ヴィティスターズ!【ワイン擬人化♂】

独身貴族

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ジン・ファンデル!!

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ジンファンデル【ブラッシュ】


ジンファンデル
とっても仕事が早い(イタリア勢の中では)それで「最初の」と言う意味のプリミティーボを名乗っていた。
仕事は早いが、たまに雑なところがある(葡萄の房にばらつきがある)
しかし、仕事の抜けによって、いいほうに作用することがあるラッキーマン。
しかし、困難を背負い込みがち。
困難をIT技術とラッキーで乗り越えてきた、アメリカンホワイトカラー。

ホワイトジンファンデルの時は赤面症で女性にも結構優しいが、普段はかなり悪が強い性格。強気で頑固、負けず嫌い。シャルドネと張り合っては、相手にされていない。

登場のたび、必ず「俺はジンファンデルだ」と律儀に名乗っていく。



──────導入

ジン
「俺の名はなんだッ?」

???
「ジン・ファンデルー!」

ジン
「そうだ、ジン・ファンデルだ。覚えておけよ! 常に時代を先取り、ITを駆使して、ボリューミーで濃厚な美味いワインを作り出す。あの広大なアメリカでトップを張っていけるのは、まさしく俺が『天・才』だからだ! ハッハァ! 俺、サイコー!」

ジン
「だが、ここまで来る道のりは、長く、険しかった。禁酒法食らったり、作ったワインに変なもん混ぜられたり、散々な目にあってきた。それでもこうして復活したのは、ひとえに、俺の仕事の速さと、頭の回転の速さと、ほんのちょっとラッキーがあったからさ! えっ? 仕事が早くても雑だって? んなことないぞ! ないからな!(自分に言い聞かせてる)」



***

フラーゴラ
「旦那。ちょっと耳に挟んだ情報なんですが、最近、あなたのシマで、コソコソと嗅ぎ回ってる輩がいるそうです」

バルベーラ
「へえ? どんなやつだ」

フラーゴラ
「二つの名を持っていて、正体を伏せているようです。聞いたところによると、アメリカとイタリアを往来し、ITに強くて、新しいものに目がなく、ピンクのシャツを好んで着用、警察の間で彼につけられたコードネームは──ブラッシュ」

バルベーラ
「そんな奴は一人しかいない」

フラーゴラ
「まあ、特定できない方が不思議ですよね。でも、彼の正体は、いまだに誰もつかめていない──」

バルベーラ
「いや、今思いっきり正体バラしてたろ。ブラッシュって言ったら、それこそ1人しか──」

フラーゴラ
「でもそういう設定なので」

バルベーラ
「設定って」

フラーゴラ
「自分ではうまく正体隠してるつもりなんですよ。彼は自称・腕利のスパイとして、この街に潜入しています。──生暖かい目で見守ってあげましょう」

バルベーラ
「はぁ。ま、ボスの邪魔さえしなければ、アレが何しようと、俺は構わんよ。邪魔さえしなければ、ね」


────────①

ジン(ウキウキに)
「常に時代を先取る俺は、流行に敏感でないといけない。そこで俺は、イタリアでの別名(まあ、シノニムってやつだ)を使って、潜入調査をすることにした」

***

》SE:  昼下がりのテラス席

》SE:  新聞で顔を隠すジンの頭を、コツンと叩く

ネグロアマーロ
「おい、ジン。こんなところで何やってるんだ」

ジン
「しー!しー! (小声で)おいネグロアマーロ! 俺はプリミティーボだ! ここではそう呼べっていったろ!」

ネグロアマーロ
「そうだったか? で、何をしてる」

ジン
「見りゃわかんだろ! 潜入調査だよ潜入調査! ウケのいいイカしたワインを作るために、今の流行の最先端を探ってるんだ」

ネグロアマーロ
「ブフッ。その格好でか? カベルネに職質されるぞ」

ジン
「うるさい、ほっとけ」

ネグロアマーロ(笑いを抑えて)
「で? 何か収穫はあったのか?」

ジン(不貞腐れて)
「……ない」
  
ネグロアマーロ
「だろうな。シャルドネの方がお前より上手くやるんじゃないか」

ジン
「うるさい! シャルドネの名前を出すなよォ!」

ネグロアマーロ
「おや……噂をすれば、だ」

》SE:  足音

シャルドネ
「チャオ~、ネグロアマーロ! それから……」

ジン(遮って声高に)
「プリミティーボだ、初めまして、シャルドネさん! いやー、あんたに会えるなんて光栄だ! そのスーツ、アルマーニ? いやぁかっこいいねイケてるね! 最高に似合ってるよ!」

シャルドネ(笑いそうやら困惑やら)
「お、おお……どーも」

メルロー、カベルネ
「(笑いを堪えている)」

メルロー(笑いを堪えて)
「えっと……ネグロアマーロ。彼は……何をしている所だったのかな? 僕たちは邪魔しちゃったかな」

ネグロアマーロ
「そんなことはない。むしろ話をしてやってくれ、メルロー。こいつは色々、お前たちから聞きたいことがあるようだから」

メルロー
「そうなの?」

ジン
「ああ……まあね!」

シャルドネ
「コホン。ええっとー、ミスター・プリティ?」

ジン
「プリミティーボだッ! 誰が可愛いか!」

シャルドネ
「アーララ。そんなに赤らんで怒るなよ。誰かさんみたいだぜ? アメリカの──」

カベルネ(もしくはメルロー)
「そう言うなよ、シャルドネ。彼は真剣なんだ。話に乗ってあげよう」

シャルドネ(ニヤニヤしながら)
「はいはい。んで? ミスター・プリミティーボは、俺たちに何が聞きたいって?」

ジン
「そ、それは……ゴホン。昨今の、そのぉ……フランスやイタリアで流行っているのは、なんだろうな~と思って……。ほ、ほら、オタクらはスタイリッシュでイケてて、周りからの人気も厚い。俺も何か盗めるものがあるんじゃないかな~って思って、さ。ハハッ!」

シャルドネ
「ははぁ~ん。そうだなぁ。確かに俺たちはイケてるし、ファンも多いし、世界中から注目を集めてる。でもそれは単に流行にのるだけじゃぁない。俺たち自身に光るものがあるからだ。流行なんてのはすぐに廃れる。自分の魅力を磨くことこそが、常にトップにいられる秘訣だ。(顔を寄せて囁くように)……それについて、詳しく教えて欲しいか?」

ジン(身を乗り出す)
「あ、ああ……」

シャルドネ
「それは……(身を引く)ハッ。だが残念だ。俺の友人である『ジン・ファンデル』になら、教えてやってもいいんだけどな~。初めましてのプリティくんには、簡単に教えてしまうのは、ちょっとなぁ~」

ジン
「な?! はぁ!?」

メルロー
「(笑いそう)」

ネグロアマーロ(肩を振るわせながら)
「あんまりいじめないでやってくれ、シャルドネ。本人はいたって真剣なんだ」

ジン
「あ、アンタら、俺のことわかってて、からかってんな!? くそッ、ちょー恥ずいじゃねぇか!」

シャルドネ
「はっは~! 鏡見てこいよ、プリティくん。まーたブラッシュ(赤面)してるぜ?」

ジン
「へぁ!? (キッと睨んで)こ、これはッ! すぐ赤面しちまうのは、体質なんだ! ほっといてくれ!」

メルロー
「(くすくす笑って)すごい真っ赤になっちゃって……だからブラッシュって呼ばれてるのか。ふふっ。君、かわいいね」

ジン
「(何かがぷつりと切れる)かわ……いい……ゴフッ……(崩れ落ちる)」

ネグロアマーロ
「おい、ジン!」

メルロー
「わー! 急に倒れちゃった! どうしたの、大丈夫!?」

ジン(うわ言のように)
「メルローに……かわいいって言われた……俺……もうダメだ……」

シャルドネ
「(笑い転げながら)ひー!ひー! すまん、悪かったって! ちといじめすぎたな! 確かにメルローから可愛いなんて言われたら、お前みたいなやつにはダメージでかいよな! でもなジン・ファンデル! お前ってやつは本当に可愛いよ! ジョーダン抜きで! はっはっはぁ~!」




──────②禁酒時代直後の話

ジン
「え、なに。今度の仕事先に、シャルドネがいるって? 俺とシャルドネが一緒に仕事する? まじか、それ」

??
「ええ、マジのマジですよ」

ジン
「シャルドネって、今絶賛人気上昇中の、フランスの白ワイン品種だろ? 超有名人じゃねぇか」

??
「しかも今アメリカでは、白ワインが人気を上げているみたいですよ。彼が来ると盛り上がるでしょうね」

ジン
「ふーん。へーえ。そーかそーか」

??
「尻込みしてるんですか?」

ジン
「馬鹿いえ。ここは俺のフィールドだぜ? 俺のホワイトカラーの仕事っぷりを見せてつけて、白(ホワイトカラー)には負けないところを見せてやるよ」

??(興味なさげに)
「まあ、頑張ってください」

ジン
「おい、今のは笑うとこだぞ!?」

***

ジン
「まあ、なんだ。形から入るのも悪くねえよな? あいつら、いつもピッカピカのシャレオツなスーツ着ているもんな。フランスに負けてないってことを、まずは外見から見せつけてやるぜ」

♪ゴソゴソ

ジン
「って、何度こんな時に限って、白いシャツが一枚もないんだ!? えっ? 全部クリーニングに出てますって……おいおい、そりゃないだろ! なんてこった! 他に白に近い色っていったら、ピンクしかねぇよ………くそ……」


***

◯理髪店

店主
「今日はどんな髪型にしますか~? 旦那」

ジン
「そうだな~。ちょいとお客人が海外から来るもんでな、ちょーっとおしゃれにしてもらいたいんだ。例えば、金髪に染める、とかさ。流行ってんだろ~? やってくれよ」

店主
「はあ、金髪ですか?」

……

店主
「終わりましたよ。鏡をどうぞ」

ジン
「おおっ! ……ってこれピンクじゃねえか! 金髪つっただろ! 金髪って!」

店主
「それがですねー、どんな毛頑張っても、その色にしかならなかったんですよー。脱色しても毛根が嫌がって、ピンクにしかなりませんでした」

ジン
「毛根が」

店主
「ええ、毛根が。これはもう根性から叩き直さないとダメですねー」

ジン
「俺の毛根どうなってんんだよ」

***

》SE:  足音

シャルドネ
「どーも、今日からここで仕事させていただくシャルドネでーす。アンシャンテ~」

(カベルネ)
「カベルネ・ソーヴィニョンだ。よろしく頼む」

??
「ようこそ、よろしくお願いします~」

シャルドネ
「お、誰だ、あのオシャレちゃんは。向こうからくる男、ピンクの髪にピンクのシャツ着てくるなんて、ハイセンスじゃねえか(にやにやしつつ)」

??
「ジン・ファンデルですよ。いつもは濃い赤の髪色なんですけどね。今日はどうしたんだか」

シャルドネ
「ああ、彼はアメリカ品種の?」

??
「あなたと会えるってんで、浮かれてるんです。お手柔らかにお願いしますよ」

シャルドネ
「ほぉ~」

》SE:  足音

ジン(ソワソワしつつ)
「よお。あんたがシャルドネだってね? よろしく。ジン・ファンデルだ」

シャルドネ
「どーもよろしく。いいね、そのシャツ。オシャレだ。気に入ったよ。髪色もね」

ジン
「だ、だろ~? 金髪にしようとしたら、毛根が嫌がってピンクにしかならなかったわけでも、別に白いシャツを探したら、これしかなかったってわけでもなくてだな、俺はこれが着たかったから着てきただけなんだ。別にホワイトカラーで対抗しようだなんてこれっぽっちも──ね、思ってない。意外とこの色、流行ってんだぜ? 知らなかったろ」

??
「ボロ出まくってる……」

カベルネ
「こっちのシャツ事情はよくわからないが、君はなかなか優秀な品種だと聞いている。一緒に仕事ができるなんて光栄だ。よろしく」

ジン
「うわ、なんだよこのクソ真面目そうな好青年は! カベルネだっけか? 仲良くしようぜ!」

カベルネ
「ああ」

シャルドネ(肘で小突いて)
「なあ、おい。あのオシャレちゃんは赤面症なのか? 自分のシャツの話になったら真っ赤になったぜ」

??
「まあ……あの……ただの見栄っ張りなんです」

シャルドネ
「よーし、あいつのことは今度からブラッシュ(頬を染める、の意)って呼んでやろう」

***次の日。

シャルドネ
「おはようブラッシュくん。気持ちのいい朝だね。今日もピンクのシャツがよく映えてるよ」

ジン
「なっ……! 勝手に変なあだ名つけないでくれないか!」

シャルドネ
「また赤くなったよ。かーわいいの」

ジン
「こんのおちょくりやがって……こんなやつのどこが人気があるってんだ? なあ、よく見たら、昨日よりなんか日焼けしてないか? 俺の気のせいか?」

シャルドネ
「おい、知らねえの? 最近は日焼け男子が人気らしいからさ、日サロ行ってきたんだ」

ジン
「おい仕事しろよ仕事!」

シャルドネ
「やることはちゃんとやってますよ~。お、かわい子ちゃんに呼ばれてっから、行ってくるわ。チャオ」

》SE:  去っていく

ジン
「なんなんだあいつ……」

ピノ
「や。あんたがブラッシュってやつか? 挨拶が遅れたな。どうぞ、よろしく」

ジン
「ちょっと待ってくれ、そのあだ名、もう定着してんのか? よしてくれよ! ……で、アンタは誰?」


ピノ
「なんだ、俺の名を知らんのか?」

ジン
「ああ、知らないね! フランスの連中の1人か? どこかで見たような気もするが……」

ピノ
「はッ……」

ジン
「おい、鼻で笑うな」

ピノ
「……ヴァイス・ブルグンダーだ」
 
ジン
「難しそうな名前だな! ドイツ人か?」

ピノ
「フランス人だ」

ジン
「訳がわからん! なんでドイツ名なんだ?」

ピノ
「真名は当ててみろ」

ジン
「おいおいおいおい……じゃあ、俺の名は、知っているか?」

ピノ
「ブラッシュ」

ジン
「それは! あの金髪野郎がつけたあだ名だ! 俺は、ジン・ファンデルだ!!」

ピノ
「ああ、知ってるよ」

ジン
「知ってんのかい!!」

シャルドネ(近づいてきて)
「はっはっは~。気を悪くするなよ、ブラッシュ! こいつ、なんかアメリカにきてから、ずっと変でさ、こんな調子なんだよ。一人称も『俺』なんて言っちゃってさぁ。浮ついてやがんの」

ピノ
「……やっぱり違和感あるか? シャル」

シャル
「ハハっ。斬新でおもしれーぜ? その調子でフランス戻ったら、天地がひっくり返るだろうな。これがあのピノ・ノワールか?ってなあ!」

ジン
「え、えぇ!? あんた、あのピノ・ノワールだったのか!? あの! フランスワインの頂点の!?」

ピノ
「やっとか。気づくまで長かったな」

ジン
「だってこんな……もっと王様って感じのやつかと……」

ピノ
「……俺に王の風格がないと?」

ジン
「いや、そうじゃなくて、俺の中ではこう……髭を蓄えた恰幅のいい王様をだな……想像していて……」

ピノ
「っふ。……ははは。なんだかお前は、私の相方に似ている」

ジン
「相方って?」

ピノ(シャルを指差し)
「『金髪野郎』」

シャルドネ
「ふふん」

ジン
「おいおいおいおい……悪かったって、その……」

ピノ
「構わん。ブラッシュに金髪野郎。お似合いじゃないか」

ジン、シャルドネ
「全然良くないね!」




──────③

◯ドローンを操縦するジンファンデル

ジン
「……くそ、くそ、もっと左だっての……」

ネグロアマーロ
「いてっ」

ジン
「あ、悪ぃ、ネグロアマーロ」

ネグロアマーロ
「……これ、ドローンか? 危ないな……おい、ジン。仕事サボって遊んでるのか」

ジン
「ちげーよ! これで農薬散布すれば、仕事が減るだろ? 俺ってちょー頭いい!」

ネグロアマーロ
「どう見たって遊んでるようにしか見えんが……使いこなせてないし」

ジン
「これは……! コントローラーの調子が悪くて」

ネグロアマーロ
「ちょっと貸してみろ」

ジン
「壊すなよ!」

ネグロアマーロ
「はいはい」

……

ネグロアマーロ
「……このっ……確かに難しいな」

ジン
「だろ? もう返せよ」

ネグロアマーロ
「もうちょっと」

ジン
「あ! おまえなー!」

ネグロアマーロ
「もう少しでコツが掴めそうなんだ」

ジン
「返せよ!」



ピノ
「いい大人が2人して何遊んでるんだか……」




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