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タイトル未定 震災の話
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題名未定
キャスト
中野♀
深島秋♀
深島花♀
橋本/スタッフ2♂
スタッフ1(不問)
────────
中野N
「私は、震災で被害に遭った深島さんの家へ、災害ボランティアに行った」
深島秋
「もういいの。家は取り壊すから。全部捨ててしまって」
中野N
「疲れ切った声で、そう言う深島さんの表情には、暗い影が差していた」
橋本
「それじゃあ運びますよー。せーのっ」
[SE: ガタン!]
橋本
「あ」
中野
「すっすみません! タンスを運ぼうとして、壁に傷をつけてしまいました!」
深島秋(暗い声で
「いいのよ。どうせもう壊す家だから」
中野(戸惑い)
「はぁ、そうなんですね……」
[SE: タンスを運ぶ]
橋本
「よし、おろすぞー。(地面に下ろす)っと。ふう。さて、集積所に運ぶのに、トラックに積んでいかないとな。先に載せる前に、分別してからのほうがいいっすよ」
中野
「そうですね」
[SE: ガラスや陶器などを分別する]
中野
「これは金属。これは木クズ。これはガラス。これは燃えるゴミ……これは……」
中野N
「そう言って、ふと手が止まった。
燃えるゴミ……そう言ってしまっていいのだろうか。
余所者の私たちからすれば、ただの災害ゴミだ。でも、ついこの間までは、これはゴミなんかじゃなかったはずだ。大事な思い出のひとつだったものなのだ」
[SE: ガラスや陶器などを分別する]
中野
「……これは可燃物。これはガラス。これは陶器……」
中野N
「分別していると、中には、貴重な品まであった」
橋本秋
「えっ、これ九谷焼の高いやつじゃないですか! これも捨てちゃうんですか!?」
中野
「このティーカップも、可愛いのに……」
深島秋
「もう、いいのよ。置いておいても仕方ないし……」
橋本
「この漆器なんかも、まだ新品じゃないですか! もったいない~」
深島秋
「欲しかったら持っていってもいいわよ。うちには置いておけないし、結局捨てるのだから、誰かが使ってくれた方が喜ぶわ」
橋本
「いいんですか? やった~」
中野
「あのぅ……この写真……大事なものなんじゃ……」
橋本
「ん? あ、ほんとだ。お孫さんの写真かな? お父さんと一緒に写ってて……捨てるには勿体無いなぁ。聞いてみます?」
中野
「そうですね。……でも……」
橋本
「うん?」
中野
「キッパリ捨てようとしているのに、掘り返すように聞いてしまうと、かえって辛く感じるかも……」
橋本
「考えすぎだって。もしかしたら捨ててほしくない写真かもしれないし。聞いてきますよ」
中野
「はい……」
深島秋
「ん? どうしたの?」
中野
「あ、この写真……残しておきますか? 大事な家族の写真ですよね?」
深島秋
「ああ……そうねぇ……うん……取っておこうかしら」
橋本
「ね? 取っておきましょうよ」
深島秋
「そうね……」
[SE: 何かがぱらりと落ちる]
中野
「あ……この絵葉書も素敵……」
深島秋
「ああ、それね。それは父の描いたものよ。絵を描くのが趣味でね。縁側から見える空とか山とか、よく描いていたわぁ。まだ他にもたくさんあって……それも処分するわ」
中野
「こんな綺麗な絵……」
深島
「気に入ったのなら、持っていく?」
中野
「……本当にいいんですか?」
深島秋
「いいのよ。どうせ捨てるのだから」
中野
「……ありがとう、ございます」
(間)
深島秋
「今日はありがとうね。本当に助かったわ。ええっと……中野さん?」
中野
「はい」
深島
「県外からきたの?」
中野
「ええ、そうです。北陸の方から」
深島
「こんなところまで、わざわざありがとうね」
中野
「──あのっ、私、この街が好きなんです。自然が豊かで、水も綺麗で、食べ物も美味しくて、前に旅行に来た時に、本当に感動して、絶対また来るって思ってたんです。それが
……こんなことになってしまって……本当に悔しくて……だから、少しでも復興のお手伝いができればと思って、来たんです。寄付も考えたのですけれど、私が出せる金額なんて、全然少ないですし……だったら、実際に行って、自分のできることで役に立ちたいと思って、それで──! それで……ボランティアに、参加したんです」
深島秋
「……そうなのね」
中野
「……はい」
深島秋(ようやく柔らかい笑みを見せて)
「ありがとうね、この街を好きって言ってくれて。……大丈夫よ。すぐにとは言えないし、以前のようにとはいかないけれど、きっとまた、元の生活が戻ってくるわよ。人間は、強いもの」
中野
「……そうですね」
深島秋
「また、元の活気が戻ったら──遊びに来てちょうだいね」
中野
「──はい!」
(間)
中野N
「──そして、20年後」
中野
「はぁ……」
中野N
「今度は私が、震災の被害にあった」
中野N
「祖母から引き継いだ家は傾き、住めなくなってしまった。
三ヶ月経ったいまもまだ、元の生活は望めない。家も傾き、すみ続けることは困難なため、すみ慣れた家を離れる決意をした」
中野N
「仮設住宅へ引っ越すために、ものを運ばなきゃいけない。でも、女手一つでは、棚やものを運ぶことができなかった。
そこで私は、災害ボランティアにお願いすることにした」
[SE: 足音]
深島花
「こんにちはー! 災害ボランティアで来ました、深島ですー!」
スタッフ1
「失礼しまーす」
スタッフ2
「よろしくお願いしますー」
中野
「はーい、ありがとう。よろしくお願いしますね」
[SE: ギシギシと、床板が鳴る音]
スタッフ1
「何処からやりますか?」
中野
「じゃあ、お二階から……大きなタンスがあるので、それを運んでください」
スタッフ1
「わかりましたー」
中野
「わざわざすみません。どうしても1人じゃ動かせなくて……」
深島花
「いいんですよ。任せてください。私の祖母も20年前に震災にあった時、ボランティアの方に助けていただいて、本当に感謝していました。その恩返しだと思ってやらせていただいてます」
中野
「そうなんですね」
[SE: 片付けを始める。]
深島花
「いいんですか? この棚、まだ使えそうなのに……」
中野
「いいの。重いし、引っ越し先に持って行けないから」
深島花
「ああ、引っ越されるんですね」
中野
「ええ。一応まだ住めるみたいだけれど、壁に亀裂が入っているし、地盤も傾いているみたいだから、もう引っ越すの。祖母から受け継いだ家だけど……まあ仕方がないわね」
深島花
「……あっ!」
[SE: ガタン]
中野
「うん? どうしました?」
深島花
「この絵……。(息を呑む)もしかして、中野さんって、20年前の震災でボランティアに参加していました……?」
中野
「え、ええ。参加してましたけれど……」
深島花
「この絵……この絵葉書……私のひいおじいちゃんの描いたものです。祖母が、ボランティアに来てくれた方に、一枚渡したんだって言ってて……もしかして、おばあちゃんが言ってたボランティアの方って──」
中野
「そんな……まさか……あの時の……」
深島花
「深島秋の孫の、深島花です。お会いできて……よかった……えへへ」
(間)
深島花
「祖母は、ずっとあなたの話をしてました。あの時来てくれて、本当に助かったって。当時、祖母は1人であの家の住んでいて、不安と寂しい気持ちでいっぱいだったみたいです。そんな時に、ボランティアの方から温かい言葉をかけてもらえて、気持ちが和らいだと言っていました。──その節は、本当にありがとうございました」
中野
「そんなふうに言ってもらえてたなんて──それで、いま、おばあさまは? 元気にしてらっしゃる?」
深島花
「──祖母は、つい2ヶ月前に病気で亡くなりました。震災があってからずっと、そのことを気にかけてて。『あの時助けてくれた人たちが今度は困っているんだ、元気だったら力になってあげたのに』って……だから、その意思を私が引き継いで、ここに来たんです。よかった……本当に良かった……お会いできて……」
中野
「そうだったの……。……ありがとうございます、来てくれて。こちらこそ、会えて良かったわ……」
深島花
「帰ったら、祖母に伝えますね。20年前のボランティアの方に会えたよって。恩返しも、ちゃんとしたよって。だから、困っていることとか、して欲しいことがあったら、なんでも言ってください。短い時間ですが、精一杯やらせてもらいますので!」
中野
「ありがとうございます。でも、無理をして、腰を痛めないようにね」
深島花
「それは……気をつけますっ!」
(間)
中野N
「崩れた家、波にさらわれた港、昔の面影が失われた街──見るたびに悲しくなってしまうけれど、決して希望の光が、耐えてしまったわけじゃない。誰かが支え、助けてくれ、そしてまた、他の誰かを支える──そうした人間の強さ、暖かさも、そこにはちゃんとあるのだ」
中野N
「大丈夫。また一歩づつ歩いて行こう。
またあの景色を、温かい笑顔を、取り戻すために」
♪エンディング~
キャスト
中野♀
深島秋♀
深島花♀
橋本/スタッフ2♂
スタッフ1(不問)
────────
中野N
「私は、震災で被害に遭った深島さんの家へ、災害ボランティアに行った」
深島秋
「もういいの。家は取り壊すから。全部捨ててしまって」
中野N
「疲れ切った声で、そう言う深島さんの表情には、暗い影が差していた」
橋本
「それじゃあ運びますよー。せーのっ」
[SE: ガタン!]
橋本
「あ」
中野
「すっすみません! タンスを運ぼうとして、壁に傷をつけてしまいました!」
深島秋(暗い声で
「いいのよ。どうせもう壊す家だから」
中野(戸惑い)
「はぁ、そうなんですね……」
[SE: タンスを運ぶ]
橋本
「よし、おろすぞー。(地面に下ろす)っと。ふう。さて、集積所に運ぶのに、トラックに積んでいかないとな。先に載せる前に、分別してからのほうがいいっすよ」
中野
「そうですね」
[SE: ガラスや陶器などを分別する]
中野
「これは金属。これは木クズ。これはガラス。これは燃えるゴミ……これは……」
中野N
「そう言って、ふと手が止まった。
燃えるゴミ……そう言ってしまっていいのだろうか。
余所者の私たちからすれば、ただの災害ゴミだ。でも、ついこの間までは、これはゴミなんかじゃなかったはずだ。大事な思い出のひとつだったものなのだ」
[SE: ガラスや陶器などを分別する]
中野
「……これは可燃物。これはガラス。これは陶器……」
中野N
「分別していると、中には、貴重な品まであった」
橋本秋
「えっ、これ九谷焼の高いやつじゃないですか! これも捨てちゃうんですか!?」
中野
「このティーカップも、可愛いのに……」
深島秋
「もう、いいのよ。置いておいても仕方ないし……」
橋本
「この漆器なんかも、まだ新品じゃないですか! もったいない~」
深島秋
「欲しかったら持っていってもいいわよ。うちには置いておけないし、結局捨てるのだから、誰かが使ってくれた方が喜ぶわ」
橋本
「いいんですか? やった~」
中野
「あのぅ……この写真……大事なものなんじゃ……」
橋本
「ん? あ、ほんとだ。お孫さんの写真かな? お父さんと一緒に写ってて……捨てるには勿体無いなぁ。聞いてみます?」
中野
「そうですね。……でも……」
橋本
「うん?」
中野
「キッパリ捨てようとしているのに、掘り返すように聞いてしまうと、かえって辛く感じるかも……」
橋本
「考えすぎだって。もしかしたら捨ててほしくない写真かもしれないし。聞いてきますよ」
中野
「はい……」
深島秋
「ん? どうしたの?」
中野
「あ、この写真……残しておきますか? 大事な家族の写真ですよね?」
深島秋
「ああ……そうねぇ……うん……取っておこうかしら」
橋本
「ね? 取っておきましょうよ」
深島秋
「そうね……」
[SE: 何かがぱらりと落ちる]
中野
「あ……この絵葉書も素敵……」
深島秋
「ああ、それね。それは父の描いたものよ。絵を描くのが趣味でね。縁側から見える空とか山とか、よく描いていたわぁ。まだ他にもたくさんあって……それも処分するわ」
中野
「こんな綺麗な絵……」
深島
「気に入ったのなら、持っていく?」
中野
「……本当にいいんですか?」
深島秋
「いいのよ。どうせ捨てるのだから」
中野
「……ありがとう、ございます」
(間)
深島秋
「今日はありがとうね。本当に助かったわ。ええっと……中野さん?」
中野
「はい」
深島
「県外からきたの?」
中野
「ええ、そうです。北陸の方から」
深島
「こんなところまで、わざわざありがとうね」
中野
「──あのっ、私、この街が好きなんです。自然が豊かで、水も綺麗で、食べ物も美味しくて、前に旅行に来た時に、本当に感動して、絶対また来るって思ってたんです。それが
……こんなことになってしまって……本当に悔しくて……だから、少しでも復興のお手伝いができればと思って、来たんです。寄付も考えたのですけれど、私が出せる金額なんて、全然少ないですし……だったら、実際に行って、自分のできることで役に立ちたいと思って、それで──! それで……ボランティアに、参加したんです」
深島秋
「……そうなのね」
中野
「……はい」
深島秋(ようやく柔らかい笑みを見せて)
「ありがとうね、この街を好きって言ってくれて。……大丈夫よ。すぐにとは言えないし、以前のようにとはいかないけれど、きっとまた、元の生活が戻ってくるわよ。人間は、強いもの」
中野
「……そうですね」
深島秋
「また、元の活気が戻ったら──遊びに来てちょうだいね」
中野
「──はい!」
(間)
中野N
「──そして、20年後」
中野
「はぁ……」
中野N
「今度は私が、震災の被害にあった」
中野N
「祖母から引き継いだ家は傾き、住めなくなってしまった。
三ヶ月経ったいまもまだ、元の生活は望めない。家も傾き、すみ続けることは困難なため、すみ慣れた家を離れる決意をした」
中野N
「仮設住宅へ引っ越すために、ものを運ばなきゃいけない。でも、女手一つでは、棚やものを運ぶことができなかった。
そこで私は、災害ボランティアにお願いすることにした」
[SE: 足音]
深島花
「こんにちはー! 災害ボランティアで来ました、深島ですー!」
スタッフ1
「失礼しまーす」
スタッフ2
「よろしくお願いしますー」
中野
「はーい、ありがとう。よろしくお願いしますね」
[SE: ギシギシと、床板が鳴る音]
スタッフ1
「何処からやりますか?」
中野
「じゃあ、お二階から……大きなタンスがあるので、それを運んでください」
スタッフ1
「わかりましたー」
中野
「わざわざすみません。どうしても1人じゃ動かせなくて……」
深島花
「いいんですよ。任せてください。私の祖母も20年前に震災にあった時、ボランティアの方に助けていただいて、本当に感謝していました。その恩返しだと思ってやらせていただいてます」
中野
「そうなんですね」
[SE: 片付けを始める。]
深島花
「いいんですか? この棚、まだ使えそうなのに……」
中野
「いいの。重いし、引っ越し先に持って行けないから」
深島花
「ああ、引っ越されるんですね」
中野
「ええ。一応まだ住めるみたいだけれど、壁に亀裂が入っているし、地盤も傾いているみたいだから、もう引っ越すの。祖母から受け継いだ家だけど……まあ仕方がないわね」
深島花
「……あっ!」
[SE: ガタン]
中野
「うん? どうしました?」
深島花
「この絵……。(息を呑む)もしかして、中野さんって、20年前の震災でボランティアに参加していました……?」
中野
「え、ええ。参加してましたけれど……」
深島花
「この絵……この絵葉書……私のひいおじいちゃんの描いたものです。祖母が、ボランティアに来てくれた方に、一枚渡したんだって言ってて……もしかして、おばあちゃんが言ってたボランティアの方って──」
中野
「そんな……まさか……あの時の……」
深島花
「深島秋の孫の、深島花です。お会いできて……よかった……えへへ」
(間)
深島花
「祖母は、ずっとあなたの話をしてました。あの時来てくれて、本当に助かったって。当時、祖母は1人であの家の住んでいて、不安と寂しい気持ちでいっぱいだったみたいです。そんな時に、ボランティアの方から温かい言葉をかけてもらえて、気持ちが和らいだと言っていました。──その節は、本当にありがとうございました」
中野
「そんなふうに言ってもらえてたなんて──それで、いま、おばあさまは? 元気にしてらっしゃる?」
深島花
「──祖母は、つい2ヶ月前に病気で亡くなりました。震災があってからずっと、そのことを気にかけてて。『あの時助けてくれた人たちが今度は困っているんだ、元気だったら力になってあげたのに』って……だから、その意思を私が引き継いで、ここに来たんです。よかった……本当に良かった……お会いできて……」
中野
「そうだったの……。……ありがとうございます、来てくれて。こちらこそ、会えて良かったわ……」
深島花
「帰ったら、祖母に伝えますね。20年前のボランティアの方に会えたよって。恩返しも、ちゃんとしたよって。だから、困っていることとか、して欲しいことがあったら、なんでも言ってください。短い時間ですが、精一杯やらせてもらいますので!」
中野
「ありがとうございます。でも、無理をして、腰を痛めないようにね」
深島花
「それは……気をつけますっ!」
(間)
中野N
「崩れた家、波にさらわれた港、昔の面影が失われた街──見るたびに悲しくなってしまうけれど、決して希望の光が、耐えてしまったわけじゃない。誰かが支え、助けてくれ、そしてまた、他の誰かを支える──そうした人間の強さ、暖かさも、そこにはちゃんとあるのだ」
中野N
「大丈夫。また一歩づつ歩いて行こう。
またあの景色を、温かい笑顔を、取り戻すために」
♪エンディング~
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