その主婦、小説家志望につき。 〜物書きエッセイ喜怒哀楽〜

羽瀬川璃紗

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2024/8/16 作家志望者は子供の頃どうだったのか①

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今週の執筆活動

 新作3話(全話21話完成)

→実家里帰り中(勿論PC持参で執筆)、今回『その主婦~』は予約投稿。今頃(21:00)は同窓会を楽しんでるところか。
来週は、嫁ぎ先墓参り&義祖母通院×2日&義父通院送迎×1日が確定していて、私自身は無職なのに超多忙。
半介護同居生活は、時間と手がいくらあっても足りないくらい。



作家志望者は子供の頃どうだったのか・①

 文豪やプロ作家が、小説を書き始めたのがいつからかと言うと、大体6:4くらいで未成年:大人と言った感じ(作者の個人的感覚)。私はどうだったか、というと。


 絵を描くのが好きな私が、初めて文章を書いたのは、小学生になってから。そして1年の3学期、初めての成功体験があった。終業式で、作文を発表することになったのだ。

 多分、選考理由は『文章が上手い』ではなく『読み方が平均的』とか、『人前でも比較的読めている』なのかもしれないが、私は文章を好評価されたと判断し喜んだ。

 迎えた2年生。授業で書いた詩が評価され、県の作文コンクールに選出されたが落選(2話ライバル参照)。でもこの出来事は自信に繋がった。


 作文コンクールはそれ以降選出には至らなかったが、次の転機は4年生時。夏休みの読書感想文で佳作を取ったが、それとは別にある意味『自費出版』を経験し、好評になった。

 授業で自作の絵本を作る事になり、今で言うところの『私と友人の5人が異世界転移して異世界を救い帰還』する的な物語の絵本(全10巻)を作成した。
 実在のクラスメイトを起用したからか、内容が荒唐無稽なせいか、何故かクラス内でバカウケになった。


 その後、私は漫画執筆へ転向した。自作絵本の大ヒットを受けて、『文章能力だけでなく絵力を磨こう』と考えたからだ。

 この判断に、現在の私は後悔していない。絵も文の作成能力も、必要不可欠ではない。自力で極めるなど、無駄でしかないのにだ。


 だが今思えば、その無駄な時間と労力のお陰で、身についたり学んだ事がいっぱいあった。
 子供の頃に決意したり志したことは、意外に侮れないのである。

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