63 / 82
充電 1
しおりを挟む悪い、食欲ねぇわ。と豹牙先輩が言う。それに俺はそうですか、とだけ呟く。あの動画を見てからもう六回目のやり取りに、新山さんですらため息をついた。
はじめはトマトスープだった。動画を見た翌日、朝食に並んだそれを見た途端、豹牙先輩はこみ上げてきたものを吐き出した。次は魚だった。当然肉なんて見ただけで拒絶反応が出る。野菜も果物も駄目だった。いつしか、彼の体はすかすかのパンしか受け付けなくなった。
――ガシャンッ!
「あ……」
本日三回目の音に、隣に立つ仁さんがため息をついた。とっさに片づけようとした俺に代わり、まだこの街に滞在している志狼が破片を拾い集める。それを茫然と見つめる豹牙先輩が、ハッとしてしゃがみ込む。
「豹牙、帰って休め」
「すみません、仁さん。でも」
「二度言わせるな」
「……はい」
明らかな栄養不足と精神的疲労で倒れそうな豹牙先輩に、強く言いつけてこちらを見る仁さんに頷く。けれど、このままあの部屋に彼を連れて帰りたくはなかった。だからと言って俺にどうすることもできず、ふらつく豹牙先輩を支えるように仁さんたちへ頭を下げた。
豹牙先輩とは対照的に、今日も元気な非行少年、少女たちが夜の街をうろついている。その顔に浮かぶ楽しげな表情をぼんやりと眺めながら、ショーウィンドウに映る彼の姿と比較して、思わず立ち竦みそうになった。
……とにかく、豹牙先輩の心労を取り除かなきゃ。それからじゃないと、きっとすべてがダメになる。
「小虎」
立ち止まった俺を豹牙先輩が呼ぶ。そちらに顔を向けると、なぜか今にも泣きだしそうな彼がじっとこちらを見つめていた。そんな豹牙先輩に微笑む。次の瞬間、彼は目を逸らした。
「お、珍しい組み合わせだなー」
どっと肩を組まれて体がふらつく。おいおい、なんて後ろの人物がすかさず俺を支えてくれたが、声の主をちらりと見れば、彼は豹牙先輩を見て顔をしかめた。
「お前どうした、死んだ魚みてーな顔してんぞ」
「西さん……」
未だ俺に伸しかかる西さんの名を呼ぶ。か細い俺の声を聞いた西さんは、なにかを考え込んでいたと思ったら、いつのまにやら俺と豹牙先輩の肩を組み、歩き出すのであった。
「ほら見ろガキ共、この街一番の絶景スポットだぞ。ご利益あっから拝んどけ」
あれから鼻唄交じりの西さんに無理やり連れて来られた場所は、彼いわくこの街一番の絶景スポットらしい。とはいえ廃墟ビルの屋上だがな。
はじめは抵抗していた豹牙先輩も、さすがにもう諦めて俺の隣に立っている。一人拝んでいる西さんをちらりと見て、すぐに広がる景色へ視線を戻した。
「どうせあれだろ? 司がまたなんか仕出かしたんだろ?」
つい先ほどまで拝んでいた西さんがそう言いながら、俺と豹牙先輩に缶コーヒーを手渡す。いつ買ったんだろうか。
「あいつガキん頃から変わんねぇからなー。で? 今回はなにしたの、アイツ」
「アンタに関係ねぇだろ……」
「お、江藤弟。それはやきもちかなー? 冷めないうちに俺が食ってやろーか?」
「近寄んな」
ニヤニヤしながら歩み寄る西さんに、豹牙先輩が舌打ちをこぼす。俺はそんな二人を呆然と眺めながら、そっとビルの下を覗き込む。
「あんまり身ぃ乗り出すなよ。あぶねぇだろ」
いらぬ心配をしたのか、西さんが俺の腕を引く。意外にも力が強くて驚いた。
「なぁ小虎、お前なんでお粥作ってんの?」
「え?」
「カシストでさ、お粥作ってんだろお前」
唐突な話題に思わず面食らっていると、ニヤニヤと微笑んでいた西さんの表情が真剣なものへと変わる。たじろぐ俺に、彼は煙草を咥えて深く、息を吐く。
「あー……こっからは俺の、まぁ、独り言な?」
頭を掻き、缶コーヒーを一気にあおった西さんは、今にも崩れそうな柵に肘をつける。
「俺、昔はまぁやんちゃしてまして、悪友が作ったチームなんぞにいましたよ。で、そこで俺は喧嘩するでもなくただ見てた。悪友二人が人を殴っていく様をただ見てた。悪友いわく、それが俺の役目なんだとよ。なんじゃそりゃーって最初はまぁ思わないでもないが、次第に見ることに変な充足感を持ち始めた。同時に使命感も持った。この瞬間をどうにかして形にできねぇかなーって、毎日毎日そんなことを思ってた。だってよー、人が人を殴る、ただそれだけのことなのに、なんでか泣きそうな面してる奴とかいてよー。かと思えば鬼みてぇな奴もいて、とにかく形にしねぇとダメだ! って思ったわけ」
そこまで言って、どこから取り出したのか分からない小型のデジカメをこちらに向ける。
カシャッ、と小気味良い音が廃墟ビルの屋上に響いた。
「で、辿り着いたのがカメラだったわけ。写真ならその瞬間を形に残すことができんじゃん? そしたらもーハマったハマった。毎日誰かの喧嘩を撮りまくった。時には殴られた。あ、もちろんやり返したが。なんだろうなぁー……、なんかさぁ、一生懸命? なんだよな。もがいて苦しんでいっぱいいっぱいな不良どもがさ、すげぇ可哀想に見えたのかもな? ま、余計なお世話だろーけど?
でもさ、同時に好きだったねぇ。がむしゃらな不良が可愛くも見えてさ。もっと多くの人にこいつらの馬鹿で幼稚な姿を見せなきゃって思って売り込んだ。したらヒットして、今や俺はプロカメラマン? みたいな?」
あははっ! 笑う西さんの振動で柵が揺れる。ギシッと嫌な音がして、ボルトが一つ外れた。
「図らずしも、俺は悪友のおかげで不良の可愛い一面を知れたわけだが、きっとそういうことだったんだろうな。司が俺に見てるだけって役目を押しつけたのは、証人が欲しかったんだろうな……だってそうじゃなきゃ、誰にも知られず終わっちまう人生なんて、寂しいもんな」
「……」
見てるだけ。それは恐らくブラックマリアにおけるスペードのエースを指しているのだろう。現在のエースである豹牙先輩が、ただ黙ったまま、しかし必死に西さんを見つめている。
「見てるだけってのは楽だよ。でも時には当事者以上に残酷だ。でも見てなきゃいけない、見てやんなきゃいけない。その意味が分からないままなら、いっそ司から離れたほうがいいぞ豹牙」
「……うっせぇよ」
あははっ! またも笑う西さんの振動で、ついに柵が曲がった。慌ててこちら側に引く西さんに、俺は苦笑したのだった。
それから西さんが語る武勇伝を聞き流しながら、豹牙先輩の煙草が空になった頃、背伸びをした西さんが「帰るかー」と言い出した。
廃墟ビルの屋上から望む世界はすっかり夜へ染まっているが、星の明りを受け付けないほどに、地上は眩しい。
「俺とお前ってさ、ちょっと似てると思うんだよなー」
そんな景色を見つめていた俺の頭を、ポンッと叩いて西さんが肩を組んできた。思わず視線をずらして見る豹牙先輩は、恐らく新山さんと電話しているのだろう。
「西さんに似ているだなんて不服です」
「可愛くねぇなー。ちゅーしちゃうぞー」
「止めてください変態が」
「あはは。今度は可愛くなりやがったなー? やっぱりチューしたる」
近づく顔を避けて、思わず威嚇する。そんな俺に西さんは肩を震わせて笑っていた。
「ま、なんにせよ? みっともなく生きてるもんなんだよな、人間様ってのはさ。そんな可愛くてどうしようもない被写体がさ、俺は大好きだよ。そいつらの一瞬を形に残してやりたいって、いっつもシャッター押してるつもり」
「……上から目線ですね」
「ばか、それでいいんだよ。してやるって意気込みでぶつかっていかねぇと、こっちが呑まれちまう」
「のまれる……?」
首を傾げる俺に、西さんはフッと微笑む。
「みっともねぇ奴にはそれ以上みっともねぇ自分じゃなきゃ、なにしたって意味ねぇってこと」
言葉の全てを理解することはできない。それでもほんの少し、本当に少しだけ分かるような部分が心を突いてくるものだから、俺は思わず頷いた。そんな俺を認めた西さんはまた笑いだし、もう一度俺の肩を組んでくるのであった。
あれから無事帰宅した俺と豹牙先輩は、付き添っていた西さんも一緒になって仙堂さんに叱られた。新山さんは後ろで笑っていたけれど、そのウザさにキレた仙堂さんが彼を殴った隙を見計らい、西さんはとっとと帰っていった。
不覚にも、ほんの少しだけ気持ちが軽くなったと思う。それを素直に認めてやるのは癪だが、いい加減甘んじるのは辞めにしよう。
「豹牙先輩、今日はお粥にしてみました」
「……や、わりぃけど俺は」
「ダメです、俺は今日から心を鬼にします」
「は?」
「豹牙先輩が食べないなら、俺だって新山さんだって仙堂さんだって食べません!」
「はぁ?」
おいおい小虎くーん? 俺たち関係なくなーい? なんてぼやく新山さんをキッと睨む。
「関係なくなんてありません。いい大人が寄って集ってなんですか、みっともない」
「えぇ? ちょ、仙堂、小虎くんがおこだ。激おこだ」
「新山さん、今は真面目に聞いたほうが良いと思いますよ」
怒る俺を冷やかす新山さんに、仙堂さんが頬を殴る。少しだけ気分がすっとしたことは言わないでおこう。くるりと豹牙先輩に向き直ると、彼は唖然とこちらを見上げていた。
「豹牙先輩も豹牙先輩です。あんな動画一つ見たくらいでなんですか。あんなスプラッタ映像、豹牙先輩ならリアルで見てるでしょ?」
「……や、さすがに爪を剥ぐのは俺も……」
「人を殴るのも爪を剥ぐのも似たようなもんです」
「いや、違うだろ……」
「いいえ、違いません。人が人を傷つけてることに違いはありません」
ピシッと言い放つ。論点がずれていることに俺自身突っ込みたかったが、誰一人として口を開こうとはしなかった。
「いいですか、豹牙先輩。あの日、俺が新山さんなんかに連行されたあの日、豹牙先輩は俺に今回のことを話してくれるといいましたね? 俺、ずっと待ってたんですよ? なのに先輩は日に日に弱っていって……俺、聞く勇気が出ないじゃないですか。ずるいです、先輩はずるいですよ」
「小虎……」
立ち上がろうとした彼の肩を、しかし俺はグッと抑え込む。
「みっともないですよ、格好悪いですよ。今の豹牙先輩は格好悪いです」
「……」
「でも、そんな先輩のことも、俺は好きですよ」
「……小虎」
「司さんだって、そんな豹牙先輩のことが大好きですよ」
「……っ」
豹牙先輩と俺の共通点、それは弟であるということ。俺が玲央に暴力を奮われ、冷たくされていたとき悲しかったように、豹牙先輩だって司さんに冷たくされれば悲しいはずなのだ。それをきっと、他の誰より司さんは知っているはずなのだ。
「だから豹牙先輩、俺、司さんに会ってきます」
「は?」
「色々と思うことはありますが、個人的にちょっと言ってやりたいことがありまして。だから、行ってきます」
「ばっ、おま……っ」
再び立ち上がろうとする彼の肩を、倍の力で抑え込む。そんな俺の手に触れた豹牙先輩の手は、いつもよりちょっとだけ頼りない。
「ダメと言いました。もし俺を止めたいのであれば、まずはこのお粥を食べてください」
「……」
「まぁ、とはいえ食べ終わるのを待つほど、俺は優しくなんてありませんけど」
「っ!?」
驚く豹牙先輩に微笑み、大人しくこちらを見ていた仙堂さんに目配せする。なにか言いたげな彼だが、俺の意図を汲みとってくれたのか、代わりに豹牙先輩の肩を抑えつけた。
「別に食べずに捨てても構いません。新山さんや仙堂さんにあげても構いません。俺に言わなきゃバレませんからね。先輩の気が済むのなら、どうとでもしてください。じゃあ、行ってきます」
「こと……っ」
なにか言われるその前に、俺はリビングの扉を閉めた。その場で一度深呼吸をして、事前に用意していたお粥を持って隣へ赴く。インターホンを鳴らして数秒後、顔を見せたのは意外にも巴さんだった。
103
あなたにおすすめの小説
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻本作品(オリジナル)の結末をif(運命の番)ルートに入れ替えて、他サイトでの投稿を始めました。タイトルは「一度目の結婚で愛も希望も失くした僕が、移住先で運命と出逢い、二度目の結婚で愛されるまで」に変えてます。
オリジナルの本編結末は完全なハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、「一度目の〜…」は琳が幸せな結婚をするハッピーエンド一択です。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
クールな義兄の愛が重すぎる ~有能なおにいさまに次期当主の座を譲ったら、求婚されてしまいました~
槿 資紀
BL
イェント公爵令息のリエル・シャイデンは、生まれたときから虚弱体質を抱えていた。
公爵家の当主を継ぐ日まで生きていられるか分からないと、どの医師も口を揃えて言うほどだった。
そのため、リエルの代わりに当主を継ぐべく、分家筋から養子をとることになった。そうしてリエルの前に表れたのがアウレールだった。
アウレールはリエルに献身的に寄り添い、懸命の看病にあたった。
その甲斐あって、リエルは奇跡の回復を果たした。
そして、リエルは、誰よりも自分の生存を諦めなかった義兄の虜になった。
義兄は容姿も能力も完全無欠で、公爵家の次期当主として文句のつけようがない逸材だった。
そんな義兄に憧れ、その後を追って、難関の王立学院に合格を果たしたリエルだったが、入学直前のある日、現公爵の父に「跡継ぎをアウレールからお前に戻す」と告げられ――――。
完璧な義兄×虚弱受け すれ違いラブロマンス
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる