その主婦、小説家志望につき。 〜物書きエッセイ喜怒哀楽〜

羽瀬川璃紗

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2024/7/19 失敗を次に活かす・③

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今週の執筆活動

 新作3話(全13話完成)
→3話も作成したが、トータルは6000字弱と少なめ。明日から娘の本格的な夏休み突入のため、執筆量に関してはどうなることやら。そして気になるは世界的システム障害。PC作業が差し障りなく出来るといいのだが…。



失敗を次に活かす③・我ガ奇ナル日常譚編

 夢日記小説を執筆するにあたり、使えない夢ネタが一定数存在していた。
 それは、何故か微妙に現実にリンクしていたり、見た後から身辺に不可解が発生していたりしたものだった。
 生来のオカルト好きが高じたか、他にも謎のシンクロニシティや心霊未満体験もあった。

 その備忘録として、執筆したのが3作目『奇ナル~』である。


①完全に実話のため、オチがモヤモヤで終わる事がある。
→必ずしも後日談があるわけでない…。

 実話なので、必ず起承転結があるとは限らない。気になる後日談が全くのゼロな時もある。
 何なら逆に、作品化後に当時の考察が外れていて、その後思いもよらぬ結果が出た事もあり、後日談の後日談を書くべきか迷っている話も…、実はある。


②調子に乗って自分の趣味に走ったら、pvが減った…。
→『占いリアルレポ』シリーズは、あまり受けなかった。

 占い好きなので、各占いの精密分析的なものを載せたが、需要は無かったようだ。
 閲覧者はあくまで『怖い話』を読みたい人であり、『奇ナル~』の話を何でも無条件で読みたい人、では無い。
 エゴとは何か、を考える良い転機となった。


③作者の意向と読者層の好みが違っていた。
→失敗と言うか、嬉しい誤算があった。

 執筆当時は1人で百物語をするような、記憶があやふやになる前に話をメモに記す様な感覚で、ひっそり投稿(でも読者登録は大歓迎)していた。
 投稿が続いていくにつれ読者登録数も伸び、話によっては読者登録者全員+何名かが目を通している、くらいのpv数になる時もあった。

 はっきりとした心霊体験話でもなく、実話に沿っているからモヤっとエンドになる事もあるのに、思わぬ需要があって作者としては感無量である。


 読者からの思わぬ需要というのは、言わば『棚ぼたラッキー』みたいなものだ。自分の実力であると、勘違いしてはならない。
 万事、調子に乗った者から足をすくわれるものだ。私はその言葉を心に刻んで、今宵も程々に執筆をするのである。

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