39 / 64
トラウマを超えて
しおりを挟む
一度だけにとどまらず、何度も何度も執拗に叩き付ける。
壁に罅が入る程に。
「テメェ……いい加減にしやがれよ! 俺の天使を離しやがれ!」
『妾の天使じゃぞ!』
「それじゃあ間を取って二人の天使でどうだ!」
『異議なし!』
奴は今シャイタに気を取られている。
役割があべこべになっているが、そこは臨機応変に対応するのができる冒険者って奴だ。
見てろよ俺の活躍を――!
ぶちぃっ
「『はい?』」
触手がちぎれた。
誰がちぎった?
俺とエテルノではない。
ミシルでもない。
あいつはやるべきことがあるとかほざいて、アナグマを決め込んでいる真っ最中だ。
では誰かなんて、考えるまでも無い。
「ふう……すごいぞ。なかなかの威力だ。やはりミシルのゴーレムには毎回驚かされるな」
シャイタが、これくらいのことでやられる訳がない。
俺としたことが、こんな簡単なことを失念してたなんてな。
ぬかったぜ。
機械に自我は無いはずだが、ミシルデストロイが僅かにたじろいだように見えた。
そりゃそうか。
普通だったら死んでもおかしくないくらいのダメージだ。
が、シャイタは普通じゃない。
あれくらいデコピンを食らった程度のダメージしか無いんだろうな。
いや、俺は分かってましたよ?
慌てたように見えたのはあれだから、演出だから。
「打ってもだめなら斬って見ろ、か……よし。作戦変更だ千草。触手は私が対処する。おまえが核を斬ってくれ」
「お、オーケイ。任せとけ!」
シャイタの頼みは断らない主義だからな。
『勝算はあるのじゃ?』
「知ラネ」
『不安じゃ……』
殺到する触手を、シャイタは難なくさばいていく。
巻き付こうものなら引きちぎり、貫かんとすれば爪で抉り飛ばす。
「こっちもうかうかしてらんねえな……!」
腰を落とし、獣の構えをとる。
地を蹴り、ミシルデストロイ向かって駆けだした。
まだ気付かれていない。
跳躍。
一撃で決めてやるよ――!
『あ、これビームも撃つんで気をつけでくださいねー』
細い閃光が、脾腹を貫いた。
「ぎっ……」
それを、早く、言いやがれよ……!
体勢が崩れる。
さらにミシルデストロイのコアが赤く煌めいた。
あ、マズい。
心臓を打ち抜かれれば詰む――
『――咲き誇れ!』
眼前に展開された氷の花が、ミシルデストロイの光線を受け止めた。
エテルノの精霊術……!
こんな使い方もあるのか。
『ギリギリまで妾が維持する。消えた瞬間技を叩き込むのじゃ!』
「オーケイ……!」
ミシルデストロイは次々と光線を打ち出すが、すべてエテルノの盾に阻まれた。
距離が二メートルまで縮まったところで、盾が霧散しその魔力はすべて氷竜の刀身に集まった。
「あばよなんちゃらブルーメもどき! 俺のトラウマごと砕け散れ!」
四宮流鳥ノ型――!
初撃の回転切りで外装を切り裂く。
ブヨブヨと傷を埋めようとするが、すぐに凍ったのでそれは敵わない。
そして、もう一撃。
回転した勢いを乗せた渾身の突きを、コアにたたき込む――!
「――偽籠鳥逸出!」
外装とは異なる、確かな手応え。
ガラスが割れるような音と共に、コアは砕け散った。
本体を失った巨体は崩れ落ち、触手も無造作に地面に投げ出される。
着地した俺は、そのまま地面に体を投げ出した。
「ふぃーっ、うまくいったな」
ビーム撃たれた時にはもうダメかと思ったが、エテルノの盾のおかげで勝つことが出来た。
「やったな千草。素晴らしい剣技だったぞ」
「お褒めにあずかり光栄です……つかこれ、シャイタが爪で抉ったら良かったんじゃ無いか?」
「だが、千草は触手が苦手なのだろう? 今回は私が触手を担当するのが最善手だったと思うぞ」
う、確かにそうかもしれない。
服の下では冷や汗ダラダラ鳥肌ブツブツだったからな。
「シャイタは大丈夫だったのか? 何度も打ち付けられてたけど」
「なに、少し骨に罅が入ったくらいだ。どうということはない」
「快活に言ってるが、普通に大怪我な件について。あんま無理すんなよ? 俺みたいにすぐ修復できる訳じゃないんだから」
ビームで撃ち抜かれた傷は既に完治しているが、内臓が焼ける感覚はしばらく味わいたくないもんだ。
と、エテルノが倒れている俺を扇子でつついた。
「千草千草。妾に何か言うことがあるのではないかの?」
「おまえ結構大人なパンツ履いてんだな」
「ぶっ殺すぞ愚物が!」
うがあと食ってかかられた。
大方、さっき使った精霊術のことだろう。
「魔力を凍らせ作った氷の盾か……高位の防壁魔法にも引けを取らない防御力とは、さすがだなエテルノ」
「ふっふん、そうじゃろう? すごいじゃろ妾」
よしよしとエテルノ頭をなでるシャイタ。
まるで姉妹のような光景だが、年齢的にはシャイタの方がぶっちぎりで年下だ。
やっぱり精神は外見に引っ張られるものなかもな。
そんなことを考えてると、風呂敷に色々詰め込んで往年のドロボースタイルになったミシルが、ラボから飛び出してきた。
「逃げますよ皆さん!」
「は? もうこいつ倒したんだし、逃げる必要なくね? もう少しのんびりしてもいいだろ」
「こいつを倒したからですよ!」
どういうことだ?
「ミシルデストロイの敗北は、このラボの終わりを意味します! 敵に奪われるならばと盛大に自爆するプログラムがミシルデストロイには搭載されているんですとも!」
「……つまりこのままじゃ?」
「全員まとめてドカーンですとも。さながら新ルパン三世の最終回のごとし!」
合図もしてないのにみんな揃って逃げ出した。
が、俺の体はぐらりと揺れ、地面に倒れた。
力が入らない。
そう言えば、あの氷の盾って俺の魔力を使ったものだよな。
エテルノの精霊術は協力だが、魔力を食うデメリットを抱えている。
もしあの盾が、予想を上回る魔力だとしたら……
「じゃああああ!? なんじゃこれはぁ!」
はて、なんでエテルノまで?
見てみれば、エテルノの足下にはミシルデストロイの触手が絡みついていた。
いやどういうことだ!?
触手って本体倒しても動くのかよそんなの聞いてねえぞ!
「千草ああああああ!」
「お、落ち着け! 取り乱したら逆効果だ……ってぎゃー! こっちにも絡みついたああああ!」
「どーするんじゃ! 引きずり込まれとるぞ妾達!」
「シャイター! シャイタ様ー! 助けてくれえええええええええええええ!」
……その後、シャイタに間一髪で救出された俺とエテルノは、この恐怖を忘れまいと『反触手同盟』を結成した。
壁に罅が入る程に。
「テメェ……いい加減にしやがれよ! 俺の天使を離しやがれ!」
『妾の天使じゃぞ!』
「それじゃあ間を取って二人の天使でどうだ!」
『異議なし!』
奴は今シャイタに気を取られている。
役割があべこべになっているが、そこは臨機応変に対応するのができる冒険者って奴だ。
見てろよ俺の活躍を――!
ぶちぃっ
「『はい?』」
触手がちぎれた。
誰がちぎった?
俺とエテルノではない。
ミシルでもない。
あいつはやるべきことがあるとかほざいて、アナグマを決め込んでいる真っ最中だ。
では誰かなんて、考えるまでも無い。
「ふう……すごいぞ。なかなかの威力だ。やはりミシルのゴーレムには毎回驚かされるな」
シャイタが、これくらいのことでやられる訳がない。
俺としたことが、こんな簡単なことを失念してたなんてな。
ぬかったぜ。
機械に自我は無いはずだが、ミシルデストロイが僅かにたじろいだように見えた。
そりゃそうか。
普通だったら死んでもおかしくないくらいのダメージだ。
が、シャイタは普通じゃない。
あれくらいデコピンを食らった程度のダメージしか無いんだろうな。
いや、俺は分かってましたよ?
慌てたように見えたのはあれだから、演出だから。
「打ってもだめなら斬って見ろ、か……よし。作戦変更だ千草。触手は私が対処する。おまえが核を斬ってくれ」
「お、オーケイ。任せとけ!」
シャイタの頼みは断らない主義だからな。
『勝算はあるのじゃ?』
「知ラネ」
『不安じゃ……』
殺到する触手を、シャイタは難なくさばいていく。
巻き付こうものなら引きちぎり、貫かんとすれば爪で抉り飛ばす。
「こっちもうかうかしてらんねえな……!」
腰を落とし、獣の構えをとる。
地を蹴り、ミシルデストロイ向かって駆けだした。
まだ気付かれていない。
跳躍。
一撃で決めてやるよ――!
『あ、これビームも撃つんで気をつけでくださいねー』
細い閃光が、脾腹を貫いた。
「ぎっ……」
それを、早く、言いやがれよ……!
体勢が崩れる。
さらにミシルデストロイのコアが赤く煌めいた。
あ、マズい。
心臓を打ち抜かれれば詰む――
『――咲き誇れ!』
眼前に展開された氷の花が、ミシルデストロイの光線を受け止めた。
エテルノの精霊術……!
こんな使い方もあるのか。
『ギリギリまで妾が維持する。消えた瞬間技を叩き込むのじゃ!』
「オーケイ……!」
ミシルデストロイは次々と光線を打ち出すが、すべてエテルノの盾に阻まれた。
距離が二メートルまで縮まったところで、盾が霧散しその魔力はすべて氷竜の刀身に集まった。
「あばよなんちゃらブルーメもどき! 俺のトラウマごと砕け散れ!」
四宮流鳥ノ型――!
初撃の回転切りで外装を切り裂く。
ブヨブヨと傷を埋めようとするが、すぐに凍ったのでそれは敵わない。
そして、もう一撃。
回転した勢いを乗せた渾身の突きを、コアにたたき込む――!
「――偽籠鳥逸出!」
外装とは異なる、確かな手応え。
ガラスが割れるような音と共に、コアは砕け散った。
本体を失った巨体は崩れ落ち、触手も無造作に地面に投げ出される。
着地した俺は、そのまま地面に体を投げ出した。
「ふぃーっ、うまくいったな」
ビーム撃たれた時にはもうダメかと思ったが、エテルノの盾のおかげで勝つことが出来た。
「やったな千草。素晴らしい剣技だったぞ」
「お褒めにあずかり光栄です……つかこれ、シャイタが爪で抉ったら良かったんじゃ無いか?」
「だが、千草は触手が苦手なのだろう? 今回は私が触手を担当するのが最善手だったと思うぞ」
う、確かにそうかもしれない。
服の下では冷や汗ダラダラ鳥肌ブツブツだったからな。
「シャイタは大丈夫だったのか? 何度も打ち付けられてたけど」
「なに、少し骨に罅が入ったくらいだ。どうということはない」
「快活に言ってるが、普通に大怪我な件について。あんま無理すんなよ? 俺みたいにすぐ修復できる訳じゃないんだから」
ビームで撃ち抜かれた傷は既に完治しているが、内臓が焼ける感覚はしばらく味わいたくないもんだ。
と、エテルノが倒れている俺を扇子でつついた。
「千草千草。妾に何か言うことがあるのではないかの?」
「おまえ結構大人なパンツ履いてんだな」
「ぶっ殺すぞ愚物が!」
うがあと食ってかかられた。
大方、さっき使った精霊術のことだろう。
「魔力を凍らせ作った氷の盾か……高位の防壁魔法にも引けを取らない防御力とは、さすがだなエテルノ」
「ふっふん、そうじゃろう? すごいじゃろ妾」
よしよしとエテルノ頭をなでるシャイタ。
まるで姉妹のような光景だが、年齢的にはシャイタの方がぶっちぎりで年下だ。
やっぱり精神は外見に引っ張られるものなかもな。
そんなことを考えてると、風呂敷に色々詰め込んで往年のドロボースタイルになったミシルが、ラボから飛び出してきた。
「逃げますよ皆さん!」
「は? もうこいつ倒したんだし、逃げる必要なくね? もう少しのんびりしてもいいだろ」
「こいつを倒したからですよ!」
どういうことだ?
「ミシルデストロイの敗北は、このラボの終わりを意味します! 敵に奪われるならばと盛大に自爆するプログラムがミシルデストロイには搭載されているんですとも!」
「……つまりこのままじゃ?」
「全員まとめてドカーンですとも。さながら新ルパン三世の最終回のごとし!」
合図もしてないのにみんな揃って逃げ出した。
が、俺の体はぐらりと揺れ、地面に倒れた。
力が入らない。
そう言えば、あの氷の盾って俺の魔力を使ったものだよな。
エテルノの精霊術は協力だが、魔力を食うデメリットを抱えている。
もしあの盾が、予想を上回る魔力だとしたら……
「じゃああああ!? なんじゃこれはぁ!」
はて、なんでエテルノまで?
見てみれば、エテルノの足下にはミシルデストロイの触手が絡みついていた。
いやどういうことだ!?
触手って本体倒しても動くのかよそんなの聞いてねえぞ!
「千草ああああああ!」
「お、落ち着け! 取り乱したら逆効果だ……ってぎゃー! こっちにも絡みついたああああ!」
「どーするんじゃ! 引きずり込まれとるぞ妾達!」
「シャイター! シャイタ様ー! 助けてくれえええええええええええええ!」
……その後、シャイタに間一髪で救出された俺とエテルノは、この恐怖を忘れまいと『反触手同盟』を結成した。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
おおぅ、神よ……ここからってマジですか?
夢限
ファンタジー
俺こと高良雄星は39歳の一見すると普通の日本人だったが、実際は違った。
人見知りやトラウマなどが原因で、友人も恋人もいない、孤独だった。
そんな俺は、突如病に倒れ死亡。
次に気が付いたときそこには神様がいた。
どうやら、異世界転生ができるらしい。
よーし、今度こそまっとうに生きてやるぞー。
……なんて、思っていた時が、ありました。
なんで、奴隷スタートなんだよ。
最底辺過ぎる。
そんな俺の新たな人生が始まったわけだが、問題があった。
それは、新たな俺には名前がない。
そこで、知っている人に聞きに行ったり、復讐したり。
それから、旅に出て生涯の友と出会い、恩を返したりと。
まぁ、いろいろやってみようと思う。
これは、そんな俺の新たな人生の物語だ。
断罪された商才令嬢は隣国を満喫中
水空 葵
ファンタジー
伯爵令嬢で王国一の商会の長でもあるルシアナ・アストライアはある日のパーティーで王太子の婚約者──聖女候補を虐めたという冤罪で国外追放を言い渡されてしまう。
そんな王太子と聖女候補はルシアナが絶望感する様子を楽しみにしている様子。
けれども、今いるグレール王国には未来が無いと考えていたルシアナは追放を喜んだ。
「国外追放になって悔しいか?」
「いいえ、感謝していますわ。国外追放に処してくださってありがとうございます!」
悔しがる王太子達とは違って、ルシアナは隣国での商人生活に期待を膨らませていて、隣国を拠点に人々の役に立つ魔道具を作って広めることを決意する。
その一方で、彼女が去った後の王国は破滅へと向かっていて……。
断罪された令嬢が皆から愛され、幸せになるお話。
※他サイトでも連載中です。
毎日18時頃の更新を予定しています。
ヒロイン? 玉の輿? 興味ありませんわ! お嬢様はお仕事がしたい様です。
彩世幻夜
ファンタジー
「働きもせずぐうたら三昧なんてつまんないわ!」
お嬢様はご不満の様です。
海に面した豊かな国。その港から船で一泊二日の距離にある少々大きな離島を領地に持つとある伯爵家。
名前こそ辺境伯だが、両親も現当主の祖父母夫妻も王都から戻って来ない。
使用人と領民しか居ない田舎の島ですくすく育った精霊姫に、『玉の輿』と羨まれる様な縁談が持ち込まれるが……。
王道中の王道の俺様王子様と地元民のイケメンと。そして隠された王子と。
乙女ゲームのヒロインとして生まれながら、その役を拒否するお嬢様が選ぶのは果たして誰だ?
※5/4完結しました。
わたくし悪役令嬢になりますわ! ですので、お兄様は皇帝になってくださいませ!
ふみきり
ファンタジー
アリツェは、まんまと逃げおおせたと思った――。
しかし、目の前には黒いローブを着た少女が、アリツェたちを邪教徒と罵りつつ、行く手を阻むように立ち塞がっている。
少女の背後には、父配下の多数の領兵が控えていた。
――作戦が、漏れていた!?
まさか、内通者が出るとは思わなかった。逃亡作戦は失敗だ。
アリツェは考える。この場をどう切り抜けるべきかと。
背後には泣き震える孤児院の子供たち。眼前には下卑た笑いを浮かべる少女と、剣を構えてにじり寄るあまたの領兵。
アリツェは覚悟を決めた。今、精霊術でこの場を切り抜けなければ、子供たちの命はない。
苦楽を共にしてきた家族同然の子供たちを、見捨てるなんてできやしない!
アリツェはナイフを握り締め、自らの霊素を練り始めた――。
★ ☆ ★ ☆ ★
これは、ひょんなことから異世界の少年悠太の人格をその身に宿した、貴族の少女アリツェの一代記……。
アリツェは飄々とした悠太の態度に手を焼くも、時には協力し合い、時には喧嘩をしつつ、二重人格を受け入れていく。
悠太の記憶とともに覚醒した世界最強の精霊術は、幼く無力だったアリツェに父と戦う術を与えた。
はたしてアリツェは、命をつけ狙う父の魔の手を振り払い、無事に街から逃げのびられるのだろうか。
そして、自らの出生の秘密を、解き明かすことができるのだろうか――。
◇★◇★◇
●完結済みです
●表紙イラストはアメユジ様に描いていただきました。
【アメユジ様 @ameyuji22 (twitterアカウント) https://ameyuji22.tumblr.com/ (ポートフォリオサイト)】
●スピンオフ『精練を失敗しすぎてギルドを追放になったけれど、私だけの精霊武器を作って見返してやるんだからっ!』も公開中です。
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/598460848/814210883】
【小説家になろう、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載中です】
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
傷モノ令嬢は冷徹辺境伯に溺愛される
中山紡希
恋愛
父の再婚後、絶世の美女と名高きアイリーンは意地悪な継母と義妹に虐げられる日々を送っていた。
実は、彼女の目元にはある事件をキッカケに痛々しい傷ができてしまった。
それ以来「傷モノ」として扱われ、屋敷に軟禁されて過ごしてきた。
ある日、ひょんなことから仮面舞踏会に参加することに。
目元の傷を隠して参加するアイリーンだが、義妹のソニアによって仮面が剥がされてしまう。
すると、なぜか冷徹辺境伯と呼ばれているエドガーが跪まずき、アイリーンに「結婚してください」と求婚する。
抜群の容姿の良さで社交界で人気のあるエドガーだが、実はある重要な秘密を抱えていて……?
傷モノになったアイリーンが冷徹辺境伯のエドガーに
たっぷり愛され甘やかされるお話。
このお話は書き終えていますので、最後までお楽しみ頂けます。
修正をしながら順次更新していきます。
また、この作品は全年齢ですが、私の他の作品はRシーンありのものがあります。
もし御覧頂けた際にはご注意ください。
※注意※他サイトにも別名義で投稿しています。
女神の代わりに異世界漫遊 ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~
大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。
麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。
使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。
厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒!
忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪
13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください!
最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^
※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!
(なかなかお返事書けなくてごめんなさい)
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転移
日独連合陸軍
SF
2030年、地球の一部の地域で局地的な大地震が起こった。収まった後は、地図上から日本、ドイツ、アメリカの主要三か国が無くなっていた。異世界に転移された3カ国はどうなっていくのか。この3カ国が与える影響とは?
※初めての作品です。題名やあらすじ等は変更する恐れがあります。また、小説家になろう様の方にも連載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる