20 / 34
愛妻家の上司が好きなんです
1
しおりを挟むーーーーーside Mizukawa
あの雨の日から、
再びキスをする関係に戻ってしまった私たち。
以前と違うのは、ただ唇と唇を合わせるだけのキスだけじゃなくなったこと。
目と目を合わせ、そっと背中に手を回して、舌を絡ませる。
そして、次第に激しく求め合い、重なるカラダ。
世間一般で言う、完全な不倫関係。
わかってる。
これは、決して許されることではない。
この先に続くものは何もない。
…先を望んでいるわけでもないけど、
わかってるけど、私たちの選択肢はあの日から、最初から決まっていた。
あの日、あの時______
雨に濡れた私たちは、本能のままお互いを求めた。
抑えてた気持ちが全部溢れてしまって、もう、何も考えたくなかった。
ただ、目の前の大好きな人に、言葉にすることのできないこの気持ちが伝わるように、強く、強く抱きしめた。
衝動と欲求にただ身を任せ、結果、力の入らない身体を再び係長の手に委ねて、連れてきてもらったバスルーム。
冷たい雨に濡れていたはずの身体は、降り注ぐ温かいお湯の粒に包まれて、そして、お互いの体液で汚れた身体を、お互いの手のひらで優しくなぞった。
「シャンプーとか、ボディーソープ、使っちゃダメですよ。」
ふと、そう言葉にしたのは私。
まさか、そんなセリフが口から出てくるなんて、自分でもびっくりした。
昔見た映画だったか、ドラマだったか忘れたんだけど。
奥さんのいる人と恋に落ちてしまう話だった。
そこで主人公の女性が、そう言ってた。
彼は、なんで?って。
彼女は、なんでも。って、それ以上何も言わずに笑ってて、お風呂上がりでまだ水の滴る男の人をただ、ぎゅっと抱きしめた。
男の人は変なのって言って、そのまま2人は別れたんだけど、
その後、奥さんが2人の関係に気づくんだ。
仕事終わりで帰ってきたはずなのに、旦那さんからシャンプーの香りがしたから。
なるほど、女って怖いなって思った遠い記憶。
自分がそんな立場になるなんて思ってもみなかった。
でも、私は彼女みたいにはなれない。
私のものにはならなくていい。
2人浴室を出て、髪を乾かしていた私は遅れて部屋に入る。
ベッドに座って水を飲んでいる係長。
その隣に座った私と係長の間には、どんな遠慮かわからないけれど1人分くらいの隙間が空いてる。
先程まで肌を合わせていたはずなのに、逆に距離が開くと少し恥ずかしく感じてしまうのは何故だろう。
壁にかかるスーツやシャツは、まだ裾から雫を滲ませながら、エアコンの風でひらひらと揺れている。
私たちが身に纏うのは、お揃いの白いバスローブ。
お揃いなんて、なんか嬉しくて、こんなの新婚さんみたいだなって____
あぁ、夫婦なんて、
係長には、奥様がいるのにね。
一瞬でもそう思った自分を滑稽に思う。
2人を包む沈黙。
隣からは、水を飲み込む音だけが聞こえて、
係長も、何か、言葉を選んでいるような、そんな、もどかしさ。
「…ごめんなさい。」
耐えきれなくて、口を開いたのは私。
「なんで、水川さんが謝るんですか?
謝罪が必要なら、それは…こっちのセリフだよ。」
係長はどんな言葉を準備してたのだろうか。
私が謝罪の言葉を口にしたことに納得がいっていないようで、少し顰めっ面で言葉を発する。
「一度だけって…
あれからキスもしなくなって、うまく前みたいにできてたのに。せっかく、元に、戻ったのに…」
「…いや、元々、戻れてなかったんだ。
もし、今日じゃなかったとしても、いずれ、雨は、降ったよ。」
今の2人の関係を、
起きてしまったことを、許容するような係長の言葉に、少しだけ安心させられて、再び、2人の間に再び沈黙が落ちる。
「わたし…係長を、家族から、奥さんから奪おうなんて、そんなことは、思ってないですから。」
私の方にそっと伸ばされていた係長の手が止まる。
できればこんなこと、言葉にしたくなかった。
家族のこと、奥さんのことなんて気にするようになれば、それは不倫関係だと、考えたくなかったことを自分でも認めてしまうことになる。
不倫なんて他人事だった。
でも、自分がその立場に立って、
気持ちだけじゃない、抑えることのできない本能のようなものがあるなんて。知らなかった。
ただ、憧れてただけ。
とても尊敬してる人。
優しくて仕事ができる係長が好き。
前髪を下ろすと幼くなる係長が好き。
ただ、好きになっただけなのに。
この関係は許されない。
「わたしは、一緒に仕事をしている藤沢係長が好きなんです。
係長は、いつも、素敵なスーツやシワのないシャツを着て、ピカピカの靴を履いてて。
でもそれって、係長の奥様がきちんとされてるから、わたしの好きな係長がいるんです。
奥様が、栄養のあるおいしいご飯を作って、家庭を守っておられるから、係長はしっかり仕事ができるんだと思います…わたしは、そんな係長に憧れたんです。」
「そんなの、分かってるよ。分かってるけど…
こんな時に、そんな話するなんて、君はずるいな。俺がそれで君を手放せるわけないの、分かってるくせに。」
「ごめんなさい。でも、本当のことだから。係長のこと、なかったことになんて、出来ないから…
今の藤沢係長のことがすごく、好きで、尊敬してるんです。
そんな、大事な家庭がある係長を、、
求めてしまって、せっかく築いてきた係長との関係を、こんな関係にしてしまって、ごめんなさい。
わたしも分かってるのに…だめだって頭では分かってるのに…それでも、忘れられなかった。あれから、ずっと、すごく、すごく欲しかったんです。係長のこと。
一度だけなんて、無理だったんです。
本当にごめんなさい…」
私と係長の間の現実。
係長は毎日、奥さんのところに帰る。
キスも、もちろんそれ以上も、あっただろう。
でも、週5日は一緒な空間にいられる。
一緒に仕事してる時は部下の私のことを見てくれてる。
私を求めてくれてる。
女としての私じゃなくても、部下の水川を必要としてくれる、それでも嬉しかった。
「もう、謝らないで。それに君が謝ることじゃない。僕も、君を求めたんだ。
水川さんには…ひどいこと言うようだけど、僕も、家庭を一番大事にしたいと思ってるのは変わらなくて…
それなのに水川さんとこんな関係、矛盾してるんですけど。
水川さんのことも大事で、
よくわからないんだけど、一緒に仕事してる水川さんとの関係はすごく心地よくて、それは家族と同じくらい大事で、すごく大事に思ってて。
でもそれ以上、本能というのかカラダが水川さんを欲しがってるというのか。水を欲するような、、、そんな、感じ、だと思う。
ただ、分かって。俺、水川さんだから欲しかった。もし、あの時、他の人とキスしてたとしても、いや、キスも、してないと思う。
でも…こんなこと言っても水川さんにはなんの救いもないよね。
ごめん、最低だって、自分でも思う。」
自嘲気味にはっと笑って、手のひらをぎゅっと握る。
とっさに自分の両手で包んだその手は、少し冷たくて、大きくて、少しカサカサしてて、長い指は意外に節くれて、見た目にそぐわずゴツくて男らしい手だ。
私を安心させてくれる大好きな手。
「そんな、私こそ…
同じ。係長じゃなきゃ欲しいなんて思わなかった。
ずっと、欲しい気持ちが止まらなくて…
係長が私のこと好きじゃなくても、ただの性欲の吐口だったとしても、体を求められるのがこんなにも幸せなことだって___
「そんなふうには思ってないよ?大事だよ。…大事にしてあげられてないけど、大事に思ってるよ。
だから、そんなこと言わないで。自分大事にして欲しい。俺が言うのも、おかしいけど…」
「そんなふうに思ってくださって…それで、十分です。
私の好きなのは、わたしの上司の藤沢係長です。
男性としても、もちろん、人としてっていうのが根底にあって。
会社で上司と部下として一緒に仕事して、言葉を交わして、商談に行ったり、契約とって、予算達成して、一緒に喜んだり…会社での係長との関係があれば、この関係に先がなくても、大丈夫です。
______ただ、その延長線上にキスがあって、
時々、前髪のおりてる係長と抱き合えたら…こんなに幸せなことってないって、そう、思って、、」
どうしよう。
自分の想いを口にすればするほど、この関係を肯定する正当な理由なんて一つもない。
自分達の罪が浮き彫りになるだけで、この関係はあってはならないものだと、はっきりと認識されられる。
それでも、
でも、欲しい。
係長のことが欲しい。
何も考えたくない。
「君は本当に…
いっそのこと、もっとわがままになってくれたら、俺も…
「嫌いになれました?」
「____っ、
どうしても、何しても、何されても言われても、そう思えないから困ってるんだよ。」
1人分空いた空間を埋めるように、2人の体が寄り添い、係長の冷たい手がそっと頬に滑って、指で耳をなぞる。
そして、ゆっくり、お互いを見つめ合いながら、唇を合わせるだけのキスをする。
「や、こんなキス、なんか久しぶりすぎて緊張します。」
「そんなかわいいこと、言わないで。」
ホシイ
ほしい
あなたが、欲しい
「…セックスだけだって、そう割り切れれば、まだ楽だったのかな。ごめん、俺、君の全部が欲しいって、思ってしまってる。」
「係長…ごめんなさい。あたしも、わかってるんですけど、、もう理由とか言い訳とか、なんでもいい。もっと、もっと、ずっと、キス、したい、です。」
何度でも、
もう一度
もう一度
もう一度
次第に
互いの唇を激しく求め合い、絡まる舌。響く水音。
「はあっ…ね、係長、気付いてます?
今日、ここに来てから、係長、〝俺〟なんですよ。あたし、今、係長にとって、部下としてじゃなくて、1人の女ですか?」
「…君は君の想像以上に、ずっとずっと、オンナだよ。」
そう、目の前のヒトは、私の顔を包み。優しく笑った。
私のこと、“あいしてる”って、そういってるようで。
首筋に唇をつけて、バスローブの下から入り込んだ、あの、優しくて大きな手が、直に私の背中に触れる。
幸せ。
そんなこと感じてはいけないのだけれども。
触れるだけで、そばにいるだけで、幸せだって。
だけど、幸せなのにこんなにも苦しい。ただ、その痛みすら幸せだと思う程に、私はこの人に溺れてしまっている。
恋愛においてよくある、低過ぎる幸せの価値。
私は、愛だの恋だの、恋愛してる時の自分が嫌いだった。
ほんの小さな事で喜んで、今考えたらくだらないことで落ち込んで、自分の全ての感覚が左右されて、自分が自分ではないような、そんな自分が嫌いだった。
決してああはなりたくないと、過去の自分を思い返して、物分かりのいい、大人の恋愛をするようにしてた。
今も、未来の私が見たら後悔する恋をしてるのかもしれない。
でも、そんなのわからないじゃない。
幸せの価値が低すぎるのかもしれないけれど、今の自分が幸せだと感じたことは、未来の私じゃ感じることができない大事な大事な幸せな気持ちだ。未来の私が後悔するなんて知ったこっちゃない。
今、私の隣に係長がいること。
それは私の幸せなのだから。
今日、雨が降ってよかった。
今日、傘持ってなくて、よかった。
私、係長の部下で、よかった。
しばらく抱き合って、キスをして、触れ合ってた、
その時、
ヴー、ヴー、ヴー
静かなバイブ音が室内に響く。
目の前にあるのは、なんとも言えない係長の顔で。
「ごめん。」
そう、係長が呟き、立ち上がって濡れたスーツの上着のポケットを探る。
「…ごめん。もう、帰らなきゃいけない…」
「あ、…そう、ですね。」
察した。
係長の会社の携帯からはいつも音が鳴ってるから、きっとプライベートの携帯なんだろう。
これが、私と係長の現実だ。
「ごめん。」
「謝らないでください。
わたしは、それでも、この関係を望んだんですから。
また、係長と、キス、したいです。
だから、絶対、家族を不安にさせないでください。
____これ、わがままですか?」
「いや、俺も君にそのわがままを望むんだ。お互い様だよ。嫌いになんてならないよ。」
2人立ち上がって、裾から水の滴るままの濡れたスーツとコートを身につける。
「ごめん、びしょ濡れの君を送ってあげることが出来なくて申し訳ないけど…これで。」
「係長、そういうの、無しにしてください。なんか、お金は生々しいじゃないですか…係長とは対等でいたいんです。
どっちみちタクシーで帰ろうと思ってましたので。
じゃあ、お先に失礼します。お疲れ様でした。」
「ふふっ、なにそれ、会社じゃないんだから。」
「あ、そっか。つい…」
「ありがとう、また、明日。」
「はい、また、明日。」
明日。
また、会える。
それだけで、私には充分なことだから。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。

一夜の過ちで懐妊したら、溺愛が始まりました。
青花美来
恋愛
あの日、バーで出会ったのは勤務先の会社の副社長だった。
その肩書きに恐れをなして逃げた朝。
もう関わらない。そう決めたのに。
それから一ヶ月後。
「鮎原さん、ですよね?」
「……鮎原さん。お腹の赤ちゃん、産んでくれませんか」
「僕と、結婚してくれませんか」
あの一夜から、溺愛が始まりました。
冷徹上司の、甘い秘密。
青花美来
恋愛
うちの冷徹上司は、何故か私にだけ甘い。
「頼む。……この事は誰にも言わないでくれ」
「別に誰も気にしませんよ?」
「いや俺が気にする」
ひょんなことから、課長の秘密を知ってしまいました。
※同作品の全年齢対象のものを他サイト様にて公開、完結しております。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる