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第九幕 言えずにいたこと
★R18-2
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「百子! それじゃ意味が……ぐっ!」
百子の舌が触れているところが瞬時に熱を帯び、背筋がぞくりとしたと思えば下半身に熱が集中した。そのままリップ音を立てて唇が這うものだから、その音にも反応して体が強張る。
「くそっ! どんだけ可愛いんだよ! もう容赦しねえぞ!」
陽翔は百子の唇が離れたのを見計らい、陽翔は噛み付くように彼女の唇を貪った。角度を変えて何度も舌を、唾液を絡ませていると、百子がそれに嬉々として応える。
「……っ、ふっ……」
そのため彼女を喘がそうと躍起になっていた筈が、却って陽翔が喘がされてしまう羽目になってしまう。悔しい気持ちこそあれど、そこまで彼女が陽翔との行為に夢中になっている喜びの方が数倍も勝る。陽翔は百子の頭を撫でながら唇をそっと離すと、彼女のうっとりとした小さな声が緩く弧を描いた桜桃色の唇から漏れるのを聞き、彼は自分の手を百子の双丘に、脇腹に、腹に順番に下ろしていき、内腿を撫で回したと思えば柔らかい茂みの奥にそっと指を這わせた。
「ひっ! あああっ!」
「うわ、もうこんなにトロトロ」
陽翔は百子から体を離し、両手で彼女の足をさらに広げる。彼女の茂みの奥にある、蜜をこぼし続ける秘花が物欲しそうにひくひくと動いており、その動きに時々蜜がたらりと落ちてきている様をじっくりと眺めながら、その周辺を撫で回した。
「どんどん溢れてるぞ。エロいな、百子」
「そん、なに……みない、で……」
「やだね。百子はどこも綺麗なんだから見ないなんてもったいないだろ」
百子は陽翔が無言なのに不安を覚えたが、彼がじっと自分の秘部を見つめていると理解して首を横に振ったが、彼の手が内腿を、茂みを、そっと撫でる動きにただ嬌声を上げて腰を揺らすことしかできない。下腹部が甘く疼き、じわりと蜜が溢れるような感覚があっても、陽翔は肝心のそこに一向に手を触れてはくれず、下腹部の疼きが解放されないことに、彼女はもどかしさを感じていた。
「はる、と……ああっ! ひうっ! だめ!」
それなのに花芽を縦にぬるりと舌で撫でられてしまい、百子は白い電流に打たれたように腰を跳ねさせて大きく声を上げる。今まで高められていた疼きが一気に押し寄せて弾け、頭が真っ白になってふわふわと漂うその感覚に身を任せる百子だったが、彼が舌での愛撫を止めないために、降りては登りつめることを繰り返し、その度に陸に揚げられた魚のように体を波打たせた。
(目隠し効果やべえな……めちゃくちゃエロい)
陽翔は百子の秘花から蜜が止めどなく溢れ、物欲しそうに脈動し、腰を跳ねさせている姿に思わず舌なめずりをしたくなった。視界が覆われていると聴覚や触覚が鋭くなるのは何となく分かるものの、ここまで彼女が乱れるとは思ってもみなかったのである。
(ひょっとしたら……自分の姿が見えてないからかもしれんな。今だって俺が足を開いてないのに、足を閉じようともしないしな)
陽翔は遠慮なくだらしのない顔つきをしたまま、再び花芽を舌ですくうように愛撫する。さらに秘花からとろりと蜜がこぼれ、百子の高い声が耳を伝って脳をとろけさせ、熱杭を滾らせていく。
「はる、と……! も……挿れ……」
「もっと慣らした方がいいと思うぞ」
「……い、や……はや、く……ほ、しい……」
陽翔から与えられる度重なる白い奔流に、百子は彼の気遣う声を無視して懇願するように掠れた声で告げる。早くこの下腹部の甘く痺れるようなこの疼きから解放されて一つになりたい、そんな思いを込めたのが効いたのか、ベッドの小さく軋む音が聞こえて何かが蜜口にそっと押し当てられ、百子はうっとりして彼を迎え入れるのを待つ。
「あっ……はうっ……?! そん、な……」
しかし百子の下腹部を満たしたのは、期待していた彼の熱く劣情に滾るそれではなかった。落胆しても良かったのだが、蜜口から侵入したそれは蜜壺の中をバラバラと蠢き、じんわりとした悦びをもたらして腰を揺らして嬌声を上げる。
「ナニを挿れて欲しいかは指定されてないからな。それに……」
陽翔は彼女のお腹側にある、ざらざらとした箇所を二本の指でゆっくりと円を描きながら、反対の手でそっと花芽に触れた。百子の高い悦びの声の合間に、陽翔は低く囁く。
「まだちゃんと慣らしてないだろうが。確かにシーツまでビショビショになってるが、ナカはちゃんと解さないとだろ?」
「ひっ! 言わ、な……! だめ! そこ……きも、ち、い……!」
百子は彼の言葉に体をびくんと震わせ、体の中心から熱い物が出てきてさらに体を強張らせる。そのため彼の指の感触がさらに強調され、陽翔の指の抽送も早くなり、花芽も指でこね回され、大きく白い奔流が押し寄せるのを感じた。
「百子、我慢するな、そのままイけよ」
「ああっ! はる、と! きゃああああ!」
百子はシーツをつかみ、二、三度体を跳ねさせて、白い喉をそらせる。蜜壺が蠢いて陽翔の指に絡みつき、秘花が陽翔の指を濡らした。
荒い呼吸を繰り返していた百子の視界に、唐突に丸い白が飛び込んできて思わず目を閉じる。薄目を開けてその明るさに慣れてきて再び目を見開くと、今度は陽翔の顔が飛び込んできて、ぼんやりと開いた口にするりと彼の舌が侵入してきた。タオルの目隠しが無くなったことに少しの安堵と一抹の寂しさを覚えた百子だったが、陽翔のいたわるような口づけにうっとりと身を任せる。だが蜜壺を蠢く彼の指はいつの間にか3本に増えており、再び下腹部がきゅんと疼いて彼の指が動くのを今か今かと待ち受けていた。
「ああっ! きもち、い! もっと……!」
淫靡な水音が彼の指の抽送に合わせて百子の耳を犯し、彼の指が悦い所を掠めたり擦るので、百子は恥じらいを捨てて陽翔に強請る。
「百子は俺の指が好きだもんな。こんなに咥えこんで……やらしー」
陽翔は再び彼女の秘花を覗き込む。もう片方の手で百子の花芽をこね回したりそっと撫で、百子の腰が、体が跳ねて嬌声が次第に掠れ、荒い息を繰り返す彼女の乱れる様を見ていると、熱杭の根本がひやりとして我に帰る。思わず自分の昂ぶりを見やると、先端からの蜜が溢れて根本に、茂みに貼り付いており、その事実に軽く驚愕する。
「は、る……と! おね、がい……も、挿れ……」
それに追討ちをかけるように、百子が切なげに目を細め、陽翔のわずかに脈打つ熱杭にそっと触れてしまい、少しでも焦らそうと思っていた彼の企みは落ち葉よりも軽く吹き飛んでしまう。
(くそっ! 保つ訳ねえだろ! こんなことされたら!)
「まだそんなにイッてないだろ。それなのに俺のが欲しいのか」
そう言いながらも、陽翔はベッドサイドにある避妊具の袋を手にする。それを受けてか、百子の口元がさらに綻んで陽翔の心臓を直撃した。
「うん……はると、の、それで……ふさい、で……」
「……っ! 俺を煽るとどうなるか教えてやるよ。覚悟しろ」
陽翔の眼光が劣情に塗れて鋭くなったのを、百子は待ってましたと言わんばかりに、彼に向かって両手を伸ばす。避妊具を両手で素早く装着した陽翔は、躊躇なく彼女の腕に飛び込んで何度も唇を合わせながら彼女の秘花を、花芽を熱杭の先端で縦になぞる。期待に塗れた百子の甘い声をずっと聞いていたかったものの、はちきれんばかりに欲望に膨らんだ熱杭を止めることはできなかった。陽翔は百子と唇を合わせながら蜜口にそっと先端をあてがい、ゆっくりと自身の腰を進めた。
百子の舌が触れているところが瞬時に熱を帯び、背筋がぞくりとしたと思えば下半身に熱が集中した。そのままリップ音を立てて唇が這うものだから、その音にも反応して体が強張る。
「くそっ! どんだけ可愛いんだよ! もう容赦しねえぞ!」
陽翔は百子の唇が離れたのを見計らい、陽翔は噛み付くように彼女の唇を貪った。角度を変えて何度も舌を、唾液を絡ませていると、百子がそれに嬉々として応える。
「……っ、ふっ……」
そのため彼女を喘がそうと躍起になっていた筈が、却って陽翔が喘がされてしまう羽目になってしまう。悔しい気持ちこそあれど、そこまで彼女が陽翔との行為に夢中になっている喜びの方が数倍も勝る。陽翔は百子の頭を撫でながら唇をそっと離すと、彼女のうっとりとした小さな声が緩く弧を描いた桜桃色の唇から漏れるのを聞き、彼は自分の手を百子の双丘に、脇腹に、腹に順番に下ろしていき、内腿を撫で回したと思えば柔らかい茂みの奥にそっと指を這わせた。
「ひっ! あああっ!」
「うわ、もうこんなにトロトロ」
陽翔は百子から体を離し、両手で彼女の足をさらに広げる。彼女の茂みの奥にある、蜜をこぼし続ける秘花が物欲しそうにひくひくと動いており、その動きに時々蜜がたらりと落ちてきている様をじっくりと眺めながら、その周辺を撫で回した。
「どんどん溢れてるぞ。エロいな、百子」
「そん、なに……みない、で……」
「やだね。百子はどこも綺麗なんだから見ないなんてもったいないだろ」
百子は陽翔が無言なのに不安を覚えたが、彼がじっと自分の秘部を見つめていると理解して首を横に振ったが、彼の手が内腿を、茂みを、そっと撫でる動きにただ嬌声を上げて腰を揺らすことしかできない。下腹部が甘く疼き、じわりと蜜が溢れるような感覚があっても、陽翔は肝心のそこに一向に手を触れてはくれず、下腹部の疼きが解放されないことに、彼女はもどかしさを感じていた。
「はる、と……ああっ! ひうっ! だめ!」
それなのに花芽を縦にぬるりと舌で撫でられてしまい、百子は白い電流に打たれたように腰を跳ねさせて大きく声を上げる。今まで高められていた疼きが一気に押し寄せて弾け、頭が真っ白になってふわふわと漂うその感覚に身を任せる百子だったが、彼が舌での愛撫を止めないために、降りては登りつめることを繰り返し、その度に陸に揚げられた魚のように体を波打たせた。
(目隠し効果やべえな……めちゃくちゃエロい)
陽翔は百子の秘花から蜜が止めどなく溢れ、物欲しそうに脈動し、腰を跳ねさせている姿に思わず舌なめずりをしたくなった。視界が覆われていると聴覚や触覚が鋭くなるのは何となく分かるものの、ここまで彼女が乱れるとは思ってもみなかったのである。
(ひょっとしたら……自分の姿が見えてないからかもしれんな。今だって俺が足を開いてないのに、足を閉じようともしないしな)
陽翔は遠慮なくだらしのない顔つきをしたまま、再び花芽を舌ですくうように愛撫する。さらに秘花からとろりと蜜がこぼれ、百子の高い声が耳を伝って脳をとろけさせ、熱杭を滾らせていく。
「はる、と……! も……挿れ……」
「もっと慣らした方がいいと思うぞ」
「……い、や……はや、く……ほ、しい……」
陽翔から与えられる度重なる白い奔流に、百子は彼の気遣う声を無視して懇願するように掠れた声で告げる。早くこの下腹部の甘く痺れるようなこの疼きから解放されて一つになりたい、そんな思いを込めたのが効いたのか、ベッドの小さく軋む音が聞こえて何かが蜜口にそっと押し当てられ、百子はうっとりして彼を迎え入れるのを待つ。
「あっ……はうっ……?! そん、な……」
しかし百子の下腹部を満たしたのは、期待していた彼の熱く劣情に滾るそれではなかった。落胆しても良かったのだが、蜜口から侵入したそれは蜜壺の中をバラバラと蠢き、じんわりとした悦びをもたらして腰を揺らして嬌声を上げる。
「ナニを挿れて欲しいかは指定されてないからな。それに……」
陽翔は彼女のお腹側にある、ざらざらとした箇所を二本の指でゆっくりと円を描きながら、反対の手でそっと花芽に触れた。百子の高い悦びの声の合間に、陽翔は低く囁く。
「まだちゃんと慣らしてないだろうが。確かにシーツまでビショビショになってるが、ナカはちゃんと解さないとだろ?」
「ひっ! 言わ、な……! だめ! そこ……きも、ち、い……!」
百子は彼の言葉に体をびくんと震わせ、体の中心から熱い物が出てきてさらに体を強張らせる。そのため彼の指の感触がさらに強調され、陽翔の指の抽送も早くなり、花芽も指でこね回され、大きく白い奔流が押し寄せるのを感じた。
「百子、我慢するな、そのままイけよ」
「ああっ! はる、と! きゃああああ!」
百子はシーツをつかみ、二、三度体を跳ねさせて、白い喉をそらせる。蜜壺が蠢いて陽翔の指に絡みつき、秘花が陽翔の指を濡らした。
荒い呼吸を繰り返していた百子の視界に、唐突に丸い白が飛び込んできて思わず目を閉じる。薄目を開けてその明るさに慣れてきて再び目を見開くと、今度は陽翔の顔が飛び込んできて、ぼんやりと開いた口にするりと彼の舌が侵入してきた。タオルの目隠しが無くなったことに少しの安堵と一抹の寂しさを覚えた百子だったが、陽翔のいたわるような口づけにうっとりと身を任せる。だが蜜壺を蠢く彼の指はいつの間にか3本に増えており、再び下腹部がきゅんと疼いて彼の指が動くのを今か今かと待ち受けていた。
「ああっ! きもち、い! もっと……!」
淫靡な水音が彼の指の抽送に合わせて百子の耳を犯し、彼の指が悦い所を掠めたり擦るので、百子は恥じらいを捨てて陽翔に強請る。
「百子は俺の指が好きだもんな。こんなに咥えこんで……やらしー」
陽翔は再び彼女の秘花を覗き込む。もう片方の手で百子の花芽をこね回したりそっと撫で、百子の腰が、体が跳ねて嬌声が次第に掠れ、荒い息を繰り返す彼女の乱れる様を見ていると、熱杭の根本がひやりとして我に帰る。思わず自分の昂ぶりを見やると、先端からの蜜が溢れて根本に、茂みに貼り付いており、その事実に軽く驚愕する。
「は、る……と! おね、がい……も、挿れ……」
それに追討ちをかけるように、百子が切なげに目を細め、陽翔のわずかに脈打つ熱杭にそっと触れてしまい、少しでも焦らそうと思っていた彼の企みは落ち葉よりも軽く吹き飛んでしまう。
(くそっ! 保つ訳ねえだろ! こんなことされたら!)
「まだそんなにイッてないだろ。それなのに俺のが欲しいのか」
そう言いながらも、陽翔はベッドサイドにある避妊具の袋を手にする。それを受けてか、百子の口元がさらに綻んで陽翔の心臓を直撃した。
「うん……はると、の、それで……ふさい、で……」
「……っ! 俺を煽るとどうなるか教えてやるよ。覚悟しろ」
陽翔の眼光が劣情に塗れて鋭くなったのを、百子は待ってましたと言わんばかりに、彼に向かって両手を伸ばす。避妊具を両手で素早く装着した陽翔は、躊躇なく彼女の腕に飛び込んで何度も唇を合わせながら彼女の秘花を、花芽を熱杭の先端で縦になぞる。期待に塗れた百子の甘い声をずっと聞いていたかったものの、はちきれんばかりに欲望に膨らんだ熱杭を止めることはできなかった。陽翔は百子と唇を合わせながら蜜口にそっと先端をあてがい、ゆっくりと自身の腰を進めた。
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