あの日の空を見上げながら、いつかの春を待ち続ける。

夜碧ひな

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当たり前のように紡いでいた言葉が、ちょっと色んな意見に触れるだけで怖くて怖くて仕方なくなる。

何をしたかったのか、見失う。
軸がないってこんなにも怖いことなんだ。
知ってたけど知らされた。

責任感が無いわけでも、適当に紡いでいた訳でもない。ここまで色んな思いをしてきた。それを言葉にして届ける。自分のくだらない戯言で、人に考えてもらえるきっかけとしての手伝い程度ができるならと。今日今日まで繋いできた。

でもそれがとっても怖い。
傷つけることもあれば、救われる人もいる。
言葉とはそういうものだ。きっと昔も、これからも。
難しいところに手を出したと後悔しそうになる。
だが後悔したっていい。それも人生なら、許そう。

僕の人生は物語だ。そして僕の作る物語は、全部戯言だ。くだらない言葉と馬鹿みたいな綺麗事しか言わない。正直いって無駄でしかない。
まぁでも、いいだろう。それぐらい。
生きたい理由はあっても、生きる理由なんかないだろ。
人生に価値は見いだせても、生まれ変わることの価値は分からないだろ。
所詮そんなもんだ。そういうことだ。
よし。明日からも、綺麗事と戯言を並べた無駄口を叩こうか。
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