龍神と私

龍神369

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第2話

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第2話

少女もあの頃の姉と同じ歳となり
そして姉はお嫁に行った。

大人になってからの7歳とは然程変わりはないが
子供の頃の7歳の差はとても大きなものだ。
あの頃の姉と同じ歳になりあの頃の少女を振り返ってみると
とても小さく、
そしてとても強かった。

その後
あの時の大きな何かの事を暫く忘れていたのだろうか・・。

少女の頃に良く突然やってきた

あの大きい何かを・・。

あまりの巨大さに時には恐怖を覚え
時には優しく・・。
時には絶対的な安心感すら覚える事もあった。
それは
いつも側に居て
そして身体の中に
様々な感情を掻き乱しながら
ずっといつも側に居た。


ただ、風に吹かれる白いカーテンを
ずっと見つめていた。
そこにはいつも大きな何かがあったのだ。


いつから
忘れてしまったのだろうか・,。


今になると
とても大事な事のようも思える。


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