女子に間違えられました、、

夜碧ひな

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第2章

〜最後〜 #19(Last Episode.)

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〖12/24〗
「すぅー、、
さっむ。」
「やっぱ帰る?」
「せっかく頑張ってここ抑えたんだからやろうよぉ!」
「日向の言う通り、俺らで1年分以上の思い出を最後に作ろうぜ。」
「キメてて草。」
「いいトコ取んな。」
「「「「「wwwww」」」」」
「準備開始ぃー!」

「「「「「頂きまぁーす!」」」」」
「うっま!外で食べること最近出来てないから超最高ぉ!」
「風ないし、超贅沢!」
「やっぱみんなで食べるのはいいね!」
「でもこれで最後かぁ。。」
「寂しいこと言わないでよぉ~」
「どうせみんな明日空港くるんでしょ?w」
「たしかにw」
「明日もあるっちゃあるねw」
「あ、見て!!」
「うわぁぁ!綺麗!!」
「屋上からの天然イルミネーションだ。。」
「街の灯りってこんなに明るいんだね。」
「ロマンチック~」

外は真冬。ものすごく寒いはずなのになんだか僕らのいる屋上は凄く暖かった。できるなら、ずっと。。
でも、そうできない。誰しもそういう風に選択を繰り返して、成長していくんだろうな。。

「ねぇみんなで花火しよ!」
「え、花火って、、」
「夏にやるもんじゃないの?」
「冬だって花火したいじゃん?」
「せっかくだしやるか!」

「お、火がついた!」
「おぉー!!」
「綺麗~」

「ごめんね。。
颯太と2人っきりでどこか行きたかったでしょ?」
「そんなぁ!!
こうやって呼んでもらえて良かったよ!
颯太もあんな笑ってるw」
「琳ちゃん。」
「ん?」
「颯太のこと、幸せにしてあげてね。」
「できるかな。。」
「もちろん。
信じてる。ずっと。」
「うん。頑張る。」
「うん。応援してる。」

「おい!2人っきりでイチャイチャしてねぇで花火やろうぜ!」
「冬にやる花火も捨てたもんじゃないよ!」
「早くぅー!」

「いこ!」
「うん!」


「はぁー!楽しかった!」
「深夜になる前に帰るか。」
「そうだね~」
「電車も無くなっちゃうし。」

「じゃ、行こっか。」
「あ、先行っててくれ。」
「え?」
「日向と、話したいことが。」
「わかった。」
「下にいるね。」
「おう。」

「何黄昏てんだよ。」
「わっ!
あ、みんな帰ったの?」
「片付いて、先に下行ってる。」
「ごめん、早く行こ!」
「待て。
お前、最後だって、泣いてたんだろ。」
「ち、違うよ。泣いてなんか。。」
「お前はこの屋上で何回も泣くなぁ。」
「うるさい。今日は泣いてないぃ!」
「悪かったな、ずーっと振り回して。」
「そうだよ!
琳ちゃんにやったら許さないからね!」
「え、なんで琳?」
「あ、いや、、
女の子にってこと!」
「なぁ。」
「ん?」
「誰もいないしさ、俺と、、」
「な、何...?」
「キスしない?」
「しない。」
「なんで?」
「僕は女子じゃないよ。」
「俺からしたら女子のようなもん。」
「だーめ。
ファーストキスは女の子じゃないt、、
!!」
「どう?好きになった?」
「ア、、ドドドド、、」
「好きなことは、変わんないから。」
「ママママまた、、おおおお男の子好きになっちゃったらドドドドドどうすんの!!///」
「願ったり叶ったり。」
「、、、、
バカ///」

NEXT.....Another Last.
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