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2章 進軍!ガリナ王国
2 鈴木、手ブラする!
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「あんれま!スズキさんでねーか!帝都に行くって言ってたでねーの」
そう元気に現れたのは村長のムライチさん。どうやら腰痛はだいぶ良くなったのか、杖もつかずに普通に歩いてくる。
「いやそれがですね、この村が戦争に巻き込まれそうだと聞いて戻ってきたんですよ。なんせ流れの傭兵ですからね。ところでその後、腰はどうですか?」
ムライチさんは俺の質問に、腰を手の平でパーン!と叩いてカカカ!と笑って答えた。
「もうピンピンだでよ!んであの貰った葉っぱさ余ったで、メルも使ってみる言うてやったらこったらベッピンになってまってな~可愛ええじゃろ?」
「なッ!おじいちゃん?!」
急に話題にされたメルさんは顔をボッ!と赤らめて抗議の声を上げる。
俺はそんな彼女をじっくりと見てこう答えた。
「確かに。前回お会いした時も可愛らしかったですが、今は輝いて見える程の美少女ですね」
「もう!スズキさんまで!そったらこと……はずかしか~……」
話を聞くと、ユグドラシルの葉を頬に貼ったらソバカスが、磨り潰してエキスを髪に塗ったら髪の毛に艶が出たと言う。
なにその万能薬!いやまぁ、HP回復ドリンクと大差ない性能のくせに5倍もするのはおかしいと思ってたけどさ!
凄い劇的ビフォーアフターだよ!
「……なぁスズキ。これ私を連れてきた意味あんのか?」
「あぁ。すまん。正直メルさんの神々しさに、お前の存在をすっかり忘れてたわ」
「ぐぬ……まぁ、目の前の彼女が私と同じくらいの美少女だってのは認めるけど……余所見はいかんぞ?お前は私の旦那様なんだならな」
「その自信は何処から出てくるんだよ」
俺はヤレヤレと肩を竦め、メルさんの方を見ると、彼女は大きく目を開けて驚きの表情を浮かべ、「ス、ス、ス」と口をパクパクと閉じたり開いたりしている。なんだ?スシ?スキヤキ?スルメイカ?
「スズキさん結婚してらしたんですか?!」
俺が「ス」を連想する言葉に首を捻っていた所に、身を乗り出して来るメルさん。
スってスズキのスでしたか。
「う~ん……婚約はさせられました的な?ちなみにコイツは自称第二夫人予定?」
「自称ってなんだよ!普通に第二夫人でいいじゃんか!帰ったらお嬢様にチクッてやるからな!」
「それはお互いに良い結果にならなそうだから止めような?」
ガルル!と突っ掛かってくるエレイラを俺は頭を撫でて気を落ち着かせてやる。気分は猛獣使いだ。
「えっと……スズキさんはもうお嫁さんが二人?も居るって事ですか?」
「ん~……まだ結婚してないけどなぁ……なんか、なりゆきで婚約してしまったというか、なし崩しに婚約させられてしまったというか……」
「そうですか……」
何故か暗い表情になるメルさんに部屋の空気も暗い物になりそうになった頃、ムライチさんがパン!と両手を叩いた。
その音に部屋にいた皆の視線が集まったのを見て口を開くムライチさん。
「さて、ガリナ王国の話だったでな?」
「ああ。そうですね」
「わしらはどーしたらええんかの?」
「取り敢えず俺が蹴散らしてくるんで、村から出ないで下さい。巻き込まれてもあれなんで」
「だからなんでお前はそう自意識過剰なんだよ……」
「お前の俺への過小評価の方が問題だよ」
「あの!一人でって無茶ですよ!死んじゃいますよ?!」
自信満々な俺にジト目を向けるエレイラにジト目を返し、不安そうな表情のメルさんに俺は一つパチリとウインクをする。
「まぁ、大丈夫ですよ。皆不安そうだし、少しだけ俺の持つ力を見せますね──ムライチさん。この村の防衛用に俺が使役するペットを置きたいんですけどいいですか?」
「ん?まぁかまわねーだが……」
「また訳の分からん事を……使役するペットってなんだよ?お前手ブラじゃん」
「それは入り口で見せるさ。ムライチさんもメルさんも一緒に行きましょう」
俺が立ち上がって玄関に向かうと、後ろでは「はぁ……」とため息を吐いたエレイラが立ち上がり、それに続いてムライチさんとメルさんも家を出る。
そうして俺達は村の入り口に来ると、俺は手早く課金ショップにあるペットの欄からバトルペットの麒麟を選択して購入し、直ぐに召喚ボタンをタップした。
すると周囲が一瞬暗くなり、俺達の目の前でガガッ!と激しいスパークが起こる。
余りにもの眩しさに、俺以外の皆は目を瞑ったり、手で押さえたりして光を遮っている。
そしてその光が次第に収まっていくと、そこには一体の大きな獣の姿があった。
その獣の姿形は鹿に似ているが大きくさは桁違い。見た目で背丈は5mあり、顔は龍に似て長い口には鋭い歯が生えている。お尻からは牛のような尾に四足の足は馬のようだが太さが段違いだ。
そして何より目を引くのは五色に彩られた背中の毛に、硬そうな鱗と太ましく螺旋を書いた一本の角だ。
そんな巨体を持ったヤツが蛇のような目をギョロリと俺達の方に向けると、俺以外の皆は一様に小さな悲鳴を上げる。
「グルル……命令を……」
「主として命令する。この村に敵意ある者達が来たら排除しろ」
「グルル……了解した……」
麒麟はそう言ってスゥ──と空間に溶けていった。
そして未だ凍りついたように固まっている三人の中で、いち早く復帰したのはエレイラ。流石に慣れもあるのかもしれんね。
「おい……なんだよ今の。すっごい怖かったぞ」
「今のが俺のペットだよ。名前は麒麟だ。ある地方じゃ神獣と呼ばれている生物だね」
「神獣って……てか消えちゃったぞ?」
「ああ。それでいいんだ。アイツは今、村の敷地内に身体を溶け込ませて、敵意ある者が近付いてくれば直ぐにその場に顕現し、圧倒的な体躯で蹂躙するからな」
「もう何が何やら……」
そう会話している内に、脳を再起動させたムライチさんとメルさんにも同じ話をしたが、二人共「はぁ……」と首を傾げているだけだった。
課金ショップの残金40万3630クレジット
今回の消費
戦闘ペット 麒麟 1万クレジット
そう元気に現れたのは村長のムライチさん。どうやら腰痛はだいぶ良くなったのか、杖もつかずに普通に歩いてくる。
「いやそれがですね、この村が戦争に巻き込まれそうだと聞いて戻ってきたんですよ。なんせ流れの傭兵ですからね。ところでその後、腰はどうですか?」
ムライチさんは俺の質問に、腰を手の平でパーン!と叩いてカカカ!と笑って答えた。
「もうピンピンだでよ!んであの貰った葉っぱさ余ったで、メルも使ってみる言うてやったらこったらベッピンになってまってな~可愛ええじゃろ?」
「なッ!おじいちゃん?!」
急に話題にされたメルさんは顔をボッ!と赤らめて抗議の声を上げる。
俺はそんな彼女をじっくりと見てこう答えた。
「確かに。前回お会いした時も可愛らしかったですが、今は輝いて見える程の美少女ですね」
「もう!スズキさんまで!そったらこと……はずかしか~……」
話を聞くと、ユグドラシルの葉を頬に貼ったらソバカスが、磨り潰してエキスを髪に塗ったら髪の毛に艶が出たと言う。
なにその万能薬!いやまぁ、HP回復ドリンクと大差ない性能のくせに5倍もするのはおかしいと思ってたけどさ!
凄い劇的ビフォーアフターだよ!
「……なぁスズキ。これ私を連れてきた意味あんのか?」
「あぁ。すまん。正直メルさんの神々しさに、お前の存在をすっかり忘れてたわ」
「ぐぬ……まぁ、目の前の彼女が私と同じくらいの美少女だってのは認めるけど……余所見はいかんぞ?お前は私の旦那様なんだならな」
「その自信は何処から出てくるんだよ」
俺はヤレヤレと肩を竦め、メルさんの方を見ると、彼女は大きく目を開けて驚きの表情を浮かべ、「ス、ス、ス」と口をパクパクと閉じたり開いたりしている。なんだ?スシ?スキヤキ?スルメイカ?
「スズキさん結婚してらしたんですか?!」
俺が「ス」を連想する言葉に首を捻っていた所に、身を乗り出して来るメルさん。
スってスズキのスでしたか。
「う~ん……婚約はさせられました的な?ちなみにコイツは自称第二夫人予定?」
「自称ってなんだよ!普通に第二夫人でいいじゃんか!帰ったらお嬢様にチクッてやるからな!」
「それはお互いに良い結果にならなそうだから止めような?」
ガルル!と突っ掛かってくるエレイラを俺は頭を撫でて気を落ち着かせてやる。気分は猛獣使いだ。
「えっと……スズキさんはもうお嫁さんが二人?も居るって事ですか?」
「ん~……まだ結婚してないけどなぁ……なんか、なりゆきで婚約してしまったというか、なし崩しに婚約させられてしまったというか……」
「そうですか……」
何故か暗い表情になるメルさんに部屋の空気も暗い物になりそうになった頃、ムライチさんがパン!と両手を叩いた。
その音に部屋にいた皆の視線が集まったのを見て口を開くムライチさん。
「さて、ガリナ王国の話だったでな?」
「ああ。そうですね」
「わしらはどーしたらええんかの?」
「取り敢えず俺が蹴散らしてくるんで、村から出ないで下さい。巻き込まれてもあれなんで」
「だからなんでお前はそう自意識過剰なんだよ……」
「お前の俺への過小評価の方が問題だよ」
「あの!一人でって無茶ですよ!死んじゃいますよ?!」
自信満々な俺にジト目を向けるエレイラにジト目を返し、不安そうな表情のメルさんに俺は一つパチリとウインクをする。
「まぁ、大丈夫ですよ。皆不安そうだし、少しだけ俺の持つ力を見せますね──ムライチさん。この村の防衛用に俺が使役するペットを置きたいんですけどいいですか?」
「ん?まぁかまわねーだが……」
「また訳の分からん事を……使役するペットってなんだよ?お前手ブラじゃん」
「それは入り口で見せるさ。ムライチさんもメルさんも一緒に行きましょう」
俺が立ち上がって玄関に向かうと、後ろでは「はぁ……」とため息を吐いたエレイラが立ち上がり、それに続いてムライチさんとメルさんも家を出る。
そうして俺達は村の入り口に来ると、俺は手早く課金ショップにあるペットの欄からバトルペットの麒麟を選択して購入し、直ぐに召喚ボタンをタップした。
すると周囲が一瞬暗くなり、俺達の目の前でガガッ!と激しいスパークが起こる。
余りにもの眩しさに、俺以外の皆は目を瞑ったり、手で押さえたりして光を遮っている。
そしてその光が次第に収まっていくと、そこには一体の大きな獣の姿があった。
その獣の姿形は鹿に似ているが大きくさは桁違い。見た目で背丈は5mあり、顔は龍に似て長い口には鋭い歯が生えている。お尻からは牛のような尾に四足の足は馬のようだが太さが段違いだ。
そして何より目を引くのは五色に彩られた背中の毛に、硬そうな鱗と太ましく螺旋を書いた一本の角だ。
そんな巨体を持ったヤツが蛇のような目をギョロリと俺達の方に向けると、俺以外の皆は一様に小さな悲鳴を上げる。
「グルル……命令を……」
「主として命令する。この村に敵意ある者達が来たら排除しろ」
「グルル……了解した……」
麒麟はそう言ってスゥ──と空間に溶けていった。
そして未だ凍りついたように固まっている三人の中で、いち早く復帰したのはエレイラ。流石に慣れもあるのかもしれんね。
「おい……なんだよ今の。すっごい怖かったぞ」
「今のが俺のペットだよ。名前は麒麟だ。ある地方じゃ神獣と呼ばれている生物だね」
「神獣って……てか消えちゃったぞ?」
「ああ。それでいいんだ。アイツは今、村の敷地内に身体を溶け込ませて、敵意ある者が近付いてくれば直ぐにその場に顕現し、圧倒的な体躯で蹂躙するからな」
「もう何が何やら……」
そう会話している内に、脳を再起動させたムライチさんとメルさんにも同じ話をしたが、二人共「はぁ……」と首を傾げているだけだった。
課金ショップの残金40万3630クレジット
今回の消費
戦闘ペット 麒麟 1万クレジット
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