α様に囲われて独立が出来ません!

翠 月華

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25、相談

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 僕はあの夢のことを隆登に相談した。
隆登「なるほどなぁ。
 俺もそういう夢見ることがあるんだけども、那央もかぁ」
 隆登も僕の夢みたいなものを見たんだって。
 そう言ってくれて、親近側が湧いた。
隆登「でもな、正解だったぜ。
 番に言わなかったこと」
「やっぱり?」
隆登「あぁ。
 番に知られたらどんなことになっていたか…
 まぁ、何か悩みの悩みぽかったから執事達も追い出したけど、やっぱして良かったな」
「うん、ありがとう」
隆登「しかしなぁ…
 ここで考えていたって何にも起こんねぇんだよな。
 大体、この都市は番によって情報操作されているからそんな役に立たないからな」
「じょ、情報操作?!」
隆登「知らなかったのかよ」
 隆登こそなんでそんな事知っているんだよ!
隆登「俺は近々するつもりだったんだが、那央も一緒にしようぜ!家出」
「家出?」
隆登「あぁあいつ等、俺の番な。
 俺が他のところ行きたいって言っても軽く流されるんだよ。
 だから、驚くことして反省させてやることにしたんだ」
 なんか、なんか、楽しそう?
「僕もやる!」
隆登「分かった明日もう一度話し合おうな」
「了解!」
 みんなの知らないことを隠れてやるとバレないかハラハラするけど、すっごくワクワクする。
◆◆◆◆
 さぁて、家出は成功するのか!
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