17 / 20
第2章
〜2度目のコンテスト〜 #17
しおりを挟む
【教室 3-A】
今年こそは、、絶対に。。。
「日向でよくね?」
「可愛いしなぁ。」
「前回グランプリだったよね!」
「有川君ならいけるよ!」
「賛成!」
「賛成!」
「賛成!」
「じゃあ、賛成多数なんで、有川日向くんで。お願いしまぁーす。」
「なぁんでこぉーなりゅにょぉーーー!!!!」
「泣かないの。いいじゃん!
日向の集大成だよ!」
「先輩のこと思い出しちゃぁーう!」
「もう1年か、、早いねぇw」
「まさか今年も女装コンテスト出場とは、、
期待のエース。」
「誰も得しない!」
「少なくとも私はするよ?」
「琳!!」
「去年出店で忙しくて女装見れてないからちょー楽しみ!!」
「めっちゃかわいいよ!日向はもう天使!!」
「まじで!?」
「ちょっと綾芽、、ハードル上げないでよォ。。」
「大丈夫。私の手に掛かればもう最高に可愛く仕上げてあげるから!!」
「はぁ、、」
「あ、そっちのクラス誰になったの?」
「ふふふw
君たちもよぉーく知ってる人だよ?」
「「え、まさか!!」」
「なんで、、俺なの?」
「境井 颯太くんで決まりでぇーす。」
【当日】
「今年はメイドかぁ!
ヤバい、、女子なのにドキドキしてきた。。」
「それ女子なのにの使い方間違えてるよ。僕男子だから。」
「あ、そっか。
でも可愛いぃぃ!!」
「最高の出来だわ...!」
「あやめないすぅー!」
「はぁぁぁぁぁ!!!!
何...?超ォォォォ可愛いんですけど!!!」
「でしょ!?でしょ!?」
「ナイス綾芽ちゃん!」
「ねぇ、トイレ行ってきていい?」
「あ、メイク終わったんでどうぞw」
「なんか去年もあったなこんなことw」
「うわっ!女子が入ってくんなよ!!」
「だ、男子ですけど。。」
「え?」
「あ。」
「日向じゃん。」
「颯太じゃん。」
「びっくりさせんなよ。」
「可愛いね。」
「あ、あんま見ないでくれ///
ってかお前には絶対劣る!!」
「そうかな?」
「完全に女子だと思った。」
「あんたたち!
女子は女子トイレで出しなっ!!」
「あ、おかえりぃ。」
「どうしたの?ってか颯太かわい。」
「男子なのに男子トイレ入ったら清掃のおばちゃんに怒られたんですけど。」
「これは炎上案件ですよ?」
「まぁまぁw
それだけ可愛かったってことだよ。」
「てか2人とも女の子にしか見えない!」
「颯太、日向のこと抱ける?」
「だける。」
「うぇ。」
「ヤレる?」
「ヤレる。」
「うぇぇ。」
「1年前がフラッシュバック。」
「何1年前もそんな話してたの?」
「あ、やべ。。」
「あ!!これって!!男子同士が女装し合ってお互い好きになるBL物語の予感...!」
「あ、ないですよ?」
「え、綾芽ちゃんもしや腐女子?」
「あぁwそうそう。琳ちゃん知らなかったよね。
そういえばそういう設定あったなぁ。忘れてたわ。」
「愛理奈、設定とかメタいこと言わないで。」
【体育館】
「そろそろだね!!」
「来るよ来るよ!!」
「楽しみぃー!!」
「き、緊張するぅ。。」
「割と大丈夫。胸張って歩いて戻ってくれば何とかなるよ。」
「2年目にして前回の王者の心の余裕スゴすぎる。」
「きゃぁー!!」
「颯太だぁー!!」
「こっち向いてぇ!!」
「ってか顔引き締まりすぎw」
「あ、次日向だ!!」
「ひなたぁー!!」
「可愛いぃー!!」
「サイコぉー!!」
「あ、あ、!!」
「颯太2位だ!!」
「ってことは!?」
「さすがの日向だよ!!」
「やっぱ1位!!」
「最高に可愛いぃ!!」
「「「ふぅ~!!!」」」
【教室 3-A】
「ってな感じで大盛り上がりでしたよ。」
「やっぱ颯太は日向には敵わないよねぇー!」
「日向に敵無し!!」
「2人ともお疲れ様!!」
「まぁ何とかなってよかった。。」
「もうごめんだな。」
「ところでパンツは...?」
「めくるの禁止だってば!
もぉー、黒です。」
「なんだよぉー。」
「ふぅー。やっぱズボンだな。」
「え、颯太。。」
「「「「着替えが早すぎる...」」」」
「僕も着替えてくる。」
「えぇー。もうちょっと見てたいよぉー!」
「じゃあ写真撮影には応じるから好きなだけ撮って。」
「「「好きなだけって言ったな??」」」
「げっ。。」
「うわぁぁ~!!どこ行くのぉー!!」
「いや、騒がし。」
「すっかり、1時間も足止めをくらった...」
\ドンッ/
「あ、すいません。」
「こちらこそすいません。お怪我ないですか?」
「あ、はい。」
ここの廊下でちょうど1年前、朝日先輩と出会った。
先輩、元気かな。
先輩にも、私のメイド姿、見て欲しかったな。。
なんて。未練タラタラだな、、このメイド服、可愛い。
僕も、可愛くなれたなら、良かった...
今年こそは、、絶対に。。。
「日向でよくね?」
「可愛いしなぁ。」
「前回グランプリだったよね!」
「有川君ならいけるよ!」
「賛成!」
「賛成!」
「賛成!」
「じゃあ、賛成多数なんで、有川日向くんで。お願いしまぁーす。」
「なぁんでこぉーなりゅにょぉーーー!!!!」
「泣かないの。いいじゃん!
日向の集大成だよ!」
「先輩のこと思い出しちゃぁーう!」
「もう1年か、、早いねぇw」
「まさか今年も女装コンテスト出場とは、、
期待のエース。」
「誰も得しない!」
「少なくとも私はするよ?」
「琳!!」
「去年出店で忙しくて女装見れてないからちょー楽しみ!!」
「めっちゃかわいいよ!日向はもう天使!!」
「まじで!?」
「ちょっと綾芽、、ハードル上げないでよォ。。」
「大丈夫。私の手に掛かればもう最高に可愛く仕上げてあげるから!!」
「はぁ、、」
「あ、そっちのクラス誰になったの?」
「ふふふw
君たちもよぉーく知ってる人だよ?」
「「え、まさか!!」」
「なんで、、俺なの?」
「境井 颯太くんで決まりでぇーす。」
【当日】
「今年はメイドかぁ!
ヤバい、、女子なのにドキドキしてきた。。」
「それ女子なのにの使い方間違えてるよ。僕男子だから。」
「あ、そっか。
でも可愛いぃぃ!!」
「最高の出来だわ...!」
「あやめないすぅー!」
「はぁぁぁぁぁ!!!!
何...?超ォォォォ可愛いんですけど!!!」
「でしょ!?でしょ!?」
「ナイス綾芽ちゃん!」
「ねぇ、トイレ行ってきていい?」
「あ、メイク終わったんでどうぞw」
「なんか去年もあったなこんなことw」
「うわっ!女子が入ってくんなよ!!」
「だ、男子ですけど。。」
「え?」
「あ。」
「日向じゃん。」
「颯太じゃん。」
「びっくりさせんなよ。」
「可愛いね。」
「あ、あんま見ないでくれ///
ってかお前には絶対劣る!!」
「そうかな?」
「完全に女子だと思った。」
「あんたたち!
女子は女子トイレで出しなっ!!」
「あ、おかえりぃ。」
「どうしたの?ってか颯太かわい。」
「男子なのに男子トイレ入ったら清掃のおばちゃんに怒られたんですけど。」
「これは炎上案件ですよ?」
「まぁまぁw
それだけ可愛かったってことだよ。」
「てか2人とも女の子にしか見えない!」
「颯太、日向のこと抱ける?」
「だける。」
「うぇ。」
「ヤレる?」
「ヤレる。」
「うぇぇ。」
「1年前がフラッシュバック。」
「何1年前もそんな話してたの?」
「あ、やべ。。」
「あ!!これって!!男子同士が女装し合ってお互い好きになるBL物語の予感...!」
「あ、ないですよ?」
「え、綾芽ちゃんもしや腐女子?」
「あぁwそうそう。琳ちゃん知らなかったよね。
そういえばそういう設定あったなぁ。忘れてたわ。」
「愛理奈、設定とかメタいこと言わないで。」
【体育館】
「そろそろだね!!」
「来るよ来るよ!!」
「楽しみぃー!!」
「き、緊張するぅ。。」
「割と大丈夫。胸張って歩いて戻ってくれば何とかなるよ。」
「2年目にして前回の王者の心の余裕スゴすぎる。」
「きゃぁー!!」
「颯太だぁー!!」
「こっち向いてぇ!!」
「ってか顔引き締まりすぎw」
「あ、次日向だ!!」
「ひなたぁー!!」
「可愛いぃー!!」
「サイコぉー!!」
「あ、あ、!!」
「颯太2位だ!!」
「ってことは!?」
「さすがの日向だよ!!」
「やっぱ1位!!」
「最高に可愛いぃ!!」
「「「ふぅ~!!!」」」
【教室 3-A】
「ってな感じで大盛り上がりでしたよ。」
「やっぱ颯太は日向には敵わないよねぇー!」
「日向に敵無し!!」
「2人ともお疲れ様!!」
「まぁ何とかなってよかった。。」
「もうごめんだな。」
「ところでパンツは...?」
「めくるの禁止だってば!
もぉー、黒です。」
「なんだよぉー。」
「ふぅー。やっぱズボンだな。」
「え、颯太。。」
「「「「着替えが早すぎる...」」」」
「僕も着替えてくる。」
「えぇー。もうちょっと見てたいよぉー!」
「じゃあ写真撮影には応じるから好きなだけ撮って。」
「「「好きなだけって言ったな??」」」
「げっ。。」
「うわぁぁ~!!どこ行くのぉー!!」
「いや、騒がし。」
「すっかり、1時間も足止めをくらった...」
\ドンッ/
「あ、すいません。」
「こちらこそすいません。お怪我ないですか?」
「あ、はい。」
ここの廊下でちょうど1年前、朝日先輩と出会った。
先輩、元気かな。
先輩にも、私のメイド姿、見て欲しかったな。。
なんて。未練タラタラだな、、このメイド服、可愛い。
僕も、可愛くなれたなら、良かった...
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説




雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ!
コバひろ
大衆娯楽
格闘技を通して、男と女がリングで戦うことの意味、ジェンダー論を描きたく思います。また、それによる両者の苦悩、家族愛、宿命。
性差とは何か?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる