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8、引っ越し
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目が覚めると知らない部屋の天蓋付きのベットの上にいた。
何でここにいるんだろう。
最後の記憶は、あそこは仮住まいだから引っ越しって言われて…
あぁ、引っ越しか。
なんか自己解決した。
ふと、ドアがノックされた。
千里「千里だよ。
入っていいかな」
特に拒む理由もないし…
「どうぞ」
ドアが開くと、そこには千里がいた。
千里「お加減はどう?
ほら、頭痛がしてたでしょ?
大丈夫?」
「うん、もう大丈夫」
本当に、何でいきなり頭痛くなったんだろう。
少しずつ自分の記憶を辿っていく。
僕は、オメガ。
あ、違う、えっとベータとして生きてきたけど、本当はオメガだった。
んだよね?
それで、オメガだったことが嫌で。
どうして?
思い出せない。
何だか記憶に靄がかかっているような。
それに、自分がベータとして生きてきたことも思い出しにくかった。
何でだろう?
謎だらけだ。
千里「何か考え事してたようだけど、どうしたのかな?」
思っていたことをそっちょくに話した。
「えっと、自分はベータとして生きてきたけど、実はオメガで。
それで、それが嫌で」
嫌で…
千里「何故嫌だったんだい?」
何でって、ただ。
ただ?ベータとして生きてきた威厳があるから?
「ベータとして生きてきた威厳があるから?」
よくわからないけど、そう応えた。
疑問形になったけど。
千里「ベータとしての威厳って?」
「さぁ?僕にも分かんない。
最近よく眠くなるし、なんかどこかの記憶が靄がかかってて、よく考えないと分からないし。
何でだろうって悩みごとで頭がいっぱいなんだ」
そう悩みごとで頭がいっぱい。
何か他のことを考えないといけないんじゃないかってたまに思ってしまう。
でも、その何かが分からない。
◆◆◆◆
切りが良かったので、投稿します。
短くてすみません。
明日は、投稿が少し遅くなるかも知れません。
読んでくださっている方、ありがとうございます。
お気に入り登録の数が少しずつ多くなっていっていて嬉しいです。
これからも宜しくお願い致します。
何でここにいるんだろう。
最後の記憶は、あそこは仮住まいだから引っ越しって言われて…
あぁ、引っ越しか。
なんか自己解決した。
ふと、ドアがノックされた。
千里「千里だよ。
入っていいかな」
特に拒む理由もないし…
「どうぞ」
ドアが開くと、そこには千里がいた。
千里「お加減はどう?
ほら、頭痛がしてたでしょ?
大丈夫?」
「うん、もう大丈夫」
本当に、何でいきなり頭痛くなったんだろう。
少しずつ自分の記憶を辿っていく。
僕は、オメガ。
あ、違う、えっとベータとして生きてきたけど、本当はオメガだった。
んだよね?
それで、オメガだったことが嫌で。
どうして?
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何だか記憶に靄がかかっているような。
それに、自分がベータとして生きてきたことも思い出しにくかった。
何でだろう?
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千里「何か考え事してたようだけど、どうしたのかな?」
思っていたことをそっちょくに話した。
「えっと、自分はベータとして生きてきたけど、実はオメガで。
それで、それが嫌で」
嫌で…
千里「何故嫌だったんだい?」
何でって、ただ。
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よくわからないけど、そう応えた。
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千里「ベータとしての威厳って?」
「さぁ?僕にも分かんない。
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何でだろうって悩みごとで頭がいっぱいなんだ」
そう悩みごとで頭がいっぱい。
何か他のことを考えないといけないんじゃないかってたまに思ってしまう。
でも、その何かが分からない。
◆◆◆◆
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