは、実に7年くらい後だった。


 漠然と練っていた構想をまとめ上げ、原点である高校生の頃の様に紙に書き記す事にしたのが、12月に上げる予定の新作だった。
 ブランクがあっても文章の紡ぎ方は忘れないもので、半年足らずで書き終えた。その時思ったのは『今の自分ならちゃんと書き終えることが出来る』だった。
 何となく、そんな感覚が芽生えたのだ。


 次に書いたのが『クラウディヘヴン』だった。
 大病をし、病床でも暇つぶしに書いて、8ヶ月程で完結させた。高校時代にエタったので、途中だった宿題をやっと終わらせた感じがした。


 その後『不可説~』を書いてる途中で生活が変わり、一念発起してアルファポリスを開始し、紙ではなくネット上で『我ガ奇ナル』や『鳴瀬~』を書くようになった。


 作品を作るにあたって、生みの苦しみ~と言う人が多いけど、私の場合は生まないと苦しい(脳内のネタを出さないとモヤモヤ)感じである。
 原動力は発散、日々思うことから紡ぎ出される虚構が、私の執筆エネルギーなのだろう。

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